Category[ 仙台市立沖野中PTA・沖野東小PTA・沖父ちゃん会 ] - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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中学校PTA会長の入学式祝辞-令和三年度仙台市立沖野中学校入学式祝辞

2021年04月09日 21:49

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令和3年4月9日、

「令和3年度仙台市立沖野中学校入学式」

が開催されました。

本来であれば私も沖野中PTA会長として参列し、
祝辞を述べるのが慣例でしたが、
昨年に引き続きコロナ対応ということで来賓の参加は見合わせとなりました。

卒業式に引き続き、
祝辞のみの参加となりましたので、
お祝いの気持ちを皆さんと共有したいと思います。


沖野中は私の母校でもありますが、
PTA会長としては最後の入学式ということになります。


仙台市内をはじめ県内各地で今日も入学式が挙行されたようです。

ご入学された皆様、
誠におめでとうございます!


ーーーーーーーーーーーーーーーーー



祝  辞



桜の花も見事に咲き、
木々の芽吹きが新しい季節を感じさせるようになりました。

令和三年度、沖野中学校に入学された新入生の皆さん、
御入学、誠におめでとうございます。
沖野中学校父母教師会を代表して、心よりお祝いを申し上げます。

また、本日まで、献身的な愛情をもってお子様を育ててこられました、
保護者の皆様にも心からお慶びを申し上げます。


本校は昭和六十年に開校し、平成の約三十年の時代を経て、
令和の時代を迎えるにいたります。

私自身も本校の卒業生であり、先輩の一人として、
また沖野に住む地域の一人として、
皆さんの御入学を心からうれしく思っているところです。


新入生の皆さんは、これから沖野中学校で様々なことを学び、
大きく成長されていくものと確信しておりますが、
小学生とは異なり、中学生になると自分で物事を考え、
責任ある行動をすることが求められます。

この三年間は、社会という大人の世界へと巣立つ準備期間であるとも言え、
自立に向けた成長をしていかなければならない三年間であるとも言えます。
そして大人へ成長していくためには、自らを律する強い気持ちが必要です。

皆さんの三年間の活躍、そして成長を心から期待いたします。


さて、皆さんの沖野中学校入学にあたり、
あらためて新入生の皆さんと認識を共有したいことがあります。
新入生の皆さんは自分たちが暮らしているこの沖野の「歴史」について
何か知っていることはありますか。

土地の歴史、原点は、いま沖野に暮らす私たちに
大なり小なりの影響を与えているものです。


まず第一に、この沖野中学校の東側には、
室町時代に築城されたと言われる「沖野城」というお城がありました。

名取郡を支配していた粟野氏が、
郡内の北の出城として沖野城を築いたといわれており、
研究者によれば今の沖野七丁目すべてが沖野城であったとのことです。

いまでも沖野学区内の町内会の名前にその名残があり、
「舘」や「中柵」などは沖野城にまつわる地名といわれています。

そして、ここに沖野城があったということは、
この土地には人が多く集まり、日々体を鍛え、様々な武道を通して
心身ともに鍛錬をしていた若者たちがたくさんいたであろう
ということは想像に難くありません。


そして第二に、この沖野には、江戸時代に算学、現在の数学を研究し、
田んぼの面積の測量などを専門とした「和算家」がいたと言われています。

その研究者はこの沖野において寺子屋を開き、
子供たちに「読み、書き、そろばん」を教えていました。

近代に入り、戦前の六郷・沖野地区は子供たちの珠算教育、
そろばんがたいへん盛んであり、
県大会で連続優勝する名門地区であったと聞いていますが、
この沖野で数学を熱心に勉強している人がいたということは、
現代の私たちにとっては大変興味深いことです。


以上の二つのことにとどまらず、新入生の皆さんが三年間通う沖野中学校、
そしてこの沖野地区には、歴史を振り返ると、
時代を超えて受け継がれてきたたくさんの伝統が存在しています。

戦国時代に沖野城で汗を流し武道の鍛錬に励んだ人、
江戸時代に数学の勉強をしながら子供たちに読み書きそろばんを教えた人など、
長い時を経て先人が築いてきた伝統があり、
この沖野中学校においても三十数年間の伝統が存在します。


この「令和」の時代、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、
様々な困難が待ち受けている時代であるかもしれません。

しかし皆さんがそうした困難に負けず、
この三年間、沖野のよき伝統を受け継ぎ、
スポーツにそして勉学に励みながら、素晴らしい中学校生活を送られますことを、
心よりお祈り申し上げまして、これを私の祝辞といたします。


