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令和4年年末にあたり一年を振り返る

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大みそかです。
年末になりました。

今年もメルマガ読者の皆様にはお世話になりました。

今日で365日、
今年も毎日メルマガを書き続けたことになります。

4,400日以上、
12年以上毎日のように書き続けております。

無料メルマガは不定期に発行ですが、
有料メルマガの方では現在も毎日発行しています。

毎日読んでくださる方には心より感謝申し上げるとともに、
最近はコロナもあり開催していませんでしたが、
ひさしぶりにメルマガ読者の皆さんと直接お会いしてお話したいですね。

また、このメルマガ発行運営の費用のもととなる、
広告を出してくださった企業、個人のみなさまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。




今年を振り返ると、

「コロナの中でも活発に動いた一年」でした。

昨年は、私自身も体調に気をつけながらでしたが、
今年は、コロナ禍でも活動をどうすればよいか、
県議会活動や参院選なども工夫しながらの一年でした。


県議会では、

 自由民主党・県民会議 政務調査会長。
 宮城県議会 経済商工観光委員会 委員長。
 宮城県議会 少子化対策調査特別委員会 委員。



として一年間、活動をしました。

最大会派の政務調査会長として、
各会派政務調査会長会議の座長を務め、
宮城県議会として超党派で意見書・決議案をとりまとめる役割を担いました。

他会派の皆さんとの議論は意見が異なる場面も多くありましたが、
ギリギリの文言調整などにより、そのほとんどが全会一致とすることができました。


「私学助成の充実強化に関する意見書」(令和4年10月19日)
「優生保護法問題の早期全面解決を求める意見書」(令和4年10月19日)
「災害救助法における福祉の位置付けの明確化を求める意見書」(令和4年10月19日)
「女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書」(令和4年10月19日)
「水産業の危機を打開するための支援を求める意見書」(令和4年7月5日)
「シルバー人材センターの安定的な事業運営が可能となるための支援を求める意見書」(令和4年7月5日)
「緊急事態に関する国会審議を求める意見書」(令和4年7月5日
「台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入に向けた積極的な働きかけを求める意見書」(令和4年3月18日)
「沖縄戦戦没者の遺骨収集を推進し、その尊厳を守ることを求める意見書」(令和4年3月18日)
「中華人民共和国による人権侵害問題の解決を促し、必要な措置を講ずることを求める意見書」(令和3年12月15日)

「北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議」(令和4年10月19日)
「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議」(令和4年3月3日)
「北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する決議」(令和3年12月15日)



経済商工観光委員会では、委員長として、
宮城県経済の発展を後押しする政策推進に取り組むとともに、
コロナによる影響を受けた中小企業、個人事業主の皆さんへの支援などにも、
県庁の皆さんとともに尽力したところです。

少子化対策調査特別委員会では、
全国的な課題であり、宮城県としても厳しい状況にある少子化を、
どのように食い止めるか、この一年調査、政策提言に取り組みました。


また11月、12月に県議会人事があり、新たに、

宮城県議会 議会運営委員会 副委員長。
宮城県議会 建設企業委員会 委員。
宮城県議会 大震災復興調査特別委員会 委員。
宮城県議会 政治倫理の確立に関する検討委員会 委員。


を拝命し、新たな活動をこの一年進めていくことになります。


また自民党としては、

「自民党宮城県連県民運動本部長」

を昨年12月に拝命し、
党務としては県民運動推進のために活動をしています。



また、平成23年以来継続してきた街頭活動も、
現在【928回】、
この11年で続けることができました。

議会活動はじめ公務最優先としており、
議会中は街頭活動は控えるなどしながらも、
気負わず、できる限りということで継続しているところです。

来年中に千回に到達するかどうか、
自然体で取り組みたいと思います。



この一年の活動を振り返ってみたいと思います。


●宮城県議会においては、

「宮城県議会 経済商工観光委員会 委員長」

今期の常任委員会は、経済分野・観光分野を課題とする委員会の委員長として、
わたなべ拓副委員長(太白選挙区)とともに活動しました。


活動内容については以下のサイトをご覧ください。

「経済商工観光委員会の活動状況(令和3年11月24日~)」(宮城県議会)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/keizai-katsudou0311.html



「宮城県議会 少子化対策調査特別委員会 委員」

として、少子化対策に県としてどう取り組むべきか、
この一年、調査、政策提言に取り組みました。


少子化対策調査特別委員会の活動状況
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/03shoushika-katsudou.html




●そして平成26年から継続して9年目となりましたが今年も、

東北大学大学院情報科学研究科で、
非常勤講師の機会をいただき、
「情報技術経営論」を大学院生相手に講義しました。

一昨年はすべてオンライン講義でしたが、
昨年、今年はリアルとオンラインのハイブリッド方式ということで
東北大学で講義をしながら動画を撮影し、
メーリングリストやSlackやZoomというツールを使いながら、
大学院生のみなさんにチームをつくってもらい、
事業計画作成に取り組んでもらいました。

起業とは何か?
志とは何か?
政府の中小企業支援政策はどのようにつくられるのか?
そしてビジネスの世界で社会に出て即戦力となれるよう、
さまざまなお話をしました。

講義と公務が重なることもあり、
その際はゲストスピーカーとして
起業家の生の話を聞いていただくということも実施、
起業教育という分野にも取り組むことができました。

この講義を受講した学生が、卒業後続々と活躍しており、
実際に起業した卒業生もいますし、
卒業前に起業したという事例もありました。

近年は在学中に起業するという学生さんも増えてきており、
素晴らしいことと感じています。

各界で活躍している卒業生のみなさんと
お会いする機会があったらいいなあとも思っています。



●また、仙台東倫理法人会においては、
毎週金曜午前6時からのモーニングセミナー。

今年も議会中は参加を控えており、
毎週参加することはできませんでしたが、
朝礼委員会委員長を拝命、
先輩経営者の皆さんから、人としてのありかた、経営者として考えておくべきことなど多くを学びました。



●地元沖野地区においては、

沖野中PTA会長として3月に任期を終え、
沖野東小PTA会長の5年を含め、PTA会長を8年間務めて、
引退となりました。
長かったような短かったような、
しかし貴重な経験をたくさんすることができました。

PTA活動は、地域の活動から町内の様々な活動まで、
防災訓練から町内運動会まで、地域をつくる、重要な活動でもあります。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年も、地元の六郷地域を盛り上げるべく、
コロナ以前よりは低迷していますが、
様々な活動することが多かったように感じます。

さらには若林区全体の活動も深めていくことができました。



ふりかえると、20代のときに国会議員の政策秘書として、
大きな政策課題にマクロ的に取り組んでいたことを、
いまは年々、ミクロにミクロに掘り下げているような感覚です。

空から鳥の目だけで見ていたものを、
地面で虫の目で見る機会を得て、
両方から見ることができるようになってきたと感じています。

ときどき大きな視点を忘れそうになりますが、
バランスを心がけていきたいと思います。

大局的視点を持って、
国としての流れ、全国的な動き、国際的な動きを押さえておかないと、
宮城県全体の発展にはつながらないかなと感じるところです。




そして、今年も1月に目標をメルマガで公開しましたが、
いくつかは実行できたという自負がある一方で、
全くできなかったなというものもあり、
しっかりと反省をしていきたいと思います。


