私の地元、仙台市若林区の沖野地区での災害対策について、
仙台市教育委員会発行の「まなのわ」が取り上げていましたので、
今後日本全国の災害対策の一つとして、
また学校とまちづくりの連携のモデルの一つとして、
ぜひともみなさんにご紹介したいと思います。
昨日は災害対策の面からの小中連携をご紹介しました。
おさらいですが、学校、家庭、地域が連携して子供を育むという観点から、
仙台市教育委員会が推進する取り組みの一つに、
「中学校区・学びの連携モデル事業」
という施策があります。
私の地元の沖野中学校区がこの事業に指定されています。
沖野中学校区では、教員の活動にも連携がみられています。
3校は全校教職員による全体会を3度にわたって開催し、
共通の教育目標や理想とする児童生徒像、今後5年間に行う研究の方向性などを決めました。
11月には、沖野小の自主公開研究会も開かれました。
「震災の影響でとても研究になど手が回らないから、公開研究会は断念したほうがいい。
そんな雰囲気があったのは事実です。
しかし、モデル事業の指定を受けたばかりでしたから、ほかの2校の協力を得てなんとか開催にこぎ着けたのです。」(森屋沖野小校長)
公開研究会に向けて行われた授業や検討会には沖野中の教員も必ず加わり、
公開当日も沖野中、沖野東小の全教員が参加したそうです。
お互いの授業を見学して意見交換をするこの取り組みは、その後も活発に行われています。
「小中連携にかかわることが最優先。
それが基本ですから、授業を見学させてもらえる場合は各教科の教員全員が必ず行くことにしています」(渡辺沖野中校長)
「教員のフットワークを軽くしてあげるのが、わたしたち校長の仕事。
たとえば、ほかの2校のどちらかで打ち合わせが必要な場合には学校への許可申請の文書なしでも外出できるなど、意欲的に取り組める環境を整える工夫をしています」(森屋沖野小校長)
「沖野学園構想」では現在、複数のプロジェクトが同時進行で動いています。
「自分づくり教育、学力向上、学校生活向上、特別支援教育の4つのプロジェクトがあります。
これを各学校で分担してプロジェクトリーダーを置き、それぞれの研究を進めています。」(山田沖野東小校長)
この取り組みをスムーズに進めるために不可欠な要素として、
校長間の連携をここではあげられています。
「校長どうしが密に連絡を取り合い、必要があればすぐ会合を開く。
会合の場は学校だけではありません。
小中学校の校長が集まる合同校長会が開かれた仙台市教育センター(宮城野区鶴ヶ谷北)で開いたこともありますし、校区内にある沖野市民センターに集まったこともありました」(渡辺沖野中校長)
このモデル事業の指定を受けてから今年で2年目。
その効果は早くも目に見えて現れてきたのだそうです。
「3校連携の取り組みが本格化してからの1年間を沖野小、沖野東小ですごして入学してきた沖野中の新1年生は、学習態度がそれまでの生徒たちと明らかに違うんです。
そうした変化は、周囲にも伝わるのでしょう。
地域の方たちの子どもたちを見る目が変わり、町内会も全面的にバックアップしてくれるようになりました。
PTAも変わりましたね。小中連携のおかげでPTAどうしの交流も深まり、テーマを設けてグループ討議を行うようになったんです」(渡辺沖野中校長)
公立小中学校の連携を、地域と一体になって進めていく。
地元の取り組みとして、紹介しました。
全国でもっと様々な取り組みがあると思いますが、
たまたま地元でこういうことが行われているということでご紹介しました。
ここではこういう取り組みをしているよということがあれば、
ぜひご連絡いただければと思います。
勉強したいと思います。
仙台市教育委員会発行の「まなのわ」が取り上げていましたので、
今後日本全国の災害対策の一つとして、
また学校とまちづくりの連携のモデルの一つとして、
ぜひともみなさんにご紹介したいと思います。
昨日は災害対策の面からの小中連携をご紹介しました。
おさらいですが、学校、家庭、地域が連携して子供を育むという観点から、
仙台市教育委員会が推進する取り組みの一つに、
「中学校区・学びの連携モデル事業」
という施策があります。
私の地元の沖野中学校区がこの事業に指定されています。
沖野中学校区では、教員の活動にも連携がみられています。
3校は全校教職員による全体会を3度にわたって開催し、
共通の教育目標や理想とする児童生徒像、今後5年間に行う研究の方向性などを決めました。
11月には、沖野小の自主公開研究会も開かれました。
「震災の影響でとても研究になど手が回らないから、公開研究会は断念したほうがいい。
そんな雰囲気があったのは事実です。
しかし、モデル事業の指定を受けたばかりでしたから、ほかの2校の協力を得てなんとか開催にこぎ着けたのです。」(森屋沖野小校長)
公開研究会に向けて行われた授業や検討会には沖野中の教員も必ず加わり、
公開当日も沖野中、沖野東小の全教員が参加したそうです。
お互いの授業を見学して意見交換をするこの取り組みは、その後も活発に行われています。
「小中連携にかかわることが最優先。
それが基本ですから、授業を見学させてもらえる場合は各教科の教員全員が必ず行くことにしています」(渡辺沖野中校長)
「教員のフットワークを軽くしてあげるのが、わたしたち校長の仕事。
たとえば、ほかの2校のどちらかで打ち合わせが必要な場合には学校への許可申請の文書なしでも外出できるなど、意欲的に取り組める環境を整える工夫をしています」(森屋沖野小校長)
「沖野学園構想」では現在、複数のプロジェクトが同時進行で動いています。
「自分づくり教育、学力向上、学校生活向上、特別支援教育の4つのプロジェクトがあります。
これを各学校で分担してプロジェクトリーダーを置き、それぞれの研究を進めています。」(山田沖野東小校長)
この取り組みをスムーズに進めるために不可欠な要素として、
校長間の連携をここではあげられています。
「校長どうしが密に連絡を取り合い、必要があればすぐ会合を開く。
会合の場は学校だけではありません。
小中学校の校長が集まる合同校長会が開かれた仙台市教育センター(宮城野区鶴ヶ谷北)で開いたこともありますし、校区内にある沖野市民センターに集まったこともありました」(渡辺沖野中校長)
このモデル事業の指定を受けてから今年で2年目。
その効果は早くも目に見えて現れてきたのだそうです。
「3校連携の取り組みが本格化してからの1年間を沖野小、沖野東小ですごして入学してきた沖野中の新1年生は、学習態度がそれまでの生徒たちと明らかに違うんです。
そうした変化は、周囲にも伝わるのでしょう。
地域の方たちの子どもたちを見る目が変わり、町内会も全面的にバックアップしてくれるようになりました。
PTAも変わりましたね。小中連携のおかげでPTAどうしの交流も深まり、テーマを設けてグループ討議を行うようになったんです」(渡辺沖野中校長)
公立小中学校の連携を、地域と一体になって進めていく。
地元の取り組みとして、紹介しました。
全国でもっと様々な取り組みがあると思いますが、
たまたま地元でこういうことが行われているということでご紹介しました。
ここではこういう取り組みをしているよということがあれば、
ぜひご連絡いただければと思います。
勉強したいと思います。
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