令和三年四月九日 

仙台市立沖野中学校父母教師会会長 渡邊勝幸

「第17回仙台市PTAフェスティバル」がオンラインで開催中

2020年11月14日 23:59

R21115 仙台市PTAフェスティバルホーム



第17回仙台市PTAフェスティバル
⇒ https://festival.pta-sendai.gr.jp/wakabayashi-schools-facilities/


仙台市PTA協議会は、
仙台市内の小中学校187校からなっている、
大きな団体です。

私もPTA会長7年目となりましたので、
この仙台市PTA協議会の様々な行事に参加してきましたが、
毎年11月に仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で、
「PTAフェスティバル」が開催されてきました。

このPTAフェスティバルは、仙台市内の小中学校同士の交流、情報交換、
子供たちの健全育成を目的とした“仙台市PTA研修大会”としてスタートしました。

その後、より多くの人に自由に参加してもらえるように屋外の会場も設け、
台原森林公園、榴ヶ岡公園と会場を移しながら、
現在の仙台市市民広場でのPTAフェスティバルの形へと変化し、
3万人を超える人数が参加する大規模な催しへと発展していました


しかし今年はこのコロナ禍のなかで、
開催は難しいということで、
オンラインでのPTAフェスティバルが開催されています。


第17回仙台市PTAフェスティバル
⇒ https://festival.pta-sendai.gr.jp/wakabayashi-schools-facilities/


毎年開催されていたステージ発表などは動画で見ることができます

また小中学校のPTA活動の取組も、
PDFで発表されています。

仙台市PTA協議会の役員のみなさんのご努力が、
コロナ禍における一つの模範的な取組になりました。


仙台市PTA協議会においては、
会長同志のやりとりや資料のやりとりも、
グループウェアを使うなど、

オンラインでの取り組みがほかにもありますので、
ぜひ見ていただければと思います。

コロナ禍におけるPTA活動の、
新しい取り組みとしても参考になるものがあるなと思いますので、
全国のPTAのみなさんにも、
このオンラインフェスティバルを見ていただければありがたいです



中学校PTA会長の卒業式祝辞-令和元年度仙台市立沖野中学校卒業式祝辞

2020年03月07日 16:43

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令和2年3月7日、
「令和2年度仙台市立沖野中学校第35回卒業式」にお招きいただいておりました。

しかし今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、
卒業式は縮小開催となり、本来PTA会長として祝辞を述べるところですが、
残念ながら出席することはできませんでした。

残念なことですし、ともに卒業をお祝いしたかったのですが、
お祝いの気持ちだけお伝えをしたいと思います。

開催縮小が決まる前の段階で、
PTA会長の卒業式祝辞は完成していたこともあり、
卒業生のみなさんには印刷して配布されるとのことで、
卒業をお祝いする気持ちが少しでも、
文字として共有されていればうれしく思います。

令和初めての卒業式。

この春全国各地でご卒業される皆様、
そして保護者の皆様に心よりお祝いを申し上げます。

ご卒業、おめでとうございます!

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祝  辞


冷たい風が吹く今年の冬もようやく終わりを告げ、
日ごとに春の暖かさが感じられるようになりました。

沖野中学校三年生のみなさん、ご卒業、誠におめでとうございます。

また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

そして、校長先生をはじめとする教職員の皆様、保護者の皆様には、
三年間本校のPTA活動にご協力をいただきましたことに、
この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

入学式の時には、みなさんまだ子供の雰囲気で、
学生服のサイズもちょっと大きめだったように感じましたが、
三年間ですっかり大人になったその姿に、
親としては頼もしく感じるとともに、
ちょっぴりさみしさも感じるところではないでしょうか。


さて、みなさんは国語の時間に、
中国思想の大家である孔子について学んだことがあると思います。

孔子は、「吾十有五にして学に志す」と語りました。

これは、孔子が人生を振り返って述べた言葉で、
十五歳のときに立志、目標をもって生きることが大事である
ということを語ったものです。

古来、その十五歳にわが国では「元服」という成人式を行いました。

この元服から髪型を変え、名前を改めたりすることもあったとのことで、
この日から大人の仲間入りを果たす、
一人の成人として、大人の自覚と責任感が求められることになったわけです。