「令和4年の私の目標について」(R4/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2931.html



昨年の私は、
「地下で黙々と活動したような一年」でしたが、

今年は、

「政策をつくる活動をした一年」

だったように感じます。

コロナ禍で模索をしながらではありましたが、
政策形成過程の中心で活動をすることができた手応えのある一年でした。

会派の政調会長として、
参議院選挙の活動を通じて、
そして議員活動においても多くの方々に、
力をいただけるようになってきました。

先輩議員のご指導もいただきながら、
県庁職員の皆さんと意見交換をしたり教えてもらったりしながら、

地域の課題や今後の宮城の将来についての政策をつくる活動に、
エンジンがかかってきたように感じています。

とはいえ、まだまだ至らない点も多く、
来年以降に花が咲き、少しでも皆さんにお返しできればいいなと思うところです。


今年は、満年齢47歳でした。

特に大きな事件もなく、
一件だけ追突されてしまった交通事故はありましたが、

無事健康に一年を過ごせたことは感謝です。
ありがたいことです。


目標をあらためて見直してみます。




【令和4年重点目標】

1、宮城県議会議員として、県政の最前線で積極的に活動し、
政策立案能力をさらに極め、発信する。

2、起業家とのネットワークをつくる。

3、デジタルな活動体をつくる。


県議としての活動は、委員長としての活動や今年は会派政調会長としての活動が主で、
一般質問には一回登壇しました。

また各種議連の事務局として、
県政をはじめ様々な課題に取り組みました。

令和3年11月から、会派自由民主党・県民会議の政務調査会長を拝命し、

「米価下落に関する緊急要望」や「令和4年度当初予算要望」など
遠藤隼人政調副会長(泉選挙区)とともに、
会派内の政策とりまとめをしたところです。


起業家とのネットワークは、
今年も東北大のゲストスピーカーのみなさんと交流を進めるとともに、
1月から「つくる仙台オンライン創業スクール第2期」を開始、
現在受講生が積極的に参加して下さり、そのうち昨年は2つの会社が、
今年は1つの会社が設立に向けて動いています。

このオンライン創業スクールも、デジタルな活動体にもなりつつありますし、
今年は「地方制度研究会」や様々な場面で、
全国の地方議員とオンラインで積極的につながり、
リアルでも総務大臣に直接要望する機会をいただきました。

デジタルな活動もあわせて引き続き工夫して取り組んでいきたいと思っています。



【1、2030(令和12)年までに、
日本に新しい政治体制をつくるための下地づくりをする。】

自らの力を蓄える時期であると思いますが、
さらにこれからは同志、日本全国の政治家とともに
殻を破るべく活動をすることを意識していきたいと思います。

党派にとらわれることなく、
2030年を見据えてさらに深化した活動を積極的に進めたいと思います。


【2、県民の声を多く聞き、政策立案し、よりよい制度を構築し、結果にこだわる。
この過程を広報する。】

地域の要望は多くいただき、実現に尽力できたものもありました。
議会質問が多くの方から注目されるようになり、
メディアでも取り上げていただけるようになってきましたので、
引き続き取り組んでまいります。

SNS発信のあり方も含め、新たな手法を考えていきたいと思います。

そして紙媒体の県政レポートは今年、累計100万部発行となりました。
双方向な形を模索し、政治活動の充実につなげていきます。


【3、令和5年10月の宮城県議選において、
平成27年(31.28%)、令和元年(28.18%)よりも
投票率を上げる(目標32.18%)活動をする。】

平成27年の県議選若林選挙区の投票率は「31.28%」。
令和元年の県議選若林選挙区の投票率は「28.18%」。

今まで投票に行ったことがない人が投票に行くためにはどうしたらよいか、
さらに検討、実践していきます。
若林区に住む若い世代のみなさんを巻き込んでいきたいと思っています。


【4、朝の街頭活動を年40回を目標に継続する。】

街頭活動を継続し、今年は39回街頭に立ちました。
目標まであと1回でした。来年は千回を意識しながら、
引き続き継続して活動をしていきたいと思います。


【5、県政報告会・政策をつくる会を開催する。
県政レポートを議会定例会ごとに(年4回)発行する。】

県政報告会はコロナ禍で、1回だけ開催することができましたが、
なかなかリアルの会合に参加するというのはまだ難しいところがあります。
政策をつくる会も来年はぜひやりたいと思っていますが、
政治資金パーティーも開催できず、後援会活動も停滞しているところです。
来年の任期満了に向けてしっかりと活動を進めていきます。

県政レポートは議会毎に発行、
今年も年4回で、7年目、第28号まで発行しています。
累計発行部数が100万部に到達しました。
活動についてはウェブサイトでも見ることができるようにしました
ぜひごらんください。

⇒ https://katsuyuki.jp/

県政レポートについては印刷代もさることながら、
新聞折込代やポスティング代などがかかり、なかなか大変です。
工夫しながら継続していきたいと思います。


【6、政治活動を活発化させるために、
後援会組織の充実、政治資金の安定的確保をめざす。】

11月に動き始めましたが、
まだなかなか活動が停滞していますので、
来年はエンジンをかけていきたいと思います。
皆様の御支援、どうぞよろしくお願いいたします。


【7、自民党の党勢拡大に努力する。】

一昨年、自由民主党仙台市若林区第一支部を結成しましたが、
活動が停滞しているところです。


【8、自分だけではなく、他の政治家の選挙応援に力を入れる。】

他県も含め、応援を頼まれれば、
できる限りのことをするようにしたいと思って活動したところです


【9、憲法改正運動に取り組む。】

多方面にわたって引き続き、尽力しているところです。
来年は勉強会開催を模索しています。


【10、中小企業支援とともに、経営者のネットワーク、
起業志望者のコミュニティ、活動の場をつくり、新たなビジネス、出会いをつくる。】
【11、起業を盛んにするための、起業教育に取り組む。
次世代を担う若い世代の志を立てるための取り組みを実践する。】
【12、金融政策を研究するとともに、企業の資金繰り・融資を実務的に学ぶ。
自分自身を含め、周りの方々の経済的基盤が強くなる活動をする。
【13、仙台における空き家対策とまちづくりを融合した活動をつくる。】


平成26、27年と創業スクール事業の採択を国から受け、
仙台を中心に起業支援活動に様々取り組んできました。

その後、創業スクール受講生が起業家として大活躍されており、
この卒業生のみなさんの力も借りながら、
「つくる仙台オンライン創業スクール」を令和3年1月から開始しました。
受講生から2社が誕生し、まもなく1社も設立準備となります。
これから共に学びながら、仲間を増やし、
経済の活性化につながる仕組みを作っていきたいと思います。

そして空き家問題にどう対応するか、
住空間の整備も含め、各地方議会でも大きな課題になってきているとのことですので、
さらにこの分野の研究を進めていきたいと思っています。

