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【祝12周年!】「株式会社つくる仙台」起業から12年がたちました!ー「テロワージュ秋保」のクラウドファンディング



本日は令和6年5月1日、

天皇陛下御即位から五年というおめでたい日です。


そして本日5月1日をもって、
私、渡辺勝幸が代表取締役を務める、
「株式会社つくる仙台」が、なんと創立12周年を迎えました。


早いものです。


干支一回り続くとは思いませんでした。。。




平成24年5月1日に会社設立した、この「つくる仙台」ですが、
多くの起業家、起業家予備軍を生み出し、


現在も大活躍されている起業家の方がたくさんいらっしゃることは、本当にうれしいことです。




平成26年、27年には、


「起業集団つくる仙台創業スクール」


を中小企業庁から委託を受け開催しました。




また平成27年から29年にかけては、


「つくる起業倶楽部」


を開催、毎月起業志望者向けに勉強会を開催しました。


令和3年から6年にかけては、


「つくる仙台オンライン創業スクール」


を開催、オンラインを中心とする創業支援事業を展開しました。




その他、30社を超える法人設立の支援をし、
相談件数は数百件に上っています。






最近は私の議員活動が忙しくなってきたこともあり、
つくる仙台のビジネスは一時期に比べるとペースダウンしていますが、


それでも起業支援や経営支援の依頼がたまにあり、
スポット的にコンサルティングをしているところです。




こうした活動も様々なところで評価をいただき、


平成26年から、


東北大学大学院情報科学研究科で「起業とIT」についての講義、


「情報技術経営論」


の講義をしているところで、この講義を担当して今年で11年目となりました。


これはこれで起業家を直接生み出すわけではありませんが、
起業家学、起業教育の活動として継続しています。


しかし最近では東北大学のこの講義を受講した学生さんも、
在学中に研究内容を実用化して起業するケースが増えてきており、
これも大変すばらしいことであると思っています。


また、東北大学大学院工学研究科の先生から、
アントレプレナーシップ教育効果検証についてもご教示いただいたり、
つくる仙台の事業としても、さらに進化を遂げているように感じています。






株式会社つくる仙台としては、
この4月1日より第13期を迎えることになりました。


なんとか第13期まで来たことはうれしくもあり、
不思議な気持ちでもあります。




中小企業経営の課題は種々ありますが、
起業支援、後継者対策、生産性の向上など国家的課題を
解決しなければならない時代に入っているように感じます。


政府としてするべき政策は政治家として取り組みながら、
民間で担うべき課題については、つくる仙台で取り組めないかと様々考えてきましたが、


政治家としての活動に今後注力するため、
事業内容を変化させていきたいと考えているところです。


創業支援事業は縮小し、
また東北大学の講師業も今年で終えることを考えています。




しかしながらもちろん、何か事業アイデアや支援課題の解決について
ご相談されたいという方がいましたら、
遠慮なくご連絡をいただければと思います。






起業して会社が存続する確率は、




1年後:73%
5年後:42%
10年後:26%




と言われています。




そう考えてみると、
つくる仙台を12年間継続できたというだけで
本当にありがたいことだと思いますし、
よく継続できたなあと思います。


様々な経験をつくる仙台自身も乗り越えてきたおかげで、
12年前に比べて格段に、


「起業で失敗するリスクを減らす方法」


を、たくさん獲得してきたように思います。


本当にいろんな人に支えていただいたおかげです。




いろいろなことがありましたが、危機のときもありました。


資金繰りの危機もありましたし、
創業スクールと選挙戦が重なった平成27年は体力と時間の戦いでもありました。


しかし厳しく、もうだめだと思ったときでも、
必ず誰かがあたたかい手を差し伸べてくださいましたし、


自社だけではなくクライアントの様々な危機にお手伝いをすることもできました。


助け助けられる12年であったと思います。






何かを始めようとすることは、
大変なエネルギーがいります。


何かを始めることはただでさえ大変なことなのに、


起業をしようとか、
選挙に出ようとか、


わざわざ困難に立ち向かおうとする人が、
不思議なことに私のまわりにはたくさんいます。




覚悟を決め、決意し、退路を断った人たちと、
この12年たくさん出会うことができ、
助けたり、助けられたりしながら、過ごすことができました。




いまでも起業しようと決意した方が、
時折私にコンタクトをとって会いたいと言ってくださいます。


様々な経験や、
起業家仲間の方々の経験をお伝えすることで、
仙台の、そして東北の経済界をも盛り上げていただきたいなと思うところです。




私自身も安住することなく、
次のステージをめざして、
つくる仙台もさらに頑張っていきたいと思います。




過去の「つくる仙台」の活動は、
こちらのブログ記事をご覧ください。


⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-category-38.html




東北大学大学院情報科学研究科における「情報技術経営論」の講義については、
こちらのブログ記事をご覧ください。


⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-category-45.html






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ここで、つくる仙台にも関わってくださった、
株式会社仙台秋保醸造所代表取締役の、毛利親房さんが現在手がけている、
クラウドファンディングをご紹介したいと思います。




【東北の食文化を未来へつなぐ、協奏するレストラン「テロワージュ秋保」オープンへ】
⇒ https://camp-fire.jp/projects/view/726035?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show




