以前からこのメルマガでも指摘していますが、
未来を予測することは一定程度可能であると私は思っています。
たとえば平成27年5月10日に渡辺勝幸は40歳になる!
とか、
平成27年3月14日に北陸新幹線が開業する!
ということは、
もう予定として決まっているわけです。
私がむかし永田町で働いていたとき教えられたことは、
政治的作業の一番要の部分は
「日程を作ること」だということでした。
だれがいつどう動くか?
これを知っていると、その後の動きが解るし、
世の中の制度がどのように変わっていくかも、
未来の日程が解れば推測できるようになります。
永田町に限らず
ビジネスにおいてもそうですね。
したがって、
どんな種類の手帳を使うか、
アナログかデジタルかということも大事かもしれませんが、
手帳に書いてあることをどう見ていくか、
ということのほうが重要なわけです。
もちろん人の気持ちや、
突発的災害、事故、人の死などで、
情勢が大きく変化することはありますので、
そこもシミュレーションのひとつです。
平成27年は、
日本政治の世界は安倍政権の安定化により、
波乱なく統一地方選、自民党総裁選を迎えることとなりそうです。
日本経済の世界については、
消費税増税後、
停滞気味ではありますが、
安倍政権の安定化もあり引き続きゆるやかな景気拡大が見込まれます。
アベノミクス「三本の矢」については、
さらに成長戦略が改訂される予定ですが、
この内容にも注目です。
また、日銀がさらなる量的緩和の実施をすることも十分あり得ます。
国際的な情勢としては、
米国はオバマ大統領のレームダック化、
共和党・民主党の対立は収まらず、決まらない政治が続くものと思われます。
これにより、国際政治はリーダー不在となり、
地政学リスクが高まる恐れ。
国際社会による対ロシア制裁が継続するも、
強硬なロシアの姿勢から膠着状態を予想。
プーチン大統領がウクライナからの撤退を決断するとともに
辞任などあればサプライズですが可能性は低いか。
イスラム国は、内部分裂がなければ、
米国の関与も限定的であろうと推測されることから、
すぐに撲滅とはならない。
中国は、近隣諸国での軍事的台頭を継続。
中露関係の進展は日本にとっても注視すべき。
BRICS銀行、アジアインフラ投資銀行の動きに注目。
【2015年(平成27年)の予定】1月17日 阪神淡路大震災から20年
1月18日 民主党代表選挙
1月25日 山梨県知事選挙
1月 通常国会召集
2月1日 愛知県知事選挙
2月 アップルが「Apple Watch」発売(春)
2月 ギリシア議会選挙の可能性
2月 英国ウィリアム王子来日
3月11日 東日本大震災から4年
3月14日 北陸新幹線開業(長野金沢間)
4月1日 法人税実効税率の引き下げ(予定)
4月12日・26日 統一地方選挙
5月7日 英国議会総選挙
5月17日 ポーランド大統領選挙
5月 ミラノ万博開幕
6月 主要国首脳会議(G7サミット、ドイツ)
6月 成長戦略第3弾骨太方針の閣議決定
8月 広島・長崎原爆投下、終戦から70年
9月 自民党総裁選挙
9月19-23日 シルバーウィーク(最大5連休、6年ぶり)
9月 臨時国会召集
10月 マイナンバーの通知開始
10月 国勢調査実施
11月15日-16日 G20首脳会合(トルコ)
11月 APEC総会(フィリピン)
12月 ASEAN経済共同体発足
12月 上海ディズニーランド開業
2015年度中にホンダが燃料電池車を市場に展開