また9年目となりましたが今年も、
東北大学大学院で情報技術経営論の講義をする機会をいただき、

起業家とはどういう人か、
起業には何が必要か、
そんなお話をしました。

新規事業立ち上げ、
あるいは起業するという人に対し、
深い理解をしてほしい、
そんな思いで起業教育に取り組みました。


【14、メルマガを毎日発行する。】

メルマガについては今年も毎日発行しました。
引き続き発行の継続をしていきたいと思います。


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⇒ http://www.mag2.com/m/0001672704.html


【15、全国にいるメルマガ読者とオンラインで会い、
さまざまな話を聞く機会をつくる。】

今年も実現できませんでしたが、
落ち着きましたら機会を見つけて、
全国のメルマガ読者の皆さんとお会いしたいと思います。


【16、オススメできるような本を月に3冊は読み、アウトプットする。】

今年もキンドルを駆使して合間の時間の読書を工夫しました。
積ん読数が増加しているような気もしますが、
さらに勉強していきたいと思います。


【17、同じ志を持つ若い政治家を全国につくり、交流を深め、応援をする。
東北を知り、東北発世界の可能性を模索する。】

オンラインも駆使しながら引き続き、
東北各地の同世代の青年政治家と会う機会をつくり、
全国の地方政治家とともに地域活性化に取り組みます。


【18、日々流されることなく、2050年をにらんで勉強する。
エネルギー戦略(再生可能エネルギーと脱炭素)、食料増産、地球を育てる。】

再生可能エネルギーは、地域との共生が課題となっており、
今年も議会活動で取り上げてきました。
エネルギーがここまで高騰していますので、
さらに研究をしていきたいと思います。


【19、健康な体をつくるために定期的に運動をする。】

健康の大切さをあらためて実感しています。
若さも年々失われておりますので、
健康に留意し、運動不足が体に出てきていますので、
けがをしないよう、意識したいと思います。


【20、機会がめぐってきたときは、どのステージであれ、選挙に挑戦する。】

常に戦う、という気持をもって、
挑戦し続ける志を絶やさないで来年も活動していきます。




令和4年は、
多くの人の力をいただき、私にとって、
とても素晴らしい年でした。


この記事を読んでいるみなさまに
心からの感謝を申し上げます。


ご支援していただいている皆さんの力が年々大きくなり、
県議会議員として大きな仕事にも取り組むことができるようになってきました。


同時に、私への期待感が大きくなり、

「もっと上をめざせ」「次は知事選だ」「いや市長選だ」

との声もたくさんいただくようになってきました。

たいへん有難いことだなと思い、
自分の果たすべき役割について考えることもあります。

大きなステージで活動すれば、
大きな力をもって地元宮城県・仙台市に恩返しすることができますし、

わが国の原点を大事にしながら、
日本を変え、世界を救う、大きな政治をすることができる。


しかし政界は一寸先は闇、
次の三回目の県議選で私が勝てる保証はどこにもありません。

何があっても柔軟に対応できるよう力をつけながら、
自らの心身を整え、充実させていきたいと思います。

おごることなく、しかし恐れることなく、
皆さんの声に耳を傾けながら、活動を続けてまいります。


来年は48歳。
政治家としてもう若くはありません。

政治が私たちの生活をつくっている、
その重い役割を担うべく、
来年も全力で取り組んでまいりたいと思います。


令和4年、皆様には大変お世話になりました。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。


来年がみなさまにとってよき年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。


どうぞよいお年を!






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令和5年(2023年)の政治経済見通し

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以前からこメルマガでも指摘していますが、


「未来を予測することは一定程度可能である」


と私は思っています。


たとえば55月10日に渡辺勝幸は48歳になる!

とか、

54月1日に、わが国では、
「こども家庭庁」が設置される!

ということは、
もう予定として決まっているわけです。


私がむかし永田町で働いていたとき教えられたことは、
政治的作業一番要部分は


「日程を作ること」


だということでした。

だれがいつどう動くか?

これを知っていると、そ動きが解るし、
制度がどように変わっていくかも、
未来日程が解れば推測できるようになります。


永田町に限らず
ビジネスにおいてもそうですね。


したがって、
どんな種類手帳を使うか、
アナログかデジタルかということも大事かもしれませんが、


「手帳に書いてあることをどう見ていくか」


ということほうが重要なわけです。


もちろん人気持ちや、
突発的災害、事故、人死などで、
情勢が大きく変化することはありますで、
そこもシミュレーションひとつです。



5は、

「世界経済が減速する」となりそうです。

は、新型コロナウイルス感染症感染拡大により、
全世界でコロナによる影響が甚大なもとなりました。

なかでリベンジ消費や物価高騰に連動した景気拡大も見られましたが、
は欧州を中心に世界経済減速に注視するとなりそうです。



日本政治世界では、

「春統一地方選挙」が課題です。

岸田内閣は衆院選、参院選に勝利しましたが、
安倍総理銃撃事件、統一教会問題、相次ぐ閣僚辞任により、
「黄金」は過去話題となっています。

万が一、統一地方選挙で自民が惨敗ということになれば、
5広島サミットが「花道」ということにもなりかねません。


岸田総理自民党総裁として任期は、
2024(6)9月までとなりますが、
第一関門が「統一地方選挙」となるでしょう。


立憲民主党、日本維新会など野党各党勢力図も、
統一地方選挙次第となりますし、

国民民主党と連立問題も統一地方選挙までに見えてくるか、
後になるか、政局動きにも注目です。


ーーーーーーーーーーーーーーー


日本経済については、
想定以上物価高騰と「悪い円安」が打撃を与えており、

コロナによる「ゼロゼロ融資」返済が始まる状況からも、
景気動向は要チェックです。

世界経済減速により、場合によっては、
輸出企業が厳しい状況になる可能性があります。

日本におけるインフレがど程度、影響を与えるか、
そして賃金上昇数字がどくらいになっていくかという点も重要です。


また引き続き、
「脱炭素」「デジタル化による経済活性化」は今も大きなテーマであり、
政府政策推進が進展することとなります。



ーーーーーーーーーーーーーーー


そして、国際的な情勢としては、
コロナ以後、ますます熾烈となっている、

「米中覇権争い」が主軸として展開していくことでしょう。

欧米が中露と対立するという、
20世紀国際情勢にも似た構図が、
再び激しく生まれているようにも思えます。

ウクライナへロシア侵攻により、
ヨーロッパ安全保障は一変しましたし、
エネルギー情勢も一変しました。

中国をターゲットとした、「経済安全保障強靭化」というテーマは、
対ロシアを含めた概念に傾きつつあります。

第三次世界大戦懸念も、論者からは指摘されるようになりましたが、
台湾海峡も含めた東アジア情勢はウクライナと相似関係にあるとも言え、
非常に緊迫化しているといえます。

また、コロナによる経済影響は落ち着きつつあるも
各国政府・中央銀行は、戦後最大規模財政出動を含む
あらゆる政策手段を総動員したこともあり、
出口を見据え、巨大債務をどう処理していくかという課題も
見据える必要があります。