また、幕末維新の時代に、橋本左内という人物がいました。

皆さんも聞いたことがある坂本龍馬や西郷隆盛と同世代で、
大変優秀な人物であったそうです。

福井県出身の左内は十六歳で大坂に出てオランダ語や西洋医学を学び、
やがて福井藩主を支え、江戸末期、諸藩の中心人物となりました。

しかしこの橋本左内は二十六歳でこの世から去り、
明治維新の中核となることはできなかったのでした。

西郷隆盛が亡くなったとき、西郷の所持品の中に、
二十年以上前にこの橋本左内からもらった手紙があったそうで、
二人の強いきずなを感じさせます。


この橋本左内が、十五歳のときに、
自分を戒めるために記した『啓発録』という文章があります。

まさにみなさんと同じ年のころに人生について真剣に考えていた、
そんな文章ですので、ご紹介したいと思います。

『啓発録』は五か条からなります。


一、 稚心を去る

稚心とは幼い心のことで、いわゆる子供じみた様子のことです。

この稚心が害となる理由は、稚心を除かないと士気が振るわず、
いつまでも腰抜けのまま終わってしまうためです。


二、気を振ふ

「気を振るう」とは、元気や勇気を出せということです。

人に負けたくない、遅れまいとする積極的な心、
もし屈辱的で恥ずかしいことがあれば残念でならないと思うこと。

負けん気が人の成長には重要であるということです。


三、志を立つ

志のない者は、魂の抜けた虫と同じだ。

いつまでたっても成長することがない。

だが志を一度立ててしまえば、
それからは日夜成長していくようになると左内は書いています。


四、学に勉む

同じように勉強しても、志があるのとないのとではちがいます。

目的を持って努力すると意欲が高まり、成長も早くなります。

左内は、学問に一所懸命励むのは、読書して自分の知識を広め、
心胆を練り上げることにあり、それが重要だといっています。


五、交友を択ぶ

左内はまた、よい友達を択べ、と言いました。

目標を持ち、学に勉める友達がいれば、
共に成長しあっていけるものです。


以上が、橋本左内の『啓発録』の内容です。

まず稚心を去ることで大人の自覚を持ち、
氣力を高めて、努力を志に集中させる。

そして、勉強して志に水を与え、
友人と切磋琢磨し合うことで共に成長していく。

皆さんと同じ十五歳の橋本左内が伝えたかったことを、
これからの人生、ぜひ中学校を卒業してからも心に留めておいてほしいと思います。


みなさんには無限の可能性があります。

なんとなくこういうことがしたい、ああいうことをやってみたいなあ、
そんな夢や希望を持つことです。

すべては志から始まります。


そして、校長先生をはじめ、三年間皆さんがお世話になった先生方は、
すべて、「先生になって子供たちのために力を尽くそう」という「志」を持ち、
たくさんの勉強をして努力し、その夢を実現した方々です。

その先生方は、みなさんのためにこの三年間、
夜遅くまで、ときに休みの日も働いていらっしゃいました。

ぜひ皆さん、今日は三年間の感謝の気持ちを先生方にお伝えしてください。


今年の三月十一日で、
あの東日本大震災から九年の月日が過ぎ去ることになります。

残念なことに、これからも災害は突然やってくることでしょう。

昨日まで当たり前と思えたことが一瞬で消えることもある、
そう思えば、みなさんが今日この日、
元気に卒業式を迎えられることはとてもありがたいことです。

これからぜひとも大きな夢や目標、
そして志をもって、感謝の気持ちを忘れずに、
すてきな大人になってほしいと思います。


本日、ここに、仙台市立沖野中学校を卒業するみなさんが、
今後大いに活躍することを心よりお祈り申し上げまして、
これを卒業の祝辞といたします。



令和二年三月七日

仙台市立沖野中学校 父母教師会 会長 渡邊 勝幸



中学校PTA会長の入学式祝辞-平成三十一年度仙台市立沖野中学校入学式祝辞

2019年04月09日 17:44

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平成31年4月9日、

「平成31年度仙台市立沖野中学校第35回入学式」

にお招きいただき、
沖野中PTA会長として祝辞を述べる機会をいただきました。

沖野中PTA会長としての初仕事でした。

平成最後の入学式であり、
令和時代をけん引する中学生たちです。

沖野中は私の母校でもあり、
このたび次女が入学しました。


仙台市内をはじめ県内各地で今日も入学式が挙行されたようです。

ご入学された皆様、
誠におめでとうございます!


