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「安倍政権改憲『反対』55%」だが、改正「必要」は過半数という新聞記事について

世論調査の結果をよく読んでいます。
その数字がどう変化するか、
質問の文章に変化はないか、

そして何よりも私自身の政治的思考と
世論がどうずれているかを見ています。

もちろん、ずれているからといって
必ずしも世論に合わせる必要はないのですが、
ズレの認識そのものは大事だと思っています。



昨日10月29日の河北新報朝刊に、
共同通信の世論調査の結果が出ており、
その記事のタイトルが、


「憲法公布70年世論調査/安倍政権改憲『反対』55%/参院選争点『思わず』71%」


というものでした。

憲法改正に対して過半数が反対しているのかと
違和感を抱きながらよく読んでみると、

以下のように詳細な世論調査の質問と数字が出てきたので、
さらに驚きました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【引用ここから】

問2 あなたは憲法を改正する必要があると思いますか、改正する必要はないと思いますか。

 改正する必要がある 20
 どちらかといえば改正する必要がある 38
 どちらかといえば改正する必要はない 25
 改正する必要はない 15
 無回答 2

問8 安倍晋三首相は自身の任期中の憲法改正に意欲を示してきました。
あなたは安倍首相の下での憲法改正に賛成ですか、反対ですか。

 賛成 42
 反対 55
 無回答 3


【引用ここまで】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

問8を見ると確かに、

「安倍政権改憲『反対』55%」

なわけですが、

問2を見ると、

「どちらかといえば」も含め「憲法を改正する必要がある」という意見は58%、

「どちらかといえば」も含め「憲法を改正する必要はない」という意見は40%。



つまり、

安倍晋三首相は自身の任期中の憲法改正に意欲を示してきました。
 あなたは安倍首相の下での」

という前提をつけると、42VS55。

前提をつけないで憲法改正についてたずねると、58VS40。


ということになるわけです。

しかしちょっとだけ記事のタイトルを見ると、

「安倍政権改憲『反対』55%」

過半数は反対しているんだなあとなりますね。


さらに驚くのは、
同じ河北新報の「ウェブニュース」では、
同じ内容の記事にもかかわらずタイトルがちがったのでした。


「安倍政権下での改憲に反対55% 改正「必要」は過半数」(河北新報2016年10月29日)
⇒ http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201610/2016102801002143.html