毛利さんは、東日本大震災で被災した山元町にあった宮城唯一のワイナリーを知り、
県内のワイン産業が途絶えてしまう、自分がワイナリーをつくることができないかと、
各方面に働きかけていました。


そのころ、しばしばつくる仙台の事務所に相談しに来ていただき、
様々、意見交換をしたことを覚えています。


そして毛利さんは、
秋保で自らワイナリーを立ち上げることを決意したのでした。




震災後宮城県初のワイナリーとして、
平成27年に秋保ワイナリーは誕生しました。


現在はブドウも栽培し、ワインを販売していますが、
当初は様々な困難がありました。


毛利さんは少しずつ、そして着実に困難を乗り越え、
ワイナリー事業を大きくしてきました。


私が東北大学で講師を務める情報技術経営論でも、
ゲストスピーカーを何度かお願いしたこともありました。




そして現在は行政とも連携しながら、「テロワージュ東北」という、
東北の食や文化などの魅力を発信するプロジェクトやイベントも展開、


このたび、このテロワージュをコンセプトとしたレストラン、


「テロワージュ秋保」


を立ち上げたいとの連絡がありました。


いまや秋保を中心にたくさんの人が応援する「秋保ワイナリー」ですが、
新たな挑戦に、ぜひとも多くの皆さんのクラウドファンディングによるご支援をいただければと思います。




【東北の食文化を未来へつなぐ、協奏するレストラン「テロワージュ秋保」オープンへ】
⇒ https://camp-fire.jp/projects/view/726035?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show




リターンも素晴らしいものばかりですし、
私自身、何度も秋保ワイナリーには足を運んでいますし、
ワインとBBQのコンビネーションがオススメですが、
その他、秋保温泉も含め、ご当地はとてもすてきな土地です。


仙台の奥座敷である秋保温泉に、
東北の食とワインを合わせて提供されるこの「テロワージュ秋保」に、
ぜひみなさまのご支援をいただければありがたいです。






そして毛利さんのような起業家が仙台にはたくさんいらっしゃいますし、
まだまだこれから立ち上がろうとする起業志望の方々も多くいます。


仙台を中心に、私もこれからスタートアップの機運をさらに醸成するよう、
様々な政策を実現していきたいと思いますし、


これからも起業家の皆さんと連携しながら、
強い日本をつくる活動を続けていきたいと思います。






【東北の食文化を未来へつなぐ、協奏するレストラン「テロワージュ秋保」オープンへ】
⇒ https://camp-fire.jp/projects/view/726035?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show






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【つくる仙台設立の目的】(平成24年5月1日)




1、東北に新しいビジネスをつくり、真の復興をめざす


東日本大震災から時がたち、東北では復興のために様々な活動が行われています。
震災以後東北では、世界各地、日本各地の多くのみなさんのお力により、
おかげさまでそれぞれの分野で少しずつ復興の兆しが見えてまいりました。


一方で、被災地東北が、依存傾向にあることもまた事実であります。
大きな被害を被った被災地から、新しいビジネスをつくり、地域に貢献する、
そして将来は東北発のビジネスが、日本経済を、世界経済をけん引できることをめざし、
仙台を拠点に、多くの専門家のネットワークを構築しながら、起業支援に取り組んでまいります。






2、起業チャレンジ精神を応援し、地域の自立をめざす


起業により、雇用の増加、地域経済の活性化が見込まれると言われております。
しかし残念ながら、現在の日本においては起業に対する政策的・文化的支援が少ないために、
新しいビジネスをつくることに積極的になれない傾向があります。


そんななかでも、起業にチャレンジしたいという方々を、
専門家集団が積極的に、テクニカルな支援のみならず、精神的支援もしていける仕組みを構築してまいります。
それが結果として、この不透明な地方の時代に光を射す企業体となり、
地域の自立に貢献し、経済発展に資するものと考えます。






3、プロフェッショナル集団の活性化をめざす


起業を支援する、あるいは中小企業経営にアドバイスをする専門家が果たす役割は
今後ますます高まるものと思われます。


ビジネスが多様化し、細分化していくなかで、それを支える専門家の業務内容も深化しており、
今後ますます専門家同士のコラボレーションがビジネスの世界においては、求められていくことでしょう。


プロ集団がその知識を生かしさらなる活性化を図ることで、
日本経済の活性化を支えることにつながるものと確信をしております。






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私は小学生の時にも会社をつくりました



現在私は、株式会社つくる仙台という小さな会社を経営していますが、
小学校高学年の時にも、友達と会社をつくりました。


いま思うとちょっと変わった小学生でしたね。


けっこう本格的に株券を発行して、資金を集め、
ファミコンソフトの転売をしたり情報誌をつくったと記憶していますが、
当時の詳細はあまり覚えていません。


「会社をつくる」という発想を生み出したきっかけの一つは、


那須正幹著、前川かずおイラスト
『うわさのズッコケ株式会社』 (こども文学館) 1986/7/1
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4591028755/cuccakatsu-22/ref=nosim


でした。


この本を読んで、会社って面白そうだと感じ、
会社について調べ、
本屋さんに行って商法の本を読んで株式会社はどういうもので、
仕組みはどんなものかということを研究しましたね。


