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【渡辺勝幸ご報告】東北大学大学院における令和4年度講義が終了しました─「情報技術経営論」講義の内容と受講者の感想を公開します!その4(終)【起業家教育】

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今年も令和4年4月から8月にかけて、
毎週月曜日に、

私、渡辺勝幸は、

東北大学大学院情報科学研究科
(https://www.is.tohoku.ac.jp/)

において、非常勤講師として、情報技術経営論の講義をしました。

今年でこの講座を持つのは早いもので9年目となりました。

この講義を受け社会に巣立って行った方々もたくさんいますし、
Facebookなどで引き続きつながってくださっている卒業生の方もおり、その活躍が楽しみです。

なかには起業した方もいらっしゃいますし、
最近は学生起業家の受講も増えているのは時代ですね。。。


今年の履修者は37名。
今年も履修者のほぼ全員が講義を受けてくれましたが、

新型コロナウイルスの影響により、
オンライン授業と対面+オンラインのハイブリッド併用となり、
一昨年はすべてオンラインでしたが、

ZOOMの活用などでグループワークをオンラインで実施したり、
SlackとZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインの新しい形を模索しているところです。


私がこの4か月間講義した内容と、
大学院生の受講しての感想を以下の項目で書いていただきましたので、

「起業家教育」をテーマに格闘している私の活動を、
みなさんにシェアしたいと思います。



1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。



この講義は、履修者全員に
メールアドレスを登録してもらい、
メーリングリストを作成しました(GoogleGroups)。

このメーリングリストを使って、
講義の週の金曜日までに、

1、講義において気づいたこと【気づき】
2、その気づいたことから自分は何を実践するか【置換え】

等を毎週提出していただきました。




東北大学令和4年度シラバス
【情報技術経営論 Management of Information Technology】
 前期(月) 10:30-12:00

科目名/Subject 情報技術経営論
曜日・講時・教室/Day/Period/Place 前期 月曜日 2講時
単位数/Credit(s) 2
対象学科・専攻/Departments 情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、人間社会情報科学専攻、応用情報科学専攻

授業題目/ClassSubject 企業のエッセンスを学ぶ
授業の目的・概要及び達成方法等
起業家学。会社の作り方、ゼロから事業はいかにしてつくられるか、
起業成功のエッセンスを学ぶことにより、ビジネスで成功する極意を習得し、
受講者が修士修了後、社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的とする。

初回の講義はリモート講義とする。


授業の目的・概要及び達成方法等(E)
Entrepreneurial Studies.
Students will learn how to build a company and the essence of successful entrepreneurship.
The objective is to prepare students for immediate success.
The first lecture will be a remote lecture.

学修の到達目標/Goal of Study
情報科学を基礎として起業することに理解を深める。

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class
下記の内容を講義する。

・起業に必要なものは何か―逆境こそチャンス
・起業戦略と新規事業立案戦略―6W2H
・起業支援政策の形成過程―安倍政権の成長戦略とは
・ビジネスは問題から生まれる―問題把握、現状分析と客観視
・会社の作り方
・実際に事業を「つくる」
・どの会社にも必ず起業家がいる―起業家の歴史
・起業がうまくいくチームは「桃太郎」
・集客、営業の基本―ドラッカーの「顧客の声を聞く」
・値決めは経営―価格はどのようにして決められるのか
・起業とファイナンス
・公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)
・プレゼンを学ぶ
・起業家ヒアリング(起業支援、家事代行ビジネス、海外進出支援ビジネス、社会起業、パーソナルトレーニング、食とワインと地域貢献、介護事業の未来など)

使用言語 日本語
成績評価方法/Evaluation Method レポートで評価する。

授業時間外学修
履修者には授業に即した課題を行うことが求められる。
授業時間外学修(E)
Students must do the assignments as they are given.
オフィスアワー 授業開始日に説明する。
オフィスアワー(E)
Office hours will be announced on the first day of class.

実務・実践的授業/Practical business
※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicates the practical business
その他/In addition
オンラインでの質問を積極的にお待ちします。


令和4年度の講義カリキュラムは以下の通りで行いました。

第1講 4月11日 オリエンテーション・起業には何が必要か(オンラインZOOMと動画視聴)
第2講 4月18日 起業家ゲストスピーカーその1「家事代行サービスの可能性と私の履歴書」株式会社 IDENTITY 野地数正 代表取締役(対面と動画ハイブリッド)
第3講 4月25日 起業戦略と新規事業立案戦略ー6W2H(オンラインZOOMと動画視聴)
第4講 5月2日 起業支援政策の形成過程ー政府の成長戦略とは(オンラインZOOMと動画視聴)
第5講 5月9日 ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視(オンラインZOOMと動画視聴)
第6講 5月16日 どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史(対面講義と動画視聴)
第7講 5月31日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第8講 6月6日 値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』(対面講義と動画視聴)
第9講 6月13日 公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)(対面講義と動画視聴)
第10講 6月20日 起業家ゲストスピーカーその2「越境する福祉」社会福祉法人ライフの学校田中伸弥理事長(対面講義と動画視聴)
第11講 6月27日 起業家ゲストスピーカーその3「クラウドファンディングによる起業と新しい出版のかたち」/「誰もがココロ躍るコトを仕事にできる社会を目指して」
株式会社サンガ新社佐藤由樹代表取締役・株式会社 Punks Farmer早坂洋平氏
第12講 7月4日 起業家ゲストスピーカーその4「日本と世界を繋ぐビジネスクリエーター。中小企業の国際化支援事業」株式会社KM International中正宏代表取締役(対面講義と動画視聴)
第13講 7月11日 プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて(お金の借り時はお金を返せるとき)(対面講義と動画視聴)
第14講 7月25日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第15講 8月1日 【最終講】事業計画発表(対面講義と動画視聴)



以下、学生のみなさんの感想です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【Yさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

講義受講前は「起業」は自分の世界とは程遠い、何だかものすごく壮大なもの、
というイメージを漠然と持っていた。
しかし本講義を受講することで、起業に必要なプロセス、精神を学ぶことができ、
受講後には「起業」が前より身近に感じられ、自分の将来の選択肢の一つにもなった。
授業の中でも特に、起業家の精神論の話は起業するしないに関わらず、
今後の人生の様々な局面でも役立つ考え方だと感じた。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講】「どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史」
3人の起業家の歴史の話が私にとって一番印象的だった。
3人の会社は今となっては有名な大企業であるため、
初めから大成功していたかのように考えてしまいがちだが、
実は3人ともそれぞれ大きな失敗や壮絶な悲劇に見舞われながらも、
それでもそこから再起したのだということをこの講義で知り、
それがとても興味深く、心に残るエピソードだった。
このことから、人間誰しもが対峙するであろう困難な壁に対しても、
そこで挫けて腐ってしまうのではなく、立ち向かっていく精神が大切なんだと気づかされた。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。

今後は「起業」も自分の将来の選択肢に加えていこうと思う。
今はまだどんなアイデアで起業するのかといったことは考えてはいないが、
日頃からニュースや新聞などを通して社会問題を把握し、
それに対して自分の持っている技術や知見が生かせないかどうか、
ということを考えることから始めていきたい。



【Zさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業家の生き方や考え方を学ぶことができて面白かったです。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第8講】
第8講です。
起業がうまくいくチームの話が面白かったです。
理由は実生活で上手くいっていない組織を見ることが多いからです。
私は組織のバランスを見るのが得意なので、もし人の上に立つことになったら、
お互いがお互いの良さを認めて回っている組織を作りたいと思いました。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

原点が教育に関することなので、遠い未来には教育者になっていると思います。



【AAさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

この授業を通して、起業する人のマインドセットや、志の高さといった面から、
事業の計画の立て方やプレゼンテーションなどのテクニカル面まで、学ぶことができた。
この授業で学んだことは起業家以外でも、就職活動や研究活動などにも適用でき、
とても面白く、ためになった。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第3講】
ビジネスを行う上で、常に6W2Hを意識すること重要性を知れたからだ。
5W1Hは有名だが、それに加えて、より高い質のビジネスを構築するためには
Whomの視点と、How muchを明確にすることの大切さに気付けた。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

6W2Hの考え方はビジネスに限らず、
研究や部活動など日常の生活で意識できることだ。
特にWhomの視点、すなわちあることを行うと、
相手、市場(チーム、第三者)にどのようなメリットがあるのか
常に明確化しイメージできるよう日々努めたい。



【ABさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

経営者としての心構えや起業に至るまでの過程を学びました.
また自分に置き換えたときに,どのような行動によって求める結果が
もたらされるかを再確認することができました.
経営に関する知識のみならず,
政策によって変化する企業の戦略や世の中の動向に興味が沸きました.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第5講】
最も印象に残っている講義は
第5講「ビジネスは問題から生まれるー問題把握,現状分析と客観視」です.
なぜなら問題把握・現状分析は,
起業のモチベーションとなる社会的課題を探る重要な工程だからです.
実際にグループでのディスカッションを通じて,
課題が明白にすることでビジネスモデルのコンセプトに統一感が生まれ,
目的意識の共有に役立つことを体感することができました.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

この講義を通じて,どんなことにも挑戦してみようと思いました.
例えば,これまで目を背けていたプログラミングの学習や,
研究に関連するイベント・学会への積極的な参加を実践したいと思います.



【ACさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

「起業」ということ自体,自分にとっては縁の遠いものであり,
今まであまり現実的に考えてきたことは無かった.
しかしながら,ゲストスピーカーの方々のお話し・考えを聞き,
実際には起業そのものが目的ではなく,
自分にとっての目的,熱意を実現するための手段であることに気づいた.
今後は自分に関係ないものだと視野を狭めてしまうのではなく,
選択肢の一つとして認識し,目的に応じて判断できるようにしていきたい.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【印象に残っている講義:第9講】
この講義を受講するまでは,利益のために動くということにやや忌避感を持っており,
特に災害対応に向けた活動は,収益を目的としない
研究として取り組むべき事象であると考えていた.
しかしながら,研究として開発された技術は,
あくまで研究環境において開発者が利用するものを前提とすることが多く,
実際の災害時において利用を出来ない場合が多い.
第9講では,こういった社会問題に取り組む
収益を目的としない慈善事業に該当する様な問題こそ,
問題解決の取り組みを促進させるために経済的価値の創出方法を吟味するべきだと学んだ.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

一般に慈善事業で取り組まれるような社会問題であっても,経済的価値を持つことにより,
人や物の移動が促進され,結果としてより持続性のある問題解決に繋がる.
ただ闇雲に目先の問題解決にばかり取り組んだとしても,
自分個人で取り組める範囲を超えることは困難である.
そこで,単純な技術的解決策ではなく,
いかにして社会全体として多くの人の協力を伴って問題解決に向かう体制を作れるのか,
狭い視野にとらわれず考えていきたい.



【ADさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

全体的な感想として、本講義は起業における方法論と精神論について学ぶことができ、
自身にとって視野を広げるものでした。
特に「なぜ起業をするのか」という本質的な問いかけに対して、
社会的情勢を踏まえた論理的な意義構築だけでなく、
自身の背景や感情、考え方などN=1の想いが持つ価値を再認識することができました。
個人的な意見になりますが、ちょうど授業と並行して就職活動を始めました。
多くの企業と出会い、合わせて社会の変化を追いかける中で、
コンサルファームや大企業を目指す自分から、
スタートアップやリトルベンチャーを目指す自分へと変化が生まれました。
授業を通して起業家の解像度が上がり、
それにつれて、論理と感情をどちらも120%で突き進む起業家への憧れと、
そのような起業家のもとで展開されている企業に
自分がフルコミットメントしたいと思うようになりました。
どんなに大きな企業でも最初は小さな起業家から始まったことを忘れず、
小さな会社が大きくなっていくフェーズに参画したいと今は思っています。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講 「どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史」】
自身の中でさまざまな変化があった半年だったが、
今となって最も印象的と思うのは第6講である。
授業を受けた瞬間は、そりゃ当然じゃないか、と思ったのが正直な感想である。
しかし今となって、第6講は最も自身にとって本質的な価値を生んでいると思う。
それは今の自分が、現在は超小規模で無名だが、
5年後に誰もが知っているだろう企業を必死に探しているからである。
今ではメガベンチャーとなった楽天もメルカリもCAも、
今では超有名コンサル企業のアクセンチュアやBCGも、
時間軸で捉えれば誰にも知られていない時代があり、
起業家が必死に事業拡大をしていた時代があるからだ。
どんな企業も時間軸で捉えれば小さい時期があり、
無名の時期があったと理解して初めて、いま第6講の価値を感じている。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

まず、世の中のベンチャー企業やスタートアップなど、名前も知らない、
規模も小さい企業に対して尊敬を表し、
企業の内容を素直に学んでいく価値観を大切にしたい。
そして、その企業が取り組んでいることが社会にとってどのような価値があり、
これからの時代でどう成長するかをイメージする癖をつけ、
自分で自分の視野を限定しないよう、柔軟に生きていきたい。



【AEさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業にあたっての姿勢や思考法、お金の話など包括的にお話が聞けたと思います。
起業をせずとも、誰かが起業した会社で働くことにはなるので、
自身の就職活動や社会人生活においても役に立つと考えます。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講】
自己投資が最も確実でリターンの大きい投資であるという話が納得感があり、
今後の生活にも生かしていこうと思えたから。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

限りある自分の時間とお金をどのように使っていけばいいのか
常に考えながら生きていこうと思います。
起業するしないは手段に過ぎないと考えていますが、
自分が人生で果たしたいビジョンは探していきたいと考えました。



【AFさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

最初は、正直起業というものにはあまり興味がなく、
この授業も受講するかどうか迷っていた。
しかし、会社はどんな人によって、
どのように起こされるのか知っておいて損はないと思い、受講を決めた。
そんな浅いきっかけで聞き始めた講義であったが、
起業についての知識や考え方を、
起業家の方の体験も交えながら知ることができ、とても興味深かった。
起業についてだけでなく、問題に対する向き合い方や、
上手くいくチームの特徴、志の大切さなど、
今後も必ず必要となる考え方を教えていただけたと感じている。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第9講】
第9講 の「公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)」が印象に残っている。
会社が儲かることはもちろん大切だが、それだけではなく、
ビジネスの内容そのものが、社会で生じている問題を解決することを
求められるようになってきていることを知った。
ビジネスのあり方が時代とともに変化し、
それに対応していく大切さを感じ、印象に残っている。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

「志」をはっきりと持って動きたいと思う。
自分は何がしたいのかをしっかりと見つめることで、
行動する原動力となったり、周りの人の理解を得られたりと、
様々なことがプラスに回り始める。
そのため、何か行動を起こしたいという気持ちが自分の中で芽生えたら、
それを放置せず、その「志」をはっきりさせ、実行に移す原動力にしたい。



【AGさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

今回の講義は起業について考える機会を得られました。
起業のプロセスを学び、新しい視点から仕事について見ることが出来て大変勉強になりました。
特にゲストスピーカーの方々から実際にご起業やお仕事をされる経験を得られたのは
非常に貴重だと思いました。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第10講】
私が最も印象に残っている講義は第10講です。
社会福祉法人ライフの学校田中伸弥理事長様から福祉についての新しいイディアをいただきました。
ライフの学校は福祉施設に駄菓子屋などの場所を設けて、
年配者の方と地域の子供たちとのコミュニケーションを開くきっかけとなりました。
高齢者社会となった国において、異なる年齢層の人々の交流する機会を増やすことは、
社会全体の幸福度の向上に繋がるかと思いました。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

この講義で色んな人と出会い、多様な経験と知識を学ぶことができました。
起業に関する手続きや注意事項、ゲストスピーカーの方々のお考え方、
自分で事業計画を作成する実践力、どれも貴重な経験であり、
これからでの学習・就職に活かしたいと考えています。



【AHさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

情報技術経営論について、初めは起業というものについて
なんとなく理解が深まればいいと思い受講を決めました。
講義では起業についての様々な講義やゲストスピーカーのお話を通して
起業について理解を深めるのみならず、
それだけにとどまらない知識を得ることが出来たと思います。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第2講】
特に第2講が印象に残りました。
これまであまり起業の経験を持った人の話を聞く機会がなかったため、
起業家精神に関する教えなどが新鮮で強く印象に残りました。
また準備ばかりをしてはいけないことなどの話が自分に強く当てはまっていたため、
そこも印象的でした。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

起業における様々な考え方が人生の中で参考になると感じたが、
特に社会に必要とされることを通じてお金を稼ぐという考え方に感銘を受けた。
会社の経営に関わらず、仕事を通じて社会の役に立つような仕事をしたい。



【AIさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

事業立案に関するトピックを広く浅く知ることができました.
加えてエクイティファイナンスについても勉強できれば,
もっと起業についての解像度が上がると思いました.
また,グループでの議論を通じて,
グループワークの難しさと上手く行く時の力強さを改めて知ることができました.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第4講】
第4講が最も印象に残っております.
事業を考える上で,その領域において国が
どのような骨太の方針を立てているのかの調査の大切さと,
思ったよりたくさんの補助金などの制度が設けられていることを学びました.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

これまでと変わらず好奇心と行動力を保って
やりたいことに挑戦する姿勢を保って走り続けたいと思います.



【AJさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

経営者にとって最も必要な能力、資質は情熱だということを痛感した。
この講義を受講する前は経営に関する知識や法律、ビジネスモデルなどを
学ぶことが最優先されると考えていたが、
渡辺先生を初め、講義してくださった多くの経営者の方が口を揃えて
情熱が大事だとおっしゃっていたのが印象的で、経営に対する捉え方が変わった。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第13講】
私はプレゼンが非常に苦手で、どのように改善すれば良いかわからなかったが、
本講義を受けることで、視覚的に効果のある方法、
およびスライドを作成する手順を学ぶことができた。
研究室でプレゼンをする機会が非常に多いのでこの講義で学んだことを糧にしたい。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

この講義を受けて、情熱を持つことが非常に大切であることを学んだ。
私はこれまで、ある課題をこなすのに締め切りが近いから、
とかその後の作業に必要だからとか、義務感に追われていたが、
これからは目的を持って課題に取り組みたい。
また事業立案の場面でも情熱が必要だということを痛感した。
まずは私自身の指向を把握した上で物事に当たるということを実践したい。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コロナ禍になって以来、
この講義もオンライン主体の講義となっていますが、

グループワークもSlackやZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインも活用しながら、生きた講義になってきていると感じています。

今年も熱心に多くの学生さんが取り組んでくれました。


受講してくださった学生のみなさん、
この講義にご協力いただいたゲストスピーカーの皆さんはじめ、
多くの皆様の御協力に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

【渡辺勝幸ご報告】東北大学大学院における令和4年度講義が終了しました─「情報技術経営論」講義の内容と受講者の感想を公開します!その3【起業家教育】

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今年も令和4年4月から8月にかけて、
毎週月曜日に、

私、渡辺勝幸は、

東北大学大学院情報科学研究科
https://www.is.tohoku.ac.jp/


において、非常勤講師として、情報技術経営論の講義をしました。

今年でこの講座を持つのは早いもので9年目となりました。

この講義を受け社会に巣立って行った方々もたくさんいますし、
Facebookなどで引き続きつながってくださっている卒業生の方もおり、その活躍が楽しみです。

なかには起業した方もいらっしゃいますし、
最近は学生起業家の受講も増えているのは時代ですね。。。


今年の履修者は37名。
今年も履修者のほぼ全員が講義を受けてくれましたが、

新型コロナウイルスの影響により、
オンライン授業と対面+オンラインのハイブリッド併用となり、
一昨年はすべてオンラインでしたが、

ZOOMの活用などでグループワークをオンラインで実施したり、
SlackとZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインの新しい形を模索しているところです。


私がこの4か月間講義した内容と、
大学院生の受講しての感想を以下の項目で書いていただきましたので、

「起業家教育」をテーマに格闘している私の活動を、
みなさんにシェアしたいと思います。



1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。



この講義は、履修者全員に
メールアドレスを登録してもらい、
メーリングリストを作成しました(GoogleGroups)。

このメーリングリストを使って、
講義の週の金曜日までに、

1、講義において気づいたこと【気づき】
2、その気づいたことから自分は何を実践するか【置換え】

等を毎週提出していただきました。




東北大学令和4年度シラバス
【情報技術経営論 Management of Information Technology】

 前期(月) 10:30-12:00

科目名/Subject 情報技術経営論
曜日・講時・教室/Day/Period/Place 前期 月曜日 2講時
単位数/Credit(s) 2
対象学科・専攻/Departments 情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、人間社会情報科学専攻、応用情報科学専攻

授業題目/ClassSubject 企業のエッセンスを学ぶ
授業の目的・概要及び達成方法等
起業家学。会社の作り方、ゼロから事業はいかにしてつくられるか
起業成功のエッセンスを学ぶことにより、ビジネスで成功する極意を習得し、
受講者が修士修了後、社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的とする。

初回の講義はリモート講義とする。


授業の目的・概要及び達成方法等(E)
Entrepreneurial Studies.
Students will learn how to build a company and the essence of successful entrepreneurship.
The objective is to prepare students for immediate success.
The first lecture will be a remote lecture.

学修の到達目標/Goal of Study
情報科学を基礎として起業することに理解を深める。

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class
下記の内容を講義する。

・起業に必要なものは何か─逆境こそチャンス
・起業戦略と新規事業立案戦略─6W2H
・起業支援政策の形成過程─安倍政権の成長戦略とは
・ビジネスは問題から生まれる─問題把握、現状分析と客観視
・会社の作り方
・実際に事業を「つくる」
・どの会社にも必ず起業家がいる─起業家の歴史
・起業がうまくいくチームは「桃太郎」
・集客、営業の基本─ドラッカーの「顧客の声を聞く」
・値決めは経営─価格はどのようにして決められるのか
・起業とファイナンス
・公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)
・プレゼンを学ぶ
・起業家ヒアリング(起業支援、家事代行ビジネス、海外進出支援ビジネス、社会起業、パーソナルトレーニング、食とワインと地域貢献、介護事業の未来など)

使用言語 日本語
成績評価方法/Evaluation Method レポートで評価する。

授業時間外学修
履修者には授業に即した課題を行うことが求められる。
授業時間外学修(E)
Students must do the assignments as they are given.
オフィスアワー 授業開始日に説明する。
オフィスアワー(E)
Office hours will be announced on the first day of class.

実務・実践的授業/Practical business
※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicates the practical business

その他/In addition
オンラインでの質問を積極的にお待ちします。


令和4年度の講義カリキュラムは以下の通りで行いました。

第1講 4月11日 オリエンテーション・起業には何が必要か(オンラインZOOMと動画視聴)
第2講 4月18日 起業家ゲストスピーカーその1「家事代行サービスの可能性と私の履歴書」株式会社 IDENTITY 野地数正 代表取締役(対面と動画ハイブリッド)
第3講 4月25日 起業戦略と新規事業立案戦略ー6W2H(オンラインZOOMと動画視聴)
第4講 5月2日 起業支援政策の形成過程ー政府の成長戦略とは(オンラインZOOMと動画視聴)
第5講 5月9日 ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視(オンラインZOOMと動画視聴)
第6講 5月16日 どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史(対面講義と動画視聴)
第7講 5月31日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第8講 6月6日 値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』(対面講義と動画視聴)
第9講 6月13日 公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)(対面講義と動画視聴)
第10講 6月20日 起業家ゲストスピーカーその2「越境する福祉」社会福祉法人ライフの学校田中伸弥理事長(対面講義と動画視聴)
第11講 6月27日 起業家ゲストスピーカーその3「クラウドファンディングによる起業と新しい出版のかたち」/「誰もがココロ躍るコトを仕事にできる社会を目指して」
株式会社サンガ新社佐藤由樹代表取締役・株式会社 Punks Farmer早坂洋平氏
第12講 7月4日 起業家ゲストスピーカーその4「日本と世界を繋ぐビジネスクリエーター。中小企業の国際化支援事業」株式会社KM International中正宏代表取締役(対面講義と動画視聴)
第13講 7月11日 プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて(お金の借り時はお金を返せるとき)(対面講義と動画視聴)
第14講 7月25日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第15講 8月1日 【最終講】事業計画発表(対面講義と動画視聴)