ーーーーーーーーーーーーーーーーー



祝  辞



桜の花も見事に咲き、
木々の芽吹きが新しい季節を感じさせるようになりました。

平成三十一年度、沖野中学校に入学された新入生の皆さん、
御入学、誠におめでとうございます。

沖野中学校父母教師会を代表して、心よりお祝いを申し上げます。

また、本日まで、献身的な愛情をもってお子様を育ててこられました、
保護者の皆様にも心からお慶びを申し上げますとともに、
地域で常に生徒たちを見守っていただいております、
ご来賓の皆様には、お忙しいなか、
新入生の門出をともに祝っていただきますことに、厚く御礼を申し上げます。


本校は昭和六十年に開校し、平成の約三十年の時代を経て、
新たな令和の時代を迎えるにいたります。

私自身も本校の卒業生であり、先輩の一人として、
また沖野に住む地域の一人として、
皆さんの御入学を心からうれしく思っているところです。


新入生の皆さんは、これから沖野中学校で様々なことを学び、
大きく成長されていくものと確信しておりますが、
小学生とは異なり、中学生になると自分で物事を考え、
責任ある行動をすることが求められます。

この三年間は、社会という大人の世界へと巣立つ準備期間であるとも言え、
自立に向けた成長をしていかなければならない三年間であるとも言えます。

そして大人へ成長していくためには、
自らを律する強い気持ちが必要です。

皆さんの三年間の活躍、そして成長を心から期待いたします。


さて、皆さんの沖野中学校入学にあたり、
あらためて新入生の皆さんと認識を共有したいことがあります。

新入生の皆さんは自分たちが暮らしている
この沖野の「歴史」について何か知っていることはありますか。

土地の歴史、原点は、いま沖野に暮らす私たちに
大なり小なりの影響を与えているものです。


まず第一に、この沖野中学校の東側には、
室町時代に築城されたと言われる「沖野城」というお城がありました。

名取郡を支配していた粟野氏が、
郡内の北の出城として沖野城を築いたといわれており、
研究者によれば今の沖野七丁目すべてが沖野城であったとのことです。

いまでも沖野学区内の町内会の名前にその名残があり、
「舘」や「中柵」などは沖野城にまつわる地名といわれています。

そして、ここに沖野城があったということは、
この土地には人が多く集まり、
日々体を鍛え、様々な武道を通して
心身ともに鍛錬をしていた若者たちがたくさんいたであろう
ということは想像に難くありません。


そして第二に、この沖野には、江戸時代に算学、現在の数学を研究し、
田んぼの面積の測量などを専門とした「和算家」がいたと言われています。

その研究者はこの沖野において寺子屋を開き、
子供たちに「読み、書き、そろばん」を教えていました。

近代に入り、戦前の六郷・沖野地区は子供たちの珠算教育、そろばんが
たいへん盛んであり、県大会で連続優勝する名門地区であったと聞いていますが、
この沖野で数学を熱心に勉強している人がいたということは、
現代の私たちにとっては大変興味深いことです。


以上の二つのことにとどまらず、
新入生の皆さんが三年間通う沖野中学校、そしてこの沖野地区には、
歴史を振り返ると、時代を超えて受け継がれてきた
たくさんの伝統が存在しています。

戦国時代に沖野城で汗を流し武道の鍛錬に励んだ人、
江戸時代に数学の勉強をしながら子供たちに読み書きそろばんを教えた人など、
長い時を経て先人が築いてきた伝統があり、
この沖野中学校においても三十数年間の伝統が存在します。


新たに始まる「令和」の時代に、
皆さんがこの三年間、こうした沖野のよき伝統を受け継ぎ、
スポーツにそして勉学に励みながら、
素晴らしい中学校生活を送られますことを、
心よりお祈り申し上げまして、これを私の祝辞といたします。


平成三十一年四月九日 
仙台市立沖野中学校父母教師会会長 渡邊勝幸

小学校PTA会長の卒業式祝辞-平成三十年度仙台市立沖野東小学校卒業式祝辞

2019年03月19日 21:09

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平成31年3月19日、
「平成30年度仙台市立沖野東小学校第36回卒業式」にお招きいただき、
PTA会長として祝辞を述べる機会をいただきました。

平成最後の卒業式。

私の次女が卒業し、私もPTA会長を卒業しました。
さようなら、沖野東小学校。


ご卒業、誠におめでとうございます!

