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側近が上司に進言するタイミングはいつがよいか?


その昔、中国斉の国である地方の長官をやっていた男がいました。

その長官はその職をやめて、
士師になることを申請します。


長官は日本の代官と同じような役職で、
その任地に住んでいました。

そのため都に遠く、
王様に進言をする機会をなかなか得ることができませんでした。

そこで、士師の官位を願ったのでした。


士師は、都に住む官職なので、
王に対し意見を申し上げることが意のままにできたのでした。


しかしその後孟子は、
この男に対し、

「あなたが士師となってから数月になるのに、
 未だ諫めを王に申し上げることができないのか」

と責めています。


この「未(いまだ)」という一字が、
極めて意味が深い。

唐の時代の韓退之『争臣論』、
宋の?陽永叔『范司諫に上つる書』は、
みなこの「未」という字の精神を敷衍してできたものです。


この男が、士師の職を願い出た当初は、
もちろん、心に国家の利害得失を極言しようと思っていて、
そのためにしたことでした。


しかし任命されて数カ月にもなりながら、
全く一言もいわないのは、


1、官を拝命したばかりでその職務についてよく知っていないため、言葉を発する余力がなかったのか

2、または同僚や先輩に遠慮するところがあってまだ発せぬのか

3、または小さな問題は多いが未だ申し上げる値打ちがなく、問題の大きいものが生じた時、申し上げようと思っているのか


まずはこの3つのうちの理由からでしょう。

孟子はこの男の心中を推察して、
この「未」の字を下したのです。


そして孟子が彼に注意したことは、


時機を待って申し上げようと思ったならば、申し上げる機会はないものだ、
事の大小を問わず、一日も早く申し上げよ



ということでした。

表現は婉曲ですが、意味は実に適切です。


今の世の要職にある人物もまた、
君主に対し、未だ思うところを申し上げることができないものでしょうか。




ということを約150年前の日本において、
政治犯として牢屋の中にありながら、

囚人と看守に対して
熱心に教えた人がいたのでした。

その政治犯は間もなく
斬首刑になってしまいます。


そして時は立ち、
その政治犯の弟子たちが、

明治維新の原動力となり、
日本を変えていったのでした。






この本をときどき繰り返し読んでいます。





私渡辺の経験からいうと、
たしかに進言はすぐになすべきですが、
君主から進言を受け入れるべき人物とみなされる力を備えることもまた必要だと思います。

イノベーションを生むための三条件とは?


イノベーションとは何か?


イノベーションとは、

全く新しい技術や考え方を取り入れて、
新たな価値を生み出し、
社会に大きな変化を起こすこと


とされています。

経済学者であるシュンペーターはイノベーションを、


経済活動の中で生産手段や資源、労働力などを
それまでとは異なる仕方で新結合すること



と定義しています。


「新しい価値をつくる」

まさにつくる仙台が目的とするところですが、
それでは、このイノベーションを生むために必要な思考法とは何か。

ある意味では起業の三要素でもあるかもしれませんが、
以下の三つにポイントがあるのではないかと私は考えています。



1、走りながら考える

2、まかせる

3、挑戦する意志を育てる




1つ目は、とにかくスピードということです。
正確性よりもスピードを重視し、
物事がまとまってから走り出すのではなく、

走りながら修正し、修正し、して、
物事をつくり上げていく。



2つ目は、スピードに関連しますが、
物事をまかせる必要があるということです。

すべてをトップが細部まで決めなければならないとしたら、
時間がかかって仕方ありません。

もちろん小さな組織のうちはそれでもかまいませんが、
事業を大きくしていく過程では、

必ずしもトップの判断がすべてを左右するのではなく、
大きな枠組みだけをトップが決め、

それぞれの現場、現場に裁量権を与えていくことが
イノベーションを生み出すためには大事です。



3つ目は、挑戦する意欲を大事にするということです。
たとえば現場の若手社員のちいさなアイデアを、
しっかりと摘み取り育てる必要があります。

ともすると、挑戦する意欲は不安と隣り合わせ。
そんなときに挑戦意欲を応援することができたならば、
さらなるアイデアと人材で新しい価値を生み出すことが可能です。

小さな芽を大切にふくらませることが、
イノベーションを生み出す本となります。


新しい価値をつくる、
起業することとほぼ同義ですが、
この三つをぜひ大事に考えてみて下さい。





起業集団つくる仙台

小野田寛郎さんの「人は一人では生きられない」 ─“メガホン侍” 伊藤央の『現代武士道のススメ!』

私の同志である、伊藤央さん(東京都小平市)のメルマガを、
今日はみなさんにシェアしたいと思います。

伊藤さんも私と同様、政治の道を志し、
すでに私の先を行っている先輩でもあります。


“メガホン侍” 伊藤央の『現代武士道のススメ!』


私が読んでいるメルマガの一つなのですが、


宝くじが当たる確率より 【第96号】
小野田寛郎さんに見た武士道精神 【第95号】
命の尊さ 【第94号】
やりたいことをやる 【第93号】
禊 【第92号】
無一帰大道 【第91号】


最近のメルマガ記事のタイトルはこんな感じです。

読みながら様々なことを考える機会になるメルマガですので、
きっと私のメルマガを読んでくださっている
みなさんにもお役に立つとおもいますので、
登録してみて下さい!


