国の境は人が決める。心の境も人が決める。─エンリケ航海王子になろう! - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
FC2ブログ

国の境は人が決める。心の境も人が決める。─エンリケ航海王子になろう!

2012年06月11日 18:00

その昔高校時代私は世界史が好きで、
山川出版社の世界史用語集を読んでは、

頻度1(最も出てこない)の用語を読んでは覚えていた
歴史マニアでした。


頻度1の「プリトゥヴィーラージラーソー」は、
チャウハーン王ヴィーラージの恋と武勲の物語。

と今でも丸暗記で覚えているわけですが、
それぐらい過去の世界の人々の生きざまに強い関心を持っていました。


そんななかで、ポルトガルに、


エンリケ航海王子


という人がいまして、これも世界史に登場します。
これは割と頻度が高い用語だったと記憶していますが、

60代で死去するまで王位につかず、
王子だった15世紀ポルトガルの人物です。

このエンリケ航海王子のおかげで、
アフリカ西部の航路が開拓され、
大航海時代が訪れるわけです。

エンリケの時代まで、
ヨーロッパの人々に知られていたアフリカ沿岸の最南端の地は
なんと、カナリア諸島より200キロ南に位置するボハドル岬でした。

つまりこの時代には、
アフリカは北部3分の1までしかその存在を知られていなかったわけです。

しかも当時は、このボハドル岬の先には世界の果てがあって(!)、
煮えたぎる海が広がっている
と信じられていました。

知らないといろいろな憶測で恐怖が生まれるものです。

当時の航海者の間でこの迷信に対する恐怖は絶大なもので、
ボハドル岬を越えての航海を実現させることは
不可能に等しかったのでした。


しかしそこは、エンリケ航海王子。

1422年頃からこの迷信に挑み続け、
たびたび探検隊を派遣しますが、
失敗を繰り返していました。


普通はそんな迷信があれば、
そこがこの世の境であって、
ボハドル岬より先に行くなどとは考えもしないことでしょう。

しかしエンリケ航海王子は、
イスラム商人を介することなく金と香辛料を求める活路を見出すために、
アフリカ西岸航路の開拓、ひいてはインド航路開拓への野望を抱き、
ボハドル岬よりも先があるのだと確信していたのでした。


1434年。
エンリケがジル・エアネスに与えて派遣した探検隊によって、
ついにこの地が踏破されます。

これにより航海者に長く信じられた迷信が打破されたのでした。

そして、アフリカ大陸西岸航路が開拓され、
のちに喜望峰が発見され、インドへと続く航路が発見される
大航海時代を世界は迎えることになります。



エンリケ航海王子以外の当時の人々は、
自分の心の中で、


「この世界の南はボハドル岬まで」


と決めつけていました。
そしてそこから先に行く人は「危ないから」誰もいませんでした。

しかし世の中を変えていく人は、
いつの時代でもその限界線を確信をもって突破していくもの。



人間の心の中も、エンリケ航海王子と一緒です。

自分にとっての限界は、けっこう自分が決めているもの。


限界を破るためにあらゆる努力をしてみる。
このことに本当の人間の生き甲斐があるものと思います。


みなさんの仕事や目標を振り返ってみて、
自分はここまでしかできないと限界を決めていませんか?

「自分のできる仕事はここまで」


そう思っているところが、
あなたにとっての「ボハドル岬」です。



限界を感じたときは、
ぜひエンリケ航海王子になってみてください。
関連記事




【お願い】つくる仙台のFacebookページにいいね!をいますぐ押してください!

↓ ↓ ↓










コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://cuccanet.blog72.fc2.com/tb.php/705-61023e83
    この記事へのトラックバック



    fx