2020/03/30
佐藤悌二郎「不況における松下幸之助の研究 」

佐藤悌二郎「不況における松下幸之助の研究 」
(PHP総合研究所、1992年)
⇒ https://konosuke-matsushita.co
新型コロナウイルス感染症が、
全世界で猛威を振るっています。
わが国においても、厳しい状況になっており、
宮城県においても陽性患者の方が増えています。
週末の不要不急の外出を自粛するよう、
首都圏では呼びかけられましたが、
その状況は、経済にとっては大変厳しい状況を惹起しています。
中小企業庁の支援策は、
何度もこのメルマガでお伝えしていますが、
最新の緊急経済対策はこちらをご覧ください。
「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ」
(経済産業省 3月24日20時更新)
⇒ https://www.meti.go.jp/covid-1
そして、同時に、
このコロナ不況をどう乗り切るかということについては、
前代未聞のかつてない状況であることは事実ですが、
同時に過去の経営者がどのようにして、
不況を乗り越えてきたのか、
どんな工夫をして不況をばねにして、
事業を拡大したのかを研究することも重要です。
不況期における松下幸之助の考え方は、
非常に参考になると思いますので、
PHPの佐藤悌二郎さんの約30年前の論文が
ネット上にありますので、
皆さんにシェアしたいと思います。
「不況またよし」
「肚を据える」
「原点に返る」
「責任は我にあり」
「日ごろが大事」
ここに書かれているそれぞれの言葉になるほどと思いながら、
自分に置き換えてどうするべきか、
感じることも多く、
私自身もどう行動していくか、
考えるきっかけとなります。
喫緊の課題解決に全力で取り組みながらも、
政治と経済の在り方について、
松下幸之助の思想をあらためて読んでいきたいと思います。