Category[ 宮城県議会 県政活動報告 ] - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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渡辺勝幸について

【現職】
宮城県議会議員【仙台市若林区選出】
 宮城県議会 環境福祉委員会 委員長。
 宮城県議会 不登校・ひきこもり対策調査特別委員会委員。
 宮城県議会 政務活動費運用検討会議座長。

自由民主党・県民会議
 事務局長。
 環境・エネルギー議員連盟 事務局長。
 芸術文化議員連盟 副幹事長。
 防衛議員連盟 幹事長。
 防災議員連盟 事務局長。
 日越交流宮城県議会議員連盟 幹事長代理。
 みやぎの印刷産業振興を考える議員連盟 事務局長。
 宮城オルレ・トレイル推進議員連盟 事務局長。
 宮城県議会行政書士議員連盟 事務局長。
日韓親善宮城県議会議員連盟 事務局次長。
宮城県スポーツ議員連盟 幹事。
  宮城県議会国際リニアコライダーの誘致議員連盟 副幹事長。
宮城県議会全国和牛能力共進会宮城大会を支援する議員連盟 幹事長。
北朝鮮に拉致された日本人を救出し支援する宮城県議の会 事務局長。
神道政治連盟宮城県本部議員連絡協議会 幹事。
岩手県議会・宮城県議会国際リニアコライダー建設実現議員連盟 理事。

自由民主党青年局 中央常任委員(東北ブロック)。
自由民主党宮城県支部連合会
 青年局長。
 県民運動本部 副本部長。
 憲法改正推進本部 事務局長。
 女性活躍推進本部 副本部長。

仙石線整備促進期成同盟会 顧問。
全日本不動産政治連盟宮城県本部 顧問。
宮城県理容生活衛生同業組合 仙台若林支部 顧問。
宮城県私立幼稚園PTA連合会 副会長。
宮城県薬剤師連盟 政策強化委員。
宮城県ドッジボール協会 副会長。
宮城県柔道整復師会 顧問。

宮城県障害者スポーツ協会 常任理事。
宮城県障害者スポーツ指導者協議会 会長。
みやぎパラボウリング協会 会長。
仙台市南地区交通安全協会六郷支部 顧問。
社会福祉法人ウェル千寿会 評議員。

東北大学大学院情報科学研究科 非常勤講師(情報技術経営論)。
起業集団「株式会社つくる仙台」 代表取締役。
ミラサポ(中小企業庁委託中小企業支援事業)専門家。
仙台東倫理法人会 監査。

仙台市立沖野中学校父母教師会 会長。
 若林区PTA連合会理事。
 若林区まちづくり協議会会員。
 沖野中学校区青少年健全育成連絡協議会会長。沖野中学校区災害対策委員会委員。
 仙台市地域ぐるみ生活指導連絡協議会幹事。
沖野東学区民体育振興会顧問。
沖野東小おやじの会沖父ちゃん会顧問。
仙台沖野ソフトボールリーグ顧問。

仙台市南地区交通指導隊六郷分隊 隊員。







【経歴】 昭和50年5月10日生まれ。宮城県仙台市若林区出身。44歳。

昭和57年 沖野幼稚園(仙台市若林区)卒園
昭和63年 青森市立筒井小学校卒業
平成3年 仙台市立沖野中学校卒業
平成 6年 宮城県仙台第一高等学校卒業(高46回。二年間応援団長を務める)
平成11年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
     国会議員政策担当秘書資格試験合格

平成12年 参議院議員市川一朗(宮城県選挙区)政策担当秘書
平成13年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了
平成19年 参議院自民党秘書会幹事(平成22年まで)
平成22年 参議院議員市川一朗政策担当秘書を退職

平成23年 経済産業省後援 起業支援ドリームゲートアドバイザー(平成24年まで)。
     宮城県議会議員選挙(若林選挙区)に無所属で出馬(5,042票で落選)。

