お彼岸とは何をする日か？

続けて、「彼岸会（ひがんえ）」とは。

雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。
また、この期間に行われる仏事のこと。

暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、
最後の日を「彼岸明け」
なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。

俗に、中日に先祖に感謝し、
残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、
六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。


今日は「春分の日」。
ご先祖様に感謝する日です。


私自身、煩悩や迷いに満ちた日々を送り、
地震の日以来さらにそれは強まっていますが、

無事生きながらえることができたということは、
ご先祖様にあらためて感謝したいと思います。


また、
お彼岸のお供え物として作られる、
「ぼたもち」と「おはぎ」は実は同じもので、

炊いた米を軽くついてまとめ、
分厚く餡で包んだ10cm弱の菓子として作られるのが一般的。

これらの名は、彼岸の頃に咲く
牡丹（春）と萩（秋）に由来するとのことで、

昨日のサザエさんで波平さんが説明していましたね。


被災地ではまだ十分に生活支援ができていないところもあり、
ご先祖様どころではないとは思いますが、

日本全国のみなさん、ほんの数秒でもいいので、
ご先祖様に今日の無事を感謝してみてはいかがでしょうか。