Category[ 動物行動学 ] - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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男と女と性についてアツク語る。

2010年02月09日 22:45

人を相手にする仕事をしていると、自然のなかでひとりで過ごしたくなる時があります。大自然の真ん中でひとりで物思いにふけったりしたいものです。まあでも、実際そうなってみたら一週間ともたないと思いますが。

そういうこともあって、たまに山に登るとリフレッシュできます。



最近、プルタルコスを読んだり、仕事の本を読んだりしていると、頭がつかれるので、動物行動学者の日垣敏隆さんのエッセイも合間に読んでいます。動物行動学は昔から好きなのですが、なかなかおもしろい。

山に登ったり、野原をかけまわったりすると、同じ種類の花が一面に咲いていることがあります。コスモス畑とかもそうですね。その同じ種類の花は、ほぼまちがいなく、同じ背の高さで咲いているんだそうです。不思議なことですが、言われてみれば確かにそうだ。

これは、ハチたちが蜜を集めるのに同じ高さだと効率がよいから、そして花にとっても、同じ種類の花から花へ同じ種類の植物の花粉をハチが運んでくれるのでありがたいからなのだそうです。なるほどー。

日垣さんが言うには、植物も動物も、突然変異した病原体に対抗するために、性に明け暮れているんだということであります。


また、人間以外の動物というのはオスのほうが派手な衣装をまとっているんだそうです。たしかにクジャクなんかが有名ですね。クジャクのメスは、美しいオスを何羽か見て歩き、その中で一番魅力的なオスを選んで番う。自分の遺伝子を残そうと、オスは必死になってメスに選ばれようとしているわけです。

クジャクの目玉模様も適度な美しさとクジャクらしさを表している。これが適度にないとクジャクらしさを失ってしまう。


ある集団への帰属と、その中で目立つこと。


これがファッションなんですね。しかし日垣さんはここで、コム・デ・ギャルソン、つまり女っぽさを抑えて少年の雰囲気を出しているこのファッションは何だろうかと疑問に思う。

ファッションの専門家に聞いてみると、コム・デ・ギャルソンは好き嫌いがはっきり分かれると。自分の女という性を隠したいと思う人はこれを好み、そうでない人はボディーコンシャスを好むんだとか。なるほどなあと。


ここで、ブルーギルという魚がいる。琵琶湖なんかで大量発生してニュースにもなっていましたが、オスは大きくメスが小さい魚です。しかしこの魚のなかには遺伝的にオスがメスと同じくらいのものがいるらしい。そこでこの小型のオスは、メスと大きなオスのペアに平気で近づくんだそうです。サイズもメスに似ているので、大きなオスは警戒しない。そんなこんなしているうちに、この小さなオスは、メスが産んだ卵塊の一隅に、さっと自分の精子をかけ、授精していってしまうのだそうです。

女を寝取ったというのかどうか、表現は気をつけなければなりませんが、小型ブルーギルはすごいですね。なかなかやる。

ここで日垣さんは、コム・デ・ギャルソンをまとって女の性を隠した女は、あまり他の女の攻撃性をかきたてずに男に近づけるであろうと分析。そうやって男に近づいたコム・デ・ギャルソンは、男のすぐ近くでさっと本来の性を見せる。


この高等な恋愛テクニックを、名づけて「ブルーギル戦略」といたしましょう。まわりにこういう女性はいますかね?いたらこわいなあ。

かなり高等なテクニックと思いながら、あらためて動物行動学って面白いなあと思う今日この頃であります。



日垣敏隆『春の数え方』


alan / BALLAD ~名もなき恋のうた~
http://www.youtube.com/watch?v=YTuiEbkXJS0

「トリが恋歌を歌っている時、脳は幸せを感じる」(独立行政法人 理化学研究所、平成20年10月1日)

2009年11月04日 22:25

「トリが恋歌を歌っている時、脳は幸せを感じる」(独立行政法人 理化学研究所、平成20年10月1日)
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2008/081001/detail.html


トリが恋歌を歌っている時、脳は幸せを感じる
- 恋を報酬と認識、ただ単なるさえずりは報酬に値しない -

◇ポイント◇
オスのトリがメスに恋歌を歌うと、オスの脳で報酬系神経回路が強く活性化
麻薬による脳機能への影響は、恋歌という社会性行動による影響と同じ
ゲームなどの習慣性や麻薬の依存性における脳機能や行動の解明の助けに





仕事をしていると、いろんな資料がたくさんあるので、紙の山に埋もれてしまうことがよくあります。ネット社会ですが、雑誌やら広報誌やら新聞やら紙媒体は不滅であるような気はします。

一年ぐらい前に理研の広報紙で面白い記事があったのでコピーしていたものが、今日山の中から発見されたのでご紹介します。


キンカチョウという鳥がいるらしいのですが、この鳥は、どうやら高度な社会性を有しているらしく、オスはメスへの求愛のために恋歌を歌い、この歌が、種の存続に必須となっているんだそうです。

研究によると、オスがメスに対して恋歌を歌っている時、報酬にかかわる脳部位(報酬系神経回路)の活動が著しく上昇するんだそうな。特に、有名なドーパミンという神経伝達物質の活動が高まると。メスがいないときとか一人でさえずっているときには、ふつうの状態らしい。


つまり、

男は女を口説いている瞬間にこそ、快感を感じている

ということなんでしょうな。


このメカニズムの解明は、ゲームなどの習慣性や麻薬などの依存性によって引き起こされる行動を、抑制・停止するために、非常に有益な情報となるそうです。おもしろい研究ですなあ。こういうたぐいの話は全然仕事と関係ないようでいて、関係があったりするのでまたこれも面白いですね。



Straight Through My Heart BACKSTREET BOYS
http://www.youtube.com/watch?v=B5Dc14h_3W0&feature=fvst





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