平成25年 公益社団法人仙台青年会議所地域共同開発委員会幹事。
     仙台東倫理法人会幹事(青年委員長)。
     沖野東小おやじの会沖父ちゃん会初代会長。
平成26年 東北大学大学院情報科学研究科講師(情報技術経営論・非常勤、現職)。
     公益社団法人仙台青年会議所会員開発委員会委員。公益社団法人日本青年会議所憲法論議推進委員会委員。公益社団法人日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会LOM協働委員会委員。
     仙台市立沖野東小学校父母教師会(PTA)会長(平成31年まで)。
平成27年 宮城県議会議員に初当選(若林選挙区。自民党公認。10,041票でトップ当選)。
     公益社団法人仙台青年会議所総務委員会副委員長。公益社団法人日本青年会議所日本の未来選択委員会委員。
     宮城県議会 経済商工観光委員会委員。宮城県議会 産業振興対策調査特別委員会委員。
平成28年 宮城県議会 議会改革推進会議委員。
宮城県議会 保健福祉委員会委員。宮城県議会 地域防災調査特別委員会委員。
宮城県議会 政務活動費運用検討会議 検討委員。
平成29年 宮城県議会 総務企画委員会 副委員長。
     宮城県議会 いじめ・不登校等調査特別委員会 委員。
平成30年 宮城県議会 スポーツ振興調査特別委員会 副委員長。
     宮城県議会 議会運営委員会 委員。宮城県議会 文教警察委員会 委員。
     宮城県議会 政務活動費運用検討会議 検討委員。
令和元年 宮城県議会議員に再選(若林選挙区。自民党公認。10,273票でトップ当選)。

【渡辺勝幸応援団から、平成30年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成29年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成28年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成27年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成26年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸応援団から、平成25年政治活動についての講評】

【渡辺勝幸の東北大学での講義内容についてはこちらをクリック】

【渡辺勝幸メディア紹介履歴】

第371回宮城県議会(令和2年2月定例会)が閉会となりましたー「野党四会派による住民投票条例案の提案」について

2020年03月18日 23:59

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3月17日、
第371回宮城県議会(令和2年2月定例会)が閉会となりました

2月議会は新年度からの予算の審議ということで、
予算議会ともいわれ、重要な議会でもあります。

さらにこの議会では、宿泊税の導入議案が提案され、
議論の末、減免条例の提案、そして新型コロナウイルス対策もあり
結果として宿泊税条例を村井知事が撤回するという異例の事態になりましたし、

またこの新型コロナウイルス対策の補正予算が異例の日程で、
追加議案として提出されるなど、大変あわただしく厳しい議会でもありました。

さらには、県美術館の移転集約問題や、
臨時職員の報道(誤報)、
改正健康増進法施行を前に喫煙室の廃止問題など、
次から次へと課題が出てきたこともあり、

会派の事務局長としてこの議会は裏方での活動が多く、
早朝から晩まであわただしい一か月でした。

この議会では質問に立つこともありませんでしたし、
委員長として委員会運営をしていましたので、
表立って議会活動をすることができなかったのが残念でしたが、
引き続き今後も与えられた役割を確実に果たしていきたいと思います。



様々な議論のテーマがあった県議会でしたので、
新聞やテレビで取り上げられることが多かったのですが、
私がこの県議会2月定例会で最も大きな出来事であると感じているのが、


「野党四会派による住民投票条例案の提案」


でした。

女川原発の再稼働の是非をめぐり、
みやぎ県民の声(民主系会派)、共産党県議団、
社民党県議団、無所属の会の四会派が、

「議員提案条例」としてこの議会に提出したものです。


なぜ私がこの議会の最も大きな出来事であると感じているのかというと、
宮城県議会の議会審議のあり方を
根底から変えるきっかけになると考えられるからです。


いままで、
県執行部ではなく議員が提案する条例は、

宮城県議会の慣例として「全会一致」、
つまり全会派が納得する形で議案を提出していました。


しかし今回、野党四会派は史上初めて、
四会派のみで議案を提出しました。

例えば、最近私が関わった「宮城県いじめ防止対策推進条例」(平成30年制定)は、
議員提案条例で議会に提出するまで、
特別委員会を設置しテーマについては2年かけて議論、
条例をつくるという議論は1年間、
全会派からなる委員会で進めました。

その際は参考人の意見を聞いたり、
執行部側の意見を聞いたりしながら、
条例の案文の字句修正も含め、
全会派の意見をできるだけ取り入れるという形で進めてきたところです。