いま思うと、やはり変わった小学生でした。


学校の視聴覚室で株主総会をやったりもしました。


けっこう友達を中心に盛り上がり、
お小遣いから株券を買ってくれる子もいたりして、
事業は大きくなっていきました。


やっているうちに楽しくて、
友達と次から次へといろんなアイデアを話し合い、
実行していき、仲間を増やしていきましたが、


ある日、株主を集めて視聴覚室で株主総会をやっていたところ、
一人、となりのクラスのおとなしめの友人も参加していたのですが、
そのクラスのいじめっこに、


「なんだお前、となりのクラスの奴らと視聴覚室で何をやっているんだ」


とつるし上げられ、やむなくその子が事情を話したところ、
すぐにそのクラスの担任の学年主任の先生に、
事業内容や株主総会について告発されてしまいました。


学年主任はベテランの女の先生でしたが、
学校でお金のやり取りをするとはけしからん、
会社のまねごとをするとはけしからん、
ということで、


私をはじめ取締役一同が職員室に呼び出され、
厳しくご指導をいただき、会社は即日解散、
株主にお金を返還したということがありました。


私の担任の先生は、
「まあ、そんなに悪いことではないと思うけどなあ」
とは言ってくださいましたが、
私が初めてつくった株式会社は、このようにしてあっという間に解散となったのでした。


あれから30年以上がたち、
現在は小学生が起業家教育を受けて、


株式会社を設立するという、「ファイナンスパーク」「ステューデントシティ」など、
お金についての勉強を子供のころからしていこうという流れが生まれており、
キャリア教育の一環としても新たなカリキュラムが提供されています。


私にはよくあることですが、
時代を先取りしすぎていたようにも感じます。。。


30年以上前に先生にこっぴどく叱られたこの経験ではありますが、
会社の仕組みを知り、世の中のビジネスについて関心を持つ子供たちがたくさん生まれることで、


次の時代のビジネスや産業をつくる、そんなシステムを
これからはさらに充実していく必要があると思っています。


21世紀にになった現在、
創業スクールを実施して新しい会社をつくるお手伝いをしたり、
東北大学で会社の作り方を教えたりしていますが、


その原点は、小学生時代にあったなあといまさらながら思い出すところです。


そのころから、行動力はあったんだなあと、
まあそれも善し悪しはあるわけですが、
おもしろい小学生だなと自分で思い出されます。


先生方にはご迷惑をおかけいたしました。
御指導ありがとうございました。



開業の小規模化が続く~日本政策金融公庫総合研究所『2023年度新規開業実態調査』

R51012 つくるを持つ渡辺勝幸 IKUE4750


私が創業し、代表取締役を務めている

「株式会社つくる仙台」
⇒ https://tsukurusendai.com/

では、平成26年と27年に、中小企業庁「地域創業促進支援事業」の委託を受け、
起業したいという方々のための創業スクールを開催しました。

また令和3年からは、

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」を開講し、

多くの起業家・起業志望者が参加、そのうち3社が誕生しました。

オンラインではありますが、起業家のみなさんが続々と集まり、
熱伝導が起こってきつつあるなと感じています。
つくる仙台から多くの起業家が各方面で羽ばたき大活躍しています

卒業生たちの活躍ぶりを耳にするにつけ、
すばらしいことだと思いながら、

私も負けないように頑張ろうと思いますし、
今年も新たな起業志望者が続くような仕組みづくりをしていきたいと思っています。





さて、毎年、日本政策金融公庫では、
起業に関する調査を公表していますので、

起業支援をしている方々、
起業したいなと思っている方々は
目を通しておくのがよいのではないかと思っています。

ちなみに過去の調査についても、
紹介しております。


「開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める
~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』」(R5/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-3098.html

「約7割が開業に満足、約9割が売上高を拡大したいと回答
~日本政策金融公庫総合研究所『2021年度新規開業実態調査』」(R4/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2930.html

「売上が増加傾向の開業者は半数を下回る
~日本政策金融公庫総合研究所『2020年度新規開業実態調査』」(R3/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2816.html

「開業費用は少額化の傾向、「500万円未満」で開業する割合は1991年度以来最高
~日本政策金融公庫総合研究所『2019年度新規開業実態調査』」(R2/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2814.html

「趣味起業家の実態と課題~『2018年度新規開業実態調査(特別調査)』」(H31/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2576.html

「開業者に占める女性の割合は過去最高ー日本政策金融公庫総合研究所『2017年度新規開業実態調査』」(H30/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2429.html

「開業時の平均年齢は42.5歳─日本政策金融公庫総合研究所「2016年度新規開業実態調査」」(H29/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2266.html

「『中小企業の海外事業再編』~海外撤退の実態とその後の事業展開~(日本公庫総研レポート)」(H28/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2057.html

「新規開業企業は既存企業よりも売上増加傾向が顕著─日本政策金融公庫「2014年度新規開業実態調査」」(H27/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1662.html

「女性起業家の開業が経済活性化のカギを握る─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H26/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1296.html

「55歳以上シニア起業家の開業─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H25/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-918.html


この調査をもとに私自身も毎年、
起業支援の方向性や政策を考えています。

この調査を読み、
女性起業家支援に力を入れた年もあれば、
海外ビジネス支援を重視すべきと考えた年もありました。

ここ数年は「アフターコロナの起業はどうあるべきか」、
その影響が注目されているところです。


今回最新の調査は、以下のレポートです。

【開業の小規模化が続く
~日本政策金融公庫総合研究所『2023年度新規開業実態調査』
(2023年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_231130_1.pdf