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祝  辞



長く厳しかった今年の冬もようやく終わりを告げ、
日ごとに春の暖かさが感じられるようになりました。

六年生のみなさん、ご卒業、誠におめでとうございます。
また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

そして、校長先生をはじめとする教職員の皆様、保護者の皆様には、
六年間本校のPTA活動にご協力をいただきましたことに、
この場をお借りして心より御礼を申し上げます。


入学式の時にはとっても大きくて、重たかったランドセルも、
今ではすっかり小さく見えるようになってしまったことと思います。

保護者の皆様もお子様が一年生のころは、
家を出て帰ってくるまで、とても心配だったことと思いますが、
今では学校から帰ってきて、いろいろな話を聞くのが楽しいのではないでしょうか。

これから中学生になり、お子様の成長がますます楽しみになってくると同時に、
きっとその姿に頼もしさを感じてくることと思います。


さて、卒業生のみなさんにここで質問です。

「富士山に登った人は、いったいどんな人でしょうか?」

山や自然が好きな人。体を使うのが好きな人。
いろいろ浮かんでくると思います。

では、その答えは何かというと、「富士山に登ろうと思った人」です。

理由はどうあれ、富士山に登った人は、
「登ろうと思った」から富士山のてっぺんに登ることができたのです。

山が好きでも、どんなに体が丈夫な人でも、
登ろうと決心しなければことは始まりません。

この、何かをしようとする気持ち、あることをめざそうとする心を、
「こころざし」と言います。

漢字で「志」は、武士の「士」に「心」と書きます。

この「志」は本来、自分のことだけを考える夢では決してなく、
「みんなのために」、「誰かのために」、
誰かに喜んでもらうことを目的とする夢です。

自分一人のためではなく、世のため、人のための夢であれば、
きっとたくさんの人がみなさんの夢の実現を応援してくれるようになることでしょう。

みなさんには無限の可能性があります。
なんとなくこういうことがしたい、ああいうことをやってみたいなあ、
そんな夢や希望を持つことです。

すべては志から始まります。ぜひ、そこからはじめていきましょう。


校長先生をはじめ、六年間皆さんがお世話になった先生方は、
すべて、「先生になって子供たちのために力を尽くそう」という「志」を持ち、
たくさんの勉強をして努力し、その夢を実現した方々です。

その先生方は、みなさんのためにこの六年間、
夜遅くまで、ときに休みの日も働いていらっしゃいました。

ぜひ皆さん、今日は六年間の感謝の気持ちを先生方にお伝えしてください。


「志を持つこと」と同時に、
卒業生の皆さんにぜひ心にとめておいてほしいことがあります。

それは、「ありがとう」をたくさん言おうということです。

みなさんもこの六年間、様々な場面で
たくさんの「ありがとう」を言葉にしてきたことと思いますが、
これからどんなときも、この「ありがとう」を忘れないでください。


そして当たり前のこと、いまあるものにも感謝の気持ちを持ちましょう。
たとえば、ごはんをつくってくれる人、お米や野菜を育ててくれる人、
それを運ぶ人、たくさんの人たちのおかげで私たちは毎日を過ごせています。

とてもありがたいことです。


今年の三月十一日で、あの東日本大震災から八年の月日が過ぎ去りました。
残念なことに、これからも災害は突然やってくることでしょう。
昨日まで当たり前と思えたことが一瞬で消えることもある、
そう思えば、みなさんが今日、元気に卒業式を迎えられることはとてもありがたいことです。

また、本日お越しいただいている来賓の皆様をはじめ、
この沖野東学区に住んでいる地域の皆様も、
卒業生の皆さんのために六年間様々なボランティア活動をしてくださいました。

登下校の見守りだけでなく、あいさつ運動、夏まつりをはじめ、
学校行事を支えてくださり、沖野東小の子供たちが
健やかに育ってほしいと大きな力を貸してくださいました。

そしてさらに、六年間のあいだ、
いや、それ以上に、一日二十四時間、
みなさんのために力の限りを尽くした人がいます。

持てる体力のかぎりをつくし、休み時間もなく、
おなかがすいても皆さんの食事の後に食べた人がいます。

寝不足になっても寝ずに、皆さんが病気になれば病気のことを研究し、
皆さんが好きな習い事があれば一生懸命調べ、
自分の時間を捨てて皆さんのために力の限りを尽くした人がいます。

それは誰でしょうか。

それは、みなさんのお母さんです。

お父さん、おじいさん、おばあさんです。

今日のこの日、みなさんの卒業式を、
誰よりも喜んでいるご家族のみなさんに、
ぜひ「ありがとう」の一言を伝えて下さい。


すばらしい友達、すばらしい先生、すばらしい地域の方々、
そしてすばらしい家族がいるみなさんです。

これからぜひとも大きな夢や目標、そして志をもって、
感謝の気持ちを忘れずに中学校生活を送り、
すてきな大人になってほしいと思います。


本日、ここに、沖野東小学校を卒業するみなさんが、
今後大いに活躍することを心よりお祈り申し上げまして、
これを卒業の祝辞といたします。


平成三十一年三月十九日
仙台市立沖野東小学校 父母教師会 会長 渡邊 勝幸


(画像はKさんからいただきました。ありがとうございます!)





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