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開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』

私が創業し、代表取締役を務めている

「株式会社つくる仙台」
⇒ https://tsukurusendai.com/

では、平成26年と27年に、中小企業庁「地域創業促進支援事業」の委託を受け、
起業したいという方々のための創業スクールを開催しました。

その後数年がたち、現在では、
その受講生が起業家として各方面で羽ばたき大活躍しています。

あの時の卒業生たちの活躍ぶりを耳にするにつけ、
すばらしいことだと思いながら、

私も負けないように頑張ろうと思いますし、
今年も新たな起業志望者が続くような仕組みづくりをしていきたいと思っています。

令和3年からは、

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」を開講し、

多くの起業家・起業志望者が参加、
そのうち2社が誕生、現在1社が設立準備中であり、
また、受講生が起業支援にも携わっています。

オンラインではありますが、
起業家のみなさんが続々と集まり、
熱伝導が起こってきつつあるなと感じています。



さて、毎年、日本政策金融公庫では、
起業に関する調査を公表していますので、

起業支援をしている方々、
起業したいなと思っている方々は
目を通しておくのがよいのではないかと思っています。

ちなみに過去の調査についても、
紹介しております。


「約7割が開業に満足、約9割が売上高を拡大したいと回答
~日本政策金融公庫総合研究所『2021年度新規開業実態調査』」(R4/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2930.html

「売上が増加傾向の開業者は半数を下回る
~日本政策金融公庫総合研究所『2020年度新規開業実態調査』」(R3/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2816.html

「開業費用は少額化の傾向、「500万円未満」で開業する割合は1991年度以来最高
~日本政策金融公庫総合研究所『2019年度新規開業実態調査』」(R2/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2814.html

「趣味起業家の実態と課題~『2018年度新規開業実態調査(特別調査)』」(H31/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2576.html

「開業者に占める女性の割合は過去最高ー日本政策金融公庫総合研究所『2017年度新規開業実態調査』」(H30/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2429.html

「開業時の平均年齢は42.5歳─日本政策金融公庫総合研究所「2016年度新規開業実態調査」」(H29/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2266.html

「『中小企業の海外事業再編』~海外撤退の実態とその後の事業展開~(日本公庫総研レポート)」(H28/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2057.html

「新規開業企業は既存企業よりも売上増加傾向が顕著─日本政策金融公庫「2014年度新規開業実態調査」」(H27/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1662.html

「女性起業家の開業が経済活性化のカギを握る─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H26/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1296.html

「55歳以上シニア起業家の開業─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H25/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-918.html


この調査をもとに私自身も毎年、
起業支援の方向性や政策を考えています。

この調査を読み、
女性起業家支援に力を入れた年もあれば、
海外ビジネス支援を重視すべきと考えた年もありました。

ここ数年は「アフターコロナの起業はどうあるべきか」、
その影響が注目されているところです。


今回最新の調査は、以下のレポートです。

【開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める
~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』】
(2022年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_221130_1.pdf



以下、シェアしていきます。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【引用ここから】


【一 調査の目的と実施要領】

1 調査目的

 日本政策金融公庫総合研究所では、新規開業企業の実態を把握するため、
1991年度から毎年「新規開業実態調査」を実施しており、
開業者の属性や開業費用など時系列で比較可能なデータを中心に蓄積してきた。
 そこで、今年度実施した「2022年度新規開業実態調査」の結果とともに、
過去のデータも用いながら、新規開業企業の実態がどのように変化してきたのか、その特徴を分析した。

2  実施要領

(1)調査時点 2022年9月
(2)調査対象 日本政策金融公庫国民生活事業が2021年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、
融資時点で開業後1年以内の企業4,817社(不動産賃貸業を除く)
(3)調査方法 郵送によるアンケート(回収は郵送およびインターネット)、アンケートは無記名
(4)回 収 数 1,122社(回収率23.3%)
(5)経営形態 個人企業60.5%法人企業39.5%(開業時)



【二 調査結果】

1 開業者の属性とキャリア

~開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める~

○ 開業時の年齢は「40歳代」の割合が35.3%と最も高く、
次いで「30歳代」が30.7%を占めている。
「29歳以下」が2021年度から2年連続で増加している。

