日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」(2017年1月26日) - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】

渡辺勝幸について

【現職】
宮城県議会議員【仙台市若林区選出】
 宮城県議会 保健福祉委員会委員。
 宮城県議会 地域防災調査特別委員会委員。
 宮城県議会 議会改革推進会議委員。
 宮城県議会 政務活動費運用検討会議 検討委員。
 宮城県議会 決算特別委員会理事。

自由民主党・県民会議
 事務局次長。
 医療・福祉議員連盟 事務局次長。
 環境・エネルギー議員連盟 事務局次長。
 芸術文化議員連盟 事務局次長。
 防災議員連盟 事務局次長。
 日越(ベトナム)交流宮城県議会議員連盟 事務局次長。
 観光・情報議員連盟 事務局次長。
宮城県議会全国和牛能力共進会宮城大会を支援する議員連盟 副幹事長。
北朝鮮に拉致された日本人を救出し支援する宮城県議の会 事務局長。
宮城県議会国際リニアコライダーの誘致議員連盟 事務局長。
神道政治連盟宮城県本部議員連絡協議会 幹事。

自由民主党宮城県支部連合会
 県民運動本部 副本部長。
 憲法改正推進本部 事務局長。
 女性活躍推進本部 副本部長。
 青年局 局長代理。

仙石線整備促進期成同盟会 顧問。
全日本不動産政治連盟宮城県本部 顧問。
宮城県理容生活衛生同業組合 仙台若林支部 顧問。
宮城県私立幼稚園PTA連合会 常任委員長。
宮城県障害者スポーツ指導者協議会 副会長。
仙台市南地区交通安全協会六郷支部 顧問。
社会福祉法人ウェル千寿会 評議員。
宮城県薬剤師連盟 政策強化委員。

東北大学大学院情報科学研究科 非常勤講師(情報技術経営論)。
起業集団「株式会社つくる仙台」代表取締役。
ミラサポ(中小企業庁委託中小企業支援事業)専門家。
仙台東倫理法人会 監査。

仙台市立沖野東小学校PTA会長。
 沖東夏まつり実行委員会委員長。沖野学園学校支援地域本部協議会副会長。沖野中学校区青少年健全育成連絡協議会副会長。仙台市PTA協議会研修交流委員会委員。若林区まちづくり協議会会員。仙台市立沖野東小学校施設開放管理運営委員会委員長、学校保健委員会副委員長、学校関係者評価委員。沖野中学校区災害対策委員会委員。
沖野東学区民体育振興会参与。沖父ちゃん会(沖野東小おやじの会)顧問。沖野学区連合町内会大運動会実行委員会委員。仙台沖野ソフトボールリーグ顧問。






【経歴】 昭和50年5月10日生まれ。宮城県仙台市若林区出身。41歳。

昭和57年 沖野幼稚園(仙台市若林区)卒園
昭和63年 青森市立筒井小学校卒業
平成3年 仙台市立沖野中学校卒業
平成 6年 宮城県仙台第一高等学校卒業(高46回。二年間応援団長を務める)
平成11年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
     国会議員政策担当秘書資格試験合格

平成12年 参議院議員市川一朗(宮城県選挙区)政策担当秘書
平成13年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了
平成19年 参議院自民党秘書会幹事(平成22年まで)
平成22年 参議院議員市川一朗政策担当秘書を退職

平成23年 経済産業省後援 起業支援ドリームゲートアドバイザー(平成24年まで)
     宮城県議会選挙(若林選挙区)に無所属で出馬

平成24年 林英臣政経塾塾生(東北七期)、大阪維新の会維新政治塾塾生、公益社団法人仙台青年会議所 会員開発委員会委員
平成25年 公益社団法人仙台青年会議所地域共同開発委員会幹事。仙台東倫理法人会幹事(青年委員長)。沖父ちゃん会(沖野東小おやじの会)初代会長
平成26年 東北大学大学院情報科学研究科講師(情報技術経営論・非常勤。現職)。
公益社団法人仙台青年会議所会員開発委員会委員。公益社団法人日本青年会議所憲法論議推進委員会委員。公益社団法人日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会LOM協働委員会委員。

平成27年 宮城県議会議員【仙台市若林選挙区】に初当選。宮城県議会経済商工観光委員会委員、産業振興対策調査特別委員会委員。

公益社団法人仙台青年会議所 総務委員会副委員長。公益社団法人日本青年会議所 日本の未来選択委員会委員。



【渡辺勝幸応援団から、平成28年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成27年政治活動についての講評】

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日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」(2017年1月26日)

