2013/10/31
成功している起業家が売上増加のために使う二つの方法
起業してうまくいっている人を見ると、成功の秘訣がわかります。
つくる仙台にも最近は特にいろいろな起業家、起業志望者の方がいらっしゃいますが、
私たちのノウハウをお伝えするだけではなく、
私たち自身もみなさんから学ぶことがたくさんありますね。
そしてそこで学んだことを、
みなさんにさらにお伝えするのも大事な役割です。
さてそんな成功している起業家は、
必ず売り上げ増加を実現しているわけですが、
そのなかで二つの方法を今日はご紹介します。
【1、複数の価格をつけている】
顧客が求めているものに応じて、
同じ商品・サービスであっても、
複数の価格をつけて売り上げを伸ばしている起業家がいます。
たとえば、
にぎり寿司1000円
を売っているお寿司屋さんがあったとして、
これを、
にぎり寿司松 2000円
にぎり寿司竹 1200円
にぎり寿司梅 800円
という価格設定にすることなどがこの事例です。
最初のにぎり寿司1000円のお店に20人のお客さんがきたとすれば、
1,000×20=20,000円
が売り上げになりますが、
同じ20人が来るとしても後者の場合は、
梅だけを頼む人が20人だとしたら、
800×20=16,000円
となりますが、
普通は松竹梅とメニューにあれば、竹を頼む人が多いといわれています。
1,200×20=24,000円
全員が松を頼むことはありえませんが、その場合は、
2,000×20=40,000円
つまり、16,000円から40,000円の開きがありますが、
800×10+1,200×10=20,000
10人以上が竹を頼んでくれれば、
売り上げは増加することになります。
そして一人でも松を頼んでくれる人がいれば一気に売り上げは上がるわけです。
複数の価格のつけ方は、
その業種によって様々ですが、基本的な考え方は一緒ですね。
【2、価値を基本に値決めをする】
二つ目は、
その商品・サービスから人が受け取る価値に注目するということです。
この商品によって顧客の生活がどのように変わり、
それにはどれくらいの価値があるかを考えて値決めをする。
したがって、
コストがいくらで、
時間がこれだけかかったから、
値段はいくらという価格設定をしないということです。
値段が高いから売れないのではなく、
知られていないから売れない
起業直後にする価格設定は重要ですね。