防衛大臣は、ブータン国王が来日された晩さん会に出席せず、
政治資金パーティーを優先したり、
大臣就任以来その言動がおかしいという理由で、
また山岡国務大臣はマルチ商法業者から政治献金を受けたという理由で、
それぞれ責任を取るべきだと国会の過半数が賛成し、決議されました。
にもかかわらず、
本日現在、お二人の大臣ともに、責任を取られておりません。
国会の過半数がやめるべきといっているのに、
二人の大臣は日本国民の最高議決機関である
国会の意思を完全に無視をしています。
私はこれはおかしいのではないかと思っております。
お二人の大臣は、
国会の過半数の意思、つまり国民の意思を否定しております。
これでは何のための国会なのか分かりません。
大臣の問責決議が可決されたその後に、
国会は閉会されました。
そして、いまではもうこのことは終わったことであるかのように、
政治家の誰も、この件について触れておりません。
両大臣は国会の意思を受け入れ、
いますぐにでも辞任すべきであるし、
野党各党は国会がたとえ終わっても、辞任を引き続き要求するべきだと思います。
与党であれ、野党であれ、
国民の声をしっかりと聞き、
その集大成である国会の決議を尊重した政治をつくる、
そうでなければ、政治不信はますます高まってしまうのではないかと
私は危惧をしております。
私たち日本人は過去、いかなる自然災害も乗り越え、戦後の荒廃も乗り越え、
勤勉に働き、お互いに協力し合って、
何度も奇跡の復興を遂げてきました。
私たちにはそのDNAがあると確信しております。
いま、多くの人が、
政治の世界はおかしい、これからの日本はいったいどうなるのかと、
大きな不安を抱いております。
そうであるからこそ、やはり私たち一人一人が、
こうした今の政治はおかしいのではないかと、
立ち上がる必要があるのではないでしょうか。
何らかの行動をしていかなければならないのではないでしょうか。
日本の未来のために、必死に生きていく必要があるのではないでしょうか。
私たち若い世代がこれから先頭に立って、
復興をにない、
新しい仕事をつくる、
新しい農業をつくる、
新しい街をつくる、
全国に誇れる、
世界に誇れる仙台を、宮城を、日本を
つくってまいりたいと思っております。
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