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高知県に障害者スポーツ、文化芸術振興分野の視察調査に行ってきました!その1

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11月7日、8日と、
宮城県議会会派、自由民主党・県民会議の先輩議員である、
菊地恵一県議、高橋伸二県議とともに、

障害者スポーツ、文化芸術振興分野の行政調査ということで、
高知県に視察に行ってまいりました。

今日は、前半障害者スポーツ振興について、
皆さんにシェアします。



【高知県立障害者スポーツセンター】


高橋伸二県議は宮城県障害者スポーツ協会副会長、
私も協会の理事を務めているということもあり、
他県の障害者スポーツ振興の先進事例を共有し、
また抱える課題を共有するという意味でおうかがいいたしました。

指導員の北村さんに現場の課題など詳細にうかがうことができ、
参考になる話ばかりでした。

障害者スポーツの国体といわれる、

「全国障害者スポーツ大会」

は、例年皇太子殿下御臨席のもと、
今年は福井県で第18回目の大会が開催されたところです。

この全国障害者スポーツ大会、
実は第1回大会が平成13年宮城県で開催されており、
第2回大会が翌平成14年に高知県で開催されたのでした。

高知県は東西に長く、移動にも時間がかかるため、
障害者スポーツの地域格差が大きく、
センターの設置条例にも地域振興がうたわれていないため、
高知市から離れるほど
障害者がスポーツに触れる機会を提供するのが難しいとのことで、
このことは高知ほどではないにしても宮城県においても課題となることであると感じました。

センターの職員体制は限られた予算のなかで、
頑張っておられるようでしたが、
体制として今の30代が弱い部分があり、
2020年東京パラまでは障害者スポーツ振興の機運があるわけですが、
その後の継続性に不安があるのではないかとのことでした。
宮城県の障害者スポーツの世界も同様の面があるように感じます。


障害者スポーツの世界は分野によって、
またパラリンピックのレベルから
普通の障害者の方が日常スポーツを楽しむというレベルまで多種多様ですが、

指導員の方のお話では、
知的障害の方が「ゴロ卓球」に熱心に取り組まれ、
少し上達しラリーが好きになって、
バスを乗り継いでこのセンターに通ってくれるようになった、
ということがあったそうです。

また、障害者スポーツを推進するにあたり、
特に子供たちは「自信がない子が多い」とのこと、
人に見られることに抵抗感があったりもするのだそうで、

しかし少しずつスポーツに取り組むことで、
できなかったことができるようになったり、
タイムが向上することで「自信」が生まれてくるとのこと。

これは、障害者スポーツ推進のひとつの大きな価値だと私も思っていることで、
障害者・健常者に関わらず、
スポーツを通して「自信」を持つことができる、
それは自己肯定感であるのだとも思いますが、
結果として周囲との人間関係も良好になったり、
社会性も生まれてくるきっかけになるのだと思います。

スポーツで優秀な成績を上げることも大切であるとは思いますが、
それ以上に人生に豊かさをもたらしてくれるものでもあると思う次第です。


しかし課題もないわけではありません。

とくに発達障害児は18歳まで児童デイサービスを通して、
様々な支援や情報を得ることができるのですが、
社会へ出たあとの支援体制が課題であるようです。

支援学校を卒業するときに障害者スポーツの情報提供や登録をしてもらい、
課題がある子は社会福祉協議会でバックアップするなどの仕組みづくりが必要で、
一般就労した方が支援の網からもれてしまうという現状について、
大きな課題であると感じました。


また高知県では福祉教育の推進にも力を入れているとのことで、
ウィルチェアー(車いす)ラグビーで東京パラリンピックに挑む
池透暢選手が高知県出身とのことで、

前回銅メダルを獲得したリオパラより上の成績をめざし、
努力をされているそうですが、

この池選手が小中学校など学校現場に出向き、
子供たちとともにスポーツで汗を流し、
自身の体験を語っているのだそうです。

障害者スポーツを通した福祉教育の推進であり、
障害者の方々にとっても非常に意義のあることとのお話でした。


池選手は自分にも厳しく、
また車いすラグビーの選手の方々は、
体育館での練習後、自分たちで床掃除をしっかりやっているのだそうです。

こうした姿勢を障害者の人たちにもみてほしいというのが、
指導員の方のお話でした。

もちろん社会的にそして制度的にも、
障害者の方々を応援していかなければならないわけですが、

あれをくれこれをくれというのではなく、
障害を持ったからこそ社会に還元できることがあるのであって、
何ができるかを考えることだということでした。

こうした選手や指導員の方の思いが、スポーツを通して、
障害者の世界にとどまらない大きな世界をつくっていくのではないかと感じました。


私のテーマとしては障害者スポーツの指導者育成も課題でしたので
いろいろとお話をうかがうことができました。

指導者育成には職業として関わる方に
重点的に取り組むことがよいのではないかとのことで、

市町村、保健師、社協職員、民生委員など福祉関係、
スポーツ推進委員、学校の先生などに、
部分的に推薦でもよいので取っていただくのが必要であろうと。

また民間でも児童デイなどは自主的に指導員資格を取っているそうです。

課題としてはこれも地域性が偏らない仕組みづくりが大事と。


現場の障害者スポーツ指導員の方のお話は大変勉強になりましたし
高知県としての課題、宮城県としての課題のちがいも参考になりました。



ーーーーーーーーーーーーーーー

ひきつづき明日以降、文化芸術振興、
インフラ整備についての内容を皆さんにシェアしたいと思います。



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