2013年05月07日 18:00

さる5月2日、
「いのちの森のプロジェクト仙台市荒浜植樹祭」
に参加しました。
森の長城プロジェクト
公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」が主催して行われ、
当日は理事長の細川護熙元首相と、副理事長の宮脇昭横浜国立大学名誉教授はじめ、
400人の方が仙台市若林区の荒浜に集まりました。
宮脇先生の活動については、
7,8年前から私も関心を持っていて、
著書やテレビ番組などを拝見していたのですが、
こうした形で参加できるようになるとは思いませんでした。
しかし今回植樹に参加してみて非常に楽しく、
多くの方の笑顔のなかで木を植えることが出来てよかったです。
お話をしてみると、東京から参加された方も多く、
ありがたいかぎりですね。
宮脇先生は、
国内外で土地本来の潜在自然植生の木群を中心に、
その森を構成している多数の種類の樹種を混ぜて植樹する
「混植・密植型植樹」
を提唱し活動しています。
「日本の常緑広葉樹を主とする照葉樹林帯では土地本来の森は0.06%しか残っていない。
ほとんど人間が手を入れて二次林や人工的で単一樹種の画一樹林にしてしまった。
これが台風や地震、洪水などの際の自然災害の揺り戻し(2次災害)が起こる諸悪の根源である。
その土地本来の潜在植生は、「鎮守の森」を調べればわかる。
大抵、シイ、タブノキ、カシ類の木々が茂っているはずだ。」
との主張です。
今回も、ガレキと土を混ぜたマウンドの上に植樹。
タブの木など土地本来の樹木を多様に植えました。
そしてこれは、林野庁が推進する「みどりのきずな再生プロジェクト」でもあります。
南北140kmに及ぶ被災した国有林を復旧する事業。
土地本来の植生の広葉樹を植樹することで、
津波から命を守る森の防潮堤を築くことが目的となっています。
宮脇先生は昭和3年生まれ80歳を超える方ですが、
誰よりも元気よくこの植樹祭に参加されておられました。
次回は六月に岩沼市で開催されます!
ミュージックビデオ『木を植えた男』/ MONKEY MAJIK
木を植えた男 [大型本]
ジャン ジオノ (著), フレデリック バック (イラスト), 寺岡 襄 (翻訳)
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