以下、シェアしていきます。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【引用ここから】


【一 調査の目的と実施要領】

1 調査目的

 日本政策金融公庫総合研究所では、新規開業企業の実態を把握するため、
1991年度から毎年「新規開業実態調査」を実施しており、
開業者の属性や開業費用など時系列で比較可能なデータを中心に蓄積してきた。
 そこで、今年度実施した「2023年度新規開業実態調査」の結果とともに、
過去のデータも用いながら、新規開業企業の実態がどのように変化してきたのか、その特徴を分析した。

2  実施要領

(1)調査時点 2023年8月
(2)調査対象 日本政策金融公庫国民生活事業が2022年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企業7,032社(不動産賃貸業を除く)

(3)調査方法 調査票の送付・回収ともに郵送、アンケートは無記名
(4)回 収 数 1,789社(回収率25.4%)
(5)経営形態 個人企業60.4%法人企業39.6%(開業時)



【二 調査結果】

1 開業者の属性とキャリア

~開業時の年齢は上昇傾向~

○ 開業時の年齢は「40歳代」の割合が37.8%と最も高く、次いで「30歳代」が30.1%となっている。
「29歳以下」は5.8%とほかの年齢層より少ない。
○ 開業時の平均年齢は43.7歳で、2020年度、2021年度と並んで過去最高となった。


~女性の割合は過去最高~

○ 開業者に占める女性の割合は24.8%と調査開始以来最も高くなった。

○ 最終学歴は、「大学・大学院」(36.1%)が最も多く、
次いで「高校」(29.2%)、「専修・各種学校」(26.1%)となっている。


~開業者のほとんどが勤務経験をもつ~

○ 開業直前の職業は「正社員・正職員(管理職)」の割合が40.0%と最も高く、
次いで「正社員・正職員(管理職以外)」が30.9%となった。

○ 勤務キャリアは、「勤務経験」のある割合は98.1%、「斯業経験」のある割合は84.4%、
「管理職経験」のある割合は66.6%であり、多くの開業者が実務経験をもつ。
経験年数の平均は「勤務経験」が20.7年、「斯業経験」が15.2年である。




2 開業動機と事業の決定理由

~直前の勤務先の離職理由は「自らの意思による退職」が約9割~

○ 開業直前の勤務先を離職した理由は、「自らの意思による退職」が88.7%を占め、
2021年度、2022年度より増加した。
「勤務先の倒産・廃業」「事業部門の縮小・撤退」「解雇」を合わせた「勤務先都合」による離職は7.5%であった。

○ 開業動機は、「自由に仕事がしたかった」(57.4%)が最も多く、
「仕事の経験・知識や資格を生かしたかった」(45.8%)、「収入を増やしたかった」(45.5%)が続く。



~事業の決定理由は「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」が最多~

○ 現在の事業に決めた理由は、「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」(43.9%)が最も多く、
「身につけた資格や知識を生かせるから」(23.2%)、「地域や社会が必要とする事業だから」(13.6%)が続く。

○ 男女とも「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」が最も多いが、男性の方が割合は高い。
「身につけた資格や知識を生かせるから」「地域や社会が必要とする事業だから」などの割合は女性の方が高い。




3 企業の属性

~開業業種は「サービス業」が約3割と最も多い~

○ 開業業種は「サービス業」の割合が28.6%と最も高く、「医療・福祉」が17.0%、「小売業」が11.9%と続く。
2022年度と比べて「建設業」「情報通信業」「卸売業」「飲食店・宿泊業」「医療・福祉」「その他」の割合が増加した。


~開業時の平均従業者数は初めて3人を下回る~

○ 開業時の平均従業者数は2.8人と、調査開始以来初めて3人を下回った。

○ 調査時点の従業者数は3.9人で、開業時からの増加数は1.1人であった。
開業時と調査時点の平均従業者数の内訳をみると、
「常勤役員・正社員」が0.7人から1.0人、「パートタイマー・アルバイト」が0.8人から1.3人へと、それぞれ0.3人、0.6人増えている。



4 開業費用と資金調達

~開業費用は少額化の傾向~

○ 開業費用の分布をみると、「250万円未満」(20.2%)と「250万~500万円未満」(23.6%)で4割以上を占める。
 「1,000万~2,000万円未満」と「2,000万円以上」の割合は減少傾向にある。

○ 開業費用の平均値は1,027万円、中央値は550万円であり、長期的にみると少額化の傾向にある。


~「金融機関等からの借り入れ」と「自己資金」が資金調達額の約9割を占める~

○ 開業時の資金調達額は平均1,180万円であった。

○ 資金調達先は、「金融機関等からの借り入れ」が平均768万円(平均調達額に占める割合は5.1%)、
「自己資金」が平均280万円(同23.8%)であり、両者で全体の88.8%を占める。



