Category[ 宮城県議会 県政活動報告 ] - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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東日本大震災みやぎこども育英募金に、生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会よりご寄附をいただきました

2021年06月07日 20:37

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東日本大震災から十年の年月が流れました。

現在、NHK朝の連続テレビ小説で「おかえりモネ」が放映されており、
これは宮城県を舞台として震災をテーマとした内容となっています

十年の年月がたち、宮城県内においては、
ハード面では目に見える復興が進展しているところもあり、

港や高速道路、高台移転など、十年間、多くの方々のお力で、
復興が進んできたことにあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし一方で、ソフト面においては「心のケア」が必要となっている、
そんな指摘も多くなされてきているところであります。



宮城県の調査によれば、

東日本大震災により、県内において、
両親を亡くした震災孤児は139人、
両親のいずれかを亡くした震災遺児が965人となっており、

合わせて1,104人(震災時大学生含む)の子どもたちが
親を亡くしていることがわかっています(令和2年3月31日現在)。



「そんなにいるのか」と思った方も多いのではないでしょうか。

そして残念ながら親を失ってしまった子供たちですが、
様々な境遇のなかで、学業や運動に励み、日々頑張っています。


東日本大震災発災以降、
多くのご寄附を全国から世界から、
宮城県としてもいただきましたが、

県では、すべての子どもたちが困難を乗り越え健やかに育っていけるよう、
「東日本大震災みやぎこども育英募金」にお寄せいただいたご寄附を基金に積み立て、
子どもたちの支援に活用しています。

そして、こうした震災孤児・震災遺児となった子どもたちが安定した生活を送り、
希望する進路選択を実現できるよう、奨学金等を給付しています。


この奨学金は令和2年3月31日時点で、
申請のあった1,084人(震災時大学生含む)に
総額23億2,377万円を給付しています。

そしてこの給付は、震災時に生まれた子供たちが
大学等を卒業するまで継続していきます。 



東日本大震災みやぎこども育英募金(宮城県)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/donation-for-children/



本日、令和3年6月7日に、

公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会
https://www.jaifa.or.jp/

の皆様から、
この「東日本大震災みやぎこども育英募金」に対し500万円のご寄附をいただきましたので、
村井嘉浩宮城県知事への贈呈に、私も同席したところです。

この生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会には
全国で4万人以上の会員がいるそうで、
この会員の皆様が積み立てている「JAIFAハートフルファンデーション」
という災害支援活動基金の一部から今回はご寄附をいただいたとのことです。

生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会宮城県協会の
会長を務めている小畑文平さんが私の高校時代の同級生ということもあり、
ご相談をいただき今回このようなありがたいご寄附をいただいたところです。

協会の皆様に心より感謝申し上げます。


多くの皆様の善意で、子供たちのために税金をほとんど使わずに、
こうした支援事業ができることにありがたいことだと感謝の気持ちを抱きながらも、

震災時に生まれた子供たちが大学を卒業するまでは、
まだまだ時間がかかりますし、
給付額も少ないのではないかというご意見もいただいているところです。


みやぎ絆大使のサンドウィッチマン伊達みきおさん、富澤たけしさんは、
定期的にこの「東日本大震災みやぎこども育英募金」に対してご寄附をしていただいていますし、

多くの方々から、震災から十年たった今もなお、
ご寄附をしていただいています。


子供たちの将来のため、わずかでもかまいません、
お力をいただける方がいらっしゃいましたら、
ご連絡をいただければと思います。


令和3年4月30日時点で、

20,133件/122億2,687万9,837円 

のご寄附が寄せられています。
皆様方から温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。



東日本大震災みやぎこども育英募金(宮城県)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/donation-for-children/

第377回宮城県議会(令和3年2月定例会)が閉会となりました

2021年03月20日 22:45

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3月19日、
第377回宮城県議会(令和3年2月定例会)が閉会となりました。


毎年2月定例会は、
新年度当初予算の審議をする議会でもありますが、

この議会では新型コロナウイルス感染症対策の補正予算、
そして2月に発生した福島県沖地震の被害に関する補正予算などを中心に、
非常に内容の濃い審議となりました。

令和2年度の補正予算も13号までという異例なものとなり、
さらにはこの令和2年度中に、令和3年度補正予算も審議するという状況で、
関係する皆様におかれましては大変おつかれさまでした。


