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米沢市の道徳教育と山形大学の有機エレクトロニクス研究センターについて─米沢視察報告

若手政治家の勉強会である林塾に参加していますが、
東北の同志で米沢の視察をしようということになり、


米沢市立興譲小学校



山形大学工学部有機エレクトロニクス研究センター

へ行ってまいりました。


米沢市議会議員の、


渋間佳寿美さん



相田光照さん



中村圭介さん



が尽力してくださり、
今回の視察は実現しました。



小野公久さん(福島県磐梯町)

大桃英樹さん(福島県南会津町議会議員)

江花圭司さん(福島県喜多方市議会議員)

阿部利基さん(宮城県石巻市)



と渡辺の8人で参加しました。


米沢市立興譲小学校は、
米沢市の中心部にある小学校で、
創立132周年、明治13年に校舎が建てられています。


明治14年には明治天皇が巡幸され、
その時の資料も小学校に残っているという、
由緒正しい学校でした。

当日はちょうど授業参観ということで、

「いのち」の授業が行われていました。

1年生から6年生まで、


生活リズムってなんだろう

目を大切にしよう

生活リズムをふり返ろう

姿勢と健康について

電子映像メディアと私たちの生活

タバコと健康

食事と健康

歯の健康


などなど、子供だけではなく、
父兄にとっても大事なテーマだなあと感じました。

そこにポイントがあるのかもしれません。


また米沢市教育委員会の先生からもご説明をいただきましたが、
米沢の道徳教育には、

国が定めた学校教育の理念に加えて、
上杉鷹山公の教えを継承し、子供たちに伝える

という考え方が明確にされています。

つまり、


国が定めた教育方針だけではなく、
その地域の特色ある教えを、
その自治体の教育計画の中に組み込んでいるということです。


具体的には、


「確かな学力」

「感性豊かな心」

「健やかな体」


の知徳体の基本に加え、

上杉鷹山公の教えのなかにある、


「目的意識の確立」

「倫理観の醸成」

「実学性の重視」



を継承する。

そして、

人はどのように生きていけばよいのか、
公共心や規範意識などの倫理観、
学んだことを生かしどう活用していくか、

を教育の場面に取り入れていくということです。


ちなみに体育館には、上杉謙信と上杉鷹山の肖像が掲げられていましたが、
これは市内の全小中学校にあるのだそうです。



さらに米沢市の小学生中学生には、

道徳郷土資料「ふるさと米沢の心」という副読本が配られます。


これは、郷土の先人の伝記、逸話などの題材を取り上げて、
その生き方、考え方などを学ばせることによって、
児童生徒の道徳性を養い、併せて郷土に対する深い理解と愛情を培うもの。


この副読本は、先生方が授業や勤務の合間を縫って、
歴史家の方に話を伺ったり、図書館などに通ったりして、
つくられたそうです。

そして、平成に入ってからはビデオ製作もし、
映像による教材の開発もしているのだそうです。


この小学校には、全国から視察がきているそうで、
道徳教育が注目されているそうです。




その後、米沢市内にある山形大学工学部の
有機エレクトロニクス研究センターを訪問しました。




有機ELの分野での権威である、


城戸淳二卓越研究教授


にご説明をいただきました。


いま米沢では、オールジャパンでの
有機エレクトロニクスのアライアンスが生まれており、

経済産業省、文部科学省、山形県が支援することに加え、
大手印刷、電機、化学の大会社、
照明用有機ELパネル会社、ベンチャー企業群、県内の中小企業が連携して、
有機EL実用化の動きが活発化しています。


城戸先生のお話からも、
なんとかしてオールジャパンで、
世界競争に勝たなければならないという思いを感じましたが、

米沢でいまこういう研究の動きがあるということは、
不勉強で知りませんでした。


グリーン・イノベーション、
低炭素社会構築、
次世代の高効率・高品質照明の技術開発、
省エネルギー革新技術開発、
次世代プリンテッドエレクトロニクス材料・プロセス基盤技術開発、

などなど、

ここの基礎研究の成否によって、
将来の日本の行く末が決まるのではないかと思えるぐらい、
重要な研究がたくさんなされています。





ここで感じたのは、政治の重要性です。

世界各国はこうした基礎研究に対し政府が積極的に支援をし、
国力を高め、新しい経済の活性化策につなげています。

しかし日本の政治家で、
こうした分野に理解のある人は少ないですね。


また城戸先生は、
起業に対する日米の文化の違いについてもお話をされていました。

アメリカは失敗しても起業チャレンジする人たちが出て来るが、
日本ではベンチャーが育たないし、
育てるためのインキュベーションも足りない。


つくる仙台としても、可能性を追求していかなければならないなと
あらためて感じました。




米沢は、仙台藩祖伊達政宗公が生まれ育った故郷でもあります。
いまの仙台があるのも米沢のおかげであり、
これからも米沢には機会があるごとに訪れてみたいなと思いました。



米沢のみなさん、ありがとうございました。


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