2018年04月10日 17:57
4月になり新年度がスタートし、
学校においても新学期がスタートしました。
仙台市内の小学校も入学式を迎え、
今週から新1年生が登校を始めます。
現在春の交通安全運動を全国的に実施しています。
この時期に交通安全運動を行う意味は
いくつかあると思いますが、
大きな一つの理由は、
新1年生が新たな学校に通い始める時期だからということがいえるでしょう。
私は交通指導隊やPTA活動などを通して、
特に小学1年生がこの4月、
通学路にまだ慣れず、道路の渡り方や
信号周辺、交差点の通行の仕方など、
大変危ないなと思うことがたくさんありました。
5月以降になるとだいぶ慣れてきて、
しっかりしてくるものなのですが、
4月は特にまわりの大人も注意して、
朝の通学時間帯、午後の帰宅の時間帯は、
学校周辺を車で運転する機会がある方などは、
ぜひご留意いただければと思います。
ちなみに警察庁の調べによれば、
小学1年生の死傷者は、
小学6年生の3倍であるとのことです。
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【引用ここから】
「小1死傷者、小6の3倍 警察庁、歩行中の交通事故分析」(共同通信 平成30年3月22日)
⇒ https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0322/kyo_180322_3445150523.html
2013~17年の5年間に歩行中の小学生が巻き込まれた交通事故を
警察庁が分析したところ、小1の死傷者数は7461人で、
小6の2085人の3倍以上だったことが22日、同庁への取材で分かった。
死者数に限ると差はさらに広がり、小6の4人に対して小1は32人と8倍となった。
入学シーズンを前に、警察庁は
「子どもがまねをするので、
絶対に大人が横断歩道を赤信号で渡ったりしないでほしい」
と呼び掛けている。
警察庁によると、小1~6年の歩行中の死傷者数は5年間全体で2万7264人、
このうち死者数は84人だった。
【引用ここまで】
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とはいえ、交通安全教室をしてくださる方々や、
地域の見守り活動をしてくださる方々のおかげで、
こうした事故もなく安全に子供たちが過ごせています。
4月はぜひ子供たちに気をつけてほしいと思いますし、
大人である私も、さらに安全運転を意識していきたいと思います。
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