私も、2月16日の開会初日の予算特別委員会総括質疑、
3月3日の一般質問と、2回登壇する機会をいただき、
原稿書きやら資料の読み込み、
県庁職員のみなさんと様々議論をする日々でした。


令和3年度当初予算は、総額1兆531億7766万円の規模となり、
共産を除く全会派の賛成で原案通り可決。

補正予算案など議案145件も原案通り可決されるなどして、
昨日閉会したところです。


この議案のうち議員提出では、
新型コロナウイルス感染者や家族らへの差別禁止を盛り込んだ
コロナ感染症対策基本条例案、
コロナ対策の財源確保に向けた政務活動費(政活費)の削減を
9月まで半年延長する関連条例案が可決されました。


また、請願では、石巻市須江地区の液体バイオマス発電所計画に関し、
建設反対の意見書を国に提出するよう求めた請願書を採択。

涌谷町の保育所を運営する社会福祉法人に対する指導監査の徹底を
県に求める請願書については運営の透明化、
再発防止に向けた指導監査を強化する部分を採択しました。


さらに、意見書では、
子どもたちが学ぶ環境の更なる向上を求める意見書、
新型コロナウイルスのワクチン確保及び接種について早急な体制整備を求める意見書、
特別支援学校の設置基準の策定を求める意見書、
性犯罪に関する刑法の規定等の更なる見直しを求める意見書等を可決。


本会議最終日には、齋藤正美副議長の議員辞職に伴い、
直ちに副議長選挙が行われました。

自民会派候補として外崎浩子議員を擁立し、
本会議の選挙においては、外崎浩子36票、坂下賢19票、無効1票。

第39代宮城県議会副議長に外崎浩子議員を選出、
宮城県議会史上はじめての女性副議長が誕生しました。


また一昨日出された、
「令和3年3月18日 知事・仙台市長 緊急事態宣言」を受けて、
議会日程終了後、自民会派四役で、「緊急事態宣言」の県内事業者への影響について、
村井知事への申し入れも行ったところです。


本日の地震も含め、福島県沖地震の被害対策、
そして新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のための
宮城県・仙台市緊急事態宣言などなど、

週明けからも対応すべき課題が山積しておりますので、
議会閉会中もまだまだあわただしくなりそうですが、
自由民主党・県民会議の事務局長としても、
全力で取り組んでいきたいと思います。

【渡辺勝幸一般質問】答弁要旨【大綱2】【第377回宮城県議会】

2021年03月09日 21:00

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3月3日、
第377回宮城県議会(令和3年2月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしました。


今回も、質疑に対する答弁内容について、
お伝えしたいと思います。




───────────────────────────
【答弁要旨ここから】

【大綱2】「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」について以下6点について知事の所見を伺いたい。


(1)「新・宮城の将来ビジョン」において、政策推進の基本方向として、子育て支援を新たに柱立てするに至った考え方や、子育て政策の具体的な在り方はどうか。

知事の答弁:
今後、人口減少・少子化が急速に進展していく状況において、
我が県の子育て分野については、合計特殊出生率の低迷など、
対応すべき課題を抱えていることに対し、
私は、強い危機感を持っている。

このような認識から、「新・宮城の将来ビジョン」において、
子ども・子育て分野を新たに柱立てし、取組を強化する方針を示したところ。

子育て政策の推進に当たっては、
多様化するニーズを的確に把握しながら、
結婚、出産、妊娠、子育ての切れ目ない支援をより一層充実させるなど、
安心して子どもを生み育て、すべての子どもが
心身ともに健やかに成長できる社会づくりを推進していく。


(2)私立幼稚園教員の処遇については、これまでも一定程度の改善が図られてきたが、人材確保の観点から、認定こども園と同程度の処遇となるよう更なる改善が必要と思うがどうか。

総務部長の答弁:
私立幼稚園において、幼児教育の質を支える優秀な教員を確保するためには、
その業務内容に応じた適切な処遇が必要であると考えている。

県では、平成29年度から、国の補助制度を活用し、人材確保支援として、
専任教員に所定の処遇改善を行った私立幼稚園に対し補助しているが、
今回の補正予算により、教員一人当たりの限度額を
年額4万8,000園から万円へ増額することにした。

