2017年02月27日 23:59
平成28年は、渡辺勝幸が年明けから
県議会議員としてスタートを切る初めての年になった。
政治家として始まったこの一年に、渡辺は何を決意し、
どのように力を発揮していったのだろうか。
まず、渡辺が県議として力を入れたことは、
「強い経済をつくる」という公約だ。
渡辺は宮城県議会において、経済商工観光委員会委員に所属し、
宮城県の創造的復興の実現に向けて活動してきた。
仙台空港民営化をはじめとする県内経済の活性化、
中小企業の振興、インバウンド対策をはじめとする観光振興策の実現などに携わってきた。
県議会の一般質問では、渡辺は真っ先に、
宮城県が掲げる「創造的復興」の意義について知事に問いかけた。
その強い姿勢は、その場の質問ででは終わらない迫力を感じるものだった。
その背景には何があるのか?
渡辺は、県議になる前から築いてきた活動を、
平成28年も継続する決意をもって、
県議としての活動に挑んでいた。
渡辺は平成28年の年初に、
2つの大きな目標を掲げている。
1つ目は、「宮城県議会議員として、政策立案能力を極めること」、
2つ目は「従来進めてきた起業支援活動を、進化させること」だ。
この2つ目の目標である「起業支援活動」の中心は、
平成24年に渡辺が設立した「株式会社つくる仙台」の活動である。
そこでは、起業支援の実務に加え、
宮城県に起業家を育成する教育にも力を注いできた。
特に平成26年と平成27年に開講した
「起業集団つくる仙台創業スクール」の卒業生の中には、
今、実際に起業をして活躍している者もいる。
県議となった平成28年は、公務が膨大に増え、
時間的には非常に厳しい制約があった。
しかし、それでも渡辺はつくる仙台の活動はやめなかった。
「つくる起業倶楽部例会」を継続的に開催し、
起業志望者や起業家を応援したいという経営者を実際にまとめるほか、
具体的なコンサルタントを通じても起業家を育て続けている。
もう1つの起業支援活動がある。
平成28年4月から8月にかけて、東北大学大学院情報科学研究科において、
情報技術経営論の講義を担当した。
渡辺がこの講座を持つのは今年で3年目となる。
起業家学を教えるこの授業では、
受講者が社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的としている。
今、宮城県が目指す「創造的復興」には、
中小企業支援や創業支援を通した地域経済の活性化という要素が含まれている。
つまり渡辺は、「強い経済をつくる」という公約に向けた活動を、
県議になる前から実践していたのである。
なぜ、それができるのだろうか?
それは一言で言えば、渡辺は県議会に当選する前から政治家であったからだ。
議員であっても、選挙に勝つことだけが目的になったとき、
それは政治家とは言えない。
しかし渡辺は、選挙のためではなく、
宮城の発展のため、市民のために県議として何できるかを問い続けている。
その想いは、他の活動からも垣間見ることができる。
渡辺は、県議会の議会改革推進会議のメンバーとして、
政務活動費の在り方についての議論に加わった。
また、11月の議長選で渡辺は、
県議会一期生である守屋守武氏を擁立した。
守屋氏は選出されなかったものの、
渡辺の慣習を越えた行動からは
「今までと同じような政治をしない」という決意が感じられた。
渡辺の志の原点とはなにか?