以下、学生のみなさんの感想です。

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【Qさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

情報技術経営論を受講したのは、
将来起業に携わる機会がないとは言えないので知見を広げたく受講しました。
そのためはじめは起業に関してほとんど知識が無かったのですが、
起業に必要な具体的な知識や手法から、
起業する際の思いまで幅広く沢山のことを知ることができ受講してよかったと感じております。
将来起業に関わるとしても関わらないとしても生かせる知識があったので、
活かしていきたいと思います。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第8講】値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』
理由:ピザ戦争の話がとても印象的で興味深い話だった上に、
どのような考えに基づいて価格を設定するのが適切だったのかを
具体的に知ることができたのが面白かったからです。
また、起業がうまくいくチーム編成について、
将来はチームで仕事をすることが多いと予想しているのでぜひ聞きたかったのですが、
予想と全然違ったことが印象に残っているからです。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。

なるべく沢山のことに挑戦していきたいと思います。
この講義を通して沢山のことを学ばせて頂きましたが、
私の性格上リスクなどを考えて実践する前に悩んでしまう事があるような気がします。
なので、意識的に行動を起こしていけるようにしていきたいと思います。
問題解決のプロセスなど日常的に応用できることを日常的に応用していきたいと思います。



【Rさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

全体的に、今まで受けたことがないような内容の講義だった。
情報系の学科に属していたこともあり、文系寄りの講義は全学教育以降受けていなかった。
この講義を受講して、起業について学べただけでなく、
広く経済を俯瞰する力も身についたと思う。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第2講】
これまで、起業するには長い期間かけてじっくりと考え抜き、
「絶対に失敗しない」という段階まで来たら初めて起業できると考えていた。
しかし、第2講を受講して考えが一新された。
すべての知識を吸収した上で起業すると言うよりも、
まずは起業してみてそれから経験的に知識を吸収していく人が大多数だった。
起業だけに限らず、チャレンジを行う上で大切なのは
「情熱」であることに気づかされた講義だった。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

自分はこれまで打算的な人間だったが、
この講義を受けてもっと情熱的に生きてみようかと思えた。
完璧主義な人間だったがために挑戦できないで
機会を逃して終わってしまうという場面が多々あった。
この講義を受けてみて、とりあえず挑戦することも悪くないなと思えたので、
自分の心に従って生きてみようと思えた。



【Sさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

最初は、起業をするのは、私の将来の一つのプランとして検討していた。
しかし、起業をするノウハウは全く知りませんでしたので、
本授業を受講することを決めた。
本授業を通して、起業するための必要な情熱や志など、
またはアイデアから事業計画ができたまでのプロセスなどのよりおおく知識や考え方、
視点などを学ぶことができました。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第1講】
私にとって、第1講が印象に残っています。
前の質問の回答のとおり、最初は起業するのは私の将来の進路として検討していました。
最初も、何かいいアイデアを持っているだけで起業することができ
というイメージをずっと持っていました。
ですので、起業をする際には「目標」と「志」が必要という点を受けて、
やっぱり起業するのは軽い気持ちで、
深い考えず、やってしまうものではないを気づきました。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

起業をするだけではなく、人生で方向性や就職先、研究方針、進路といった
様々な人生で重要な決めなければいけないことを考えすぎずに、
「原大本徹」や「SWOT」といった本授業で学んだ考え方を用い
ちゃんと頭の中で整理したいと思っています。



【Tさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業に関する知識もいろいろと学ぶことができ,為になりましたが
それ以上にグループワークやアイデアを出すフレームワーク,またスライドの作り方など,
研究や今後の人生において必須のスキルを磨く機会になったという点でも勉強になりました.
さまざまな境遇を経たゲストスピーカーの方々の話はどれも面白く
知見を広げることができて興味深かったです.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講】「プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて」
理由:
数年ぶりにスティーブジョブスのスピーチを見ましたが,
話の構成や間の取り方,また観客が見入る話し方など
学ぶ点が多いことに気づき目から鱗でした.
後半のファイナンスの話を踏まえて,
実際に企業のHPから各企業のお金の流れを確認したことで,
とても実践的な学びが多かったと思います.
お金のやりくり関する話は企業においても特に重要ですので,印象に残っています.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

社会人としてキャリアを積む一方で,今後は起業も視野に入れておりますので,
やはりファイナンスの知識を活かせるよう,
今後とも各企業のファイナンスや事業計画書を読みながら知見を取り入れていきたいと思います.
同時に,プレゼンの重要性も学びましたので,
効果的なスライド構成や相手を惹きつける話し方を研究していきたいと考えます.



【Uさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業に対して全くの知識のなかったが,
本講義を通して特に初志貫徹の情熱をもつから政府の骨太方針の見方に至るまで,
起業したくなったときにどう動いていくべきかを満遍なく知ることができた.
特にグループワークを通して今の世の中にないものを
相談していきながら決めていくのはとても面白かった.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講】
理由:
成功した起業家には大きな失敗や災害などの経験があり,
絶望の中からいかにして生きていくかというストーリーは
今後の人生にも役立つ考えのヒントを得た.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

大きな失敗や喪失を経験した時に,落ち込んだけで終わるのではなく,
その後どう切り返すか,どう行動するかという思考回路を持つことである.
実際,研究がうまく進まないときにも,
そこで立ち止まることなく次はどうするとすぐに考えるように挑戦しており,
今後も習慣になるように努めていきたい.



【Vさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

今まで、起業というものに多少の興味はあったものの、
どこから何を学べば良いか見当がつかなかった。
しかし、今回、本講義を受けたことによって
起業に対する基礎的な知識が体系的に習得することができたと考える。
様々な教科が複合的に組み合わさっているため、
自分だけで習得することが難しい起業の知識が得られたことは大変貴重な経験だったと感じる。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第4講】
場当たり的に決定されていると考えていた行政の補助金が、
「骨太の方針」などを基に決まっていることを知ったため印象に残っている。
今後は、これらの方針を注視し、社会が次に進む方向性を見極めたい。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

この講義全体を通じて、学んだことは何かを思いついた時、
それを実行することが重要であるということである。
私は心配性な性格であるため、あれこれ考えた後に最後の思い切りができない時がある。
そんな時は、この講義を通して学んだことを活かし、実践することを心がけたい。



【Wさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

実際に起業する際にどんな考え方やプロセスが必要なのかを体系的に知ることができ、
またグループで事業計画を作ることを体験できたため、非常に有意義な講義であった。
加えて、偉人と呼ばれるような創業者やゲストスピーカーの方々の起業経験
及び事業内容を聞くことで、どんな想いで何を目的に事業をされているのかが強く伝わり、
志の重要性を理解することに繋がったと思う。
起業するか否かに関係なく、志や想いは研究や仕事を遂行する上でも重要あるため、
多様な事例を題材に重要なマインドや考え方を知れたのが非常に良かった。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第3講】
理由は、本講義の目的となる考え方を一番わかりやすく理解することができたためである。
本講義の目的は、起業やビジネスの成功の秘訣を学び、
即戦力として社会で活躍できることであったが、
第3講では起業にあたっての決意や理念、法人設立のプロセス、補助金等の
基本的な知識を学べたことに加えて、
「原大本徹」という考え方が成功の秘訣だと感じたため最も印象に残っている。
調査した際に、ビジネスで成功している企業は、
自分達の利益追求と同時に社会や環境、顧客やサプライチェーンを大切にしていることが
共通している部分だと感じた。
この共通点は、まさに原大本徹そのものであるため、
第3講での内容が、自分や企業の仕事・ビジネスでの成功を考えるうえで
重要なことを端的に理解するに最適な講義だったと感じている。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

自分の人生の軸を持ち、目的を持って考えて行動することを意識したい。
今後の人生の中では、学生の間の研究、就職後の仕事、
あるいは起業など様々な経験があると思うが、
「原大本徹」の言葉のように、何のために誰のために、どう生きるのか、
何をしていくのかを考えて生活したい。
特に、お金や自分の利益だけを追求するのではなく、
「世のため人のため」に自分が貢献できることで生きていくことを肝に銘じたい。



【Xさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

今まで、起業については自分とは縁遠いものだと考えてきた。
しかし、この授業を通して起業をするために必要なものは、
熱意、資金、計画、そして情報と人であること、
資金は政府や自治体の様々な助成金を探すこと、
起業するための計画は6W2Hで考えることを学ぶことができた。
その結果、起業というものがより身近になったと思う。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第4講】
理由
この授業を受けるまでは、助成金や補助金は災害や病気に襲われた時に
マイナスからゼロの状態に戻すために受け取るものだと思っていたので、
何か新しいことを始めるから少し助けてちょうだい的な位置付けの
助成金・補助金があることを知らなかった。
今回、起業や新規事業のための援助として利用できる種類のものが
数多くあっるということを知ることができて非常にためになった。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

自分がやりたいこと、できることを探すことも大事で、
そのために自分の原点や6W2Hを考えることも必要なことだが、
それだけではなく政府の指針を読んだり
補助金にどのような種類のものがあるのかを調べることによって、
今社会に求められていることは何なのかを敏感に感じ取っていきたい。





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コロナ禍になって以来、
この講義もオンライン主体の講義となっていますが、

グループワークもSlackやZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインも活用しながら、生きた講義になってきていると感じています。

今年も熱心に多くの学生さんが取り組んでくれました。

学生のみなさんの感想は、次回以降に続けます。


【渡辺勝幸ご報告】東北大学大学院における令和4年度講義が終了しました─「情報技術経営論」講義の内容と受講者の感想を公開します!その2【起業家教育】

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今年も令和4年4月から8月にかけて、
毎週月曜日に、

私、渡辺勝幸は、

東北大学大学院情報科学研究科
https://www.is.tohoku.ac.jp/

において、非常勤講師として、情報技術経営論の講義をしました。

今年でこの講座を持つのは早いもので9年目となりました。

この講義を受け社会に巣立って行った方々もたくさんいますし、
Facebookなどで引き続きつながってくださっている卒業生の方もおり、その活躍が楽しみです。

なかには起業した方もいらっしゃいますし、
最近は学生起業家の受講も増えているのは時代ですね。。。


今年の履修者は37名。
今年も履修者のほぼ全員が講義を受けてくれましたが、

新型コロナウイルスの影響により、
オンライン授業と対面+オンラインのハイブリッド併用となり、
一昨年はすべてオンラインでしたが、

ZOOMの活用などでグループワークをオンラインで実施したり、
SlackとZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインの新しい形を模索しているところです。


私がこの4か月間講義した内容と、
大学院生の受講しての感想を以下の項目で書いていただきましたので、

「起業家教育」をテーマに格闘している私の活動を、
みなさんにシェアしたいと思います。



1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。



この講義は、履修者全員に
メールアドレスを登録してもらい、
メーリングリストを作成しました(GoogleGroups)。

このメーリングリストを使って、
講義の週の金曜日までに、

1、講義において気づいたこと【気づき】
2、その気づいたことから自分は何を実践するか【置換え】

等を毎週提出していただきました。




東北大学令和4年度シラバス
【情報技術経営論 Management of Information Technology】
 前期(月) 10:30-12:00

科目名/Subject 情報技術経営論
曜日・講時・教室/Day/Period/Place 前期 月曜日 2講時
単位数/Credit(s) 2
対象学科・専攻/Departments 情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、人間社会情報科学専攻、応用情報科学専攻

授業題目/ClassSubject 企業のエッセンスを学ぶ
授業の目的・概要及び達成方法等
起業家学。会社の作り方、ゼロから事業はいかにしてつくられるか
起業成功のエッセンスを学ぶことにより、ビジネスで成功する極意を習得し、
受講者が修士修了後、社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的とする。

初回の講義はリモート講義とする。


授業の目的・概要及び達成方法等(E)
Entrepreneurial Studies.
Students will learn how to build a company and the essence of successful entrepreneurship.
The objective is to prepare students for immediate success.
The first lecture will be a remote lecture.

学修の到達目標/Goal of Study
情報科学を基礎として起業することに理解を深める。

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class
下記の内容を講義する。

・起業に必要なものは何か─逆境こそチャンス
・起業戦略と新規事業立案戦略─6W2H
・起業支援政策の形成過程─安倍政権の成長戦略とは
・ビジネスは問題から生まれる─問題把握、現状分析と客観視
・会社の作り方
・実際に事業を「つくる」
・どの会社にも必ず起業家がいる─起業家の歴史
・起業がうまくいくチームは「桃太郎」
・集客、営業の基本─ドラッカーの「顧客の声を聞く」
・値決めは経営─価格はどのようにして決められるのか
・起業とファイナンス
・公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)
・プレゼンを学ぶ
・起業家ヒアリング(起業支援、家事代行ビジネス、海外進出支援ビジネス、社会起業、パーソナルトレーニング、食とワインと地域貢献、介護事業の未来など)

使用言語 日本語
成績評価方法/Evaluation Method レポートで評価する。

授業時間外学修
履修者には授業に即した課題を行うことが求められる。
授業時間外学修(E)
Students must do the assignments as they are given.
オフィスアワー 授業開始日に説明する。
オフィスアワー(E)
Office hours will be announced on the first day of class.

実務・実践的授業/Practical business
※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicates the practical business

その他/In addition
オンラインでの質問を積極的にお待ちします。


令和4年度の講義カリキュラムは以下の通りで行いました。

第1講 4月11日 オリエンテーション・起業には何が必要か(オンラインZOOMと動画視聴)
第2講 4月18日 起業家ゲストスピーカーその1「家事代行サービスの可能性と私の履歴書」株式会社 IDENTITY 野地数正 代表取締役(対面と動画ハイブリッド)
第3講 4月25日 起業戦略と新規事業立案戦略ー6W2H(オンラインZOOMと動画視聴)
第4講 5月2日 起業支援政策の形成過程ー政府の成長戦略とは(オンラインZOOMと動画視聴)
第5講 5月9日 ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視(オンラインZOOMと動画視聴)
第6講 5月16日 どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史(対面講義と動画視聴)
第7講 5月31日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第8講 6月6日 値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』(対面講義と動画視聴)
第9講 6月13日 公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)(対面講義と動画視聴)
第10講 6月20日 起業家ゲストスピーカーその2「越境する福祉」社会福祉法人ライフの学校田中伸弥理事長(対面講義と動画視聴)
第11講 6月27日 起業家ゲストスピーカーその3「クラウドファンディングによる起業と新しい出版のかたち」/「誰もがココロ躍るコトを仕事にできる社会を目指して」
株式会社サンガ新社佐藤由樹代表取締役・株式会社 Punks Farmer早坂洋平氏
第12講 7月4日 起業家ゲストスピーカーその4「日本と世界を繋ぐビジネスクリエーター。中小企業の国際化支援事業」株式会社KM International中正宏代表取締役(対面講義と動画視聴)
第13講 7月11日 プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて(お金の借り時はお金を返せるとき)(対面講義と動画視聴)
第14講 7月25日 事業計画を『つくる』(ワークショップ)(オンラインZOOM)
第15講 8月1日 【最終講】事業計画発表(対面講義と動画視聴)



以下、学生のみなさんの感想です。

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【Iさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

情報技術経営論の講義全体を通して,起業家の持つ情熱や志の背景を学べたのが良かったです.
値決めや支援政策など起業に関わる周辺の必要な知識を学べたのはもちろんですが,
それ以上にゲストスピーカーの講演や起業家の歴史に関する講義か
起業に至るまでの想いや志について知ることができたのは学びでした.
受講前は,起業というと華やかなイメージがあり,
技術を持っていたりビジネス的に儲けるセンスがあったりする人のみが
取り組むものだと思っていました.
しかし,講義を通して起業家の背景を深掘ると,
そこには想像を絶するような苦労や困難の連続,
そして社会の課題を解決したいという強い想いがあることを知りました.
受講してこれらの背景について知ることができたのは,大きな収穫でした.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第4講】
2つの理由で印象に残っています.
一つ目は,受講をきっかけに政府が「骨太の方針」や「成長戦略実行計画」を
毎年作成しており,誰でもアクセスできるように公開していることを知ったからです.
受講後にそれぞれの資料に目を通したときは,
世の中でキーワードとしてトレンドになっているような言葉や課題に対して
細かに政府の方針が記載されていたことに驚いたことを覚えています.
二つ目は,第4講の受講以降,
政府のこれらの方針に関する話をよく見聞きするようになったからです.
受講してアンテナが立ったからか,講義以外の場面でも骨太の方針をもとに話をしたり,
記事を読んだりする機会が出てきました.
講義で政府が方針を立てているということ知り,
今はどのような方針なのかをある程度知ることができたので,
その土台を元に思考ができるようになったと考えています.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください。

自分が情熱を持って取り組めるものについて内省をしたいです.
これまでの大学生活,大学院生活では研究活動以外にも興味を持ったことに取り組んできましたが,
なぜ興味を持ったのか,どこまで情熱があったかまでは十分に考えずに行動していたように思います.
取り組み始めたものを形にするためにも自分が志を持って取り組めるものは何か,
どの程度情熱を注げるのかを考え,力を発揮できるようにしたいと考えています.



【Jさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

私はぼんやり起業してみたいと思っていて、
そのために資金などの知識を習得することばかりに目が向いていた
しかしこの講義を受講して今まで自分が気にしていたことは枝葉の部分であったことに気付いた。
もっとも重要なことは志であり、事業を成り立たせていくうえで核となる部分である。
志があれば人が集まってくるし、人が集まるということは金も集まりやすいと気づいたので、
日ごろから自分の志は何かを問い、そしてそれを周りの人に伝えるということを心掛けたい。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第9講】
最も印象に残っている講義は第9講である。
私は教育と福祉が専門であるが、どちらも利益が出にくい分野であると思う。
この講義を受ける前までは、このような分野で利益について考えることは
あまり良くないことだという思い込みがあった。
しかし、共通価値という概念を知って、
本当に世の中に必要とされる事業を続けていくためには社会的価値だけでは経営が続かないし、
反対にお金儲けばかりでは人が離れていくとわかった。
教育や福祉は社会的価値が高い分野であり、多くのNPOが存在するが、
そこで経済的価値をどう生み出していくかが課題である。
「教育、福祉分野でのCSV経営」が私が今後取り組みたいことであると認識した。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

この講義を受けて、志ととりあえず始めてしまう勇気を持ち続けたいと思うようになった。
私は慎重で内向的な性格でいつも誰かの後ろからついていくということが多かった。
しかし、自分のやりたいことははっきりしているタイプなので、
これからは自分の志を周囲に伝えて巻き込んで物事を進めてみたいと思う。
今回の事業計画をつくる活動で、自分は他の研究科から参加しているし、
今までリーダーという役割をやったことがなくてはじめは不安だったが、
終わってみると周りの人に助けられながらなんとかやり遂げられたな、と思う。
自分のやりたいことを周囲に伝え、それに賛同してくれて協力してもらえることで
事業が段々と形になっていく喜びを経験できた。
また、この経験から周りの人と協力しながら何かを行うときは信頼関係をつくること、
自分の実力を素直に受け止め、謙虚でいることなど
人間性の部分も立ち止まって振り返るようにしたいと改めて思うようになった。



【Kさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

振り返ってみると、この授業を受講しようと考えたきっかけは、
どのような手順を踏んで起業をするのか、起業家になるためには何が必要なのか知るためで、
本授業を通して私が求めていた知識はその多くが得られたと感じています。
ただそれだけではなく、グループワークで複数人のチームで
事業計画書を作成するというプロセスを通して、
座学だけでは得られないような実践力も多少なりとも身についたと感じています。
総じてこの授業で得られたことは多く、受講してよかったと考えており、
この授業で得られた学びを今後進んでいく道で活かし己の力を伸ばしていきたいと思います。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第5講】「ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視」

私は第5講が最も印象に残っています。
というのも、この講義で紹介された「問題解決のプロセス」として

1 問題を認識する
2 現状を分析する
3 解決策を立案する
4 解決策を実行する
5 結果を評価する

のフローを意識すると良いというものに、私自身非常に共感し、
この先の人生で活躍していくために最も価値ある能力が
問題解決力であると考えているためです。
問題解決力は社会に出たらどんな業種であっても必要とされる能力で、
職種にとらわれない非常に汎用性の高いものです。
この力が高い人材ほど、どんな場所でも重宝されるように思います
私はこの講義以降、何か問題に直面した際には、「問題解決のプロセス」のフローを意識し、
自らの問題解決力を鍛えるようにしています。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

自分がとった大きな選択や行動に対して、
「原大本徹」の内の「原点」は何であったのか、
定期的に自分に問いかけ、再確認する時間を作ろうと思いました。
私は、これまでの人生で、周りの皆が大学に行くから進学する、
皆がいい大学に行った方が良いと言うから勉強する、
というように周囲の人達に流されて生きてきました。
つまり、ある行動をとったときに、
その行動は自分の強く明確な思いから生まれたものでは無く、
ただ周りに流されて生まれたものだったりすることが度々ありました。
しかしこれからの人生はそれではダメで、自分は何がしたいのか、
自分が最終的に成し遂げたい目標のためには何をすべきかなど、
自分を軸に「原点」となるものを確認し、
その「原点」となる思いを実現するために取るべき適切な行動を
選択できるようになっていきたいと考えています。



【Lさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

この授業では起業して成功するために必要な計画の立て方やモチベーションなど、
多くのことを学ぶことができたと感じています。
企業の方の実際の体験談を聞くことでよりリアルで身近に感じることができました。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第13講】
第13講ではプレゼンテーション資料の作成のノウハウや
発表の際に重要なことなどを学ぶことができたからです。
今後の大学院生活や、社会人として何かをプレゼンする時に役立つと感じました。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

何か気になることややりたいことができたら思い立ったらすぐに行動しようと思います。
私はこれまで、何かとできない理由をつけて
一歩を踏み出すのが遅れるということが多かったので、
意識して積極的に行動していきたいです。



【Mさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業するということが漠然としたイメージでしかなかったが,
実際に起業した方に話を聞いたり,起業する際の心がまえからお金周りの話まで,
自分だけでは見つけたり身に付けたりするのが大変な知識や
経験談を得ることができたことがとても価値のある講義だったと感じた.
実際に事業計画書やプレゼンをチームで作成するというということを通して,
起業の擬似的な体験ができたことはもちろん,
チームとしてのものの進め方はどうしたら良いのかを
身をもって体験できたということがかなり貴重なものであったなと思う.
擬似的な体験ではあったが起業するのは大変だなと思うと同時に
自分が社会に対する叶えたいことを叶えるという一つの手段であることを実感した.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第9講】
もっとも印象に残っている講義は第9講の公益経済と共通価値の実現という講義.
自分はビジネスにおける全体的な流れは全く知らなく,
共通価値(CSV)という概念自体を知らなかったため,
ビジネスに対する印象が大きく変わった講義であった.
同時に,社会的価値がありつつも経済的価値があるという事業を立てるのは
とても難しそうだなという印象も受けた.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

自分の中で志を持ち、それを意識していきたい.
志を持つということは,起業においてはかなり重要であると
数名のゲストスピーカーさんの講義を聞いて感じましたし,
決して起業だけではなく,人生において,志を持っていれば自分が今何をすべきなのか,
具体的な行動の筋を一本通した状態で活力のある生活ができると感じた.
だから小さいことからでも良いので,まずは今まで自分がどのような理由で選択肢,
決断して来たのかという原点も振り返りながら,改めて新たな「志」を固めていきたい.



【Nさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

起業に関する実情や考え方はもちろん,
起業時以外にも使うことがあるチームビルディングやプレゼンテーション等において重要な点も学べ,
かつグループワークを通して実際に起業の疑似体験ができ,
受講していて大変面白かったです.


