2015年07月01日 11:41
【渡辺勝幸応援団から、平成26年政治活動についての講評】
「地域を盛り上げていきたい」。そう願う宮城県民はたくさんいる。そのなかにおける政治家の役割とはどういうものなのだろうか。派手な役回りで人々の前に立つ政治家を、私たちはたくさん見てきている。しかし、波のある政治の世界で、一時のパフォーマンスやスローガンだけが一人歩きする状況に飽き飽きしている人も多いのではないだろうか。私もその一人だ。
渡辺勝幸は平成23年に宮城県議選に立候補した。結果は落選というものだったが、そのときに掲げたビジョンは、「つくる―22世紀の美しい宮城へ―」というものだった。
あれから4年目を迎えようとしている現在、渡辺が平成26年に活動してきたことを振り返ってみよう。
落選後に立ち上げた「株式会社つくる仙台」の活動は、まもなく3期目決算を迎える。これまで、つくる仙台は仙台市を中心に25社の法人を立ち上げた。しかし、それ以上に注目すべきは、起業支援の実務に留まらず、広い学びの場をつくっていることだ。
そのひとつは「起業集団つくる仙台創業スクール」を実施したことである。20名以上の起業志望者の方々に、志をいかに現実の事業に落とし込んでいくかを伝えた。
また、渡辺は、東北大学大学院情報科学研究科の非常勤講師として、情報技術経営論を大学院生相手に講義してきた。これから社会に羽ばたこうとする学生たちに「起業とは何か」「志とは何か」ということを早い段階から伝えることで、地域を盛り上げるための多様な可能性を提示している。
起業コンサルタントとして渡辺自身が行う実務には限りがある。しかし、教育というかたちで起業の哲学を伝えることは、その波及力が大きく違う。これは「仕事をつくる」という渡辺のビジョンが、さらに上の段階に進化していると言っていいだろう。
渡辺の教育へのこだわりは、他にも見ることができる。ここ数年は、もっとも身近な教育の現場である学校において、教師と連携をとりながら、地域での活動に力を入れてきた。渡辺の地元沖野地区においては、自らが中心となって立ち上げた「おやじの会」の会長を二代目に譲り、平成26年はPTA会長として活動してきた。防災訓練から運動会をはじめとする、町内のさまざまな活動は、地域に根を下ろし、「子どもの笑顔や街をつくる」という活動そのものだ。
国会議員の政策秘書の経験からも分かるように、渡辺は常にマクロ的な視点で世界や日本の情勢を把握し、政策として形にできる人物だ。しかし、平成26年はその確かな実力を、ミクロ的な視点で地域に落とし込むことを重要視し、真摯に実践を続けている。ここに、渡辺の信念を垣間見ることができる。
渡辺が4年前に立候補した際に訴えていたことは、「既存の政治が、スローガンや政局争いにあけくれ、震災後の復興の足かせになっている」ということだった。そして、自ら訴えてきたことを形にするために、その後も地道な活動を続けている。県民はその渡辺の努力を見ている。
本当の政治家とは何か。それはパフォーマンスでもスローガンでもない。ビジョンを実行するかどうかだ。そしてそれは、決して派手なものではなく、地道で真摯な実践の積み重ねでしかない。渡辺の姿はそれを力強く証明しているのではないだろうか。
渡辺勝幸が自らに課してきた信念は、着実に開花しはじめている。そして、それが実を結ぶために最後に必要となってくるのは、
「地域を盛り上げていこう」
という県民の熱い想いしかない。
(文・佐藤由樹)
「地域を盛り上げていきたい」。そう願う宮城県民はたくさんいる。そのなかにおける政治家の役割とはどういうものなのだろうか。派手な役回りで人々の前に立つ政治家を、私たちはたくさん見てきている。しかし、波のある政治の世界で、一時のパフォーマンスやスローガンだけが一人歩きする状況に飽き飽きしている人も多いのではないだろうか。私もその一人だ。
渡辺勝幸は平成23年に宮城県議選に立候補した。結果は落選というものだったが、そのときに掲げたビジョンは、「つくる―22世紀の美しい宮城へ―」というものだった。
あれから4年目を迎えようとしている現在、渡辺が平成26年に活動してきたことを振り返ってみよう。
落選後に立ち上げた「株式会社つくる仙台」の活動は、まもなく3期目決算を迎える。これまで、つくる仙台は仙台市を中心に25社の法人を立ち上げた。しかし、それ以上に注目すべきは、起業支援の実務に留まらず、広い学びの場をつくっていることだ。
そのひとつは「起業集団つくる仙台創業スクール」を実施したことである。20名以上の起業志望者の方々に、志をいかに現実の事業に落とし込んでいくかを伝えた。
また、渡辺は、東北大学大学院情報科学研究科の非常勤講師として、情報技術経営論を大学院生相手に講義してきた。これから社会に羽ばたこうとする学生たちに「起業とは何か」「志とは何か」ということを早い段階から伝えることで、地域を盛り上げるための多様な可能性を提示している。
起業コンサルタントとして渡辺自身が行う実務には限りがある。しかし、教育というかたちで起業の哲学を伝えることは、その波及力が大きく違う。これは「仕事をつくる」という渡辺のビジョンが、さらに上の段階に進化していると言っていいだろう。
渡辺の教育へのこだわりは、他にも見ることができる。ここ数年は、もっとも身近な教育の現場である学校において、教師と連携をとりながら、地域での活動に力を入れてきた。渡辺の地元沖野地区においては、自らが中心となって立ち上げた「おやじの会」の会長を二代目に譲り、平成26年はPTA会長として活動してきた。防災訓練から運動会をはじめとする、町内のさまざまな活動は、地域に根を下ろし、「子どもの笑顔や街をつくる」という活動そのものだ。
国会議員の政策秘書の経験からも分かるように、渡辺は常にマクロ的な視点で世界や日本の情勢を把握し、政策として形にできる人物だ。しかし、平成26年はその確かな実力を、ミクロ的な視点で地域に落とし込むことを重要視し、真摯に実践を続けている。ここに、渡辺の信念を垣間見ることができる。
渡辺が4年前に立候補した際に訴えていたことは、「既存の政治が、スローガンや政局争いにあけくれ、震災後の復興の足かせになっている」ということだった。そして、自ら訴えてきたことを形にするために、その後も地道な活動を続けている。県民はその渡辺の努力を見ている。
本当の政治家とは何か。それはパフォーマンスでもスローガンでもない。ビジョンを実行するかどうかだ。そしてそれは、決して派手なものではなく、地道で真摯な実践の積み重ねでしかない。渡辺の姿はそれを力強く証明しているのではないだろうか。
渡辺勝幸が自らに課してきた信念は、着実に開花しはじめている。そして、それが実を結ぶために最後に必要となってくるのは、
「地域を盛り上げていこう」
という県民の熱い想いしかない。
(文・佐藤由樹)
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