3割を超えられない選手は、3割を目標にしている

また、日々の仕事の中で、
ビジネスでも個人的なものでも、
数値目標を立てている人もきっと多いことと思います。


以前このメルマガで、
落合博満前中日監督の本をご紹介しましたが、



若手諸君、成長したけりゃ結婚しよう─落合博満『采配』




落合さんは、


「達成不可能に思える目標」こそ数字に勝つ唯一の方法である


と言っています。

三冠王を三回もとった選手なわけですが、
落合さんが言うには、


打率三割を超えられない選手は、三割を目標にしている。

打率が三割を超える選手は、三割三分を目標にしている。


のだそうです。

これは野球選手に限らず、
どんな仕事にでも言えるのではないでしょうか。


負荷をかけて伸びしろいっぱいまで仕事をしてみる。

これ以上いくと、ゴムが切れてしまうと分かった時、
自分の限界が見えてきますね。

この限界が見えるまでやることが大事なんだろうと思います。
ほとんどの人はここまでやらないので、
差がつくのはここなんでしょうね。


上司として部下に対しても、
ぎりぎりの負荷を与えてみるのもいいでしょうね。

成長のチャンスです。

もちろんそのためには、
自分自身が限界にチャレンジしていなければなりませんし、

部下が伸びしろの限界を見ることができたときに、
心から喜びほめてあげなければならないでしょうね。

それがあれば、どれだけ厳しい指導をしても、
人はついてくるんだろうと思います。


打率三割を目標にしている人は、
ぜひとも今日から三割三分を目標にしてみましょう！