2012/08/19
9月の政局はこうなる!─民主か自民か維新か?
日本の政治の世界は、混乱が続いていましたが、
その混乱に乗じるかのように、
わが国の周辺諸国が相次いで攻勢をかけてきているように感じます。
政府が毅然たる姿勢をとるのは当たり前ですが、
周辺諸国から、
「日本を侮っては大変なことになる」
と思われるようにならないと、
再び同じことが繰り返されるように思います。
そのためには、やはりしっかりとした政治体制をつくり、
日本国内が一致団結して物事にあたっている、
「本来の日本」を取り戻すことが何よりの外交政策だと私は思っています。
そんななか、9月以降も政局はにぎやかになりそうです。
想定される日程をカレンダーで見ていき、
読んでいくことが大事ですね。
9月8日(土)通常国会閉会
9月7日‐8日 APEC首脳会議(ウラジオストク)
9月10日(月)民主党代表選告示日
9月21日(金)民主党代表選投票日
9月23日(日)? 自民党総裁選
9月29日(土)中国国交正常化40周年
これだけを見てみても、
15日の維新の会街頭演説は
民主党代表選びの真ん中にぶつけていることがわかります。
どんな絵が全国に流れるか、
どのニュースとどのニュースが取り上げられ、
どこに維新が来るのか、
戦略的に埋め込んでいく必要があるでしょうね。
巷では、10月解散説が流れているようですが、
民主党代表戦、自民党総裁選が現職再選となったとしたら、
意外とさらに先に延びるということも十分あり得るのではないか、
などと思ったりもしています。
一寸先は闇であり、
時機が来ればそれぞれの政治家の立場は一変してしまうのが、
政界のお約束です。
私のようなたまご以下の政治家は、
台風が来てしまったら壊れて終わってしまいますが、
多くの方にあたたかく温めていただき、
いつの日か孵化できるようになりたいですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
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