2015/04/13
大失敗した後にどうリカバリーするか?―この三年半、なんとか頑張れた理由を自己分析する
私は人生を振り返ると、数多くの失敗をしてきました。
大学受験も失敗しましたし、
大学院受験も失敗しました。
国会議員政策秘書試験というのも一回失敗しました。
他にもさまざまな失敗をしましたが、
一番大きな失敗は、
平成23年の県議選落選
だったなあと思います。
これから長生きしていけば、
さらにひどい失敗が待ち受けているかもしれませんが、
いま自分が直面した失敗が、
大きな壁に見えるもので、
あとから見るとそれはちいさな壁だったと思えるのですが、
いま抱えている壁が人生の難関すべてに思えるものです。
とりわけ落選してからしばらくして、
自分は精神的にもつらかったことを思い出します。
現時点でもすばらしい偉大な結果が出ているわけではないので、
それを引きずっているとも言えますね。
しかし落選してからしばらくしてつらかったにもかかわらず、
何とかいま頑張ることができています。
応援してくださっている方々のおかげですし、
いろんな方によくここまで頑張ったねと言われます。
自分では結果が出て初めて、
頑張ったなあと実感できるのだと思います。
この三年半、
なんとか頑張ってこれたのはなぜか、
ここで自己分析をしたいと思います。
【1、応援してくださる方がいた】
一番はこれですね。
物心両面にわたって応援してくれる方がたくさんいた。
このことでまだなんとかなっています。
いまでもギリギリの状況ですが、
ギリギリの状況をたくさんの人に、
金銭的に、精神的に、
そして様々な形で支えていただいています。
もはやここまで、
という場面がたくさんありましたが、
そのたびに支えて下さる方があらわれました。
応援して下さる方々に本当に心から感謝申し上げます。
【2、継続するべきものを見つけられた】
朝の街頭活動がその代表ですが、
毎週木曜は倫理法人会とか、
JCやその他様々な活動を継続することができた、
そしてそれぞれの活動に、
継続するべきものを見つけられたことから、
それぞれの活動の楽しみを見つけることができました。
動き続けることで、
毎日新たな出会いがあり、
日々楽しく活動できたので、
頑張ることができたように思います。
【3、自分の思考を根底から変えた】
落選直後は精神的にも経済的にも、
しんどく、苦しかったです。
もちろん皆さんの前では、
明るく気丈に振舞っていましたが、
悔しさと情けなさを払しょくすることはできません。
いま思うとそれは当たり前なのですが。
もちろん、私のまわりの方はすばらしい方ばかりですので、
「よくがんばった」
「次につながる戦いだった」
「必ず次は行ける」
あたたかい言葉をたくさんいただけました。
それでも、
自分の心を立て直すことはできません。
街頭に立ち続けていて、
同じ場所で同じ方が車で通過し、
街頭に立っている自分を嘲笑しているように見えるときがありました。
冬場は特にそう感じるものです。
それでもがんばる。
それも大切ですが。
春になったある日、
私が街頭に立って気づいたのは、
同じ場所で同じ方が車から見せている笑顔は、
嘲笑ではなく、激励の笑顔だったということでした。
どういうことかというと、
同じ笑顔を毎日くださっていたのに、
自分の気持ちがひねくれていると「嘲笑」に見え、
自分の気持ちが前向きだと「激励の笑顔」に見えるのだ、
そんなことに気づいたのです。
結局は、
自分の思考がすべて。
俺をバカにして笑いやがってと思うか、
こんなに素晴らしい笑顔で俺を応援してくれていると思うか、
自分の思考がすべて。
自分の思考を根底から変える必要があります。
そしてもう一つ。
思考がなかなか変えられなければ、
ウソでもいいからそのように振舞うというのも大切です。
前向きに、
感謝の気持ちを持って、
発言する、態度で示す。
実は大失敗の直後には、
なかなかそうなるはずがありません。
でも、表向きだけでもそのような態度をとっていれば、
いつのまにか確信に変わります。
人をだますのは犯罪ですが、
自分自身を善い方向にだますのは公益にかなう、
私はそう思います。
まずは自分をだませ!
【4、小さな成功を積み重ねる】
このメルマガをずっと読んでいる方は分かると思いますが、
私はいまだに何も成功していません。
失敗だらけです。
しかし、
自身の小さな成功をこまめに喜んでいます。
メルマガも街頭活動も、
100回ずつ超えるとお祝いをします。
しかも自分から!(笑)
誰もお祝いしてくれなくても自分でお祝いします。
何かいいことがあれば、
ちょっと高めのデザートでも買ってきて、
一人でお祝いします(家族には内緒です)。
5月10日になれば、
誕生日なので、自分からお祝いします。
つくる仙台の決算が終われば、
「よく生き延びたなあ!」
と心でお祝いします。
小さな達成感を、
積み重ねていくこと。
自分自身だけでもいいので、
小さな小さな評価をしてよろこぶことを積み重ねていくことです。
そうであるからこそ、
たくさんの皆さんに褒められれば褒められるほど、
私はどんどんやる気が出ます。
このメルマガでも感想をいただくと
大きな喜びになり、
また続けようかという気持ちになるものです。
以上4点、
【1、応援してくださる方がいた】
【2、継続するべきものを見つけられた】
【3、自分の思考を根底から変えた】
【4、小さな成功を積み重ねる】
ここまでがんばってこられたのは、
こんなことがあったからではないかと思うわけです。
結果が出るかどうか、
あと半年の自らの努力次第、
最後の戦いと覚悟を決めて、頑張っていきたいと思います。
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