2017年06月09日 00:37

つくる仙台では、平成26年と27年に、
中小企業庁「地域創業促進支援事業」の委託を受け、
起業したいという方々のための創業スクールを開催しました。

その後、受講生が起業家として各方面で羽ばたいています。
すばらしいことだと思いながら、
私も負けないように頑張ろうと思いますし、
新たな起業志望者が続くような仕組みも大事だなあと思っているところです。



毎年、日本政策金融公庫では、
起業に関する調査を公表していますので、
起業支援をしている方々、
起業したいなと思っている方々は
目を通しておくのがよいのではないかと思っています。

ちなみに過去の調査についても、
紹介しております。


「開業時の平均年齢は42.5歳
 ─日本政策金融公庫総合研究所「2016年度新規開業実態調査」」(H29/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2266.html

「『中小企業の海外事業再編』~海外撤退の実態とその後の事業展開~(日本公庫総研レポート)」(H28/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2057.html

「新規開業企業は既存企業よりも売上増加傾向が顕著─日本政策金融公庫「2014年度新規開業実態調査」」(H27/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1662.html

「女性起業家の開業が経済活性化のカギを握る─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H26/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1296.html

「55歳以上シニア起業家の開業─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H25/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-918.html


この調査をもとに私自身も、
起業支援の方向性を考えています。

この調査を読み、
女性起業家支援に力を入れた年もあれば、
海外ビジネス支援を重視すべきと考えた年もありました。



今回最新の調査は、以下のレポートです。




日本政策金融公庫総合研究所
「起業と起業意識に関する調査」~アンケート結果の概要~
(2017年1月26日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_170126_1.pdf








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【引用ここから】


【2】 調査結果

1 起業意識の分布(事前調査)

~18歳から69歳の人口のうち、起業家(2011年以降に自ら事業を始めた人)の割合は1.5%、
起業関心層は14.3%を占める~

○ 事業経営経験の有無、自分が起業した事業かどうか、
起業年、起業への関心の有無の4項目によって調査対象を類型化したところ
起業無関心層(経営経験がなく、以前も今も起業に関心のない人)は全体(全国の18歳から69歳までの男女)のうち60.6%を占める。

一方、起業関心層(経営経験がなく、現在起業に関心がある人)は14.3%、
起業家(2011年以降に自分で事業を起業し、現在も経営している人)は1.5%であった。

○ 性別にみると、男性は起業家が2.3%、起業関心層が17.7%を占め、
女性は起業家が0.7%、起業関心層が11.0%を占める。


2 起業家、起業関心層、起業無関心層の違い(詳細調査)

(1)属性 ~起業関心層は相対的に若い~

○ 起業家、起業関心層は男性の割合が女性よりも高いのに対して、
起業無関心層は女性の割合が高い。

○ 年齢(起業家は起業時の年齢)については、
起業関心層では「29歳以下」の割合が26.3%と、
起業家(20.0%)、起業無関心層(17.9%)よりも高く、
相対的に若い。

○ 身近な起業家が「いない」とする割合は、
起業無関心層は70.8%にのぼるのに対して、
起業関心層は43.0%、起業家は28.4%である。

身近な起業家として「両親」「その他の親戚」
「友人・知人」をあげる割合は、
いずれも起業家が他の類型よりも明らかに高い。


(2)職業経験 ~起業家は相対的に小さな企業から生まれている~

○ 今までの勤務企業数をみると、
「0社」の割合が起業無関心層で9.2%と他の類型よりもわずかに高いが、
いずれの類型でも9割以上の人が勤務を経験している。

◯ 職業(起業家は起業直前の職業)については、
起業家は「会社や団体の常勤役員」、
「会社や官公庁・団体の正社員・正職員」の割合が他の類型よりも高く、
起業無関心層は「専業主婦・主夫」「無職」が相対的に高い。

○ 勤務先(起業家は開業直前の勤務先)の従業員規模が「19人以下」の割合は、
起業家が41.8%と最も高く、起業無関心層(25.7%)、起業関心層(24.9%)と続く。
起業家は小さな企業から生まれる割合が相対的に高いといえる。

◯  起業家は管理職経験のある割合が48.1%と、
起業関心層(28.4%)、起業無関心層(15.2%)よりも高い。


3 起業関心層が起業していない理由(詳細調査:起業関心層)

~大きな理由は「自己資金が不足している」
「失敗したときのリスクが大きい」~

◯ 起業関心層に対してまだ起業していない理由を尋ねたところ、
「自己資金が不足している」をあげる割合が58.6%と最も高く、
「失敗したときのリスクが大きい」(37.5%)、
「ビジネスのアイデアが思いつかない」(34.6%)がそれに次ぐ。

