燃料物資が入手できないこともあり、
ボランティアの方々が被災地には少ないので、
仙台で余裕がある人たちが
沿岸部の避難所を支援したりという状況が多いようです。
しかしそれも限界があります。
それでも、
東北道は全国各地からの応援車両でいっぱいです。
本当にありがたいなあと思います。
消防車や自衛隊だけでなく、
レンタカーで物資やガソリンをもって駆け付ける人たちも
多いようです。
こうなってくると、みんなで応援しながらも、
自分は何もできないでいるなと思う人もいるかもしれませんが、
卑下することはありません。
募金に寄付したり、自分の仕事をきちんとして日本経済を回す、
それぞれがそれぞれの持ち場でやるべきことを尽くすこと、
これが大事なんだと思います。
そして、災害になるといつもそうですが、
不平や不満がいろんなところから湧き出てきます。
え、こんなところからというような不満も出てきたり。
一生懸命正義感をもって活動している人たちからだって
もちろん出てきますし、
まったく被害を受けていない人からも出てくるものです。
どの災害の時もいつもそういう経験をしました。
そして、不満が怒りに変わると、怒りが伝染したりします。
そしてやがて一周して自分が怒られたりして、
なんだべ、となります。
これを解決するには、
感謝することしかありません。
今日こんなにがんばっている人を知りました。
こういうことができるのはすごいね、ありがたいね。
こんな状況の中でここまでしてくれた。
不満をぶつけてくる人だって、
こんな状況のなか頑張ってるからこその怒り、
ありがたいねと。
私は仙台から戻ってすぐに親族の不幸があり、
岐阜県に行きました。
災害とはまたちがった悲しみのなか、
やはりそこには生命の終わりがあって、
悲しいものです。
私も涙を流しました。
しかし悲しみながら、
地域の人が協力してくれてお葬式を出せるありがたさ。
花輪を送ってくださったり、弔電をいただけるありがたさ。
それに伴い、花屋さんががんばってくれて、
電報屋さんががんばってくれて、
お坊さんがお経を読んでくださるありがたさ。
火葬場で火葬できるありがたさ。
骨壷が手に入るありがたさ。
いろんな人たちのいろんながんばりが、
一人の不幸を支えてくれるということを
あらためて感じました。
そして一人の生命がなくなるこの瞬間にも、
新しい生命が生まれています。
ばあちゃんが亡くなっても、
ひ孫たちは楽しく遊びまわっています。
だから、
がれきに埋もれて機能を停止した町も、
必ずや生まれ変わります。
破壊されるものがあれば
そこには必ず創造されるものがある
そんなことを今週は感じていました。
【ということで告知】
花見をします。
ただの花見ではなく、東北産品を持ち寄りましょうという企画です。
前回メルマガオフ会には30人集まっていただきましたが、
今回は数名でもやりたいと思います。
4月3日(日)昼
代々木公園にて
もう何人かは、宮城県の産品を買ってくださっているそうですので、
ご参加希望の方はぜひ何か東北のものを持ち寄っていただけるとうれしいです。
参加希望の方は渡辺までご連絡くださいませ。
ちなみに、アンテナショップは以下の通りです。
近くにお立ちよりの際はぜひお買い上げいただければ嬉しいです。
宮城ふるさとプラザCOCOMIYAGI東京都豊島区東池袋1-2-2東池ビル1・2F(JR池袋駅東口徒歩2分)
TEL.03-5956-3511
ふくしま市場〒134-0084
東京都江戸川区東葛西9-3-3 イトーヨーカドー葛西店内1F
TEL:03-5659-2762 FAX:03-5659-0881
営業時間 10:00~21:00
いわて銀河プラザ〒104-0061東京都中央区銀座5-15-1
南海東京ビル1F
TEL:03-3524-8282(代表)
FAX:03-3524-8286
地下鉄日比谷線「東銀座駅」6番出口前
都営浅草線「東銀座駅」A1出口 徒歩1分
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