2014年03月19日 18:00
下の娘が、幼稚園を卒園しました。
この春からは小学生となります。
つい最近まで赤ちゃんだった娘が、
大きくなったなあと成長を感じるとともに、
小学校でも友達と元気に頑張ってほしいなと思っています。
そして最近、学習机とランドセルがわが家に到着しました。
いまかいまかと待ち構えていたので喜びもひとしおのようです。
自分もそんなときがあったのかなとおもいますが、
思い出せません。
ちなみに、私は小学校高学年の時に野球部の帰り、
友達と通学路を帰って10分ぐらいしたときに、友達から、
「あれ、カツユキ、ランドセルなんでしょってないのや?」
と指摘され、ランドセルを小学校に忘れて途中まで帰ってきたという経験があります。
そのあと走って学校に戻ったわけです。
何とも間抜けですが、あのときはランドセルを忘れて帰った自分を不思議に思った記憶がありますね。
また、小学校6年生の時に、
友達と会社をつくったことがあります。
うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫) [新書]
那須 正幹 (著), 前川 かずお (イラスト)
この本を図書室で読んでひらめき、
「会社をつくろう!」
とカツユキ少年は思いたちました。
近所の本屋さんで「商法」の本を読んで、
会社のつくり方を知り、株券をコピーして発行しました。
クラスメートに株券を売って出資を募り、
たしかファミコンのソフトを買ったり売ったり、情報誌をつくって売ったのだったと記憶していますが、
詳細は覚えていません。
クラスでこのビジネスは当たり、
みんなで休み時間には楽しく「会社」をやっていました。
あるとき、会社は「株主総会」というものをやらなくてはならないということも知り、
昼休みを使って視聴覚室に株主を集めました。
何を話したかはこれも忘れましたが、
株主のなかに隣のクラスの男の子がいました。
彼は隣のクラスでは唯一の株主で、
大いに盛り上がった視聴覚室から帰ってきた彼は、
そのクラスの男子からいじめられ、何をしていたのかを問い詰められます。
それを聞いたいじめっ子はすぐさま学年主任だった担任の先生に通報。
職員会議となります。
出資は1株50円だったと思いますが(商法の本にそう書いてあった)、
本物のお金のやり取りが学校で行われているということはけしからんということで、
私はすぐさま職員室に呼ばれ、お叱りをいただきます。
私の担任の男の先生は、
「まあ別に悪いことをやっているというわけじゃないからなあ」
と寛大でしたが、学年主任の先生が激怒され、
「会社は即日解散」
となりました。
クラスのみんなはとても残念そうでしたが、まあ仕方ありません。
「会社」はもうその後二度と行われることはありませんでした。
30年後に、たくさん会社をつくることになるとは
そのときは思いもしなかったのですが、
いま思うと面白い人生ですね。
この話をすると、嘘かと思う人もいるようですが、
実話ですので念のため。
証人は、あの時の株主たちがきっとしてくれることと思います。
いずれにしても、
小学校の6年間は、人生の基礎をつくるときだなと
最近特に感じます。
そのときにできた友達は30年たった今でも仲良くさせていただき、
地元で、そして全国で支えをいただいているわけですが、
これからの時代を担う子供たちも
いまはおもちゃやぬいぐるみで遊んでいるものの、
大きくなったら一緒に仕事をしたり、
まちづくりに励んだりするのかと思うとなんだかおもしろいものがあります。
そのためにも私たちの世代が少しでもよりよい世の中をつくって、
娘たちの世代にバトンタッチしたいものです。
小学生で会社をつくるというのは、
いま思うとちょっとやりすぎだなあと思いますが、
楽しいことをみんなで徹底的にやるのは、
あのころから好きでしたね。
小学校6年間で子供たちがどんなことを経験するのか、
楽しいことも悲しいこともあると思いますが、
みんな元気に小学校生活を送ってほしいですね。
日本が元気になるために、
子供たちがもっと元気に頑張ってほしいものです。
(第911号 平成25年3月13日(水)発行)
この春からは小学生となります。