○ これを性別にみると、「自己資金が不足している」
「失敗したときのリスクが大きい」をあげる割合が男女ともに高い。

○ 年齢階層別にみると、29歳以下から50歳代までの年齢層で
「自己資金が不足している」をあげる割合が最も高い。
それに次いで、29歳以下では「失敗したときのリスクが大きい」
「ビジネスのアイデアが思いつかない」の割合が高く、
30歳代から50歳代にかけては「失敗したときのリスクが高い」が高い。
60歳代では「十分な収入を得られそうにない」をあげる割合が最も高く、
「自己資金が不足している」が続く。

○ 自己資金不足や失敗時のリスクの大きさが、
男女や多くの年齢層において起業に踏み切れない大きな理由であるといえる。


4 起業家の実態(詳細調査:起業家)

(1)事業の属性
~起業家のおよそ4分の3が本人1人だけで起業し、
 7割近くが自宅で事業を営む~

◯ 起業した業種をみると、
「個人向けサービス業」の割合が20.0%と最も高く、
「事業所向けサービス業」(17.1%)、
「小売業」(10.7%)と続く。

◯ 組織形態は「個人企業」が84.9%にのぼる。

◯ 起業時の従業員数をみると、
「1人(本人のみ)」が74.6%を占めている。
起業時から平均2.4年経過した現在でもこの割合は66.2%であり、
起業家の多くは本人のみで事業を営んでいる。

◯ 主な営業場所は、「自宅と同じ場所」の割合が68.7%を占めている。


(2)起業費用とその調達

~およそ4分の3が自己資金のみで起業~

◯ 起業費用をみると、「100万円未満」と少額の資金で起業する割合が54.3%を占める。

◯ 起業費用調達額に対する満足度について、
「希望どおり調達できた」をあげる割合は80.9%にのぼり、
「少し不足した」(13.5%)、「かなり不足した」(5.5%)を大きく上回る。

◯ 起業費用に占める自己資金割合が「100%(すべて自己資金)」である割合は75.1%を占める。
この割合を起業費用別にみると、
起業費用が100万円未満の起業家では91.0%にのぼるが、
起業費用が高額になるにつれて低くなる。

◯ 起業時における金融機関からの借り入れの有無をみると、
「あり」の割合は11.9%である。
この割合は、起業費用100万円未満の起業家では0.6%にすぎないが、
同100万円以上500万円未満では11.1%、
同500万円以上では49.9%と高まる。


(3)売り上げと業績
~売上規模は総じて小さいが、約4割が増加傾向にある~

◯ 現在の月商(1か月当たりの売上高)をみると、
「30万円未満」の割合が42.1%を占めており、売上規模は総じて小さい。

◯ 売り上げは増加傾向かという問いに対して
「当てはまる」とする割合は37.1%、
「当てはまらない」は31.1%、
「どちらともいえない」は31.8%である。

 これを自己資金割合別にみると、
「100%(すべて自己資金)」と「100%未満」に有意な差はない。
一方、起業費用調達額に対する満足度別では、
「希望どおり調達できた」とする起業家では「当てはまる」の割合が38.5%と、
「少し不足した」起業家(31.5%)、「かなり不足した」起業家(30.8%)を 上回り、
「当てはまらない」の割合については逆の傾向が明確にみられる。



~起業費用調達額に対する満足度が高い起業家は、
起業後の業績は相対的によい~

◯ 事業は軌道に乗っているかという問いに対して「当てはまる」とする割合は35.9%である。

この割合を自己資金割合別にみると、その多寡によって大きな差はみられない。
一方、起業費用調達額に対する満足度別にみると、
「希望どおり調達できた」起業家は「当てはまる」の割合が38.9%を占め、
「少し不足した」起業家(24.0%)、
「かなり不足した」起業家(21.0%)よりも高く、
「当てはまらない」の割合については逆の傾向が明確にみられる。

◯ 収入に対して「満足」とする割合は25.8%、
「不満」は46.5%、「どちらともいえない」は27.8%である。

この割合を自己資金割合別にみると、
「100%(すべて自己資金)」である起業家は「満足」とする割合は23.6%と、
「100%未満」の32.5%を下回る。
一方、起業費用調達額に対する満足度別にみると、
「希望どおり調達できた」起業家は「満足」の割合が28.8%を占め、
「少し不足した」起業家(15.6%)、
「かなり不足した」起業家(7.2%)よりも明らかに高い。


5 副業による起業(詳細調査:起業家)