人材確保支援の更なる拡充については、幼児教育においては、
私立幼稚園が果たす役割の重要性を踏まえ、
国の財政支援等も勘案しながら、引き続き検討していく。


(3)心身障害児の増加により、幼児教育現場からは、特別支援教育に当たる教員の不足への対応や、研修の充実が課題との声が聞かれるが、現状と今後の方向性はどうか。

総務部長の答弁:
特別な支援を要する園児数は、増加傾向にあり、
受け入れている幼稚園の負担は大きいものと認識している。

県としては、特別支援教育に当たる教員の確保のため、
運営費補助金に加え、特別支援教育補助金を交付している。
今後、その支給要件や単価の見直しについて国へ要望するとともに
園児一人一人に応じた適切な教育が行なわれるよう、
国や県が実施する研修への積極的な参加を、継続的に促していく。


(4)幼児教育の現場においても、新型コロナウイルス感染症への長期的な対応が求められており、行政による継続的な支援が必要と思うがどうか。

総務部長の答弁:
幼児教育の現場における新型コロナウイルス対策については、
保健衛生用品や感染防止用の備品などの購入経費として、
今年度は、1園当たり50万円の予算を計上するなど、
長期的、継続的な支援を通じて、
幼児を健やかに育むことのできる環境の整備に努めていく。


(5)障害児も安心して遊ぶことのできるインクルーシブ公園の設置は、共生社会の実現に資する政策の一つであり、既存遊具の更新等での対応が可能であるが、その対応についてどうか。

土木部長の答弁:
県立都市公園については、これまでも
「だれもが住みよい福祉のまちづくり条例」に基づき、
階段や斜路への手すりの設置、園路のゴムチップ舗装など、
バリアフリーやユニバーサルデザインの視点を取り入れ、整備を進めてきた。

加えて、近年、障害の有無にかかわらず、
子どもたちが一緒に遊べるインクルーシブ遊具などを兼ね備えた公園の整備を、
東京都などが進めていることは承知しており、
インクルーシブ公園は、共生社会の実現に向けた新たな視点であると考えている。

県としては、今後、遊具の更新や新設に合わせ、
利用者や関係機関などの御意見を伺いながら、
先行する自治体の事例や課題なども調査し、その導入について検討していく。


(6)自転車安全利用条例が4月から施行されるが、ヘルメット着用の現状と今後の方向性はどうか。また、高校生のヘルメット着用を一層促進する必要があると思うがどうか。

震災復興・企画部長の答弁:
県では、4月から施行される
自転車安全利用条例の啓発に努めているところであり、
県政だよりへの掲載や、新聞・ラジオなど
様々なメディアを活用した広報のほか、
各市町村、教育機関、県警察、関係団体等を通じて
啓発チラシを広く配布している。

我が県のヘルメット着用率は、昨年1月に道路課が実施したアンケート調査によれば、
13パーセントとなっており、さらに周知を徹底する必要があるものと考えている。

このため、ヘルメット着用促進に向けた専用のチラシを作成し、
高等学校を含む教育機関はじめ、各方面に周知を呼び掛けるとともに、
県警察及び県教育委員会等が主催する
「みやぎ高校生サイクルサミット」においても啓発することとしている。

今後とも、関係機関と連携を図りながら、
条例の啓発に努めるとともに、ヘルメット着用のさらなる促進に取り組んでいく。


【答弁要旨ここまで】
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【渡辺勝幸一般質問】【大綱1】地方自治と国の制度の在り方について【第377回宮城県議会】
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/03/

【渡辺勝幸一般質問】【大綱2】「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」について【第377回宮城県議会】
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/04/

【渡辺勝幸一般質問】【大綱3】富県躍進に必要な「新しい価値」について【第377回宮城県議会】
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/05/

【渡辺勝幸一般質問】答弁要旨【大綱1】【第377回宮城県議会
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/08/



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【渡辺勝幸一般質問要旨】


【大綱1】地方自治と国の制度の在り方について以下4点について知事及び教育長の所見を伺いたい。

(1)国の一律の制度により、地方の政策的自由度を縛る事例も見られるが、廃止すべき制度とその理由はどうか。また、地方と国の政策の在り方について、齟齬や乖離があると思うがどうか。