条例の中には制定まで時間をかけないものもあり、
数か月で出来上がった条例もありましたが、
それでも全会派の意見を集約し調整してつくりあげてきたものでした。



今回、野党四会派の「住民投票条例」は、
2月13日に条例案の案文が自民党会派に文書として提出され、
翌日14日に議会に提出したいとの意向が示されたため、
わずか1日で!と驚きました。

自民党会派では様々な議論がありましたが、
条例の内容はともかくとして、

いままでできるだけ少数意見も取り入れる努力をして
一つの方向性をつくってきたのに、
なぜ他会派の議員の意見も聞かずに
議員提案条例を出すのか、という意見が多くありました。

私は14日にこの旨を会派として、
野党会派の代表の方にお伝えし、

「少数意見も含め」全会派の意見を集約してから提出するべきであり、
今までの条例制定の経過を考えると、

「一日で提出するというのはあまりにも拙速だ」

と厳しくお伝えしたところです。

結局14日の提出は見送られましたが、
翌週21日にあらためて自民党の会派としての意見を集約し、
野党四会派の会派代表に、

「全会派で議論をせずにすぐに議案を提出するというのは拙速すぎる。
 それぞれの会派の意見を聞いたうえで、結論を出すべきだ」

ということを自民会派政調副会長の横山議員とともに、
お伝えしたところです。


結局、こちら側の条例案についての意見交換をする場もなく、
自民会派の意向を無視する形で、
野党四会派で議員提案条例案の議案提出がなされてしまいました。


個人的な私の思いでいえば、
自民党を無視する形で議員提案条例案を提出したことはともかく、

公明党、21世紀クラブという少数会派に対しては説明すらなく、
もちろん意見交換をすることもなかったことについて納得がいきませんでした。

ふだんは少数意見を尊重しろと言う議員が多い会派の方が、
自分たちが議案を出すときには少数会派を無視するというやり方には、
納得がいきませんでした。

もちろんこのことも野党四会派の代表の方々にはお伝えしたところです。


結果としては、
議員提案条例は提出されたものの、
3月2日の議会運営委員会で、
3日開催の本会議での提案理由説明を省略し、
採決をするということを多数決で決め、
3日本会議でこの議員提案条例は賛成少数で否決されました。


3月3日の『河北新報』朝刊では、

「野党議員21人でつくる『脱原発をめざす県議の会』の佐々木功悦会長は取材に
『提案理由の説明さえできないのは数の暴力でしかない。断じて許されない』と非難した。」

と書かれました。

多数決の決定を「数の暴力」という表現をされていましたが、
自民会派の意見を集約し、
説明するということを何度もしたにもかかわらず、
一方的に議案を提出されたということは新聞の記述からは見えません。

私はことの経過をすべて新聞記者の方には
お伝えしているのですが、これも残念です。



ということで、今回私がこの件で思ったことをまとめてみますと、
以下の通りです。


●今まで条例をつくるときはすべての会派の意見をできるだけ取り入れ、
意見が衝突したときは取り入れられないことがあったとしても、
議論をする場は必ず設けてきた。
この慣例を否定したということに納得いかなかった。

●議員提案条例を原案を出して内容の議論もせず
わずか2週間で議会に提出するという「拙速さ」。

●自民会派と調整しなかったことはともかく、
会派の議員が五人未満の少数会派に今回は説明すらせず
条例案を出したという「少数意見の軽視」。


結果として、この過程は、
地方議会の動きとして重要であるにもかかわらず、
報道の内容は過程が表現されることなく
「数の暴力」という表現で終わってしまっていること。

