2016/02/11
建国記念の日の批判を批判する
人間に誕生日があるように、会社にも創立記念日があります。
もちろん国家にも建国の日が必ずあります。
本日2月11日は、
建国記念の日、わが国日本のお誕生日です。
初代神武天皇が即位した日ということで定められました。
建国の神話によるものであり、
今年は皇紀2676年、
すなわちわが国が誕生してから2676年ということになります。
現存する世界最古の国家です。
すごいことですね。
このように長きにわたる歴史があること、
これはすなわち、
わが国において平和で安定した政治が行われてきたということでもあり、
誇りに思えることです。
しかしこの建国記念の日を批判する方もおられるようです。
その大きな理由は、
建国に「科学的根拠がない」というものであり、
2676年という計算そのものも神話をもとにしていて、
史実とは異なるものであると。
確かに科学的根拠はないでしょうね。
神話は事実ではないかもしれません。
しかし長きにわたり、
この神話や建国の伝説が親から子へ子から孫へと伝わり、
21世紀の現在に暮らす私たちにまで伝わっているのは事実です。
十年前につくられた話でもなければ、
百年前につくられた話でもないことは科学的に証明されています。
さらには、
千年前につくられた話でもないことも科学的に証明されています。
しかし何年前につくられたことか、
科学的根拠のある事実なのか、
おそらくそれはどうでもいいことなのだと思います。
千年前にも日本があり、
それ以前にも日本があり、
天皇陛下がいらっしゃって、
国民は日本語を話し、
21世紀に暮らす私たちが参拝するのと同じ神社や仏閣がその時代にもあり、
ほぼ同じ文化を千年前のご先祖様たちと共有できるということは、
本当にありがたいことだと思います。
千年、二千年と単純に言いますが、
ご先祖様たちはものすごい努力をしてきたんだろうなと、思います。
諸外国を見渡せば、
そんな国は一つもありません。
同じ土地に千年後はちがう民族が住んでいて、
ちがう言葉を話し、遺跡はどこかへ消えてしまって幻になっている、
それが当たり前となっています。
ありがたい国に暮らし、
わが国に「和」を尊ぶ政治が建国以来続いてきたということを、
21世紀の政治家の一人として、
私自身も後世の子孫のために残していかなければならないと
決意を新たにしているところです。
本日はわが国の誕生日。
おめでとうございます!
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