ある中学校の先生と会いました─教育政策とは何か - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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ある中学校の先生と会いました─教育政策とは何か

2012年07月15日 18:00

先日、ある中学校の先生とお会いしました。

教育現場でいまどういう状況なのか
聞いてほしいとのことでしたので、
よろこんでお会いしました。


お話を聞いていて、
教育の現場にはたくさんの問題点があるということもわかりましたが、


テレビやラジオでも、
ネットでも報道されず、

教育を熱く語る政治家も、
現場のことはほとんど知らないのだということが
よくわかりました。


現場の先生方と本音ベースで話をすることが、
政治には求められているのだと感じました。


最近ニュースをにぎわせている事件も、
様々な問題の結果の事件とは思いますが、

一面、その背景にある現場での先生方のご苦労について、
私たちはもっと知っておいたほうがいいのではないかと
思いました。


私が通っていた中学校は
当時仙台市内でトップの学校崩壊校で有名でしたので、
あのころを思い出しながら、
今回の事件は、本当に胸が痛みます。


しかし誰かを責めるだけで問題が解決するかというと、
そうではないのだろうと思います。


先生方の事務量の負担が大きなものになっていること、

特別支援のために労力が大きくなっていること、

不登校生徒が増えてその対応のために
先生方が一人の生徒にかかわれる時間が減っていること、

年々、新人の先生の質も低下してきていること、

先生方の研修が意味のあるものになっているのかどうかということ、

社会的に立場のあるはずなのに給食費を支払わない親がいること、



いろいろな問題があります。


行き着くところ、先生の負担が大きく、
教師の数を増やすのが一番いいというお話でした。



そこで、私の考えを先生にもお伝えしましたが、

これから少子高齢化、財政負担が大きくなる時代にあって、
あらゆる分野で、いかに予算を使わずに政策運営をしていくかが大事になってきます。

国でも自治体でもそうでしょう。

予算を増やすということは難しい時代です。


しかし小さな政府をつくればつくるほど、
行政サービスは低下し、

教育現場でいえば先生に負担がかかるか、
子どもたちにしわ寄せが来てしまいます。


私はこれからあらゆる分野で、
NPOや町内会など、
国民と行政の間にある団体を育成していき、
税制優遇や制度を整備することで、
政府は小さくしても、世の中のためになることは大きくしていくべきだと思っています。


教師の数を増やさずに、
予算をかけずに、教育の質を向上し、子供たちの将来を守っていくか、

ことばで言うのは簡単ですが、
この点に知恵を絞っていかなければならないと思っています。


先生は納得して下さり、そのためには、


「現場の先生を励ましてほしい」


ということをおっしゃいました。

なるほどと思いました。


校長先生が先生を励ますのでもいい。
教頭先生が先生を励ますのでもいい。
学年主任の先生が先生を励ますのでもいい。
地域のみなさんが先生を励ますのでもいい。


現場で頑張っている先生に、
少しでも励ましてくれる声があれば、やる気が出てきますよ、
とのことでした。

そのほか、なるほどと思うようないろいろな提案を議論しましたが、
政治家は現場の声を聞いていないということもまた事実のようです。




最後に、私の方から、
私の世代の全国各地の若い政治家の多くは、

「教育が最も大事だ」

ということを言っていますよ、
と申し上げました。

これは事実だと思います。


先生は帰り際、とてもうれしそうでした。



先生方だけではなく、
どの分野の人も、一生懸命毎日頑張っていると思います。

様々なニュースがあり、様々な政策があり、
議論の方向は一致することはなかなかないものですが、

がんばっている人に励ましの声を、
私たちの一人一人が一言でもかけられたら、

どんな政策を打ち出すよりもいい国が作れるのではないかと思いました。


ぜひみなさんも、
まわりに頑張っている先生がいらっしゃいましたら、
励ましと感謝の声をかけてみてください。

きっと子供たちも元気になることと思います。



いろんな職業のいろんな人の本音の声を聞く機会をいただくのは、
私にとっても本当にありがたいことです。

ありがとうございました。
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コメント

  1. aurora | URL | -

    ありがとう

    現場の声を真摯に受け止めてくれて、ありがとう。

    今の中学生くらいまでは、よほど恵まれた学習環境に身をおかない限り、12年間、どっぷりゆとり教育を受けている子供達なの。

    みんな、本当は能力や可能性を秘めているのに、人間的にもピュアでまっすぐなのに、行政に振り回されて疲れ果てた義務教育の現場でね、学ぶ喜びや知る喜びを経験しないまま、大人に近づいているの。

    それから、バブル世代の親御さんに、半ば育児放棄のような形で、きちんと対峙する=愛する人に本気で向き合うことを忌避されている子がたくさんいてね。

    生活指導や学習指導に、これまでの何倍も手間と労力がかかるから、先生方はね、心身共に疲弊してるの。

    だからね、人手(人材)を増やさずに、教育の質を高めることは、今以上に先生方を追い詰めかねない、ということも、知っておいて下さい。

    次代の日本を担う人材を育成するための、先行投資とは考えられないでしょうか?

    励ますだけでは、現実は変わらない。今、必要なのは、気概と謙虚に学ぶ姿勢と、子供を愛してやまない心を持った人材と、彼らを雇用するための資金です。

    でもね、政治を志す若い人達が、教育に目を向けているのは、うれしい限りです。

    憲法9条を下手にいじって、偏った愛国心や軍事教育に染まりやすい土壌を増殖しない限り、やはり、国を興すには、教育の力によるところが大きいですから。

    教育は、政治なんだな、と、経験を重ねる度に、実感しています。

    いい国にしたいよね。

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