このことに残念な思いでいながらも、
一方で議会を終えて冷静に考えてみると、


「これも一つの宮城県政の転換点であるともいえるのではないか」


と感じる次第です。


国政においては小選挙区制度が導入されて以来、
党派性が非常に強くなってきており、
同時に国民の意見も時代を経て多様性が強くなってきています。

すべての意見を集約するということは難しいことですし、
「話し合い」は、ある意味では、
旧時代の政治の象徴でもある「談合」と対比されることもあります

「話し合い」ですべての意見を集約するという時代から、
即時性、スピード、決断力が政治にも求められる時代になっている

そう考えると、今までの慣例にとらわれて、
全会一致の努力をするよりは、
ある程度の意見集約をしたのちに、
スピード感をもって多数決で決めていく。

新型コロナ対策のように決断力が求められる事態になると、
とりわけそのことを感じます。

こうしたことがいまこのとき、
地方議会にも必要になっている時代なのかもしれないと考えたところです。



いずれにしても、この
「議員提案条例をめぐる宮城県議会2月定例会」は、
宮城県政の大きな転換点になる可能性もありますし、

地方議会の在り方を考えさせられる大きなテーマであったなあ
と振り返って感じるところです。



ということで、2月議会は閉会しましたが、
新型コロナ対策で臨時議会が開かれる可能性は大きく、
臨戦態勢で県政の課題について引き続き取り組んでまいる所存です


地元若林区の課題解決に尽力しながら、
宮城県全体、日本全体の課題を踏まえ、
引き続き全力でぶつかっていきたいと思います。



明君と暗君のちがいは、臣下の意見を聞くかどうかにある

2020年02月10日 23:52

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中国古典の核となっているのは、
「リーダーの在り方について」であるといっても過言ではありません。

上に立つ者はどうあるべきか、
そして補佐役はどうあるべきか、

わが国の歴史を振り返ってみても、
歴史上の人物はこうした古典を学んできたのでした。


こうした古典、帝王学の原典といわれる『貞観政要』は、
唐の屈指の名君、李世民についての治世をまとめたものとされています。


そのなかに、

「君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり」
(素晴らしい知恵に恵まれていながら、
 それをひけらかすことなく、逆に、まわりの人々の知恵から学ぶ)


という言葉があります。

明君と暗君のちがいは、
臣下の意見を聞くかどうかにある、
とのことです。

以下に引用します。

───────────────────
【引用ここから】

貞観2年、太宗が魏徴に「明君と暗君はどこが違うのか」と尋ねました。

魏徴は、
明君の明君たるゆえんは、
広く臣下の意見に耳を傾けるところにあり、
暗君の暗君たるゆえんは、
お気に入りの臣下のいうことしか信じないところにあると答えました。

そして、聖天子(伝説上の天子)の堯や舜は、
四方の門を開け放って賢者を迎え入れ、
広く人々の意見に耳を傾けて、
それを政治に活かしました。

だから堯舜の治世は、
万民にあまねく恩沢が行きわたったのだと説きました。


これに対し秦の2世皇帝は、
宮殿の奥深く起居して臣下を避け、
宦官の趙高だけを信頼して、
人心が離反しても気づきませんでした。

梁の武帝や隋の煬帝も同様に、
一部の臣下を信じたばかりに、
政治の乱れに気づきませんでした。


このような例でも明らかなように、
君主たる者が臣下の意見に広く耳を傾ければ、
一部の側近に目や耳を塞がれることがなく、
よく下々の実情を知ることができると、
魏徴は続けました。

その言葉に、
太宗は深く頷いたといいます。


【引用ここまで】
───────────────────


また中国古典で明君の代表とされる舜が
政治に臨んだ姿勢について、
『中庸』という古典では以下のようにまとめられています。

1、素晴らしい知恵に恵まれていながら、
それをひけらかすことなく、逆にまわりの人々の知恵から学ぶように努めた。

2、下々のつまらない意見にまで注意深く耳を傾け、
そこから教訓を引き出して自分を戒めた。

3、他人の悪をあばこうとしなかったばかりでなく、
善を見ると、どんな小さな善でも称揚した。

4、部下のなかに意見の対立があると、
両者を比較検討して妥当なものを採用し、それを政治に適用した。


政治に携わっていると、
長くなれば長くなるほど、
どうしても変質してしまいがちです。

これをときどき自らが自らを内省して、
自分で気持ちを整えなければなりません。


上司がいれば注意され、
自らを内省することができるのですが、
政治家は個人事業主ですので、
起業家・経営者と同様に、
自分で自分の心を整えていかなければなりませんね。

不断の勉強がとても重要です。



プレジデント書籍編集部 (編集)
『「貞観政要」がやさしく学べるノート』
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/483342262X/cuccakatsu-22/ref=nosim