(1)定義と構成比
~起業家のうち、勤務しながら起業した人は27.5%~

◯ 一般的な起業パターンは勤務を辞めてから起業するものであるが、
勤務しながら起業するパターンも存在する。
前者を「専業起業」、後者を「副業起業」と定義する。
また副業起業のうち、現時点でも勤務しているパターンを「副業継続」、
現在は勤務を辞めて事業を専業としているパターンを「専業移行」と定義する。

◯ 起業時点において「専業起業」は72.5%を占め、
「副業起業」は27.5%を占める。
また、現時点でみると「専業移行」は14.9%、
「副業継続」は12.6%となる(「専業起業」72.5%は不変)。

◯ 起業パターン別に業種をみると、
副業起業は「医療、福祉」「個人向けサービス業」「不動産業、物品賃貸業」
の割合が専業起業と比べてやや高く、
「建設業」「事業所向けサービス業」の割合がやや低い。


(2)属性
~「副業起業」は女性、若年層で相対的に多い~

◯ 起業パターン別に性別をみると、
専業起業では女性の割合が19.3%であるのに対して、
副業起業では30.2%と相対的に高い。

◯ 起業時の年齢については、
副業起業では「29歳以下」の割合が32.1%と専業起業(12.4%)よりも高く、
副業起業のほうが相対的に若い。

◯ 起業直前の職業をみると、
副業起業は「会社や官公庁・団体の正社員・正職員」の割合が49.7%と専業起業(60.8%)よりも低く、
逆に「非正社員」の割合は34.2%と専業起業(24.3%)よりも高い。

◯ 起業直前の勤務先の従業員規模をみると、
副業起業では「300人以上」の割合が33.0%を占め、
専業起業(25.7%)よりもやや高い。
「19人以下」の割合は起業パターンによる差異はみられない。


(3)副業として起業した理由
~「勤務者としての不安・不満」「本格的な起業準備」が大きな理由~

○ 副業起業をした人について、
勤務しながら副業として起業した理由をみると、
「勤務収入が少ないから」をあげる割合が43.2%と最も高く、
「いずれ勤務を辞めて独立したいから」(38.5%)がそれに次ぐ。

◯ 起業理由を4つに区分すると、
「勤務者としての不安・不満」が65.6%、
「本格的な起業の準備」が56.0%を占める。


(4)勤務との関係
~多くは勤務先の仕事と無関係の事業、仕事時間に占める割合も小さい~

◯ 副業起業の事業内容と勤務先の仕事との関係をみると、
「勤務先での仕事と関連がない」が51.7%と過半を占める。

○ 現在も勤務しながら副業として事業を継続している人について、
仕事時間のうち副業として起業した事業に費やしている時間の割合をみると、
「副業にはほとんど時間を費やしていない」が21.6%、
「25%未満」が29.8%を占め、両者で過半を占める。


(5)業績
~「専業移行」は「専業起業」よりも業績は総じて良好~

◯ 売り上げは増加傾向かという問いに対して
「当てはまる」とする割合は、
専業起業では34.8%、副業継続では31.4%、専業移行では45.0%である。
専業移行は専業起業よりも増加傾向とする割合が高く、
副業継続は専業起業と大きな差異はない。

◯ 事業は軌道に乗っているかという問いに対して「当てはまる」とする割合は、
専業起業では34.0%、副業継続では35.3%、専業移行では47.4%である。
専業移行は専業起業よりも軌道に乗っている割合が高く、
副業継続は専業起業と大きな差異はない。

○ 収入に対する満足度をみると、「満足」とする割合は、
専業起業では23.0%、副業継続では34.9%、専業移行では35.2%である。
専業移行は専業起業よりも「満足」である割合が高い。
また副業継続でも専業起業よりも高くなっているが、
これは勤務収入も得ていることがその背景にあると思われる。

○ 以上のとおり業績についてみると、
専業移行は専業起業よりも総じて良好であるといえる。


6 勤務者における副業起業の意向と問題点等(詳細調査:起業関心層および起業無関心層のうち、勤務者)
~勤務者の約2割が副業起業の意向~

○ 起業関心層および起業無関心層のうち、
勤務者を対象に勤務先における副業の禁止状況を尋ねたところ、
「禁止されている」と回答した人の割合は38.1%、
原則的に禁止されているが一定要件等を満たせば例外的に認められる」は6.3%であった。

○ これを勤務先の従業員規模別にみると、
「禁止されている」は19人以下の企業に勤務している人では18.4%であるが、
300人以上の企業では50.8%を占める。