最近伊藤さんのメルマガで、
小野田寛郎さんのお話が引用されていました。

このメルマガの大きなテーマでもあると思うのですが、


「大切な命を何に使っていくのかを考え日々を生きることが必要」


という言葉になるほどと感じるものがありました。

明日どうなっているのかわからないのが人生です。
日々かみしめていきたいものです。



───────────────────────────
【伊藤央さんのメルマガ引用ここから】


残念なニュースでした。

フィリピン・ルバング島で戦後も約29年間、たった一人で任務を遂行し続けた小野田寛郎さんが永眠されました。

今回は3年前に実際に小野田さんの講演を拝聴した際にブログを転載します。



////////////////////////////////////////////////////


◆“人は一人では生きられない”・・・小野田寛郎先生の講演を拝聴


学校法人なぎの学園創立40周年記念として開催された小野田寛郎先生の講演を拝聴。


ご存知の通り、小野田先生は昭和19年にフィリピン、ルバング島で遊撃指揮・残地諜者の任務を与えられたまま、任務解除の命令を受けられないままたった一人で30年もの間任務を遂行された方です。

大正11年生まれということですから、89歳になられている筈ですが、とてもそうは見えません。


演題は「人は一人では生きられない」。


よく聞くこの言葉も小野田先生が語られると、その重みは格段に増します。

たった一人で30年もの間戦い続けた先生が「人間は一人で生きる能力を持っていない」と断言されます。

「人が寿命いっぱい、能力いっぱい生きるには必ず他の人間と関わらなければならない」、「人が生きるには相手を認めること、そして我慢することが必要」と。



戦後、もてはやされた「個人主義」は「利己主義」であり、「自由主義」は「勝手主義」であると、バッサリ。

そして、人が社会で暮らしていくためには「優しくあること」が必要で、優しくなるためには「強くなること」が必要だと語られました。

そして、強くなるためには、目的・目標を持って努力することだと。



社会保障の必要性は認められながら、社会保障にぶらさがる人間が増えれば社会は成り立たないと、現代の日本を批判もされました。

今の日本人に必要なのは、「甘やかす心」ではなく「真の優しさ」なのだと感じました。



原発問題にも触れられ、「“危ないからやめる”ではあまりに知恵がなく、意気地がないのではないか」と、普通に聞けばかなり刺激的な発言もされるのですが、終始柔和な表情を崩されず、また、優しい語り口で話されるので、不思議と言葉がすっと心に入り込んでくるのでした。



命とはかけがえの無い大切なものです。

しかし、ただ「死なないこと」のみに価値を置く現代では、むしろその大切な命は輝きを失ってしまっているのではないでしょうか。

我々はこの大切な命を何に使っていくのかを考え日々を生きることが必要なのではないでしょうか。

それによって命は輝きを増すのではないでしょうか。


小野田先生はたった一人で30年間戦えた理由を生きる目的、果たすべき目的があったからだと仰います。

その目的を果たすために「死んでもいい」という覚悟を決める。

そのことで生き延びた。


正に武士道の死生観です。




最後に先生の言葉をもう一つご紹介します。

「素直に日本人らしい考えかたに立ち戻れば、人は否応なしに優しくなれる。」

(以上、平成23年10月23日の拙ブログから転載)


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



前号で命の尊さについて書いたばかりです。

私などが訴えても、小野田さの言葉の方には到底及びません。

戦争の経験から命の尊さを伝える小野田さんのような方々がどんどん少なくなっていることは、残念でなりません。


与えられた使命に尊い命をかけることに価値がある。

その思いを引き継ぎ、つよく美しく生き抜きましょう。



【伊藤央さんのメルマガ引用ここまで】
───────────────────────────





“メガホン侍” 伊藤央の『現代武士道のススメ!』

夜遊び夜学ぶ─小原鐵五郎(城南信用金庫理事長)その4─昭和時代の私の履歴書

昭和の偉人たちが何を考え、失敗にどう対処し、
それをいかに乗り越え、どんな成功を収めたのか、

日本経済新聞に掲載されている、
自伝コラム「私の履歴書」から
探ってみたいと思います。



私の履歴書─昭和の経営者群像〈9〉


小原は農業をやめ、
信金マンの第一歩を踏み出しました。

弱い立場の人々のために、何ができるか。

そんな思いを先人から受け継ぎ、信金マンとして活躍し始めます。


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他人ではなく過去の自分と比較する





あなたの敵はだれか?

同期入社のライバルか?
それとも、同業同世代のあの起業家か?
自分よりもいい成績を上げているあの営業か?

他者と争い、その勝負に勝つことは快感になるかもしれませんが、
それを続けることはかなり厳しいものがあります。

そして自分を他人と比較し、

アイツに勝った!
アイツに負けた!

ということを続けるのは、
精神的にあまり楽しいものではありません。


あなたの敵はだれか?

それはあなた自身であり、
とりわけ過去のあなたこそが最大の敵なのです。


他人との勝負は、
勝ったようでいて実は負けていたり、
負けるが勝ちでもあったり。

しかし、過去の自分との勝負は、
強い意志を持つだけで勝つことができ、

勝ちさえすれば、
人生が必ずうまくいくことになっています。


あなたの敵は決して他者ではなく、
過去の自分自身なのです。


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