こちらのほうが数字に正確なタイトルですね。


同じ数字でも印象がちがう記事タイトルになるということを、
知ってしまいました。


私は一読者にすぎませんが、
河北新報愛読者としては、
ウェブニュースのほうの記事タイトルのように、
数字に正確なものにしてほしいなと思った次第です。



政治家は眼の前の恩恵のことばかりを考えてはいけない

その昔、鄭という国に子産という大臣がいました。


子産は万事、

眼の前の恩恵のことばかりを考えて、
大きな徳沢についての認識がなかったこと

を孟子が批判したのでした。


孔子が彼を評して、

「恵人なり」、

情け深い人であるといわれたのも、この意味でした。


諸葛孔明の言葉に、

「国を治めるには大徳を以てし、
 小恵を以てせず」

とあるのも、この意味です。


政治を執り行い、
あるいはこれを議論する人物は、
この問題を理解していないと、
事を誤ることが多いものです。


後世の、君主の徳について説く人物のうちにも、
このことを理解していないものがあって、

小恵を施すことが君主の徳であると心得、
ぎょうさんにその恩恵をほめたたえて、
かえって識者の物笑いになるものが少なくありません。

慎むべきことです。




ということを約150年前の日本において、
政治犯として牢屋の中にありながら、

囚人と看守に対して
熱心に教えた人がいたのでした。

その政治犯は間もなく
斬首刑になってしまいます。


そして時は立ち、
その政治犯の弟子たちが、

明治維新の原動力となり

日本を変えていったのでした。








県議選に当選して一年がたちました

平成27年10月25日に宮城県議選で当選したときから、
ちょうど今日で一年がたちました。

あっという間の一年でしたが、
右も左もわからないところからようやく、
一通りの流れが見えてきたように思えるところです。


まだまだ人間でいえば、
赤ちゃんの状態で、

言葉もしゃべれず歩けもしませんが、
会話は何となく理解できてくる年頃です。


なんとか必死に一年を過ごしてきましたが、
政治家としての活動範囲も広がり、
会合も増えていますので、
なかなかハードスケジュールな日々です。

すべての会合には参加できず、
また挨拶も、本来ならば丁寧に顔を出すべきところ、
なかなかうかがえないという実情です。

休める時には休みたいものですが、
それもなかなかできないところで、

精神面も含め、
体調管理も大きな課題です。


資金的にも、
昔から政治家は田んぼを売り続けると聞いてはいましたが、
これもまたなかなか大変で、
借金も減らないものですね(笑)。


この一年ハードな日々でしたが、
一般質問や様々な働きかけで、
少しずつ新しい世の中をつくることが
できているようにも感じます。


任期もあと3年となりました。
精一杯活動をすることによって、
4年間を熱く過ごし切り、
次につなげて参りたいと思います。


この一年間お支えいただきました皆様にあらためて感謝し、
今後ともあたたかくお見守りいただきますようお願い申し上げます。



連坊(仙台一高前)駅前に信号が設置されました

連坊地区町内会連合会をはじめ、
近隣の多くの方々から要望をいただいていた

「仙台市地下鉄東西線連坊駅前の信号機設置」

が決定しました。


連坊駅と仙台一高、
セブンイレブンがある交差点ですが、

地下鉄駅開業後、
従来は一方通行だった道路が拡幅され、

相互通行となり、交通量が増大するとともに、
スピードを出す車が増えてきていました。

実際、交通事故も発生していましたし、
近隣の住民の方から不安の声が多く出ていたところです。


連坊の小学生や一高生の往来が多いところでもありますので、
通学の安全確保という観点からも重要な場所です。

これからは信号機の設置により、
事故が減り、特に子供たちが安心して
通学できるようになるのではないかと思います。


今回は、公明党・自民党の仙台市議会の議員さんとも連携し、
またたくさんの方々のご協力をいただきながら
要望活動をした結果の動きで大変ありがたいかぎりですが、

今後とも、
宮城県内各地における
交通安全の維持のために力を入れていきたいと思います。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
平成28年2月定例会(第355回)-02月26日-05号 


◆十八番(渡辺勝幸君)

最後に、警察本部の予算についてお伺いをいたします。

被災地を初めとする県内の治安安定に尽力をしていただいていること、
また、震災関連としていまだ千二百人を超える行方不明者対策を継続していただいていることに
心より感謝を申し上げます。

昨年十二月、仙台市におきまして地下鉄東西線が開業いたしました。
新駅周辺を中心にして新たな道路が整備されたり、
人の流れが大きく変化をしております。

それに伴い、通勤、通学の足も大きく変化し、
バス路線編成の変化から住民の間に大きな不満も出てきているところであります。

また、人の流れが大きく変化したことに伴い、
なれない道路の運転により交通事故が発生したり、
危険運転の事案も出ていると聞いております。

地下鉄開業に伴う人の流れの変化を踏まえ、
治安維持のために交番設置箇所の再検討や、
交通安全対策のために信号機設置の検討、
また標識の新規設置等が必要になってまいりますし、
地元町内会を初め、要望が多く寄せられてきております。

若林警察署についても、千葉達前宮城県議会議員の御尽力により新設が決定されておりますが、
以上のような点を踏まえ、
安全安心な暮らしを確保するための警察費予算の増加を検討すべきであると考えます。

警察本部の見解をお伺いいたします。



◎警察本部長(中尾克彦君)

大綱四点目、広瀬川の河川管理等、安全安心な暮らしについての御質問のうち、
地下鉄東西線開業に伴う、交番、
信号機等設置の必要についてのお尋ねにお答えいたします。

地下鉄東西線沿線の治安対策につきましては、
仙台市と連携して防犯カメラの設置を進めているほか、

新市街地形成に伴う交番等の再編整備につきましても、
県下全体の治安情勢を踏まえた上、
人口動態、犯罪、交通事故の発生状況等を総合的に勘案して、
その必要性を検討してまいります。

また、地下鉄東西線の主要エリアであります若林区につきましては、
平成三十一年春に新設予定の(仮称)若林警察署を治安拠点として、
的確に地域住民等のニーズにこたえていくこととしております。

一方、交通安全対策につきましては、
地下鉄東西線新駅周辺の市道整備に伴い、
信号機を十六カ所新設したほか、
一時停止、横断歩道等三百四十五カ所の新たな交通規制を行ったところであります。

更に、バス路線再編に伴い交通流の変化が見られた
根岸交差点から愛宕大橋交差点までの交通規制を見直し、

中央線変移区間を廃止するなどの
交通渋滞緩和対策を講じることとしております。

今後も地域住民等の要望を踏まえながら、
関係機関等と連携して、治安対策、交通安全対策を推進してまいります。

以上でございます。








「子どもを叱れない大人たちへ」

私たち大人は子供をしかることができているでしょうか。
親として子供を本気でしかることができているでしょうか。

落語家、7代目桂才賀さんは、
少年院の慰問を1000回以上続けているそうです。

入所している若者達を笑わせながら
明日への希望をつなぐ話を聞かせた後、
一対一で本音で話し合う。

PTAの依頼による非行問題に関する講演、
自衛隊の慰問や刑務所、拘置所での講演・慰問活動など、
本業以上にこのボランティア活動をしているのだそうです。


そしてこの経験をもとに桂才賀さんは、

「子どもを叱れない大人たちへ」

という本を出版し、
父母、先生、世の中の大人達それぞれに
子供達の本当の気持を伝え、

彼らとどう向き合って欲しいかを
ユーモアをこめて率直に語っています。




今週10月22日(土)に、
この桂才賀さんの講演が開かれます。

参加無料の講演会ですので、
お子さんを持つ親、子供と関わるお仕事をされている方には、
ぜひ聞いていただきたいと思います。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「もっと、見つめて子どもたちの心」

日時 10月22日(土)14時
場所 せんだいメディアテーク
主催 公益社団法人仙台青年会議所子どもの未来創造委員会





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宮城県議選若林選挙区(令和元年10月27日執行・投票率28.18%)
当 渡辺勝幸    自民現  10,273
当 三浦奈名美   立民新 7,634
当 福島一恵    共産現 7,047
次 高橋克也    自民新 6,486

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宮城県議選若林選挙区(平成27年10月25日執行・投票率31.28%)
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