2015/04/30
起業家に必要な、応援してくれる人の存在、そして「いづい」世界へ飛び込むこと
現在、つくる仙台で会社設立に向けて、起業支援をしている、とある案件があります。
事業計画をゼロから一緒につくり、
融資の件から広報計画、補助金計画まで、
やるべきことはたくさんあります。
毎回新規事業立ち上げの支援をしていて思うのですが、
立ち上げのときにこれは大事だなとあらためて感じるのは、
「いろいろな方に応援をしてもらうこと」
です。
事務所を立ち上げるならば、
不動産屋さん、事務機器屋さん、
電気工事屋さん、建設工事屋さんの力が必要ですし、
名刺をつくったりするなら名刺屋さん、
はんこ屋さんの力も借りなければなりません。
チラシをつくるならば印刷屋さん。
いろいろな方をつくる仙台でもご紹介しますが、
起業するまさにその時点までに、
どれだけ多様な仕事をしている人を知っているか、
これも大事なことだなあと感じます。
しっかりした事業計画も必要、
資金調達も大事、
堅実な採用も必須です。
起業するときにやるべきことはたくさんありますが、
スタートアップ時に自分のまわりにどれだけの人がいるか、
応援してくれる人がどれだけいるか、
これは起業の成功を計るメルクマールであると言えるでしょう。
自分のまわりには
応援してくれそうな人がだれもいないなあと思ったら、
一呼吸おいてみるのも大事かもしれません。
私自身を振り返ってみても、
まわりの人に助けられて何とかここまで来たと思います。
一人ではとても続かなかったなあと。
もう一つ思うのは、
自分の一段上のステージにいる人たちの中に
入っていくということです。
志を同じくする者、
仲の良い友人グループで集まることも
非常に大事ですが、
成功していく起業家を見ていると、
さらに一歩足を進めて、
自分の一段上のステージにいる人たちの輪に
積極的に入っていき、
恥をかいてでも、
苦しくても、
そこに食らいついていき、
そこから多くを学んでいるものです。
仙台弁で言うところの
「いづい」世界へ飛び込む、
そんな感じです。
私自身も、
このことを強く意識しています。