アメリカでは、こ想定以上インフレが進行しており、
インフレ動向と金融政策が最大焦点となるでしょう。

エネルギー価格動きから見ると、
ピークアウトしたではないかという指摘もありますが、
政策金利は5%を軸として動くと予想もこれあり。

また、米中対立を含め、トランプ的反グローバル、
サプライチェーン在り方議論を見ると、
インフレ懸念が完全に払しょくされるためには相当な時間が必要となりそうです。

2024大統領選を見据え、
トランプ前大統領が出馬表明、
ポスト・バイデン議論が今は注目です。



ヨーロッパではコロナ禍経済活動再開による需要回復も一巡したとみられており、
景気後退入りがコンセンサスとなりつつあります。

消費者マインドも大幅悪化とことで、
から続くエネルギー価格高騰がインフレを牽引。

なかでも、イタリア財政懸念がリスクとなっています。
脱ロシア・脱中国を欧州がどれだけ進められるか、困難な選択を迫られそうです。



中国は、ゼロコロナ政策から転換や不動産市場低迷など、
中国経済力強さがみられない状況です。

政治的には習近平体制は強化されましたが、
足元が揺らぎつつあることは明白ですで、
経済動向次第ではさらなる強硬な外交が進められる可能性があります。

またコロナ禍以来、
大規模な財政金融政策を打ち出していないこともありますが、

今後5習近平政権が「中国式現代化」をどように進めていか、
さらなる不安定な状況が惹起される可能性もあります。



記事では、「来地政学リスク」として、
北朝鮮、イラン、ウクライナを挙げました。

しかし、ここまでロシアがウクライナへ侵攻をするとは、
なかなか想定できるもではありませんでした。

自分自身反省しながら、
どんなに時代が進化しても、
独裁者意志によって戦争が簡単に起こってしまい、
命はあっという間に軽いもになってしまうということを再認識した次第です。


は尊いもですが、
を訴えて侵略をするということもあるということを肝に銘じ、
複合的な視点が必要だということを肚に落したいと思います。


大転換期世界において我が国がどう進むべきか、
宮城県進むべき方向はどうあるべきか、

始、考えてみたいと思います。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
52023予定】

1月23日 通常国会召集

1月21-27日 春節(旧正月)休暇(中国ほか)

2月24日 ロシアウクライナ侵攻開始から1

3月11日 東日本大震災から12

4月1日 こども家庭庁設置法施行

4月8日 日本銀行黒田総裁任期満了

4月9日・23日 統一地方選挙

4月23日 衆参統一補欠選挙

5月6日 チャールズ3世戴冠式(イギリス)

5月19日~21日 G7サミット(広島)

7月 ファミリーコンピュータ 生誕40周

7月 仙台市議会議員選挙

9月1日 関東大震災から100

9月8日~10月28日 ラグビーワールドカップ2023(フランス)

9月9日~10日 G20首脳会議(インド・ニューデリー)

10月 宮城県議会議員選挙

10月29日 ウクライナ議会選挙

11月 APEC首脳会議(アメリカ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



は卯
渡辺勝幸は48歳となります!


相場格言は「卯は跳ねる」。

相場上昇が期待できるというになるでしょう。


干支は「癸卯」
十干が「癸(みずと)」で、十二支が「卯」。


「寒気が緩み、萌芽を促すとされています。



「壬」は十干10番目、生命循環で言えば最後に位置し、
生命を育む準備が完了した状態を表しています。

一方、「卯」は十二支4番目で、
草木が地面をおおうようになった状態、萌え出づる春を表します。



そう考えるとは、
兆し、今まで培われた実力が試されるであるといえます。

コロナにより、厳しい冬を全世界人々が過ごしてきましたが、
新たな時代をつくるスタートとなる、
これが「癸卯」となるでしょう。

また一方で、無理をしすぎず、頑張りすぎない、
ほどほどとすることも大事ですね。



大きな転換点に私たちはいま立っています。

世界大転換期にあって、
諸外国とを維持しながらも、

わが国原点に立ち返り、
日本あるべき姿をもう一度考えていかなければなりません。

日本が果たすべき役割を考えながら、

地元若林区と宮城県発展を推進するため、
「新たな時代をつくる」としたいと思います。

令和4年メルマガイチ押しバックナンバー&ブログ記事ランキングベスト10について

12年以上、
毎日メルマガを書いているのですが、
今日現在で、4489号になりました。

最初のころはほとんど私の友人しか読んでいなかったですし、
あまり反応もないときもあったりして、
継続するのも大変だなあというときもあったのですが、

いまでは日課のようになっているので、
特に大変ということもありません。

12年はあっという間でした。
最近は、人生の後半戦をどう生きるかということを考えています。


さて、年末になりましたので、毎年恒例ですが、
令和4年今年一年の人気記事&ブログ記事ランキングベスト10
を紹介したいと思います。






【令和4年メルマガ人気記事一覧】

令和4年1月17日(月)
【大努力】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163183897?share=1

令和4年2月10日(木)
【羽生結弦は本当にすごい人だと今日あらためて感じた言葉】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163218881?share=1

令和4年2月21日(月)
【ヘアドネーションをしました!】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163234255?share=1

令和4年3月7日(月)
【8年務めたPTA会長を退任することになりました】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163254025?share=1

令和4年3月11日(金)
【東日本大震災から11年ー伝え続けること】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163259959?share=1

令和4年4月21日(木)
【アクアイグニス仙台が若林区藤塚に本日オープン!】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163319503?share=1

令和4年5月9日(月)
【祝!900回】渡辺勝幸の街頭活動が900回となりました!
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163342305?share=1

令和4年5月23日(月)
【こんなリーダーが必要だと思う】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163362721?share=1

令和4年7月20日(水)
【若林区今泉地区で、小学生の通学路を安全にする話】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163442986?share=1

令和4年11月3日(木)
【自由民主党・県民会議 政務調査会長を退任しました!】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163599026?share=1

令和4年11月13日(日)
【落選から今日でちょうど11年!】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163609929?share=1

令和4年11月23日(水・勤労感謝の日)
【私の伯父が亡くなりました】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163624288?share=1

令和4年12月5日(月)
【台湾で開催された「第4回アジア・トレイル・カンファレンス」に出席しました!】
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163639166?share=1




昨年以来今年も、
新型コロナウイルス感染症対策に翻弄され、
コロナ一色の一年でありました。


これらバックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。
⇒ https://www.mag2.com/archives/0001672704/


ぜひバックナンバーをご覧ください。




【読書シリーズ】

令和4年4月26日(火)
GWに読むオススメの本その1ー令和4年版
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163327379?share=1

令和4年5月2日(月)
GWに読むオススメの本その2ー令和4年版
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163334410?share=1

令和4年5月4日(水・みどりの日)
GWに読むオススメの本その3ー令和4年版
⇒ https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/163335905?share=1




このメルマガでは、
様々な本も紹介しています。

今年も作家のみなさまから
たくさんの御著書を献本していただき、
誠にありがとうございます。

私も読書好きですので、
来年も様々な本をご紹介していきたいと思います。





これらバックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。
⇒ https://www.mag2.com/archives/0001672704/