○ 開業時の平均年齢は43.5歳で、2018年度以降43歳台が続いている。


~女性の割合は上昇傾向~

○ 開業者に占める女性の割合は24.5%と調査開始以来最も高くなった。

○ 最終学歴は、最も高い割合となったのは「大学・大学院」の39.6%で、
次いで「高校」が27.0%、「専修・各種学校」が24.1%となっている。


~経験のある分野での開業が多い~

○ 開業直前の職業は「正社員・正職員(管理職)」の割合が39.2%と最も高い。
それに次いで「正社員・正職員(管理職以外)」が29.3%を占める。

○ 勤務キャリアは、開業者のうち「勤務経験」のある割合は98.0%、
「斯業経験」のある割合は82.9%、「管理職経験」のある割合は64.3%である。
経験年数の平均は「勤務経験」が20.3年、「斯業経験」が14.0年であり、
多くの開業者が実務経験をもっている。



2 開業動機と事業の決定理由

~最も多い開業動機は「自由に仕事がしたかった」~

○ 開業直前の勤務先を離職した理由をみると、
「自らの意思による退職」が86.6%を占める。
「勤務先の倒産・廃業」「事業部門の縮小・撤退」「解雇」を合わせた
「勤務先都合」による離職は8.2%となっている。

○ 開業動機は、「自由に仕事がしたかった」(56.6%)、
「収入を増やしたかった」(47.2%)、
「仕事の経験・知識や資格を生かしたかった」(44.5%)の順に多い。


~事業の決定理由は「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」が最も多い~

○ 現在の事業に決めた理由は、
「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」(44.0%)の割合が最も高く、
「身につけた資格や知識を生かせるから」(19.1%)、
「地域や社会が必要とする事業だから」(14.3%)が続く。

○ 開業者の性別でみると、
「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」の割合は男性の方が高い。
「身につけた資格や知識を生かせるから」
「地域や社会が必要とする事業だから」の割合は女性の方が高い。



3 企業の属性

~開業業種は「サービス業」が約3割と最も多い~

○ 開業業種は、「サービス業」(29.4%)、「医療・福祉」(16.4%)、
「小売業」(13.8%)の順に多い。
「サービス業」の割合は2018年度以降5年連続で上昇している。


~調査時点の平均従業者数は開業時から1.0人増加~

○ 開業時の平均従業者数は3.1人で、減少傾向にある。

○ 調査時点の従業者数は4.1人で、開業時から1.0人増加している。
開業時と調査時点の平均従業者数の内訳をみると、
「常勤役員・正社員」が0.8人から1.1人、
「パートタイマー・アルバイト」が0.9人から1.4人へと、
それぞれ0.4人、0.5人増えている。



4 開業費用と資金調達

~「250万円未満」で開業する割合は増加傾向~

○ 開業費用の分布をみると、「250万円未満」(21.7%)と
「250万~500万円未満」(21.4%)で4割以上を占める。
「250万円未満」で開業する割合は増加傾向にある。

○ 開業費用の平均値は1,077万円、中央値は550万円であった。


~金融機関等からの借入と自己資金が資金調達額の大半を占める~

○ 開業時の資金調達額は平均1,274万円であった。

○ 資金調達先は、「金融機関等からの借入」が平均882万円
(平均調達額に占める割合は69.2%)、
「自己資金」が平均271万円(同21.3%)で、両者で全体の90.5%を占める。



5 開業後の状況と開業にかかる課題

~自身の収入を事業のみから得ている開業者は約6割~

○ 主な事業所までの通勤時間(片道)は、
「1~15分未満」(31.3%)と「1分未満」(28.0%)で半数を超える。

○ 1週間当たりの労働時間は、「50時間以上」が50.8%となっている。

○ 事業からの収入が経営者本人の定期的な収入に占める割合は、
「100%(ほかの収入はない)」が56.8%と最も高い。

○ 事業からの収入が世帯収入に占める割合は、
「100%(ほかの収入はない)」が31.0%となっている。


~売り上げが「増加傾向」である開業者が半数を超える~

○ 現在の月商は「100万円未満」が42.3%、「100万~500万円未満」が41.1%となった。

○ 予想月商達成率は、「100~125%未満」が20.6%、「125%以上」が34.6%となった。
予想月商を達成した割合は55.2%と半数を超えている。

○ 現在の売上状況が「増加傾向」の割合は52.4%、
「減少傾向」の割合は10.5%となっている。

○ 現在の採算状況が「黒字基調」の割合は64.5%、
「赤字基調」の割合は35.5%となっている。


~「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などが課題~

○ 開業時に苦労したことは、
「資金繰り、資金調達」(57.1%)、
「顧客・販路の開拓」(47.4%)、
「財務・税務・法務に関する知識の不足」(31.0%)の順に多い。