気仙沼の復興を見るならココ!ー宮城県議会自民同期で気仙沼復興状況視察調査

2020年02月05日 23:59

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令和2年2月3日、宮城県議会自民会派の同期議員と、
気仙沼市における震災からの復興状況について調査する機会をいただきました。

気仙沼・本吉選挙区の守屋守武宮城県議会議員に、
ご調整いただき、現在の気仙沼における復興の状況を
おおよそ見ることができたのかなと感じました。

ご協力いただいた、守屋県議をはじめ
気仙沼市、宮城県、国土交通省の皆様に感謝申し上げます。

そして気仙沼が着実に復興に向かって動き出していることを感じながらも、
まだまだ復興完遂には至っておらず復興途上である
ということを目で見て感じたところです。


●気仙沼市復興事業説明 気仙沼市まち・ひと・しごとプラザ

気仙沼市の部長にご説明いただき、
震災からの復興の取り組みを伺うとともに、
まちとしごとも大事だが、ひとに重点を置いているということに、
なるほどと感じたところです。

また、津波被災地域5年延長にあたって、
単なる地域資源の活用にとどまらず、
「先進技術の導入」や「教育・研究の振興」に
力を入れていきたいという思いを聞き、

これからの宮城県としての産業振興政策への取り組みのなかで
軸を置いていかなければならないとも感じました。


●みしおね横丁「鶴亀食堂」

メカジキのカマ煮がびっくりするぐらい美味しく、
とっても安かったです。

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●気仙沼魚市場「高度衛生管理型施設について」(気仙沼市)

震災で壊滅的な被害を受けた魚市場は、
高度衛生管理型魚市場、最新の市場として、
昨年2月に完成しました。

昨年の水揚げ高は厳しい数字でしたが、
気仙沼に揚がる新鮮な魚は新しい市場で
さらによい状態で食卓に届けられることになったようです。


●県道大島浪板線、大島大橋、亀山展望台「県道の現況と観光施設について」(宮城県)

震災でこれまた大変な被害を受けた離島大島と気仙沼を結ぶ大島架橋は、
昨年4月に開通、新たな観光スポットとして売り出し中です。

「大島架橋事業」(宮城県)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/oshimakakyozigyo/

実際に昨年は観光で大島を訪れる方も多かったようで、
亀山展望台にも多くの観光客が来たのだそうです。

しかしながら一般県道大島線は、なかなか改良が進んでおらず、
現在道路改良工事を進めているところでした。

亀山も整備されているとはいえず、
唐桑や気仙沼を一望する景色、大島の美しい海岸を見ることはできるものの、
観光振興のための整備の必要性は大いにあるのではないかと感じたところです。
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●三陸沿岸道路「気仙沼湾横断橋」(国土交通省東北地方整備局) 

三陸沿岸道路気仙沼道路、いわゆる三陸道は全線開通が地域の悲願であり、
私も20代のころの国会議員秘書時代は、
当時の気仙沼市長はじめ三陸沿岸の首長さんたちと
毎年のように各省庁を陳情で歩いて回ったものです。