(2)教育のICT環境の整備が急務となる中、国の支援を活用した継続的な取組が必要と思うが、県内市町村の状況はどうか。

(3)公立小中学校の学校図書館は、国が蔵書数の基準を定め、
図書購入費として地方交付税措置がなされているが、この図書標準の達成割合について、新聞配備と併せ、現状はどうか。

(4)新生児聴覚検査事業は、三位一体改革で国庫補助が廃止され、地方交付税措置に移行したが、数年前は公費負担を行う市町村が皆無であった。市町村の現況と県の対応はどうか。


【大綱2】「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」について以下6点について知事の所見を伺いたい。

(1)「新・宮城の将来ビジョン」において、政策推進の基本方向として、子育て支援を新たに柱立てするに至った考え方や、子育て政策の具体的な在り方はどうか。

(2)私立幼稚園教員の処遇については、これまでも一定程度の改善が図られてきたが、人材確保の観点から、認定こども園と同程度の処遇となるよう更なる改善が必要と思うがどうか。

(3)心身障害児の増加により、幼児教育現場からは、特別支援教育に当たる教員の不足への対応や、研修の充実が課題との声が聞かれるが、現状と今後の方向性はどうか。

(4)幼児教育の現場においても、新型コロナウイルス感染症への長期的な対応が求められており、行政による継続的な支援が必要と思うがどうか。

(5)障害児も安心して遊ぶことのできるインクルーシブ公園の設置は、共生社会の実現に資する政策の一つであり、既存遊具の更新等での対応が可能であるが、その対応についてどうか。

(6)自転車安全利用条例が4月から施行されるが、ヘルメット着用の現状と今後の方向性はどうか。また、高校生のヘルメット着用を一層促進する必要があると思うがどうか。


【大綱3】富県躍進に必要な「新しい価値」について以下5点について知事の所見を伺いたい。

(1)少子化の進行や復興需要の減少を含む経済の縮小が見通される中、新・将来ビジョンに掲げる「新しい価値」創出の実現が重要だ。宮城ならではの新しい価値について見解はどうか。

(2)政策展開にデジタル化推進の視点を取り入れることで、我が県のデジタル化は大きく伸びる余地があると思うが、庁内外の人財活用を含め、デジタル庁設置を踏まえた対応はどうか。

(3)園芸産出額倍増の目標実現に向けては、「新しい価値」の明示やデジタル化との融合も重要であり、園芸サプライチェーンの構築への取組と併せ、具体的な施策はどうか。

(4)我が県は、来年2月に、県制150周年の節目を迎えるが、様々な記念行事のほか、観光振興も含めた地域活性化策を講じるべきと思うがどうか。

(5)我が県は、スポーツと芸術文化のプロが身近に存在する恵まれた環境にあり、子ども達の健全な成長の促進に向け、スポーツ等に触れる機会を更に創出していくべきと思うがどうか。


【一般質問要旨ここまで】
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質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。

すべてにお返事はできませんが、
今後の活動に役立ててまいります。


「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-category-42.html




中学校PTA会長の卒業式祝辞-令和2年度仙台市立沖野中学校卒業式祝辞

2021年03月06日 22:04

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令和3年3月6日、
「令和2年度仙台市立沖野中学校第36回卒業式」にお招きいただいておりました。

しかし今年も昨年に引き続き、
新型コロナウイルス感染症の影響により卒業式は縮小開催となり、
本来PTA会長として祝辞を述べるところですが、
残念ながら出席することはできませんでした。

残念なことですし、ともに卒業をお祝いしたかったのですが、
お祝いの気持ちだけお伝えをしたいと思います。


PTA会長の卒業式祝辞は
卒業生のみなさんには印刷して配布されるとのことで、
卒業をお祝いする気持ちが少しでも、
文字として共有されていればうれしく思います。


この春全国各地でご卒業される皆様、
そして保護者の皆様に心よりお祝いを申し上げます。

ご卒業、おめでとうございます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


祝  辞


冷たい風が吹く今年の冬もようやく終わりを告げ、
日ごとに春の暖かさが感じられるようになりました。

沖野中学校三年生のみなさん、ご卒業、誠におめでとうございます。

また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

そして、校長先生をはじめとする教職員の皆様、保護者の皆様には、
三年間本校のPTA活動にご協力をいただきましたことに、
この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

