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【渡辺勝幸一般質問】【大綱4】本県が推進する観光政策について(終)【第365回宮城県議会】

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9月28日、
第365回宮城県議会(平成30年9月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしています。


4回目として、

大綱4 本県が推進する観光政策について

内容をお伝えしたいと思います。






【大綱4】本県が推進する観光政策について


(1)海外サポートデスクの充実について


大綱四点目、「本県が推進する観光政策について」おうかがいいたします。

東北運輸局が発表した平成三十年一月から六月までの上半期におけ
外国人宿泊者数は、宮城県で十五万四千百人と前年同期より四十五%増加をしました。
さらに東北全体で見ると、
台湾からの観光客が五十三%増の二十二万八千六百三十人で
最も多く全体の四割を占めています。

現在宮城県では、台湾にサポートデスクを設置しており、
旅行会社へのツアー造成の働きかけをはじめ、
アジアプロモーション課を中心に
活発に取り組んでいる成果が表れてきているものと感じております
私も実際にサポートデスクの委託先である民間会社の社長と意見交換をしましたが、
積極的に宮城県を売り込んでいただいていると感じたところであります。
しかしこの委託先は、他県のサポートデスクも委託しているとのことで
他県の売り込みもしておられます。
広域観光という観点から隣県とセットで取り組むということは重要でありますが、
一方で他県との差別化の観点も重要であります。
サポートデスクの予算を増額させ、専属化を図り、
宮城県の税金を使い有効に宮城県を売り込むという姿勢も重要であると考えますが、
知事の見解をおうかがいいたします。


(2)映画等での観光地造成について


一方の台湾もまた観光産業に力を入れているようであります。
有名な観光地である九?という町は、台北から車で一時間ほどでありますが、
昔は何もなかった土地であったものの、
十九世紀末に金が発掘され日本統治時代に栄え、
そしてその後急速に衰退していきました。

しかし平成元年、台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市』のロケ地となったことにより、
九?ブームが起こり今では世界的な観光地になっているそうであります。
映画のロケ地にならなければ衰退したままであったということを考えると、
映画のロケ地となることは世界的観光地になるための
チャンスにもなるといえるでしょう。

現在「せんだい・宮城フィルムコミッション」が
ロケ地撮影の支援や誘致活動を積極的に行っていますが、
こうした活動をするフィルムコミッションは全国に三百以上あるといわれ、
この差別化もまた重要であり、宮城を売り込む意欲が誘致の大きな力になるわけで、
動画もたいへんよろしいのではありますが、
村井知事が先頭に立って映画を誘致していくことも検討するべきと考えます。
知事の見解をおうかがいいたします。


(3)欧米豪を対象とした誘客について


次に「欧米豪を対象とした誘客」についておうかがいします。
本県ではトレッキングコース「オルレ」の気仙沼市唐桑コースが十月七日、
東松島市奥松島コースが八日に開設されると聞いております。
オルレはチェジュ島が発祥の地であり、九州オルレ、
そしてモンゴルオルレとアジア各地で誕生しており、
オルレをきっかけとしたインバウンド効果による誘客に
期待を寄せているところであります。

先日、モンゴルオルレについて調査をしてまいりましたが、
モンゴルの大草原への観光旅行は、欧米富裕層からの人気も高いそうであります。
実際にモンゴルオルレでは、雄大な草原を背景としたコース、
ゲルから見える星空、羊の肉など遊牧民の生活を体験するという
非日常的アクティビティと相まって、
現地周辺にはロシアやヨーロッパからの誘客があるようであります
近年、インバウンドというと東アジアからの誘客がメインと考えがちではありますが、
宮城オルレにとどまらず、宮城の観光地や自然の風景、
そして何より食材王国みやぎでありますので、
食という観点からみれば、欧米豪を対象とした誘客にも、
力を入れていくことで大きな効果が出るのではないかと感じたところであります。

重点市場である東アジアを対象とした誘客プロモーションも必要ではありますが、
チェジュオルレやモンゴルオルレ、
九州オルレとのちがいが見える磨き上げをしながら、
国内観光客の誘客、欧米豪をターゲットとした誘客プロモーション
展開していくことで、既存のオルレとの相乗効果を
図ることができるものと考えますが、知事の見解をおうかがいいたします。


(4)アウトバウンド対策について見解如何


先程述べましたように、東北への訪日外国人客は増加しており、
観光は本県にとって重要施策の一つであり、大きなチャンスであるといえます。
しかし現在の本県の観光政策はインバウンドに偏りすぎるきらいがあり、
アウトバウンドへの対策が後手に回っているように感じます。