残念なことに震災の大打撃があったこともあり、
防災道路として復興道路としての三陸道の重要性から、
震災以降飛躍的に整備が進みました。

そしてついに、気仙沼市の中心部を三陸道が通ることとなり、
現在、「気仙沼湾横断橋」の工事が進んでいるところです。


「気仙沼湾横断橋_小々汐地区_架設動画_2019年ダイジェスト版(タイムラプス動画)」
⇒ https://youtu.be/Gb2Sh3hpOvg


この橋は「斜張橋」と呼ばれる橋りょうで、
主塔から張られたケーブルで橋げたを支える美しい橋で、
気仙沼の新しいランドマークになることでしょう。

完成すると東北地方最大の橋となる予定です。


●みらい造船「シップリフト」及び遠洋マグロ漁船「第一昭福丸」について

震災で気仙沼の造船業界も大打撃を受けました。
しかし気仙沼の漁を復興させるためには、
漁船をつくる造船会社が必要であり、

被災した既存の4造船会社が合併し、
株式会社みらい造船が平成27年に設立されました。


「みらい造船2019 新工場竣工式」
⇒ https://youtu.be/vhHscukUbI8


昨年新工場が完成し、東北で唯一のシップリフト機能をもった造船会社が生まれました。

シップリフトは海から船を傷つけずに工場へ揚げるもので、
国内では3例目となる新しいシップリフトシステムなのだそうです


「みらい造船建設工事」(五洋建設)
⇒ http://www.penta-ocean.co.jp/project/pj_story/2019/30.html

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●気仙沼市長との意見交換会

最後に気仙沼市の菅原市長はじめ、地元の方々と意見交換をしました。
震災から間もなく9年。
10年で節目の年となるわけで、
復興をテーマに新たなまちづくりが進んできたことがよくわかりました。

しかし、ようやくスタートラインに立てたのが去年であるという事業が、
多いように感じました。

ここからどうまちをつくるか、
むずかしい課題であると思いますし、
目に見えない復興の課題もたくさんあるのだと思います。


震災復興はまだまだ途上です。



宮城県議会環境福祉委員会の県外調査に行きましたその2(終)

2020年02月03日 23:59

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令和2年1月28日から30日まで、
宮城県議会 環境福祉委員会の県外調査ということで、
福岡県・大分県・熊本県へ超党派で出向き、調査をしてまいりました。

今期、私は環境福祉委員会の委員長を務めております。


●おおいた障がい者芸術文化支援センター「障がい者の芸術文化活動の振興について」

公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団と大分県が協働して、
「おおいた障がい者芸術文化支援センター」を設置。



県内に居住する障がいのある人の芸術文化活動を
支援することを目的に設置されたもので、

障がいのある人自身やそのご家族、支援者などの相談に応じて、
障がいのある人が芸術文化活動を楽しむことのできる
環境や体制を整えることができるよう、
さまざまな機関や人をつなげてサポートします。

としています。

いくつも意欲的な取組がありましたが、なかでも、
「元気のでるアート!実行委員会」と
「一般社団法人大分県建設業協会」が連携して、
「建設現場から元気のでるアート!」プロジェクトを実施しているのは興味深かったです。

大分県建設業協会の協会会社が受注した工事の工事看板に、
障害者アートを掲示して、県内約1,600枚で実際に目にすることができるそうです。


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また、センターが活動をしている
「iichiko総合文化センター」(大分県立総合文化センター)も見学しましたが、
1966席の大ホール、710席シューボックス型コンサートホール、
アトリウムプラザ、練習室、映像ホール、県民ギャラリー、
国際交流プラザ、会議室などが置かれ、
立地もよいことからか、ホテル日航大分も隣接していました。

複合文化施設の有効な取組、
またコラボレーションによる効果も見ることができました。

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●医療法人聖粒会慈恵病院
「こうのとりのゆりかごにかかる取り組み」


熊本県熊本市にある慈恵病院は、「こうのとりのゆりかご」という名称で、
日本で唯一の「赤ちゃんポスト」を設置しています。

十年以上前にこの赤ちゃんポストは大きな話題になりましたが、
実際にその仕組みを目にし、その歴史的経緯から、
海外での取組、現在の出産をめぐる状況をご説明いただき、

課題や問題点はありますし、
長期的にはこうならないための解決策が必要であるとは思うものの、

この「こうのとりのゆりかご」はやはり一定程度の役割を
果たしていると感じざるを得ませんでした。

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この制度の大きな目的は、
やはり赤ちゃんの命を守ること、
また中絶や育児が困難である女性を守るということにあります。

実際に施設を見学すると複雑な思いになりますが、
赤ちゃんを預ける前に職員が相談に乗りやすい環境をつくったり、
児童相談所の存在を伝えたり、
後日に親であると名乗り出やすい環境もつくっています。


現代、今日においても、
北海道や東北から子供を育てたいけれども育てられないという女性が、
熊本のこの病院までやってきて、
赤ちゃんを預けるという現状、
そして女性をめぐる様々な課題、
育てたくても育てられない環境があったり、

一言で単純には言い表せない様々な状況があるのだとあらためて感じました。

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また欧米では里親制度が当たり前で、
日本のように施設で預り施設で身寄りのない子供を育てるということは、
「社会的虐待」に当たると考えられていて、
これは私も考え方が甘かったかなとも感じますし、
国際水準に合わせていくことも今後必要かとも思います。