【令和4年ブログ記事ランキングベスト10】


今年も色々なことがありました。

メルマガを毎日発行していきましたし、
このメルマガをたくさん読んでくださる方がいらっしゃったことは
このうえない喜びです。


このメルマガ記事の一部は、ブログにアップしています。

そこで、毎年恒例のことですが今年、
令和元年のブログ記事ベスト10を
みなさんにご紹介したいと思います。

2021年12月25日から2022年12月24日で
計算をしてみました。


第10位(新)
「代ゼミに通っていた自分の19歳を思い出す─英語富田、数学荻野など」(R3/5/9)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2852.html

第9位(令和3年第8位、令和2年・令和元年圏外)
「できそこないの梁瀬と創業者の父─梁瀬次郎(ヤナセ社長)その1」(H24/9/11)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-800.html

第8位(令和3年第7位、令和2年第7位、令和元年第8位)
「江戸英雄(三井不動産会長)─昭和時代の私の履歴書」(H23/8/17)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-391.html

第7位(令和3年第6位、令和2年第2位、令和元年第6位)
「TM NETWORKの歴代シングル売上ランキングBEST24」(H25/8/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1137.html

第6位(新)
「中学校PTA会長の卒業式祝辞-令和2年度仙台市立沖野中学校卒業式祝辞」(R3/3/6)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2831.html

第5位(令和3年第4位、令和2年第4位、令和元年第5位)
「ブリヂストン誕生、そして石橋家と鳩山家
─石橋正二郎(ブリヂストンタイヤ社長)その3─昭和時代の私の履歴書」(H24/5/8)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-669.html

第4位(令和3年第5位、令和2年第5位、令和元年第2位)
「大屋晋三、未亡人と関係を持ち、責任をとる─帝人社長(昭和時代の私の履歴書)」(H24/1/18)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1970.html

第3位(新)
「渡辺勝幸応援団から、令和3年政治活動についての講評/石川光次郎第44代宮城県議会議長より」(R4/4/1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2961.html

第2位(令和3年第2位)
「渡辺勝幸応援団から、令和2年政治活動についての講評」(R3/7/9)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2864.html

第1位(令和3年第1位、令和2年第1位、令和元年圏外)
「秋篠宮殿下を池に放り込む─今日は天皇誕生日です」(H24/12/23)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-898.html




今年も第1位は、
「秋篠宮殿下を池に放り込む─今日は天皇誕生日です」。

でしたが、今後とも国民をあげて、
しっかりとお支えしていかなければならないですね。

また、「渡辺勝幸応援団からの講評」のページがここ数年、
非常にアクセス数が伸びています。

今年のランキングで意外だったのは、

「代ゼミに通っていた自分の19歳を思い出す」

でありまして、私の浪人生時代のお話です。
その後の人生で、癖になったかのように様々な「浪人」を繰り返すのですが、
最初の浪人時代ということで、あれから30年近く。

なつかしくもあり、最近のことのようでもあり。。。


今年一年、メルマガ記事を読んでいただくだけでなく、
多くの方がブログ記事にも訪れてくださいました。

ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


年末年始、渡辺のオススメ書籍!(令和4年末)その4(終)

今年もあと少しで終わりですが、
ふだん分刻みのスケジュールの方も、
年末年始を生かして読書をしてみてはいかがでしょうか。


あらゆる人から学ぶ、
そんな気持ちを持っていると、
世の中のいろんな人々が書いた本を読むことこそ、
あらゆる人から学ぶことになるのではないかと感じます。


毎年このメルマガでは、
年末年始皆さんにオススメの本を紹介しています。





【10、菊野雅之『古典教育をオーバーホールする: 国語教育史研究と教材研究の視点から』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4909658874/cuccakatsu-22/ref=nosim


国語教育について、どうあるべきか。
県議会でも取り上げていますが、なぜ古典を学ぶべきなのか、
国語教育史研究の観点からの分析です。

今後、古典教育を含め国語教育がさらに重要になっていくと、
私は考えていますが、政策論としてはミクロ中のミクロで、
票にならない分野でもありますが、日本人の基礎が国語にありますので、
今後とも政策研究をし続けていきたいと思っています。

───────────────────────────────────
【引用ここから】

「なぜ古典を学ばなければならないのか」という生徒たちの声にどう応えていくのか。
これからの古典学習論のために、国語教育に携わるすべての人の必読書。

生徒たちの声に応えるにはまず、いつから古典教育は始まり、
今に至ったのかという、古典教育史を分解・点検しなければならない。
本書は、従来、戦後から唐突にはじまってきた古典教育史を見直し
教材研究のあり方を問い、現在そして未来の国語科教育の理論を形成するための基盤を整えようとする。

近代における古典の教材的価値の成立の様相を明らかにしながら、
一方で、現代における古典教育(教材)の問題点を指摘し、
過去と現在を行き来しながら、古典教育の機能を考えなおす書。

【機械を部品単位で分解・点検し、必要な修復や部品の交換を行い
新品時の性能を発揮する状態に戻すことを「オーバーホール」(Overhaul)という。
機械式時計であれば数年間に一度はオーバーホールが必要と言われている。
本書では明治から現在に至るまでの古典教育史を分解し、点検を行っていく。
どこかに摩耗してしまった交換するべき部品はないだろうか。
その摩耗した部品を引き続き使い続けようとはしていないだろうか
古典教育をオーバーホールすることで、古典教育の機能を新たな形で復活させる糸口をつかむことが本書の試みである。】
…はじめにより


著者について
1978年、鹿児島県生まれ。1999年、鹿児島大学理学部物理科学科中退。
2004年、横浜国立大学教育人間科学部学校教育課程国語専修卒業。
2006年、同大学院教育学研究科言語文化系教育専攻修了。
2013年、早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程国語科教育専攻単位取得満期退学。
早稲田大学教育学部助手、国立教育政策研究所学力調査専門職などを経て、
2014年より北海道教育大学釧路校講師。
2022年現在、同大学准教授。博士(教育学)。

【引用ここまで】
────────────────────────────────────




【11、新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492762396/cuccakatsu-22/ref=nosim


国語教育が重要であるということは、
我が国の伝統や文化を守るというコンテクストにおいても重要なのですが、

本書が示しているように、子供たちの読解力が年々、
著しく低下しているというのもまた事実であると感じていることが
私の国語教育への関心の根底にあります。

将来を担う子供たちの読解力がAIに劣るレベルになれば、
仕事にありつけなくなってしまう。
それが常態化してしまう可能性が高いわけです。

未来を政策でどう考えるか。
今は行政に担当部署がないけれども、先手を打たなければいけない政策分野についての研究が、
政治家には求められているものと思います。


───────────────────────────────────
【引用ここから】

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。
しかし、"彼"はMARCHクラスには楽勝で合格していた!
これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?
AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く
しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。
AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、
その行く着く先は最悪の恐慌だという。
では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか?
最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる

目次
はじめに

第1章 MARCHに合格──AIはライバル

AIとシンギュラリティ
偏差値57.1
AI進化の歴史
YOLOの衝撃──画像認識の最先端
ワトソンの活躍
東ロボくんの戦略
AIが仕事を奪う

第2章 桜散る──シンギュラリティはSF

読解力と常識の壁──詰め込み教育の失敗
意味が理解しないAI
Siri(シリ)は賢者か?
奇妙なピアノ曲
機械翻訳
シンギュラリティは到来しない

第3章 教科書が読めない──全国読解力調査

人間は「AIにできない仕事」ができるか?
数学ができないのか、問題文を理解していないのか?──大学生数学基本調査
全国2万5000人の基礎的読解力を調査
3人に1人が、簡単な文章が読めない
偏差値と読解力

第4章 最悪のシナリオ

AIに分断されるホワイトカラー
企業が消えていく
そして、AI世界恐慌がやってくる

おわりに


メディア掲載レビューほか
28万部突破、日本中を揺るがした衝撃の書! ビジネス書大賞2019大賞受賞!
教育関係者や親たち、ビジネスパーソンから圧倒的支持!