5 開業後の状況と開業にかかる課題

~自宅から15分未満の場所に事業所を構える開業者が半数以上~

○ 主な事業所までの通勤時間(片道)は、「1~15分未満」(30.5%)と「1分未満」(25.5%)が多い。

○ 1週間当たりの労働時間は、「50時間以上」の割合が50.3%となっている。

○ 事業からの収入が経営者本人の定期的な収入に占める割合は、「100%(ほかの収入はない)」が59.2%に上る。

○ 事業からの収入が世帯収入に占める割合は、「100%(ほかの収入はない)」が32.0%と最も高い。


~売り上げが「増加傾向」である開業者は約6割~

○ 現在の月商は「100万~500万円未満」が43.4%、「100万円未満」が42.7%となった。

○ 予想月商達成率は、「100~125%未満」が23.1%、「125%以上」が32.7%となり、半数以上が予想月商を達成した

○ 現在の売り上げ状況が「増加傾向」の割合は58.6%と、2021年度および2022年度に比べて高くなっている。

○ 現在の採算状況が「黒字基調」の割合は64.7%、「赤字基調」の割合は35.3%となっている。


~「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などに苦労~

○ 開業時に苦労したことは、「資金繰り、資金調達」(59.6%)、「顧客・販路の開拓」(48.5%)、「財務・税務・法務に関する知識の不足」(37.5%)が多い。

○ 現在苦労していることは、「顧客・販路の開拓」(49.5%)、「資金繰り、資金調達」(37.0%)、「財務・税務・法務に関する知識の不足」(32.2%)が多い。
開業時と比べて、「従業員の確保」や「従業員教育、人材育成」といった人材に関連する項目の上昇が目立つ。



6 現在の満足度と今後の方針

~7割以上が開業に「満足」~

○ 開業の総合的な満足度をみると、「かなり満足」が26.3%、「やや満足」が47.0%であり、開業者の7割以上が「満足」している。
項目別に「かなり満足」と「やや満足」を合計した「満足」の割合をみると、仕事のやりがい(自分の能力の発揮)は83.4%、ワークライフバランスは51.5%、事業からの収入は25.5%となっている。

○ 今後の方針は、売上高を「拡大したい」が90.0%、商圏を「拡大したい」が58.3%となっている。




【三 まとめ】 

○ 開業者に占める女性の割合は過去最高(p.3)
 女性開業者の割合は増加傾向にあり、2023年度は24.8%と1991年度の調査開始以来最も高くなった。

○ 開業者の約9割が直前の勤務先を自らの意思により退職(p.5)
 開業直前の勤務先を離職した理由は、「自らの意思による退職」が88.7%を占め、2021年度(83.8%)、2022年度(86.6%)より増加している。
「勤務先の倒産・廃業」「事業部門の縮小・撤退」「解雇」を合わせた「勤務先都合」による離職は7.5%となった。

○ 開業時の平均従業者数は減少傾向(p.8)
 開業時の平均従業者数は2.8人と、調査開始以来初めて3人を下回った。
調査時点の平均従業者数は3.9人と、開業時から1.1人増加している。

○ 開業費用は少額化の傾向(p.9)
 開業費用の分布をみると、「250万円未満」の割合は20.2%、「250万~500万円未満」は23.6%となった。
開業費用の平均は1,027万円で、長期的にみて少額化の傾向にある。

○ 売り上げが「増加傾向」の開業者は約6割(p.12)
 現在の売り上げ状況が「増加傾向」である開業者は58.6%と、2021年度(44.4%)、2022年度(52.4%)に比べて割合が高くなっている。
現在の採算状況は、「黒字基調」が64.7%、「赤字基調」が35.3%となっている。

○「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などが課題(p.13)
 開業時に苦労したことは、「資金繰り、資金調達」が59.6%と最も多く、次いで「顧客・販路の開拓」が48.5%、「財務・税務・法務に関する知識の不足」が37.5%となっている。
現在苦労していることは、「顧客・販路の開拓」(49.5%)、「資金繰り、資金調達」(37.0%)、「財務・税務・法務に関する知識の不足」(32.2%)の順に多い。

○ 開業に「満足」している開業者が7割以上(p.14)
 開業の総合的な満足度をみると、「かなり満足」(26.3%)と「やや満足」(47.0%)を合わせた「満足」が73.3%に上る。
「満足」の割合を項目別にみると、仕事のやりがい(自分の能力の発揮)で83.4%と高く、ワークライフバランスは51.5%、事業からの収入は25.5%となっている。


【引用ここまで】
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この資料を読むことで、これから起業しようと思っている人や、
起業直後に日本政策金融公庫から創業融資を受けるという、
オーソドックスな取組をされる起業家の方には、
非常に分析のしがいのあるデータであると思います。

公庫が創業融資の支援をしている事業者の、
自己資金について詳しくみてみると、

開業時の資金調達額の平均は1,180万円
自己資金の平均額は280万円

ということで、単純計算をしてみると、

「必要な資金調達額のおよそ4分の1を自己資金としている」、

とわかります。

こういうデータはなかなか出てこないので、非常にわかりやすいですね。
自分が創業融資を受ける際の参考になります。


起業志望の方、
起業したばかりの方、
そして経営者になってまだこれからという方は、

この日本政策金融公庫のデータも
ぜひ参考にしていただければと思います。


【開業の小規模化が続く
~日本政策金融公庫総合研究所『2023年度新規開業実態調査』
(2023年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_231130_1.pdf


つくる仙台としての起業家支援だけではなく、
今年は新規事業を立ち上げる試みにも取り組んでいきたいと考えています。



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【起業志望者はぜひごらんください!】

「起業集団つくる仙台」Facebookページ
⇒ https://www.facebook.com/tsukurusendai
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つくる仙台オンライン創業スクール第3期生募集中!