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第13講】
最も印象に残っている講義は,
第13講「プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて」です.
理由としては,スライド作成時の注意点として「1スライド1メッセージ」や
「非冗長性の法則」を改めて実感するとともに,
新たに「スティーブンスの「べき法則」から「円グラフでは正確な情報が伝わらない」」や
「リチャード・ワーマンの5つの帽子掛け(情報整理は,カテゴリー・時間・場所・五十音・連続量のいずれかで整理ができる)」等の
新しいことも学ぶことができたためです.


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

プレゼンテーションは起業時に限らず,研究発表や会社での会議でも利用するため,
今回講義から学んだ内容をチェックリスト化し,
プレゼンテーション作成時にセルフチェックを行います.


【Oさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

この授業を通して、起業に重要なことを理解したことである。
起業には気持ちが非常に大切なことである。
いくら論理的に正しいことを考え、優れた考えであれば成功すると思っていた。
しかし、人に理解してもらえるような熱意と意思が大切であり、
いかにそれを強く伝えるかがカギであると理解した。
またグループワークを通して、社長のノウハウを知ることができた
グループの人の意見をまとめたり、計画の進行務めたり、
段取りを決めたりと大変な役割である。
今回の授業を通して自分の中においてのチームのまとめ方、
導き方の知識がアップデートできたと思う。 


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第15講、第7講】
この2つの講義でほかの型の意見を聞くことができた。
自分にはないような視点や、経験を聞くことができた。
他人の考えを聞くことは自分の知見を広めるだけではなく、
インスピレーションにも影響すると思う。
そのためグループワークで多くの方の企業に対する意見や考えが聞けたことは
とてもいい経験となったと思う。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

ビジョンをはっきりさせようと思った。
私は行動するまでに時間がかかり、チャンスを逃してしまうことがあった。
そのため、目標を明確にし、早いうちに行動することを意識しようと思った。
そのため自分の考えや意見をはっきりと見えるか化(紙に書くなど)することで
行動を起こすまでの時間を短縮させようと思う。



【Pさんの講義の感想】

1、この情報技術経営論を受講しての全体の感想

会社を起こす・経営していく上で、何よりも重要なことは志であることを強く感じました。
ゲストスピーカーのお話を聴講し、ほとんど全員の方に当てはまっていたものが、
事業に対する強い志でした。
また、その志を社会に示すため国の骨太の方針や支援制度も
しっかり理解しておくことも重要であると感じ、
そのような知識を身につけることができ、非常に有意義なものとなりました。


2、最も印象に残っている講義(第○講と記してください)とその理由

【第6講】 「どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史」
現在は日本を支える大企業がまだ、存在しない時代に
どのように起業家の方々が会社を作り大きくしていったかが非常に印象に残っています。
同じやり方が現代に通用するかは分からないが、
少なくとも起業に至る精神は参考にすべき点ばかりであり、
「自分が何を実現したいのか」という具体的な目標を持ち、
そのためにどのような解決法を考え実行したかは非常に勉強になりました。


3、この講義を受けて、自分がこれからの人生をいかに生きていくか実践の「置換え」を表明してください

これまで論理的に物事を考えることはできていたと思いますが、
それを熱意を持って相手に理解してもらうということまでは意識していませんでいた。
この授業で得た、知識・考え方を基にこれからも成長していきます
また現在ベンチャーに所属しているので、
少しでも今回の講義で得た知識を活用できないか模索していきたいと思います。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コロナ禍になって以来、
この講義もオンライン主体の講義となっていますが、

グループワークもSlackやZoom、Google classroomを利用することにより、
オンラインも活用しながら、生きた講義になってきていると感じています。

今年も熱心に多くの学生さんが取り組んでくれました。

学生のみなさんの感想は、次回以降に続けます。


宮城県議会経済商工観光委員会県外調査で、愛媛県、兵庫県を訪問しました

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令和4年8月8日から10日にかけて、
宮城県議会経済商工観光委員会で、愛媛県、兵庫県を訪問しました

メンバーは以下の通りです。

委員長 渡辺 勝幸(自由民主党・県民会議)
副委員長 わたなべ 拓(自由民主党・県民会議)
委員 境 恒春(みやぎ県民の声)
委員 三浦 ななみ(みやぎ県民の声)
委員 高橋 啓(緑風会)
委員 伊藤 和博(公明党県議団)
委員 伏谷 修一(自由民主党・県民会議)
委員 菊地 恵一(自由民主党・県民会議)
委員 藤倉 知格(自由民主党・県民会議)

今期、私は本委員会で委員長を務めています。
なお、今回の県外調査は諸事情により欠席をされた委員もいらっしゃいました。


●宮城県議会経済商工観光委員会県外調査一日目。
「道後温泉の観光プロモーションの取組について」(松山市産業経済部道後温泉事務所)


道後温泉は愛媛県松山市にあり、日本三古湯の一つとされ、
夏目漱石の小説「坊つちゃん」に描かれ、
愛媛県の代表的な観光地となっています。

道後温泉は歴史も三千年ということで、聖徳太子も来湯したのだとか。

また、松山市営であり、
周辺にホテルなどが立ち並ぶ珍しい形ではないかと思いました。

さらに松山市営である道後温泉本館は、
国の重要文化財でもあり、観光客を迎えながら同時に、
その保存修理工事を実施しているとのことで、
令和6年12月までその工事は継続されるとのことです。

観光客を受け入れながら、
保存修理工事を進めるというのもなかなか難しいですし、
このコロナ禍でどのように観光振興を進めるのか、
というのは大きな課題であると推測されましたが、

道後温泉が観光プロモーションとして取り入れていたのが、

「アート」

でした。

道後温泉別館の飛鳥乃湯泉中庭では、昨年10月27日から
「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭インスタレーション」
(略称:飛鳥乃湯泉インスタレーション)が開催され、

写真家の蜷川実花さんが撮影した花の写真約230点が設置されています。


実際に見てみて、これは「インスタ映え」するなあと感じるとともに、
若い世代の方々がたくさん訪れている姿を目にしました。

松山市としても、道後温泉に若い世代の人が訪れるための手法の一つとして、
「アート」を取り入れているそうで、今年4月からは、

「道後オンセナート2022」

を開催、約30組のアーティストやクリエイターが、
常設のアート作品を道後温泉の町中に展示しています。


コロナ禍で観光産業の打撃は大きなものがありましたが、
道後温泉ではそんななかでもアートとのコラボレーションで、
新たな若い世代の観光客誘致への工夫をされていたとのことでした



●宮城県議会経済商工観光委員会県外調査二日目。
「観光プロモーションにおける歴史コンテンツの活用について」(松山市産業経済部観光・国際交流課、松山城)


現存12天守の一つとされている松山城は、
国の重要文化財とされており、
「日本三大平山城」となっています。

ロープウェイとリフトを公営で設置しており、
このこともあり松山市を一望できることから観光資源を最大限活用しているといえるでしょう。

仙台においても青葉城の活用として、
こうした交通に関する議論がありますが、
予算が許せば観光資源を生かす手段となるだろうなと思っています

現在の青葉山登城はなかなか徒歩では大変ですし、
るーぷるバスの活躍に頼るところですね。

また、松山城の主の変遷の歴史を伺うと、
開城以来、伊達家がずっと治めてきた仙台藩というのは、
いろいろな歴史があったにせよ、ありがたいことだなとも感じました。



●「遠隔地での日本語学習支援等について」(公益財団法人愛媛県国際交流協会)

愛媛県国際交流協会では、
愛媛に暮らす外国人の方に対して、
日本語学習支援事業を進めていますが、

日本語を教える方と日本語を学びたいという方のマッチングが難しく、
松山市から離れた地域でも日本語を学ぶ機会を提供するために、

オンラインを活用し、遠隔地であっても、
オンラインで日本語の先生から学び、
また参加者同士が交流を図る工夫もなされているとのことです。

コロナ禍前からの取組ということで、
コロナ以後はオンラインでやり取りをすることは一般的にも増えたように感じますが、

やはりオンラインというのは遠隔地であっても、
教育や交流という点では工夫をすればするほど、
可能性は広がるのだなと感じました。

今後、外国から日本に来られる方に、
日本語をどう学んでもらうか、
日本の文化を身につけてもらうにはどうしたらよいか、
大きな課題となってくるものと思います。

困難は多いかとも思いますが、
逆の視点で見ると、日本のよさ、素晴らしさを世界に発信し、
日本ファンを世界に広げることができる機会であるとも言えます。

全国で取り組んでいる、様々な政策を研究したいと思います。



●宮城県議会経済商工観光委員会県外調査三日目。
「大型放射光施設SPring-8/SACLAによる技術開発・産業振興について」
(国立研究開発法人理化学研究所放射光科学研究センター・兵庫県佐用町)