心理学に「返報性の原理」というものがあります。
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、
お返しをしなければならないという感情を抱くというものがそれですが、
観光も同様ではないでしょうか。
アウトバウンドがあってはじめてインバウンドがある、
そのような観点から、宮城から世界への環境整備が必要です。

ピーチアビエーションが仙台空港を拠点化し台北線を就航させたことで、
仙台から東京へ新幹線で行くよりも安い値段で、
台湾へ行くことができるようになりました。
この効果は大きく、東北から台湾へ出かける方が増加しており、
冬ダイヤからは週十三便になるとのことです。
やはりインバウンドも重要ですが、こうしたアウトバウンド、
つまり東北から世界を訪れる方を同時に増やしていかなければ、
インバウンドだけに重点的に取り組んだとしても効果はあらわれないものと考えます。
県として、現在アウトバウンド対策にどのように取り組んでいるか
そして他県との差別化も必要でありますので、
他県にないアウトバウンド政策として
どのような取り組みを今後進めていくつもりなのか、おうかがいいたします。

以上、大綱四点につき壇上からの質問を終わります。
御清聴いただきまして誠にありがとうございました。








質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。

すべてにお返事はできませんが、
今後の活動に役立ててまいります。





「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-category-42.html


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【渡辺勝幸一般質問要旨】


【大綱1】県内各分野における地域リーダーの育成について
     以下3点について知事の所見を伺いたい。

(1)地域で将来活躍する青年世代の育成が我が県における真の地方創生であり、
  30年先に各界で活躍する人材を育てるためにも、
  青少年育成事業に本腰を入れて取り組むべきだがどうか。

(2)新規就農対策以上に、未来の宮城の農業を担う農家子弟など
  青年世代を育成することに重点を置くべきと考えるがどうか。

(3)町内会・自治会の会長、行政区長への知事表彰や研修充実、
  宮城県自治会連合会加入団体育成のための助成が、
  地域コミュニティの活性化に大いに資すると考えるがどうか。


【大綱2】外国人材の受け入れ推進とその課題について
     以下3点について知事及び警察本部長の所見を伺いたい。

(1)国では外国人介護人材の活用のための施策が進められているが、
  外国人の活用も含め、介護人材不足への対処について現状認識はどうか。

(2)外国人技能実習生と地域をつなぐプログラム等の取組を更に進めるとともに、
  外国人技能実習生等の移民に対し、
  日本語や日本文化を学ぶ機会を行政が提供すべきと思うがどうか。

(3)本格的な外国人材の受入や観光・インバウンド政策の推進に当たり、
  県民の安全・安心を確保すべきだが、
  我が県における外国人の犯罪の現状と今後の対策はどうか。


【大綱3】安全安心のまちづくりについて
     以下3点について知事及び警察本部長の所見を伺いたい。

(1)今月、仙台市で発生した事件により警察官が殉職したが、
  過去の殉職警察官の人数はどうか。
  また、今回の遺族への対応及び治安を守る
  最前線の「交番の安全対策強化」が急務だと思うがどうか。

(2)北海道胆振東部地震直後に北海道全域で大規模停電が発生し
  我が県においても想定・対応を十分に考える必要があるが、
  大規模停電が起きた際の県としての想定及び対策はどうか。

(3)主要農作物種子法の廃止を受け、
  種子生産体制の堅持やみやぎ米のブランド化、
  優良品種開発のためには、他県の状況や法律廃止の趣旨も踏まえ、
  要綱ではなく条例制定を検討すべきと思うがどうか。


【大綱4】本県が推進する観光政策について
     以下4点について知事の所見を伺いたい。

(1)我が県では台湾にサポートデスクを設置しているが、
  他県と共通の委託先となっており、差別化の観点から予算を増額し
  専属化を図ることが重要だと思うがどうか。

(2)「せんだい・宮城フィルムコミッション」が積極的にロケ地撮影支援や誘致活動を
  行っているが、差別化が重要であり、宮城を売り込む意欲が大きな力となることから、
  知事が先頭に立った映画の誘致を検討すべきと思うがどうか。

(3)来月、気仙沼市等でオルレが開設されるが、
  東アジアに加え国内や欧米豪対象の誘客プロモーションの展開により、
  海外や国内の既存オルレとの相乗効果が期待できると思うがどうか

(4)インバウンドだけに重点的に取り組むのではなく、
  宮城から世界への環境整備が必要であり、
  現在のアウトバウンド対策について、他県にない今後の取組の進め方と併せてどうか。


【一般質問要旨ここまで】
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