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つくる仙台では、オンライン創業スクールの第3期生を募集中です
この4月から、第3期がスタートします。

第1期、第2期の受講生から続々と起業家が生まれており、
その先輩方とのネットワークもつくりながら、
生の起業家の声もお届けするコミュニティにみなさんをお招きします。


つくる仙台は仙台市を中心に活動していますが、
オンライン創業スクールは当然ながら世界どこでも受講することが可能ですし、
コミュニティもオンラインで完結しています。

今年はリアルの会合もセットしたいなと思っていますが、
距離感はコロナ前と比べて変化しているところです。


●一年後に起業することを決めている

●いずれ起業したいと考えているので、経営の基礎を学びたい

●起業直後だけれどもう一度基礎を学びたい(創業後3期目までを想定)

●起業に関心があるが、何から始めればよいかわからない

●会社設立を考えている

●お店の開業を考えている

●副業としてネットでちいさな事業を立ち上げたい

●地域団体やイベントを立ち上げたい

●NPO等社会活動の起業を考えている

●現在勤めている企業で新規事業立ち上げを検討しているので学びたい


こんな方々にご参加いただきたいと思いますが、
起業に興味はあるけれど、まだまだ具体的ではないなあという方には、

ぜひ【無料体験講座】にご参加いただければと思います。


つくる仙台オンライン創業スクール
【第3期無料体験講座】申込フォーム【R5.3.31締切】

⇒ https://forms.gle/LKm2kmjb4yk9mNkQ7


起業に関心ある方、起業について学んでみたいという方には、
ぜひご参加をいただければと思いますので、
まずは無料体験講座にご応募ください。

お待ちしております。




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【無料】つくる仙台オンライン創業スクール
「第3期無料体験講座」を期間限定で実施します!

起業に関心はあるけれども、
どういうオンラインスクールなのかを知りたいという方のために、

【講座の一部を無料で提供いたします!】

プレ1講「オンライン創業スクール説明会・起業に必要なものは何か」
プレ2講「事業計画をどうつくるか(6W2Hと新規事業立案戦略)」

起業についてお考えの方はぜひ、
この「第3期無料体験講座」にご参加ください!



【受講希望の方は以下のフォームよりお申し込みください】
第3期体験講座は参加費用無料となっております。
多くの皆様のご参加をお待ちしております!

つくる仙台オンライン創業スクール
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【ご案内】令和5年4月より
「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール【第3期】」を開講します!


株式会社つくる仙台では、令和5年4月より

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール【第3期】」

を開講します。

会社設立、
お店の開業、
副業、
地域団体の立ち上げ、
NPO等社会活動の起業など、

近い将来事業を立ち上げたいという方、
また現在企業で新規事業を立ち上げたいという方などのための
学びの場、交流の場をオンライン上で構築しています。

過去に中小企業庁からの委託を受け創業スクールを実施していた
ノウハウ、そこから巣立ち活躍している起業家の先輩の力もいただきながら、
起業のコミュニティを活性化させていきたいと考えています。

講師は、現在東北大学大学院で起業に関する講義をしている渡辺勝幸と、
実際に起業家として活躍をしている経営者の方々に実践経験談も交え、
お話を聞く機会も提供いたします。

未来の起業家のみなさんとの出会いを楽しみにしています。



【こんな人は、ぜひつくる仙台のオンライン創業スクールにご参加ください】

●一年後に起業することを決めている

●いずれ起業したいと考えているので、経営の基礎を学びたい

●起業直後だけれどもう一度基礎を学びたい(創業後3期目までを想定)

●起業に関心があるが、何から始めればよいかわからない

●会社設立を考えている

●お店の開業を考えている

●副業としてネットでちいさな事業を立ち上げたい

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●NPO等社会活動の起業を考えている

●現在勤めている企業で新規事業立ち上げを検討しているので学びたい


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【第3期】
●第1講 令和5年4月「起業に必要なものは何か?起業家体験談を聞こう」
●第2講 令和5年5月「経営理念と事業計画をつくる(会社設立・開業までの流れ、法務、届出等)」
●第3講 令和5年6月「売上をどのようにつくるか(マーケティング・集客の基礎知識)」
●第4講 令和5年7月「会計の基礎を身につける。営業・販売戦略をつくる。」
●第5講 令和5年8月「会社のファイナンス(財務計画)をつくる(融資計画・資金繰りなど金融機関との付き合い方)」
●第6講 令和5年9月「ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視」
●第7講 令和5年10月「受講生がつくる事業計画の個別相談【グループコンサル形式】」
●第8講 令和5年11月「どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史」
●第9講 令和5年12月「値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』」
●第10講 令和6年1月「公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)」
●第11講 令和6年2月「プレゼンを学ぶ」
●第12講 令和6年3月「ビジネスプランプレゼンテーションー受講生がつくる事業計画の発表会【グループコンサル形式】」
──────────────────────


