2014/08/12
吉田松陰と孟子から、起業のパワーを得る
吉田松陰の、『講孟箚記(こうもうさっき)』を読み、このメルマガでも紹介をしています。
吉田松陰の『講孟箚記』(維新な話)
私は孟子を読むことで、
「元気」を自家発電しています。
孟子は「志は氣の帥」という言葉を残しており、
志は元気の源、エネルギーだということを言っています。
孟子は、
すべては自分がどうするか、
何をしたいかだということを、熱く語っています。
そしてそれをさらに熱く吉田松陰が語っていくわけです。
幕末の志士たちはこの話を聞き、
吉田松陰のエネルギー、孟子のエネルギーをさらに加速化させ、
明治維新という大業を成し遂げたのでした。
現代においても、
孟子を読む意義は大きいのではないかと思います。
政治を志す人、
起業を志す人、
学問を志す人。
様々な人がいることと思いますが、
どんなに困難でくじけそうでも、
この孟子の言葉を咀嚼していくと、
自分がやらないで誰がやるのか、
そんな気持ちになってきます。
ぜひ皆さんも孟子のパワーを、
内在化させ、自らの志をしっかりと立ててみてはどうでしょうか。
この本をときどき繰り返し読んでいます。
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