【怒濤の受賞ラッシュ! 】

ビジネス書大賞2019 大賞
第27回 山本七平賞
第39回 石橋湛山賞
第27回 大川出版賞
第66回 日本エッセイスト・クラブ賞
ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書 TOPPOINT大賞 2018年上半期
日本の人事部 HRアワード2018 書籍部門 優秀賞


【テレビで話題! 】

★TBSテレビ「サンデーモーニング」 2019年5月5日
★TBSテレビ「報道特集」 2019年2月9日
★TBSテレビ「林先生が驚く初耳学! 」 2018月4月1日
★NHKスペシャル「マネー・ワールド」 2018年10月7日
★BSフジLIVE「PRIME NEWS」 2018年7月2日
★日本テレビ「ZIP!」2018年4月18日
★TBSテレビ「上田晋也のサタデージャーナル」2018年4月14日
★TBSテレビ「王様のブランチ」 2018年3月17日


【メディアで書籍紹介、著者インタビュー等多数掲載されました! 】
★ラジオ TBSラジオ・伊集院光とらじおと/NHKラジオ第一・Nらじ ほか
★新聞 日経/朝日/読売/毎日/産経/東京/北海道/高知 ほか
★週刊誌 週刊文春/週刊現代/AERA ほか
★ビジネス誌 週刊ダイヤモンド/プレジデント/週刊エコノミスト/週刊東洋経済 ほか
★月刊誌 文藝春秋/正論/Voice ほか
★女性誌 女性セブン/婦人公論/anan/VERY ほか
★ネット ほぼ日刊イトイ新聞/ニューズウィーク日本版オンライン/東洋経済オンライン ほか

人間がAIに勝つためには「読解力」を磨くしかない
先日惜しまれつつ世を去ったホーキング博士は、数年前に
「完全な人工知能(AI)が実現すれば、人類は終焉を迎える」という意の発言をしていた。

いわゆる「シンギュラリティ」、つまりAIの進化が人間のそれを上回るという
「技術的特異点」のことだ。

しかし、東大合格を目指した「東ロボくん」の開発者である著者は言う。
「AIが人類を滅ぼす?……滅ぼしません! 」
「シンギュラリティが到来する?……到来しません! 」。
それどころか、東大合格すらAIには無理だろうと言うのだ。

とはいえ、個人的にあまり笑っていられない。
「東ロボくん」は既に私の勤める大学の入試は十分に突破する偏差値を模試で叩き出している。
では、MARCHレベルと東大との入試の間に、AIが決して越すことのできないどのような溝があるというのか。

それは国語、読解力だ。
AIが自然言語を読みこなすことは金輪際できないというのだ。
その不可能性の仕組みは本書にあたってもらいたいが、ここでほっと胸を撫でおろすのも束の間、
シンギュラリティよりもっと切迫した問題があった。

実は中高生の多くが、「東ロボくん」以下の読解力しか持っていないということが調査から浮かび上がってきた。
二つの文章の意味が同じかどうかを判定する問題で、中学生の正答率はなんと57%。
しかも、それを聞いたある新聞記者が、57%もあるなら悪くないんじゃないかと言ったそうで、
もうこうなると日本人の読解力は壊滅的と言わざるを得ない。
二択の問題なら誰でも五割はとれる。

他のタイプの問題でも、サイコロを転がすのと同じ程度の正答率しかなかったというこの若者の読解力の現状で、
小学校からプログラミングや英語が導入されようとしているが、著者は言う。
「一に読解、二に読解」と。
そうしなければ、AIの進化を待たずに人間が職場をAIに明け渡さねばならなくなる日が遠からず訪れることになるだろう。

評者:伊藤氏貴
(週刊文春 2018年04月12日号掲載)

読解力が世界を支配
藤井聡太が羽生善治を破った朝日杯。やっぱり将棋は人間対人間がおもしろい。
いくら強くても、コンピュータでは味気ない。
『AIvs.教科書が読めない子どもたち』は、AI(人工知能)と人間の現状と未来についての本である。
著者は国立情報学研究所教授で数学者。
東大合格を目指すAI「東ロボくん」の育ての親だ。
この本には、同プロジェクトから見えてきたAIの可能性と限界、そして人間との関係が書かれている。

良いニュースと悪いニュースがひとつずつ。
まず、良いニュースから。
AIが人間を超える、いわゆるシンギュラリティが到来することはない、と著者は断言する。
なぜなら、AIはコンピュータであり、コンピュータは四則計算をする機械でしかないから。
どんなに高度になっても、その本質は変わらない。
たとえば東ロボくんの偏差値は57・1。
東大は無理だけど、MARCHなら入れそうだ。
ただし国語や英語は苦手だ。なぜなら、AIは意味を理解しないから。
読解力がないのである。
しかし、これで人類の未来は明るいぞなんて安心してはいられない
AIでもできる仕事は、この先どんどん奪われていくのだ。これが悪いニュース。
ならばAIにできない仕事をやればいい、と思うだろう。
ところがこれもお先真っ暗だ。
全国読解力調査によると、教科書の文章を正しく理解できない中高生が多いというのである。
なんと3人に1人が簡単な文章すら読めない。
これからの世界は、読解力がある一握りのエリートに支配されてしまうのか。

評者:永江朗
(週刊朝日 掲載)

内容(「BOOK」データベースより)
大規模な調査の結果わかった驚愕の実態
─日本の中高校生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。
多くの仕事がAIに代替される将来、読解力のない人間は失業するしかない…。
気鋭の数学者が導き出した最悪のシナリオと教育への提言。

著者について
新井 紀子(アライ ノリコ)
国立情報学研究所教授、同社会共有知研究センター長。
一般社団法人「教育のための科学研究所」代表理事・所長。
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、
イリノイ大学5年一貫制大学院数学研究科単位取得退学(ABD)
東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。
2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
主著に『ハッピーになれる算数』『生き抜くための数学入門』(イースト・プレス)、
『数学は言葉』(東京図書)、『コンピュータが仕事を奪う』(日本経済新聞出版社)などがある。


【引用ここまで】
───────────────────────────────────






【12、パイ インターナショナル『話題のショップをつくる注目の空間デザイナー・建築家100人の仕事』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4756250882/cuccakatsu-22/ref=nosim