入学式の時には、みなさんまだ子供の雰囲気で、
学生服のサイズもちょっと大きめだったように感じましたが、
三年間ですっかり大人になったその姿に、親としては頼もしく感じるとともに、
ちょっぴりさみしさも感じるところではないでしょうか。

昨年から全世界で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、
卒業生の皆さんの中学校生活に大きな影響を与えました。

中学三年生としての学年開始は六月になり、
その後の学校行事も例年とは異なる対応となってしまったことはとても残念なことでした。

世の中もコロナ禍においてたいへん厳しい状況になっているところですが、
どんなに厳しい状況になっても、そこから努力し工夫し、
困難を乗り越えていく人がたくさんいます。

沖野中学校で学んだことをもとに、
いかなる困難も自ら拓いていくことにより乗り越え、
たくましく生きていってほしいと思います。


さて、みなさんは国語の時間に、
中国思想の大家である孔子について学んだことがあると思います。

孔子は、「吾十有五にして学に志す」と語りました。

これは、孔子が人生を振り返って述べた言葉で、
十五歳のときに立志、目標をもって生きることが大事であるということを語ったものです。

古来、その十五歳にわが国では「元服」という成人式を行いました。

この元服から髪型を変え、名前を改めたりすることもあったとのことで、
この日から大人の仲間入りを果たす、一人の成人として、
大人の自覚と責任感が求められることになったわけです。


また、幕末維新の時代に、橋本左内という人物がいました。

今年のNHK大河ドラマ「渋沢栄一」や、坂本龍馬や西郷隆盛と同世代で、
大変優秀な人物であったそうです。

福井県出身の左内は十六歳で大坂に出てオランダ語や西洋医学を学び、
やがて福井藩主を支え、江戸末期、諸藩の中心人物となりました。

しかしこの橋本左内は二十六歳でこの世から去り、
明治維新の中核となることはできなかったのでした。

この橋本左内が、十五歳のときに、
自分を戒めるために記した『啓発録』という文章があります。

まさにみなさんと同じ年のころに人生について真剣に考えていた、
そんな文章ですので、ご紹介したいと思います。

『啓発録』は五か条からなります。


一、稚心を去る

稚心とは幼い心のことで、いわゆる子供じみた様子のことです。

この稚心が害となる理由は、稚心を除かないと士気が振るわず、
いつまでも腰抜けのまま終わってしまうためです。


二、気を振ふ

「気を振るう」とは、元気や勇気を出せということです。

人に負けたくない、遅れまいとする積極的な心、
もし屈辱的で恥ずかしいことがあれば残念でならないと思うこと。

負けん気が人の成長には重要であるということです。


三、志を立つ

志のない者は、魂の抜けた虫と同じだ。

いつまでたっても成長することがない。

だが志を一度立ててしまえば、
それからは日夜成長していくようになると左内は書いています。


四、学に勉む

同じように勉強しても、志があるのとないのとではちがいます。

目的を持って努力すると意欲が高まり、成長も早くなります。

左内は、学問に一所懸命励むのは、
読書して自分の知識を広め、心胆を練り上げることにあり、
それが重要だといっています。


五、交友を択ぶ

左内はまた、よい友達を択べ、と言いました。

目標を持ち、学に勉める友達がいれば、
共に成長しあっていけるものです。


以上が、橋本左内の『啓発録』の内容です。

まず稚心を去ることで大人の自覚を持ち、
氣力を高めて、努力を志に集中させる。

そして、勉強して志に水を与え、
友人と切磋琢磨し合うことで共に成長していく。

皆さんと同じ十五歳の橋本左内が伝えたかったことを、
これからの人生、ぜひ中学校を卒業してからも心に留めておいてほしいと思います。


みなさんには無限の可能性があります。

なんとなくこういうことがしたい、ああいうことをやってみたいなあ、
そんな夢や希望を持つことです。

すべては志から始まります。


そして、校長先生をはじめ、三年間皆さんがお世話になった先生方は、
すべて、「先生になって子供たちのために力を尽くそう」という「志」を持ち、
たくさんの勉強をして努力し、その夢を実現した方々です。

