2016/05/27
産業振興対策調査特別委員会の県外調査へ行ってまいりました(岡山県、愛媛県、福岡県)
この三日間、
宮城県議会 産業振興対策調査特別委員会の県外調査
ということで、岡山、愛媛、福岡へ行ってまいりました。
テーマは「海外販路拡大」ということでしたが、
大変勉強になる視察でした。
この五年、
宮城県は震災からの復興ということで、
県をあげて集中して復興に取り組んでいましたが、
この岡山、愛媛、福岡三県はこの数年、
民間の力を積極的に取り入れ、
マーケティングを重視し、
海外を含め県外にどんどん出ていき、
積極的に県産品の販売に力を入れ、
大きな成果が出ています。
宮城県としては仕方のないことなのですが、
完全に出遅れてしまっているということを感じました。
県庁が積極的に県内事業者の製品を把握し、
販路拡大、引き合いをつかんでいく。
知事が先頭に立って、
自治体では首長が先頭に立って地元のものを売り込んでいく。
そして海外販路という視点で言うと、
コンテナをいっぱいにするためには、
市町村単位では地元産品の種類が少なくなるため、
県単位、あるいは広域単位で取り組むことが効果的と感じました。
また、農林水産品の販路拡大に、
今後「地域商社」が重要な役割を担っていきそうです。
その他様々な気付きがありましたが、
置き換えをしっかりとしていきたいと思います。
三日間なかなか移動が大変で、
つかれもかなり出てきていますが、
この出遅れ感をどうやって解消していくか、
宮城県としてすぐにも取り組んでいかなければと強く感じているところです。
5月25日(水)
岡山県議会「地域産品ブランディングと海外販路拡大事業について」
5月26日(木)
四国タオル工業組合「今治ブランド推進事業(今治タオル海外販路開拓支援事業)等について」
愛媛県議会「県産品の海外販路拡大への取り組みと組織体制について」
5月27日(金)
福岡県議会「農林水産物の海外販路拡大への取り組みについて」
(株)クロスエイジ「農業の産業化に向けた取り組みについて」