プレゼン─伝えるものをまとめるためには何が必要か - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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プレゼン─伝えるものをまとめるためには何が必要か

2011年02月04日 18:00

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昨日に引き続いて、

イシューからはじめよ─知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人 (著)


のお話です。


イシューからはじめて、
仮説を組み立て、分析、アウトプットした後、

通常ビジネスでは、プレゼンとなります。


この本では最終章に「メッセージドリブン」として、


「伝えるもの」をまとめる


という実践的な話が書かれています。


まず、
「どのような状態になったらこのプロジェクトは終わるのか」
という具体的なイメージを描いて、
まとめの作業にとりかかるべきと筆者は主張しています。

単に資料や論文ができればいいわけではないと。


そして、
プレゼンでは、聞き手・読み手と自分の知識ギャップを埋めることが必要。

聞き終わったとき、あるいは読み終わったときに、

受け手が語り手と同じように問題意識を持ち、
同じように納得し、同じように興奮してくれているのが理想


そのためには受け手に対し、

────────────────────────────

1、意味のある課題を扱っていることを理解してもらう

2、最終的なメッセージを理解してもらう

3、メッセージに納得して、行動に移してもらう

────────────────────────────


必要があると。

政治活動も一緒ですね。
オバマ大統領の演説を思い起こしました。

スティーブ・ジョブズのプレゼンも同じですね。



さらに筆者は、

受け手(あるいは読み手)はどういう人たちと想定すべきかについて、
分子生物学の分野で伝えられるとされる心構え、

「デルブリュックの教え」

を提示しています。それは、

────────────────────────────

ひとつ、聞き手は完全に無知だと思え

ひとつ、聞き手は高度の知性をもつと想定せよ

────────────────────────────

矛盾しているようですが、

聞き手というものは、
的確な伝え方をすれば必ず理解してくれる存在として
信頼しましょう。

「賢いが無知」という想定をすべきであると。

そして、まとめるときには、


本質的かつシンプル


ということを常に考え、論理構造を確認し、流れを磨く。


「イシューからはじめる」という前提そのものが、

本質的かつシンプルな発想なのではないかなと
感じさせてくれる良書でした。


アマゾンレビューでの評価も総じて高いですし、
知的生産に携わる方々にはオススメですので、
ぜひとも読んでみてはいかがでしょうか。




イシューからはじめよ─知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人 (著)

はじめに 優れた知的生産に共通すること
■序章 この本の考え方─脱「犬の道」
■第1章 イシュードリブン─「解く」前に「見極める」
■第2章 仮説ドリブン(1)─イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
■第3章 仮説ドリブン(2)─ストーリーを絵コンテにする
■第4章 アウトプットドリブン─実際の分析を進める
■第5章 メッセージドリブン─「伝えるもの」をまとめる
おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう
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