その先生方は、みなさんのためにこの三年間、夜遅くまで、
ときに休みの日も働いていらっしゃいました。

ぜひ皆さん、今日は三年間の感謝の気持ちを先生方にお伝えしてください。


来週の三月十一日で、
あの東日本大震災から十年という節目がやってきます。

残念なことに、これからも災害は突然やってくることでしょう。

昨日まで当たり前と思えたことが一瞬で消えることもある、
そう思えば、みなさんが今日この日、
元気に卒業式を迎えられることはとてもありがたいことです。

これからぜひとも大きな夢や目標、そして志をもって、
感謝の気持ちを忘れずに、すてきな大人になってほしいと思います。

本日、ここに、仙台市立沖野中学校を卒業するみなさんが、
今後大いに活躍することを心よりお祈り申し上げまして、
これを卒業の祝辞といたします。


令和三年三月六日

仙台市立沖野中学校 父母教師会 会長 渡邊 勝幸


【渡辺勝幸一般質問】【大綱3】富県躍進に必要な「新しい価値」について【第377回宮城県議会】

2021年03月05日 21:06

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3月3日、
第377回宮城県議会(令和3年2月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしたいと思います。


3回目として、

大綱3 富県躍進に必要な「新しい価値」について

内容をお伝えしたいと思います。




【大綱3】富県躍進に必要な「新しい価値」について
以下5点について知事の所見を伺いたい。


(1)少子化の進行や復興需要の減少を含む経済の縮小が見通される中、
新・将来ビジョンに掲げる「新しい価値」創出の実現が重要だ。
宮城ならではの新しい価値について見解はどうか。


次に、大綱三点目、富県躍進に必要な「新しい価値」について、お伺いいたします。

「新・宮城の将来ビジョン」においては、
「全産業で、先進的取組と連携によって新しい価値をつくる」という表現があり、
具体的な取組として、「新技術・新産業の創出」、
「地域資源を活用した観光産業、地域を支える商業・サービス業の振興」、
「農林水産業の海外展開」が掲げられています。

少子化が進み、経済がシュリンクしていく、
また本県においてはとりわけ復興需要が減少していくことが予測されるこの十年は、
この「新しい価値」を具体的にどう実現していくかが、非常に重要であります。

知事は、この富県躍進に必要な「新しい価値」について、
どのように考え、具体的にどのような施策を進めていくとお考えでしょうか。

どの県でも書けるようなものではなく、
「宮城らしい」新しい価値についてお聞かせください。


(2)政策展開にデジタル化推進の視点を取り入れることで、
我が県のデジタル化は大きく伸びる余地があると思うが、
庁内外の人財活用を含め、デジタル庁設置を踏まえた対応はどうか


国は、令和三年九月に「デジタル庁」の設置を予定しております。
その目的は多くありますが、なかでも
「地方に居ながら都会と同じような仕事や生活ができる」という目的は、
本県にとっても重要な視点であると考えます。

しかし一方で厳しい指摘も存在します。
今年一月に野村総合研究所が発表した、
日本の社会がどの程度デジタル化しているのかを可視化するための指標、
「デジタル・ケイパビリティ・インデックス(DCI)」によれば
都道府県別にみると令和二年一月の数字では、なんと宮城県が全国最下位、
ワースト一位を記録していました。
七月の調査では数値が上昇し、ワースト二位となりましたが、
本県にとってデジタル化は厳しい現状であることをまず認識しなければなりません。
DCI指標の構成要素は、ネット利用、デジタル公共サービス、
コネクティビティ、人的資本などからなっているとのことです。
県の政策推進にあたり、デジタル化推進の視点を少し取り入れるだけでも、
DCI指標が大きく伸びる余地はあるのではないかと考えます。

また今年一月、三重県庁は県版デジタル庁「デジタル社会推進局」を設置し、
常勤の部長級の最高デジタル責任者(CDO)を公募すると発表しました。
地方行政においても、デジタル化をどう進めていくかということが
今後ますます重要になってくるものと思います。

一方で、民間企業のDX化を進める専門家のお話によれば、
「デジタルに強い人材はもちろん必要だが、既存業務の流れを熟知し、
技術的な経験が豊富、社内の課題を理解し、同時に、
現状を変えないといけないと思っている『アナログ人財』が重要」
であるとのことです。
この重要な「アナログ人財」は、デジタルには弱いベテランの方が多いそうですが、
まずはこの「アナログ人財」からDXは始まるのだ、とのことであります。

