2016/04/24
水素自動車(FCV燃料電池自動車)の視察─宮城県の再生可能エネルギーの取り組み
HONDA FCX CLARITY先日、宮城県による水素自動車(燃料電池自動車)
宮城県保健環境センターに行ってまいりました。
この敷地内に水素ステーションを設置し、
これは東北初の取り組みとなっています。
しかし全国では水素ステーションは81か所とのことで、
東北地方の取り組みが遅れていることがわかります。
創造的復興ということで、
宮城県では、医学部新設、仙台空港民営化をはじめ
様々な取り組みがなされていますが、
この再生可能エネルギーへの取り組みも、
創造的復興の一環と位置付けられるでしょう。
政府の成長戦略においても、
「燃料電池自動車の世界最速の普及」
をめざすとしており、
商用水素ステーションをこれからどんどんと増やしていくとのこと
またこの燃料電池は、
災害時の非常電源にもなるということもあり、
いざ地震など災害が発生したときに、
貴重な電源となりますので、
防災という観点からも重要な事業になると思っています。
安全対策も厳格になされており、
むしろ厳しすぎるくらいですが、
再生可能エネルギー推進についても
研究し、取り組んでいきたいと思っています。
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【引用ここから】
燃料電池に水素と酸素を取り込んで化学反応を起し電気を発生。
その電気でモーターを回して走ります。
二酸化炭素などの排出ガスはゼロ。
出すのは水だけという、究極のクリーン性能を実現します。
小さな発電所ともいえる燃料電池で自ら電気をつくるので、
タンクへの水素の充填は短時間。
しかも一回の充填で、
さらに燃料電池電気自動車はエネルギーのロスが少なく、
燃費性能にもすぐれています。
【引用ここまで】
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世界的にエネルギー需要は増大しており、
エネルギーをどう確保していくか、
今後わが国の大きな課題になりそうです。
再生可能エネルギーの推進により、
環境関連産業の育成や
新たな雇用の創出にもつながっていきますので、
他県他都市に負けないように推進していかなければと思います。