この慈恵病院の蓮田院長が、
「こうのとりのゆりかご」を生み出したわけですが、
そのきっかけとなる出来事は、

宮城県石巻市で70年代に起こった、
菊田昇医師による赤ちゃんあっせん事件だったのだそうです。


また、慈恵病院では、妊娠相談を電話やメールで実施しており、
同病院で相談を受けたケースのうち特別養子縁組に至った190件中、
43件が若年層の妊娠によるものであり、
23%の母親は15歳未満だったのだそうです。

なかには強姦の被害者や小学5年生の出産のケースもあったとのこと。

相談を重ねた結果自分で育てることにしたケースが235件、
その他も含めて453人の赤ちゃんの命が中絶などから救われたのだそうです。


赤ちゃんポストには、
批判もあり、いろいろな意見もあるわけですが、
政治として何ができるのか、どこまでやるべきなのか、
しかし何もしないではいられない、
そんな難しいテーマの視察でした。

命の尊さ、重さと口で言うことは簡単ですが、
この取り組みは、今後さらに研究していきたいと思いました。


こうのとりのゆりかごに賛同される方は、
以下のサイトをご覧ください。


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環境福祉委員会のテーマは幅広く、
答えを出すことも難しいテーマがたくさんありますが、

今回の調査をもとに、
宮城県でどのような取組ができるか、
さらに行動していきたいと思います。

宮城県議会環境福祉委員会の県外調査に行きましたその1

2020年02月02日 20:21

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令和2年1月28日から30日まで、
宮城県議会 環境福祉委員会の県外調査ということで、
福岡県・大分県・熊本県へ超党派で出向き、調査をしてまいりました。

今期、私は環境福祉委員会の委員長を務めております。


●一般社団法人九州地域産業活性化センター「女性の大活躍推進福岡県会議の取り組みについて」


女性の大活躍推進福岡県会議
⇒ http://www.we-project.jp/

まずは福岡県の「女性の大活躍推進福岡県会議」の活動についておうかがいしました。
この団体は、九州経済連合会と九州地域産業活性化センターが
事務局を務めており、
共同代表の久留百合子さんにお忙しいところ活動のご説明をいただきました。

女性活躍社会推進をめざし平成25年に経済界主導で発足、
産学官民連携組織として、スタート当初から、
前福岡県知事の麻生渡氏が一緒に各企業を回ったのだそうです。

平成27年度には内閣府から、
「女性のチャレンジ支援賞」を受賞するなど、
先進的取組を実施しています。

久留共同代表を中心に、福岡県内企業を一軒一軒まわり、
女性管理職数値目標の設定をお願いしたり、

女性管理職の横のつながりをつくるため、
企業団体から推薦された方々が企業の枠を超えて、
相互研鑽する「WE-NET福岡」をつくるなど、
協働連携が進んでいる様子がうかがえました。

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●大分県由布市議会
「由布市自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例について」

「再生可能エネルギーについて」(大分県由布市)
⇒ http://www.city.yufu.oita.jp/biz/tosikeikakukeikan/sizenkankyousaienetyouwa/

大分県由布市では、

美しい自然環境、魅力ある景観
及び良好な生活環境の保全及び形成と
急速に普及が進む再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和を図るため、

「由布市自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例」

が、全国でも早い段階で平成26年に制定されています。

再生可能エネルギーは、FIT(固定価格買取制度)により、
急速に普及が進んでいるところですが、
同時に各地で自然環境や生活環境の悪化が懸念されはじめています

とりわけ太陽光発電は近年、
全国各地で住民の反対運動も起きており、
由布市では県外資本によるメガソーラー開発計画が訴訟にまで発展

この条例制定にいたったそうです。


再生可能エネルギーは、
これからさらに推進していかなければなりませんが、

一方でどのエネルギーにも
メリットがあればデメリットもあり、

しかし電気を使わない生活を望んでいる人はいないわけで、
現実とどう向き合うかということが大きな課題です。


今後宮城県でも再生可能エネルギーを推進していくにあたり、
生じる可能性のある課題についても十分に整理していかなければなりません。

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明日以降に続けます。






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