●講義はすべてオンライン、Zoomウェビナー方式で行われます
終了後の質疑応答・受講生交流会はZoomミーティング方式です

●講義に参加することができない場合には、動画で視聴することが可能です。

●スクール受講生は、メンバー限定のFacebookグループに入っていただき、
連絡・告知・情報交換等をしていただきます。

●このほか不定期に、つくる仙台創業スクール卒業生を中心とする
起業家のセミナーや懇親の場をオンラインでお届けしますのでぜひご参加ください。

●受講生有志でリアル懇親会も企画されています。

●一年を通して、ご自身の事業計画を磨き上げ、
実際に起業することが第一の目標です。

●このオンライン創業スクールでは、会社設立、お店の開業、副業
地域団体の立ち上げ、NPO等社会活動の起業など様々なニーズにお応えすることが可能です。


つくる仙台オンライン創業スクール【第3期】
新規申込フォーム(R5.3.31最終締切)

⇒ https://forms.gle/5A3LKfnEWvvcAn4Y6

令和5年4月開講の「つくる仙台オンライン創業スクール」【第3期】
の申し込みフォームです。
このフォームは新規に受講される第3期生向けの早割申込用
(令和5年3月31日最終締切)となります。

開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』

私が創業し、代表取締役を務めている

「株式会社つくる仙台」
⇒ https://tsukurusendai.com/

では、平成26年と27年に、中小企業庁「地域創業促進支援事業」の委託を受け、
起業したいという方々のための創業スクールを開催しました。

その後数年がたち、現在では、
その受講生が起業家として各方面で羽ばたき大活躍しています。

あの時の卒業生たちの活躍ぶりを耳にするにつけ、
すばらしいことだと思いながら、

私も負けないように頑張ろうと思いますし、
今年も新たな起業志望者が続くような仕組みづくりをしていきたいと思っています。

令和3年からは、

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」を開講し、

多くの起業家・起業志望者が参加、
そのうち2社が誕生、現在1社が設立準備中であり、
また、受講生が起業支援にも携わっています。

オンラインではありますが、
起業家のみなさんが続々と集まり、
熱伝導が起こってきつつあるなと感じています。



さて、毎年、日本政策金融公庫では、
起業に関する調査を公表していますので、

起業支援をしている方々、
起業したいなと思っている方々は
目を通しておくのがよいのではないかと思っています。

ちなみに過去の調査についても、
紹介しております。


「約7割が開業に満足、約9割が売上高を拡大したいと回答
~日本政策金融公庫総合研究所『2021年度新規開業実態調査』」(R4/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2930.html

「売上が増加傾向の開業者は半数を下回る
~日本政策金融公庫総合研究所『2020年度新規開業実態調査』」(R3/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2816.html

「開業費用は少額化の傾向、「500万円未満」で開業する割合は1991年度以来最高
~日本政策金融公庫総合研究所『2019年度新規開業実態調査』」(R2/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2814.html

「趣味起業家の実態と課題~『2018年度新規開業実態調査(特別調査)』」(H31/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2576.html

「開業者に占める女性の割合は過去最高ー日本政策金融公庫総合研究所『2017年度新規開業実態調査』」(H30/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2429.html

「開業時の平均年齢は42.5歳─日本政策金融公庫総合研究所「2016年度新規開業実態調査」」(H29/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2266.html

「『中小企業の海外事業再編』~海外撤退の実態とその後の事業展開~(日本公庫総研レポート)」(H28/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2057.html

「新規開業企業は既存企業よりも売上増加傾向が顕著─日本政策金融公庫「2014年度新規開業実態調査」」(H27/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1662.html

「女性起業家の開業が経済活性化のカギを握る─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H26/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1296.html

「55歳以上シニア起業家の開業─日本政策金融公庫総合研究所調査」(H25/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-918.html


この調査をもとに私自身も毎年、
起業支援の方向性や政策を考えています。

この調査を読み、
女性起業家支援に力を入れた年もあれば、
海外ビジネス支援を重視すべきと考えた年もありました。

ここ数年は「アフターコロナの起業はどうあるべきか」、
その影響が注目されているところです。


今回最新の調査は、以下のレポートです。

【開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める
~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』】
(2022年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_221130_1.pdf



以下、シェアしていきます。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【引用ここから】


【一 調査の目的と実施要領】

1 調査目的

 日本政策金融公庫総合研究所では、新規開業企業の実態を把握するため、
1991年度から毎年「新規開業実態調査」を実施しており、
開業者の属性や開業費用など時系列で比較可能なデータを中心に蓄積してきた。
 そこで、今年度実施した「2022年度新規開業実態調査」の結果とともに、
過去のデータも用いながら、新規開業企業の実態がどのように変化してきたのか、その特徴を分析した。

2  実施要領

(1)調査時点 2022年9月
(2)調査対象 日本政策金融公庫国民生活事業が2021年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、
融資時点で開業後1年以内の企業4,817社(不動産賃貸業を除く)
(3)調査方法 郵送によるアンケート(回収は郵送およびインターネット)、アンケートは無記名
(4)回 収 数 1,122社(回収率23.3%)
(5)経営形態 個人企業60.5%法人企業39.5%(開業時)



【二 調査結果】

1 開業者の属性とキャリア

~開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める~

○ 開業時の年齢は「40歳代」の割合が35.3%と最も高く、
次いで「30歳代」が30.7%を占めている。
「29歳以下」が2021年度から2年連続で増加している。

