2010/10/31
自民か民主か?
来春の統一地方選にむけて、関係者のみなさんの動きが全国各地で熱くなってきたようです。
先日、東京のある若手経営者の方とお会いしたのですが、
20代で、ある地方議会選挙に立候補する方を応援しているので、
リーフレットをみてほしいということで、
拝見し、こうしたらいいのではというような話をしました。
最近特に感じるのは、
若くて優秀な政治を志す人ほど、
国政ではなく地方議員をめざし、
最終的にはその地元の首長になろうとしている人が
多いなあと感じます。
一部の地域だけではなく、
全国的な傾向のように思えます。
自分のふるさとを、自分の住んでいるところを
よくしたい、
自分がリスクをとってでも、
地域のために力を尽くしたい、
そういう若い人が増えている、
ということは日本もまだまだ捨てたもんではないと思います。
同時に、
中央から地方へ人が動いているということも、
時代の流れなのかもしれません。
市町村区議、都道府県議、どんな形であれ、
志を持ったそういう若い人たちを
みんなで応援していきたいものです。
さて、国政では、民主党政権に批判が集まり、
かといって自民党が戻ってくるのもどうかね、
という声が多いように感じます。
両陣営ともに、お互い批判の応酬では、
建設的な展開は望めません。
いま必要なのは、
自民でもない民主でもないという主張よりも、
自民のよさも民主のよさも引き出そう
という主張なのではないかなと、
私は最近特に思います。
ビジネスでも人間関係でもそうだと思うのですが、
二者が争うことよりも、
二者のよさを引き出し、
業界全体の雰囲気をよくすることによって、
足の引っ張り合いではない、
中身のある議論を進められればいいですね。
薩摩と長州が喧嘩をしつづけていたら、
日本はつぶれていたかもしれません。
薩摩のよさと長州のよさをあわせもって、
新しい明治という時代が生まれたのだと思います。
私はまず足元から、
娘二人のケンカを仲裁することから
はじめたいと思います。