政治の世界は常に不安定であり、
緊張感をもって取り組まなければならないわけですが、

建築関係の写真や、建物の美しさ、あるいは自然の美しい風景などを見ると、
心が癒されます。

空間の美しさはいいものですね。

───────────────────────────────────
【引用ここから】

時代の流れがわかるクリエイターズプロファイル

サードウェーブコーヒーブームやインバウンド向けのホテルの増加
空き家を生かしたリノベーションなど、
近年の建築業界には大きな変化が見られます。
本書では、新しい発想でこれまでになかった空間を作り出す建築家
デザイナーたちの仕事をプロファイル形式で紹介。
店舗オーナーはもちろん、ブランディングを手がけるグラフィックデザイナーにも役立つ1冊です。


【引用ここまで】
───────────────────────────────────





【13、レイ・ダリオ著、伴百江訳『巨大債務危機を理解する』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4756250882/cuccakatsu-22/ref=nosim


世界で最も厳しい少子高齢化社会になっているわが国においては、
かねてより巨大債務を抱えていましたが、

全世界のあらゆる国が、コロナ以後は巨大債務を抱えているというのが、
現在の国際金融の世界に生きる人々の共通認識であります。

この巨大債務がインフレ下において、またそれ以後において、
いつ債務危機に陥るのか、これはわかりません。

しかし、レイ・ダリオが指摘するように、
あらゆる可能性のシナリオを想定しておけば、
いざ危機に遭遇したときにその出口を見つけることができるのでしょう。

これはあらゆる分野でも同様であると思いますが、
しかしこの本の厚さと本のデザインの重厚感は、
部屋のインテリアとして積ん読のもまたよいですね。


───────────────────────────────────
【引用ここから】

【内容紹介】
世界恐慌、リーマン・ショック、欧州債務危機……
市場を揺るがす債務危機や金融危機は、なぜ起きるのか?
過去100年のデータをもとに、巨大債務危機を勝ち抜く《原則》を明かす

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための《原則》を学べると唱えた。

本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説する。

歴史上、何度も繰り返されてきた債務危機や金融危機は、いかなるサイクルで起きるのか。危機が生じるパターンと危機の背後にある因果関係を正しく理解することで、私たちは来るべき危機に備えることができる。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊

【本書への賛辞】
「債務危機と必要な政策対応に関する革新的研究」
──ベン・バーナンキ(元FRB議長、ノーベル経済学賞受賞者)

「次の金融危機を乗り越えるための必読書」
──ローレンス・サマーズ(第71代米財務長官)

「世界最高の投資家による素晴らしい1冊」
──ヘンリー・ポールソン(第74代米財務長官)

「金融危機の歴史を描いた傑作」
──ティモシー・ガイトナー(第75代米財務長官)



出版社より
【目次】

序章

第1部 大規模な債務サイクルの原型

大規模な債務サイクルの原型

典型的なデフレ下の債務サイクルの各段階

インフレ下の不況と通貨危機

典型的なインフレ下の債務サイクルの各段階

一時的なインフレ下の不況からハイパーインフレへのスパイラル

戦時下の経済

まとめ

第2部 詳細なケーススタディー

ドイツの債務危機とハイパーインフレ(1918~1924年)

米国の債務危機とその対応(1928~1937年)

米国の金融危機とその対応(2007~2011年)

第3部 48のケーススタディー

48の債務危機

主として自国通貨債務危機(デフレ下のデレバレッジ)

主として非自国通貨債務危機(インフレ下のデレバレッジ)

付録:マクロプルーデンス政策

経済用語集

【「序章」より】

2008年の世界金融危機から10年以上が経った。

私は世界金融危機を乗り切ることができた投資家の一人として、

危機への見方を提供しようと考えて本書を執筆することにした。

私がうまく危機を乗り越えられたのは、過去のすべての債務危機が

どのように起こったのかを理解するテンプレート(枠組み)を開発していたからだ。

このテンプレートを読者の皆さんと共有し、理解を深めることで、

債務危機がこれから起こる可能性を少しでも低減し、それにうまく対処できることを願っている。

投資家である私は、大半の経済学者や政策当局とは異なる見方を持っている。

私は経済変化を反映する市場を通じてその経済変化にお金を賭けているからだ。

そのため、資本の動きを左右する相対的価値やその流れに注目せざるを得ない。

その流れを乗り切る過程で、自分の見方が間違っていることほど辛いものはなく、

正解であることほど大きな喜びはないということを、

私はグローバル・マクロ戦略に基づく投資家として学んだ。

本書では、従来の教科書にはない実用的な経済知識を提供したい。


商品の説明
著者について
レイ・ダリオ
1975年にニューヨークの2LDKのアパートでブリッジウォーター・アソシエイツを創業。
45年以上をかけて同社を世界最大のヘッジファンドに育て、フォーチュン誌が「米国で5番目に重要な非上場企業」と呼ぶまでに成長させた。
タイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」であり、世界中の政府関係者がマクロ経済に関して助言を求める人物。
彼が開発したリスク・パリティ戦略、アルファ・オーバーレイ戦略、オール・ウェザー戦略といった革新的投資手法には、
複数の団体から特別功労賞が授与されている。

伴百江
慶應義塾大学法学部政治学科卒。
1989年より日本経済新聞社米州編集総局(ニューヨーク)にて金融・経済担当の記者を務め、
大手米銀や投資ファンドなどの最高経営責任者(CEO)や創業者のインタビューを数多く手がける。
2022年度Citi Journalistic Excellence Award受賞。米国外国特派員協会役員。
主な訳書に『ハゲタカ投資家』(日本経済新聞出版)など。


【引用ここまで】
───────────────────────────────────





メルマガ読者の皆さんのなかでこれを読んだとか、
この本いいですよというオススメがあれば、
メールをください!

よろしくおねがいいたします!


年末年始、渡辺のオススメ書籍!(令和4年末)その3

今年もあと少しで終わりですが、
ふだん分刻みのスケジュールの方も、
年末年始を生かして読書をしてみてはいかがでしょうか。


あらゆる人から学ぶ、
そんな気持ちを持っていると、
世の中のいろんな人々が書いた本を読むことこそ、
あらゆる人から学ぶことになるのではないかと感じます。


毎年このメルマガでは、
年末年始皆さんにオススメの本を紹介しています。





【7、本多隆成『徳川家康の決断-桶狭間から関ヶ原、大坂の陣まで10の選択 (中公新書 2723)』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/412102723X/cuccakatsu-22/ref=nosim


令和5年NHK大河ドラマは、「どうする家康」ということで、
江戸幕府を開いた徳川家康が主人公とのことです。

徳川家康の人生は、波乱の人生であることは間違いありませんが、
人生の分かれ道でどのような選択をしてきたのか、
それが世の中をどう変えてきたのか、
大河ドラマの醍醐味を本書でも味わえるでしょうし、
予習として読んでみるのもいいですね。