◯ 副業が認められた場合を想定して副業起業の希望の有無を尋ねたところ、
「あり」の割合は勤務者の19.5%を占めた。

◯ この割合は、男性、40歳代以下の年齢層、
300人以上の企業に勤務している人において相対的に高い。


~「勤務者としての不安・不満」が副業起業を希望する大きな理由~

◯ 副業起業を希望する理由をみると、
「勤務収入が少ないから」と回答する割合が73.6%と最も高く、
「勤務先の先行きが不安だから」(44.7%)、
「空いている時間を活用できるから」(35.6%)、
「自分のキャリアアップにつながるから」(33.0%)と続く。

◯ 希望理由を4つに区分すると、
「勤務者としての不安・不満」が83.8%にのぼり最も高い。


~勤務者が副業起業をすると問題になりそうなことは、「勤務先との関係」~

◯ 副業起業を希望する人に対して問題になりそうなことを尋ねたところ、
「勤務先が副業を禁止している」と回答する割合が33.9%と最も高かった。
それに次いで、「体力や気力が続きそうにない」(29.2%)、
「勤務先の仕事がおろそかになりそう」(28.8%)、
「家庭生活との両立が難しい」(27.7%)と続く。

◯ 問題になりそうなことを3つに区分すると、
「勤務先との関係」が60.4%と最も高い。





3 まとめ

 起業関心層(経営経験がなく、現在起業に関心がある人)が
起業に踏み切れない大きな理由は、自己資金不足と失敗時のリスクの大きさである。

 しかし起業家(2011年以降に自分で事業を始め、現在も経営している人)の実態をみると、
自己資金だけで起業することにこだわらず、
資金調達先の幅を広げて適正な起業費用を希望どおり調達した起業家のほうが良好な業績をあげている。

また、勤務先を辞めて専業として事業を始めた起業家よりも
副業起業(勤務しながらの起業)を経た起業家のほうが相対的に良好な業績をあげており、
副業起業は失敗のリスクを小さくするための選択肢であるといえる

 起業関心層を起業家として顕在化させるには、
自己資金以外にも資金調達の選択肢を増やすことの重要性を周知するとともに、
副業起業の希望を実現しやすい環境をつくることが重要である。


1 自己資金不足と失敗時のリスクの大きさが、起業に踏み切れない大きな理由。
 起業関心層(経営経験がなく、現在起業に関心がある人)が起業していない理由としてあげる割合が高いものは、
「自己資金が不足している」「失敗したときのリスクが大きい」の2つである。
これは男女や多くの年齢層に共通している。

2 自己資金割合の多寡よりも、希望どおりの起業費用を調達できたかどうかのほうが、起業後の業績を左右する。
 起業家(2011年以降に自分で事業を始め、現在も経営している人)について現在の業績をみると、
自己資金割合(起業費用に占める自己資金の割合)の多寡によって業績に大きな差は生じていない。
一方、起業費用を希望どおりに調達できた起業家は相対的に良好な業績をあげている。
自己資金だけで起業することにこだわるよりも、
資金調達先の幅を広げて適正な起業費用を希望どおりに調達するほうが重要であるといえる。

3 勤務しながら事業を始める「副業起業」は起業家の27.5%を占める。
勤務者の起業を、「専業起業」(勤務を辞めてから起業)、
「副業起業」(勤務しながら起業)に分けると、
「副業起業」は27.5%を占める。

4 「副業起業」は失敗のリスクを小さくするための選択肢である。
「副業起業」をさらに「副業継続」(現在も勤務しながら事業を継続)と
「専業移行」(勤務を辞めて事業を専業化)に分けたうえで業績を比較すると、
「専業移行」は「専業起業」よりも良好な業績をあげている起業家の割合が高い。
勤務しながら事業を営んだことで、
本格的な起業に向けての準備ができたことがその背景にあるものと思われる。
副業起業は失敗のリスクを小さくするための選択肢の一つであるといえる。

以上を踏まえると、起業関心層を起業家として顕在化させるには、
自己資金以外にも資金調達の選択肢を増やすことの重要性を周知するとともに、
副業起業の希望を実現しやすい環境をつくることが重要である。



【引用ここまで】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



起業志望の方、
起業したばかりの方、
そして経営者になってまだこれからという方は、

ぜひ参考にしていただければと思います。


自己資金以外にも資金調達の選択肢を増やすことの重要性を周知するとともに、
 副業起業の希望を実現しやすい環境をつくることが重要」


これを考えると、
やはり「クラウドファンディング」を起業志望者がどう使っていくかということ、
このことに力を入れていかなければと思います。




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