○ 現在苦労していることは、
「顧客・販路の開拓」(47.7%)、
「資金繰り、資金調達」(35.9%)、
「従業員の確保」(27.5%)の順となった。

開業時と比べて、「資金繰り、資金調達」の割合は20ポイント以上低下したが、
「従業員の確保」の割合は10ポイント近く上昇している。


6 現在の満足度と今後の方針

~7割以上が開業に「満足」~

○ 開業の総合的な満足度をみると、
「かなり満足」が29.7%、「やや満足」が44.1%であり、
開業者の7割以上が「満足」している。
項目別に「かなり満足」と「やや満足」を合わせた「満足」の割合をみると、
仕事のやりがい(自分の能力の発揮)は80.5%、
ワークライフバランスは51.6%、事業からの収入は30.2%となっている。

○ 今後の方針は、売上高を「拡大したい」が85.1%、
商圏を「拡大したい」が57.4%となっている。


7 新型コロナウイルス感染症の影響

~7割以上の開業者がマイナスの影響が「ある」と回答~

○ 新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」開業者の割合は、
調査時点で75.7%となった。

○ マイナスの影響が「ある」割合を業種別にみると、
「飲食店・宿泊業」(96.4%)と「運輸業」(95.1%)で特に高い。

○ マイナスの影響の内容は、
「国内の一般消費者の需要が減っている」が44.7%と最も多く、
次いで「原材料・商品が手に入りにくくなっている(仕入価格の上昇を含む)」が39.5%となっている。



【三 まとめ】 

○ 女性開業者の割合は調査開始以来最高
開業者に占める女性の割合は、24.5%と1991年度の調査開始以降で最も高くなった。

○ 開業費用が「250万円未満」の開業者が2割以上
開業費用の分布をみると、「250万円未満」の割合は21.7%、
「250万~500万円未満」は21.4%となった。
「250万円未満」で開業する割合は増加傾向にある。

○ 売り上げが「増加傾向」である開業者が半数を超える
現在の売上状況が「増加傾向」の割合は52.4%と半数を超えている。
「減少傾向」は10.5%となった。
現在の採算状況は、「黒字基調」の割合が64.5%、
「赤字基調」の割合が35.5%となっている。

○「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などが課題
開業時に苦労したことは、「資金繰り、資金調達」(57.1%)、
「顧客・販路の開拓」(47.4%)、
「財務・税務・法務に関する知識の不足」(31.0%)などとなっている。
現在苦労していることは、「顧客・販路の開拓」(47.7%)、
「資金繰り、資金調達」(35.9%)、「従業員の確保」(27.5%)の順に多い。

○ 7割以上が開業に「満足」している
開業の総合的な満足度では「かなり満足」が29.7%、「やや満足」が44.1%と、
73.8%が開業に「満足」している。
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた「満足」の割合を項目別にみると、
仕事のやりがい(自分の能力の発揮)で80.5%と特に高く、
ワークライフバランスは51.6%、事業からの収入は30.2%となっている。

○ 新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」開業者が7割以上
新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」との回答割合は、
調査時点で75.7%となった。
業種別にみると、「飲食店・宿泊業」(96.4%)と「運輸業」(95.1%)で9割を超える。


【引用ここまで】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この資料を読むことで、これから起業しようと思っている人や、
起業直後に日本政策金融公庫から創業融資を受けるという、
オーソドックスな取組をされる起業家の方には、
非常に分析のしがいのあるデータであると思います。

公庫が創業融資の支援をしている事業者の、
自己資金割合の平均が21.3%というデータがありました。

詳しくみてみると、

開業時の資金調達額の平均は1,274万円
自己資金の平均額は271万円

ということで、

「必要な資金調達額のおよそ5分の1を自己資金としている」、

とわかります。

こういうデータはなかなか出てこないので、非常にわかりやすいですね。
自分が創業融資を受ける際の参考になります。


起業志望の方、
起業したばかりの方、
そして経営者になってまだこれからという方は、

この日本政策金融公庫のデータも
ぜひ参考にしていただければと思います。


【開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める
~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』】
(2022年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_221130_1.pdf






令和5年3月まで!
「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」無料体験講座!
⇒ https://forms.gle/LKm2kmjb4yk9mNkQ7

【R5年度第3期生募集は近日中にFBページでご案内します】
↓↓↓↓↓↓↓↓
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【起業志望者はぜひごらんください!】

「起業集団つくる仙台」Facebookページ
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