つい最近まで赤ちゃんだった娘が、
大きくなったなあと成長を感じるとともに、
小学校でも友達と元気に頑張ってほしいなと思っています。
そして最近、学習机とランドセルがわが家に到着しました。
いまかいまかと待ち構えていたので喜びもひとしおのようです。
自分もそんなときがあったのかなとおもいますが、
思い出せません。
ちなみに、私は小学校高学年の時に野球部の帰り、
友達と通学路を帰って10分ぐらいしたときに、友達から、
「あれ、カツユキ、ランドセルなんでしょってないのや?」
と指摘され、ランドセルを小学校に忘れて途中まで帰ってきたという経験があります。
そのあと走って学校に戻ったわけです。
何とも間抜けですが、あのときはランドセルを忘れて帰った自分を不思議に思った記憶がありますね。
また、小学校6年生の時に、
友達と会社をつくったことがあります。
うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫) [新書]
那須 正幹 (著), 前川 かずお (イラスト)
この本を図書室で読んでひらめき、
「会社をつくろう!」
とカツユキ少年は思いたちました。
近所の本屋さんで「商法」の本を読んで、
会社のつくり方を知り、株券をコピーして発行しました。
クラスメートに株券を売って出資を募り、
たしかファミコンのソフトを買ったり売ったり、情報誌をつくって売ったのだったと記憶していますが、
詳細は覚えていません。
クラスでこのビジネスは当たり、
みんなで休み時間には楽しく「会社」をやっていました。
あるとき、会社は「株主総会」というものをやらなくてはならないということも知り、
昼休みを使って視聴覚室に株主を集めました。
何を話したかはこれも忘れましたが、
株主のなかに隣のクラスの男の子がいました。
彼は隣のクラスでは唯一の株主で、
大いに盛り上がった視聴覚室から帰ってきた彼は、
そのクラスの男子からいじめられ、何をしていたのかを問い詰められます。
それを聞いたいじめっ子はすぐさま学年主任だった担任の先生に通報。
職員会議となります。
出資は1株50円だったと思いますが(商法の本にそう書いてあった)、
本物のお金のやり取りが学校で行われているということはけしからんということで、
私はすぐさま職員室に呼ばれ、お叱りをいただきます。
私の担任の男の先生は、
「まあ別に悪いことをやっているというわけじゃないからなあ」
と寛大でしたが、学年主任の先生が激怒され、
「会社は即日解散」
となりました。
クラスのみんなはとても残念そうでしたが、まあ仕方ありません。
「会社」はもうその後二度と行われることはありませんでした。
30年後に、たくさん会社をつくることになるとは
そのときは思いもしなかったのですが、
いま思うと面白い人生ですね。
この話をすると、嘘かと思う人もいるようですが、
実話ですので念のため。
証人は、あの時の株主たちがきっとしてくれることと思います。
いずれにしても、
小学校の6年間は、人生の基礎をつくるときだなと
最近特に感じます。
そのときにできた友達は30年たった今でも仲良くさせていただき、
地元で、そして全国で支えをいただいているわけですが、
これからの時代を担う子供たちも
いまはおもちゃやぬいぐるみで遊んでいるものの、
大きくなったら一緒に仕事をしたり、
まちづくりに励んだりするのかと思うとなんだかおもしろいものがあります。
そのためにも私たちの世代が少しでもよりよい世の中をつくって、
娘たちの世代にバトンタッチしたいものです。
小学生で会社をつくるというのは、
いま思うとちょっとやりすぎだなあと思いますが、
楽しいことをみんなで徹底的にやるのは、
あのころから好きでしたね。
小学校6年間で子供たちがどんなことを経験するのか、
楽しいことも悲しいこともあると思いますが、
みんな元気に小学校生活を送ってほしいですね。
日本が元気になるために、
子供たちがもっと元気に頑張ってほしいものです。
(第911号 平成25年3月13日(水)発行)
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