九月の政府によるデジタル庁設置を踏まえ、
宮城県としての対応をどのように考えるか見解をお伺いいたします


(3)園芸産出額倍増の目標実現に向けては、
「新しい価値」の明示やデジタル化との融合も重要であり、
園芸サプライチェーンの構築への取組と併せ、具体的な施策はどうか。


次に、農業問題、とりわけ園芸作物の「新しい価値」についてお伺いいたします。
過去に多くの議員が取り上げ、わが会派の村上智行会長も代表質問で取り上げておりますが、
本県の農政発展のためには、コメはもちろん基幹産業として重要でありますが、
収益性の高い園芸作物の生産拡大が今後は不可欠であると考えます
今後十年の指針となる「第三期みやぎ食と農の県民条例基本計画」では、
現在の園芸産出額三百三十三億円を六百二十億円へ倍増させる、
意欲的な目標を掲げており、たいへん期待をしているところでございます。

この目標の実現に向け、様々な取組が今後進められていくものと思いますが、
やはりここでも園芸にとって「新しい価値」とは何か、
先ほども指摘した「デジタル化」を
どのように融合させていくかということも重要な課題であります。
また、先日「園芸サプライチェーンの構築」との発言もありましたが、
これは具体的にどのようなものなのか、
また県として園芸産出額倍増を実現するための新しい価値について
新たなる具体的取組をお聞かせください。


(4)我が県は、来年2月に、県制150周年の節目を迎えるが、
様々な記念行事のほか、観光振興も含めた地域活性化策を講じるべきと思うがどうか。


次に、宮城県成立百五十周年についておうかがいいたします。

「温故知新」といいますが、何事も原点に立ち返ると、
新たな道が開けてくるものであります。
来年、令和四年二月に、宮城県は成立百五十周年の節目を迎えるとのことであり、
大きな節目の年となります。
昭和四十七年の「宮城県制百年記念式典」においては、
当時の皇太子殿下ご夫妻がご出席をされたとのことであり、
来年は宮城県政にとって、大変重要な年であると感じます。

県民をあげて、宮城県の来し方に思いをはせ、
歴史や文化を大切にしていきながら、来年は様々な形で周年事業を進め、
観光振興も含めた地域活性化となる企画をどんどん進めるべきではないかと考えます。
来年二月となると知事選も終わり、
宮城県百五十周年の節目にどなたが県知事をなさっているかはわかりませんが、
現時点での県としての見解をお伺いいたします。


(5)我が県は、スポーツと芸術文化のプロが身近に存在する恵まれた環境にあり、
子ども達の健全な成長の促進に向け、
スポーツ等に触れる機会を更に創出していくべきと思うがどうか。


最後に、青少年健全育成事業についておうかがいいたします。

本県は、政令指定都市仙台を抱えることもあり、
プロ野球楽天やサッカーJ1ベガルタなどスポーツチームの活躍が顕著であり、
また仙台フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする芸術文化団体も活発に活動しており、
スポーツと芸術文化のプロフェッショナルが
身近に存在するという貴重な資源を持っております。

これは宮城の子供たちにとっては、大きな財産であり、
こうしたスポーツや芸術文化を育んできた先輩方のご努力に心より感謝しながら、
この財産を守り、育てていかなければならないと強く思うところであります。
子供たちはこのような環境において、将来プロ野球選手になりたいとの夢を持ったり、
将来フルートのきれいな音を奏でたいと目標を持つでしょうし、
子供たちが大きくなって大人になっても、スポーツを愛好しプロ野球を観戦したり、
コンサートを聞きに行ったりすることでしょう。
教育的に見れば、子供たちの自己肯定感を育む貴重な機会であり、
宮城県として見れば、将来的な投資でもあると考えます。

既にいくつかの事業により子供たちに対して、
こうしたスポーツや芸術文化の機会の提供はなされているものと思いますが、
宮城の全ての子供たちがこうした貴重な機会に触れることができるよう、
さらなる推進を図るべきと考えますが、県の見解をお伺いいたします。



東日本大震災から来週の三月十一日で十年という月日がたつことになります。
「十年ひと昔」と言いますが、時のたつのは早いものでありまして
それぞれの地域で、それぞれの職場で、それぞれの学校で、
世代が交代しているということも感じるところです。
いまの宮城の小中学生の世代に震災の記憶はほとんどないそうでありますし、
令和生まれの世代は、東日本大震災を歴史上の出来事と捉えることになるでしょう。