───────────────────────────────────
【引用ここから】

弱小大名は戦国乱世をどう生き抜いたか。
桶狭間、三方原、関ヶ原などの諸合戦、本能寺の変ほか10の選択を軸に波瀾の生涯をたどる。


著者について
本多隆成
静岡大学名誉教授。1942年、大阪市生まれ。
大阪大学卒業後、同大学大学院に進み、博士を取得。
静岡大学人文学部教授、放送大学静岡学習センター所長などを歴任
著書に『定本 徳川家康』『徳川家康と関ヶ原の戦い』『徳川家康と武田氏』(いずれも吉川弘文館)など。

【引用ここまで】
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【8、尾高朝雄『国民主権と天皇制 (講談社学術文庫)』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065162718/cuccakatsu-22/ref=nosim



憲法論議はこれから避けて通れないテーマとなります。

そこで「ノモス主権」の概念について書かれた本書が3年前に文庫化されていたことを知り購入しました。

学術的には主流派ではないですし、
宮沢俊義、芦部信喜の憲法主流派の流れが、
現在の政官界をつくり出していることから考えれば、少数派意見ではありますが、

政治的に見れば振り子として本書を読んでみるのは重要です。



───────────────────────────────────
【引用ここから】

惜しまれながら急逝した不世出の法哲学者・尾高朝雄(1899-1956年)、初の文庫版。

本書の原本は、1947(昭和22)年10月に国立書院から出版されました。
その5ヵ月前には日本国憲法が施行されています。
大日本帝国憲法から日本国憲法への移行は、前者の改正手続きに基づいてなされました。
そうして「天皇主権」から「国民主権」への大転換を遂げた新しい戦後日本には「象徴天皇」が残されました。

国民主権と天皇制ははたして両立可能なのか?
もしそこに矛盾があるのなら、戦前から戦後の移行はいかにして根拠づけられるのか?
これらの疑問は、単に憲法学の問題であるだけでなく、
戦後の繁栄を支えた日本の新しい形は正当な根拠をもつものか、
というすべての日本国民に関わる問題でもあります。

本書は、この問題を解きほぐしてくれるものです。
改正手続きの具体的な経緯をたどり、その過程で起きた「国体」をめぐる論争に触れつつ、
「主権」とは何なのか、という問いを追求します。
誰にでも理解できるよう、ていねいにたどられていった考察の末、
「国民主権」と「天皇制」を両立させる「ノモス主権」が提示されます。

本書が発表されたあと、憲法学者・宮沢俊義(1899-1976年)が異論を唱え、
二人のあいだに論争が繰り広げられました。
本書は、宮沢の批判に対する応答として書かれた二篇を増補して1954(昭和29)年に青林書院から刊行された版を底本とし、
その内容を追えるようにしました。

「ノモス主権」の概念は、長らく忘れられてきました。
しかし、ここには今こそ考えるべき問いがあります。
学術文庫『立憲非立憲』に続き、唯一無二の憲法学者・石川健治氏による渾身の「解説」を収録した本書は、
新しい時代の日本にとって必須の一冊となることでしょう。


[本書の内容]
序 言
はしがき
第一章 新憲法をめぐる国体論議
第二章 主権概念の批判
第三章 国民主権の原理
第四章 天皇統治の伝統
第五章 新憲法における国民主権と天皇制
第六章 ノモスの主権について
第七章 事実としての主権と当為としての主権
解 説(石川健治)


内容(「BOOK」データベースより)
不世出の法哲学者・尾高朝雄(一八九九‐一九五六年)が日本国憲法施行の五ヵ月後に公刊した不滅の名著。
「象徴」として存続した天皇は「国民主権」と矛盾しないのか?
─この根源的な問いに答えるために、著者は「ノモス主権論」を展開していく。
憲法学の大家・宮沢俊義との論争の中で書かれた文章を併載した改訂版、初の文庫化。

著者について
尾高 朝雄
1899-1956年。法哲学者。
東京帝国大学法学部卒業後,京都帝国大学文学部に進み,西田幾多郎らに学ぶ。
留学中にケルゼンやフッサールの薫陶を受け,京城帝国大学教授,東京帝国大学教授を歴任。
主な著書に,『国家構造論』(1936年),『実定法秩序論』(1942年),
『自由論』(1952年),『法哲学』(1956年)など。


【引用ここまで】
───────────────────────────────────






【9、ボストン コンサルティング グループ『BCGが読む経営の論点2023』】
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コロナのような感染症による危機管理を予測できた経営者はそう多くはいないと思いますが、
それでも感染症危機に備えていた経営者がいるのも確かです。

突発的な戦争や災害も含め、未来がどうなっていくかについて、
常にアンテナを張って、不確実な時代に対応するシナリオを考えておくことは、
経営者として非常に重要な仕事の一つであると思います。

政治家はもちろん、日常からそうした情報収集をしているわけですが、
こうした「勉強」の積み重ねが、それぞれの会社、それぞれの地域で、
差が生まれてくる一つの理由かもしれません。

日々、勉強です。


───────────────────────────────────
【引用ここから】

メタバース/Web3による新しい世界で勝つには?
シナリオプランニングを経営に活かすには?
脱炭素とエネルギー安全保障のゆくえは?……
2023年のビジネスの成否を分ける重要論点を、
トップコンサルタントが解説!

翌年の経営・ビジネスを考えるために重要な変化を、世界有数の戦略コンサルファームであるボストン コンサルティング グループのコンサルタントたちが解説する、好評書籍の最新版。

「不確実性が高いから、将来を考えることは無駄なのか。
否、答えはその逆である」

「不確実な時代だからこそ、経営者の重要な役割は、世の中の変化と流れを読み解き、その半歩先、1歩先の手を打つ方向性を示すことにある」

「競争に勝つためには、世の中の本質的な流れや変化点を見極めることがきわめて重要である」──本文より

■目次

序章 中長期のシナリオを考え、備える
Chapter1 陸の移動の変化──EV普及による自動車産業の構造変化
Chapter2 物流の変化──物流危機とデジタルサプライチェーン
Chapter3 食の変化──食品・小売企業が主導する食料システム変革
Chapter4 医療の変化──ヘルスデータと医療システムの進化
Chapter5 エネルギーサービスの変化──カーボンニュートラルとエネルギー安全保障
Chapter6 学びの在り方の変化──デジタル時代における企業/個人の学び
Chapter7 通信と放送の変化──メディアの融合と分離
Chapter8 決済の変化──ブロックチェーン、組み込み型金融、BaaSの進
Chapter9 都市空間の変化──スマートシティをめぐる新たなプラットフォームエコシステム
Chapter10 仮想空間の変化──メタバースを通じた新しい経済圏の台頭


著者について
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
Boston Consulting Group
ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいる。
1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設され、
今日では、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、
組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししている。
グローバルで多様性に富むチームが、産業や経営トピックに関する深い専門知識と、
現状を問い直し企業変革を促進するためのさまざまな洞察を基にクライアントを支援している。
最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能によりソリューションを提供する
日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、
2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立。


【引用ここまで】
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120216 gaitorokuchonomeAkXOfoVCMAAmJYo 早朝街頭を続けています。平成24年1月撮影。

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