6月2日の当委員会の県内調査で、
仙台市青葉区に建設中の「次世代放射光施設ナノテラス」を視察する機会をいただきました。

⇒ https://katsuyuki.jp/2022/06/03/

既に日本にある放射光施設として、兵庫県佐用町にある、

「大型放射光施設SPring-8/SACLA」

による技術開発や産業振興について伺うとともに、
兵庫の「SPring-8」から、仙台のナノテラスに、
多くの研究者の方々が支援に入っている状況もうかがうことができました。


私としては、宮城県、東北の中小企業が、
こうした次世代放射光施設を利用することによって、
新たな事業や新商品を開発し、産業振興を盛り上げてほしいと考えています。

「SPring-8での産業利用成果」
⇒ http://www.jasri.jp/business/gijutsusienn/Industrial/#contents


食材の食感を壊さない冷凍技術や、
むし歯予防ガムを開発したり、
髪にツヤを与えるヘアケア製品の開発、
高性能な低燃費タイヤの開発などなど、

私たちに身近な商品の開発が、この放射光施設を利用することによって、
生み出されてきていますが、なかなか世間にはこの施設の存在は知られていません。

しかし、せっかく仙台の青葉山にこのような世界最先端の研究施設ができるのですから、
SPring-8での産業利用成果を横展開して、
宮城県や東北の産業振興のために、企業が活用しやすいような施策を推進したいですね。




─────────────────

お忙しいところ、視察を受け入れていただきました皆様に感謝申し上げますとともに、
今回伺った調査内容を、今後の宮城県における政策立案に役立ててまいりたいと思います。

ありがとうございました。

つくる仙台オンライン創業スクール、第2期第4講オンラインセミナーを開催しました!

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7月18日、Zoomウェビナー方式で、
つくる仙台オンライン創業スクール第2期第4講オンラインセミナーを開催しました。

第4回目のオンラインセミナーは、


「会計の基礎を身につける。営業・販売戦略をつくる。
 起業家体験談を聞こうその4ー株式会社ラポールヘア・グループ早瀬渉代表取締役」



ということで、会社の会計、決算書、営業や販売などについてお話をした後、
株式会社ラポールヘア・グループ早瀬渉代表取締役に起業当時の話から現在の経営のお話を中心に講演をいただきました。

オンラインで起業家・起業志望者に積極的にご参加いただき、
ありがとうございました。


早瀬さんが起業を志した時のお話、
現在も経営に社会課題の解決という視点を入れた上で、
経営の拡大を進めている現状、そしてこれからのあるべき経営の在り方について、
貴重なお話をいただきました。

早瀬さんの事業はこのサイトからご覧ください。


「株式会社ラポールヘア・グループ」
⇒ https://www.rapporthair.com/



以下、参加者の感想を取り上げます。
─────────────────────────
【Aさんの感想】

経営者は意外にPL,BSを知らないことが多く、
アドバイスには渡辺先生のようにわかりやすくしないといけないということがわかりました。

【Bさんの感想】

お2人講義を通して、違う側面からの学びを得ることが出来ました
ありがとうございました。

【Cさんの感想】

「本業を通じて社会課題を解決する視点」の考え方に学びたいと思います。
自身の事業では社会課題の解決はまだまだ先、と感じてましたが、
思考錯誤しようと思います。

【Dさんの感想】

「本業を通じて社会課題を解決する視点」の考え方に学びたいと思います。
自身の事業では社会課題の解決はまだまだ先、と感じてましたが、
思考錯誤しようと思います。

─────────────────────────
【ご案内】令和4年4月より
「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール【第2期】」を開講します!


株式会社つくる仙台では、令和4年4月より

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール【第2期】」

を開講します。

会社設立、
お店の開業、
副業、
地域団体の立ち上げ、
NPO等社会活動の起業など、

近い将来事業を立ち上げたいという方のための学びの場、交流の場
オンライン上で構築しています。

過去に中小企業庁からの委託を受け創業スクールを実施していた
ノウハウ、そこから巣立ち活躍している起業家の先輩の力もいただきながら、
起業のコミュニティを活性化させていきたいと考えています。

未来の起業家のみなさんとの出会いを楽しみにしています。



【こんな人は、ぜひつくる仙台のオンライン創業スクールにご参加ください】

●一年後に起業することを決めている

●いずれ起業したいと考えているので、経営の基礎を学びたい

●起業直後だけれどもう一度基礎を学びたい(創業後3期目まで)

●起業に関心があるが、何から始めればよいかわからない

●会社設立を考えている

●お店の開業を考えている

●副業としてネットでちいさな事業を立ち上げたい

●地域団体やイベントを立ち上げたい

●NPO等社会活動の起業を考えている



──────────────────────
【第2期】
●第1講 令和4年4月「起業に必要なものは何か?起業家体験談を聞こう」
●第2講 令和4年5月「経営理念と事業計画をつくる(会社設立・開業までの流れ、法務、届出等)」
●第3講 令和4年6月「売上をどのようにつくるか(マーケティング・集客の基礎知識)」
●第4講 令和4年7月「会計の基礎を身につける。営業・販売戦略をつくる。」
●第5講 令和4年8月「会社のファイナンス(財務計画)をつくる(融資計画・資金繰りなど金融機関との付き合い方)」
●第6講 令和4年9月「ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視」
●第7講 令和4年10月「受講生がつくる事業計画の個別相談【グループコンサル形式】」
●第8講 令和4年11月「どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史」
●第9講 令和4年12月「値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』」
●第10講 令和5年1月「公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)」
●第11講 令和5年2月「プレゼンを学ぶ」
●第12講 令和5年3月「ビジネスプランプレゼンテーションー受講生がつくる事業計画の発表会【グループコンサル形式】」
──────────────────────


●講義はすべてオンライン、Zoomウェビナー方式で行われます
終了後の質疑応答・受講生交流会はZoomミーティング方式です

●講義に参加することができない場合には、
期間限定で動画で視聴することが可能です。

●スクール受講生は、メンバー限定のFacebookグループに入っていただき、
連絡・告知・情報交換等をしていただきます。

●このほか不定期に、つくる仙台創業スクール卒業生を中心とする
起業家のセミナーや懇親の場をオンラインでお届けしますのでぜひご参加ください。

●受講生有志でリアル懇親会も企画されています。

●一年を通して、ご自身の事業計画を磨き上げ、実際に起業することが第一の目標です。

●このオンライン創業スクールでは、会社設立、お店の開業、副業
地域団体の立ち上げ、NPO等社会活動の起業など様々なニーズにお応えすることが可能です。

───────────────────────

8月28日には、
「第3回無料創業セミナー」つくる仙台経営研究会(完全オンライン)
を開催します。

ぜひ起業に関心ある方はご参加ください!


ご支援御礼(令和元年10月)

渡辺勝幸は令和元年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,273票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に二回目の当選を果たしました。今後ともふるさと宮城の復興完遂のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(令和元年10月27日執行・投票率28.18%)
当 渡辺勝幸    自民現  10,273
当 三浦奈名美   立民新 7,634
当 福島一恵    共産現 7,047
次 高橋克也    自民新 6,486

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ご支援御礼(平成27年10月)

渡辺勝幸は平成27年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,041票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に初当選しました。今後ともふるさと宮城に強い経済をつくるために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(平成27年10月25日執行・投票率31.28%)
当 渡辺勝幸    自民新  10,041
当 福島かずえ   共産新 9,433
当 細川雄一    自民現 7,490
次 千葉あさこ   民主新 5,849

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宮城県議選若林選挙区(平成23年11月13日執行・投票率34.65%)
当 細川雄一    自民現 7,728
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当 千葉達     自民現 6,031
  福島かずえ   共産新 6,000
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