震災からの復興はまだまだ途上でありますが、今回の一般質問においては、
あえて、震災復興にとらわれず、「宮城の次の十年」について、
県としての考え方をお伺いしたところです。
このコロナ禍の困難な時代のさなかではあるものの、
次の十年、宮城県政発展の十年をみなさまとともにつくる決意をここに表明し、
私の一般質問を終えたいと思います。

ご清聴いただきましてありがとうございました。




【渡辺勝幸一般質問】【大綱1】地方自治と国の制度の在り方について【第377回宮城県議会】
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/03/

【渡辺勝幸一般質問】【大綱2】「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」について【第377回宮城県議会】
⇒ https://katsuyuki.jp/2021/03/04/


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【渡辺勝幸一般質問要旨】


【大綱1】地方自治と国の制度の在り方について
以下4点について知事及び教育長の所見を伺いたい。

(1)国の一律の制度により、地方の政策的自由度を縛る事例も見られるが、
廃止すべき制度とその理由はどうか。
また、地方と国の政策の在り方について、齟齬や乖離があると思うがどうか。

(2)教育のICT環境の整備が急務となる中、
国の支援を活用した継続的な取組が必要と思うが、県内市町村の状況はどうか。

(3)公立小中学校の学校図書館は、国が蔵書数の基準を定め、
図書購入費として地方交付税措置がなされているが、
この図書標準の達成割合について、新聞配備と併せ、現状はどうか

(4)新生児聴覚検査事業は、三位一体改革で国庫補助が廃止され
地方交付税措置に移行したが、数年前は公費負担を行う市町村が皆無であった。
市町村の現況と県の対応はどうか。


【大綱2】「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」について
以下6点について知事の所見を伺いたい。

(1)「新・宮城の将来ビジョン」において、政策推進の基本方向として、
子育て支援を新たに柱立てするに至った考え方や、子育て政策の具体的な在り方はどうか。

(2)私立幼稚園教員の処遇については、これまでも一定程度の改善が図られてきたが、
人材確保の観点から、認定こども園と同程度の処遇となるよう更なる改善が必要と思うがどうか。

(3)心身障害児の増加により、幼児教育現場からは、
特別支援教育に当たる教員の不足への対応や、研修の充実が課題との声が聞かれるが、
現状と今後の方向性はどうか。

(4)幼児教育の現場においても、新型コロナウイルス感染症への長期的な対応が求められており、
行政による継続的な支援が必要と思うがどうか。

(5)障害児も安心して遊ぶことのできるインクルーシブ公園の設置は、
共生社会の実現に資する政策の一つであり、
既存遊具の更新等での対応が可能であるが、その対応についてどうか。

(6)自転車安全利用条例が4月から施行されるが、
ヘルメット着用の現状と今後の方向性はどうか。
また、高校生のヘルメット着用を一層促進する必要があると思うがどうか。


【大綱3】富県躍進に必要な「新しい価値」について
以下5点について知事の所見を伺いたい。

(1)少子化の進行や復興需要の減少を含む経済の縮小が見通される中、
新・将来ビジョンに掲げる「新しい価値」創出の実現が重要だ。
宮城ならではの新しい価値について見解はどうか。

(2)政策展開にデジタル化推進の視点を取り入れることで、
我が県のデジタル化は大きく伸びる余地があると思うが、
庁内外の人財活用を含め、デジタル庁設置を踏まえた対応はどうか

(3)園芸産出額倍増の目標実現に向けては、
「新しい価値」の明示やデジタル化との融合も重要であり、
園芸サプライチェーンの構築への取組と併せ、具体的な施策はどうか。

(4)我が県は、来年2月に、県制150周年の節目を迎えるが、
様々な記念行事のほか、観光振興も含めた地域活性化策を講じるべきと思うがどうか。

(5)我が県は、スポーツと芸術文化のプロが身近に存在する恵まれた環境にあり、
子ども達の健全な成長の促進に向け、
スポーツ等に触れる機会を更に創出していくべきと思うがどうか。


【一般質問要旨ここまで】
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質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。

すべてにお返事はできませんが、
今後の活動に役立ててまいります。





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