県議会初登壇となった2月28日。
一般質問の冒頭で渡辺は、
東日本大震災で経験した「心が引き裂かれるような喪失感」を吐露しながら、強い口調で述べた。
「私が県政を志したのは、まさにこの震災が契機であり、
この宮城県において『つくる』の旗印のもと復興の先頭に立ち、
県政の場で自らの力を発揮したいと、
強い決意と覚悟をもってこの議場にまいった次第であります。
人の足を引っ張ったり、重箱の隅をつつくような議論をしたり、そのようなことをしている暇は、現在の宮城県にはありません」
この決意は、平成23年に渡辺が立候補を表明したときから変わらない。
渡辺は何のために自分が政治を志したのか、
誰のために自分は行動しているのか、
常に原点に戻ることを忘れない。
強い志を原動力とした渡辺の県議としての活動は、まだ始まったばかりだ。
(文・佐藤由樹)
県議会議員としてスタートを切る初めての年になった。
政治家として始まったこの一年に、渡辺は何を決意し、
どのように力を発揮していったのだろうか。
まず、渡辺が県議として力を入れたことは、
「強い経済をつくる」という公約だ。
渡辺は宮城県議会において、経済商工観光委員会委員に所属し、
宮城県の創造的復興の実現に向けて活動してきた。
仙台空港民営化をはじめとする県内経済の活性化、
中小企業の振興、
県議会の一般質問では、渡辺は真っ先に、
宮城県が掲げる「創造的復興」の意義について知事に問いかけた。
その強い姿勢は、
その背景には何があるのか?
渡辺は、県議になる前から築いてきた活動を、
平成28年も継続する決意をもって、
県議としての活動に挑んでいた。
渡辺は平成28年の年初に、
2つの大きな目標を掲げている。
1つ目は、「宮城県議会議員として、政策立案能力を極めること」
2つ目は「従来進めてきた起業支援活動を、進化させること」だ。
この2つ目の目標である「起業支援活動」の中心は、
平成24年に渡辺が設立した「株式会社つくる仙台」
そこでは、起業支援の実務に加え、
宮城県に起業家を育成する教育にも力を注いできた。
特に平成26年と平成27年に開講した
「起業集団つくる仙台創業スクール」の卒業生の中には、
今、実際に起業をして活躍している者もいる。
県議となった平成28年は、公務が膨大に増え、
時間的には非常に厳しい制約があった。
しかし、それでも渡辺はつくる仙台の活動はやめなかった。
「つくる起業倶楽部例会」を継続的に開催し、
起業志望者や起業家を応援したいという経営者を実際にまとめるほ
具体的なコンサルタントを通じても起業家を育て続けている。
もう1つの起業支援活動がある。
平成28年4月から8月にかけて、
情報技術経営論の講義を担当した。
渡辺がこの講座を持つのは今年で3年目となる。
起業家学を教えるこの授業では、
受講者が社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的とし
今、宮城県が目指す「創造的復興」には、
中小企業支援や創業支援を通した地域経済の活性化という要素が含
つまり渡辺は、「強い経済をつくる」という公約に向けた活動を、
県議になる前から実践していたのである。
なぜ、それができるのだろうか?
それは一言で言えば、
議員であっても、選挙に勝つことだけが目的になったとき、
それは政治家とは言えない。
しかし渡辺は、選挙のためではなく、
宮城の発展のため、
その想いは、他の活動からも垣間見ることができる。
渡辺は、県議会の議会改革推進会議のメンバーとして、
政務活動費の在り方についての議論に加わった。
また、11月の議長選で渡辺は、
県議会一期生である守屋守武氏を擁立した。
守屋氏は選出されなかったものの、
渡辺の慣習を越えた行動からは
「今までと同じような政治をしない」という決意が感じられた。
渡辺の志の原点とはなにか?
県議会初登壇となった2月28日。
一般質問の冒頭で渡辺は、
東日本大震災で経験した「心が引き裂かれるような喪失感」
「私が県政を志したのは、まさにこの震災が契機であり、
この宮城県において『つくる』の旗印のもと復興の先頭に立ち、
県政の場で自らの力を発揮したいと、
強い決意と覚悟をもってこの議場にまいった次第であります。
人の足を引っ張ったり、重箱の隅をつつくような議論をしたり、
この決意は、
渡辺は何のために自分が政治を志したのか、
誰のために自分は行動しているのか、
常に原点に戻ることを忘れない。
強い志を原動力とした渡辺の県議としての活動は、
(文・佐藤由樹)
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