私は誕生日が五月十日なので、
五月になるとがぜんやる気が出てくるのですが、
ゴールデンウィークが終わるころから、
五月病といわれる症状が現れる方もいらっしゃるとのことで、
以前にもこのメルマガでご紹介したことがありますが、
五月病を防ぐためのポイントを書いてみたいと思います。
なお、私は専門ではないので、
本格的に五月病だなと思われた方は、
お近くの病院で受診されることをオススメします。
あくまで私見ということでここから読んでいただければありがたく思います。
そもそも五月病とは何か?
五月病とは、新人社員や大学の新入生などに見られる、
新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称を言うのだそうです。
元々は、厳しい受験競争を勝ち抜き、
大学入学を果たした新入生が、
その後目標を失って無気力に陥る事を指したもので、
いまでは一般的に使われるようになりました。
【1、完璧主義ではなく最善主義をめざす】以前メルマガにも書きましたが、
「完璧主義を手放す(2010/12/1)」完璧主義よりも、最善主義をめざす。
4月に新しい環境でスタートすると、
あれもこれもこなさなくちゃとがんばってしまいがち。
最善主義というのは、
現実の制約の中で最善を尽くそうという考え方で、
失敗は人生の自然な一部分であり、
成功につながる欠かせない要素。
と考えることで、うまくいかなくてもいいよ、と考えるわけです。
【2、栄養と睡眠をとる】4月に新たな環境となると、
どうしても焦っていろいろがんばってしまいがちです。
お付き合いも必要でしょうし、
仕事もがんばってしまうと、時間が足りなくなってしまいます。
食事がおろそかになったり、
睡眠不足になってしまったり。
義理を欠いても、
健康に気をつけることは大事かもしれません。
栄養と睡眠を取るのと取らないのとでは、
大きなちがいが出てきます。
【3、気分転換をする】だいたいみなさんこの話をすると、
「気分転換する時間がないんだよね」
とおっしゃいます。
しかし、成功している人ほど、
自分の時間をあらかじめ決めて作り、
その時間帯に、気分転換となるプログラムを自分で組んでいます。
仕事がクライマックスを迎える時に、
1時間だけ整体に行くとか、
慌ただしい通勤時間に
好きなクラシックをひたすら聞き続けるとか、
工夫をしている人はやはり仕事もできる人が多いです。
オススメはやはりスポーツをすることでしょうか。
五月に適度なスポーツをしてみましょう。
【4、相談する】自分の調子が悪いことを人に相談するというのは、
特にプライドの高い人にとっては
なかなかむずかしいことです。
人に話すことで楽になるということもありますし、
意外と自分が悩んでいることは大したことではないと気付いたりもします。
しかしそれだけではなく、
いろんな方の相談を受ける立場に立ってみてはじめてわかるのですが、
誰かに相談できる人のほうが
明らかに成果を出しているということです。
客観的に見て、
経営者が一人のコンサルタントに相談しているということはよくありますが、
事業をうまく発展させている人は、
法律については弁護士に相談、
税金については税理士に相談、
経営については経営コンサルタントに相談、
営業については営業支援コンサルタントに相談、
資金繰りについては資金繰りのプロに相談、
メンタルについてはかかりつけのお医者さんに相談
などなど、自分のいろいろな分野の知り合いに
それぞれ、忌憚なく相談している人が
事業をうまく運んでいると
最近特に思っています。
新入生であっても、
新入社員であっても、
同じですね。
相談できる人は結果として強いです。
他にもこうやって五月病を克服したらどうでしょう
というアドバイスがありましたら、教えてください。
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