2015/08/05
本日、第46回仙台七夕花火祭!
本日8月5日は、仙台市民にとって夏の風物詩でもあります、
「仙台七夕花火祭」
が行われる日です。
一般には7月7日が、七夕。
織姫と彦星が一年に一度だけ出会える日とされています。
しかし、仙台の七夕は、
8月6日から8日
ということで、8月に七夕があります。
元来伊達の時代から行われていた七夕まつりでしたが、
明治維新以降衰退していきます。
明治6年の新暦採用を境に年々行われなくなり、
第一次世界大戦の不景気を迎えるとますますさみしい状態になっていたそうです。
当時の仙台について書かれた本によれば、
大正末期の七夕まつりを、幕末当時のものと比較して
『往時のそれに比較する時は到底及ぶところではない』
と記されていたそうです。
この不景気を吹き飛ばそうと昭和2年、
仙台商人の有志たちが華やかな七夕飾りを復活させました。
久しぶりにその光景を目にした仙台っ子たちは喝采し、
飾りを一目見ようとする人たちで街は溢れたそうです。
翌昭和3年から、
元来旧暦行事だったのを新暦日付の月後れ、民俗学上の中暦と呼ばれる、
8月6日、7日、8日の三日間にわたり、
東北産業博覧会の行事として、
さらに仙台七夕を盛んにしようと
仙台商工会議所と仙台協賛会との共同開催で「飾りつけコンクール」が催されました。
しかし戦争が再び七夕を遠ざけます。
終戦の翌昭和21年、一番町通りの焼けた跡に52本の竹飾りが立てられます。
昭和21年8月7日河北新報の見出しには、
「10年ぶりの“七夕祭り”涙の出るほど懐かしい」
と書かれていたのだそうです。
その後の七夕は観光イベントになり、
名実ともに日本一のスケールを誇る七夕祭りとなり、
全国から訪れる観光客を楽しませてくれています。
そもそも仙台七夕は田の神を迎える行事で、
豊作をお祈りするものでありました。
この七夕祭りの前夜、
8月5日に公益社団法人仙台青年会議所主催で、
第46回仙台七夕花火祭
が今年も開催されます。
今年も約16000発を都心のど真ん中で、
約50万人の人出があるという国内でも有数の花火大会でもあります。
午後7時開始です。
七夕飾りとともに、
盛大な花火をごらんいただきたいと思います!
私も仙台JCのメンバーとして、
警備ボランティアクリーン活動で
明日朝まで活動する予定です。
熱中症に気を付けつつ、
頑張りたいと思います!
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