○ 開業時の平均年齢は43.5歳で、2018年度以降43歳台が続いている。


~女性の割合は上昇傾向~

○ 開業者に占める女性の割合は24.5%と調査開始以来最も高くなった。

○ 最終学歴は、最も高い割合となったのは「大学・大学院」の39.6%で、
次いで「高校」が27.0%、「専修・各種学校」が24.1%となっている。


~経験のある分野での開業が多い~

○ 開業直前の職業は「正社員・正職員(管理職)」の割合が39.2%と最も高い。
それに次いで「正社員・正職員(管理職以外)」が29.3%を占める。

○ 勤務キャリアは、開業者のうち「勤務経験」のある割合は98.0%、
「斯業経験」のある割合は82.9%、「管理職経験」のある割合は64.3%である。
経験年数の平均は「勤務経験」が20.3年、「斯業経験」が14.0年であり、
多くの開業者が実務経験をもっている。



2 開業動機と事業の決定理由

~最も多い開業動機は「自由に仕事がしたかった」~

○ 開業直前の勤務先を離職した理由をみると、
「自らの意思による退職」が86.6%を占める。
「勤務先の倒産・廃業」「事業部門の縮小・撤退」「解雇」を合わせた
「勤務先都合」による離職は8.2%となっている。

○ 開業動機は、「自由に仕事がしたかった」(56.6%)、
「収入を増やしたかった」(47.2%)、
「仕事の経験・知識や資格を生かしたかった」(44.5%)の順に多い。


~事業の決定理由は「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」が最も多い~

○ 現在の事業に決めた理由は、
「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」(44.0%)の割合が最も高く、
「身につけた資格や知識を生かせるから」(19.1%)、
「地域や社会が必要とする事業だから」(14.3%)が続く。

○ 開業者の性別でみると、
「これまでの仕事の経験や技能を生かせるから」の割合は男性の方が高い。
「身につけた資格や知識を生かせるから」
「地域や社会が必要とする事業だから」の割合は女性の方が高い。



3 企業の属性

~開業業種は「サービス業」が約3割と最も多い~

○ 開業業種は、「サービス業」(29.4%)、「医療・福祉」(16.4%)、
「小売業」(13.8%)の順に多い。
「サービス業」の割合は2018年度以降5年連続で上昇している。


~調査時点の平均従業者数は開業時から1.0人増加~

○ 開業時の平均従業者数は3.1人で、減少傾向にある。

○ 調査時点の従業者数は4.1人で、開業時から1.0人増加している。
開業時と調査時点の平均従業者数の内訳をみると、
「常勤役員・正社員」が0.8人から1.1人、
「パートタイマー・アルバイト」が0.9人から1.4人へと、
それぞれ0.4人、0.5人増えている。



4 開業費用と資金調達

~「250万円未満」で開業する割合は増加傾向~

○ 開業費用の分布をみると、「250万円未満」(21.7%)と
「250万~500万円未満」(21.4%)で4割以上を占める。
「250万円未満」で開業する割合は増加傾向にある。

○ 開業費用の平均値は1,077万円、中央値は550万円であった。


~金融機関等からの借入と自己資金が資金調達額の大半を占める~

○ 開業時の資金調達額は平均1,274万円であった。

○ 資金調達先は、「金融機関等からの借入」が平均882万円
(平均調達額に占める割合は69.2%)、
「自己資金」が平均271万円(同21.3%)で、両者で全体の90.5%を占める。



5 開業後の状況と開業にかかる課題

~自身の収入を事業のみから得ている開業者は約6割~

○ 主な事業所までの通勤時間(片道)は、
「1~15分未満」(31.3%)と「1分未満」(28.0%)で半数を超える。

○ 1週間当たりの労働時間は、「50時間以上」が50.8%となっている。

○ 事業からの収入が経営者本人の定期的な収入に占める割合は、
「100%(ほかの収入はない)」が56.8%と最も高い。

○ 事業からの収入が世帯収入に占める割合は、
「100%(ほかの収入はない)」が31.0%となっている。


~売り上げが「増加傾向」である開業者が半数を超える~

○ 現在の月商は「100万円未満」が42.3%、「100万~500万円未満」が41.1%となった。

○ 予想月商達成率は、「100~125%未満」が20.6%、「125%以上」が34.6%となった。
予想月商を達成した割合は55.2%と半数を超えている。

○ 現在の売上状況が「増加傾向」の割合は52.4%、
「減少傾向」の割合は10.5%となっている。

○ 現在の採算状況が「黒字基調」の割合は64.5%、
「赤字基調」の割合は35.5%となっている。


~「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などが課題~

○ 開業時に苦労したことは、
「資金繰り、資金調達」(57.1%)、
「顧客・販路の開拓」(47.4%)、
「財務・税務・法務に関する知識の不足」(31.0%)の順に多い。

○ 現在苦労していることは、
「顧客・販路の開拓」(47.7%)、
「資金繰り、資金調達」(35.9%)、
「従業員の確保」(27.5%)の順となった。

開業時と比べて、「資金繰り、資金調達」の割合は20ポイント以上低下したが、
「従業員の確保」の割合は10ポイント近く上昇している。


6 現在の満足度と今後の方針

~7割以上が開業に「満足」~

○ 開業の総合的な満足度をみると、
「かなり満足」が29.7%、「やや満足」が44.1%であり、
開業者の7割以上が「満足」している。
項目別に「かなり満足」と「やや満足」を合わせた「満足」の割合をみると、
仕事のやりがい(自分の能力の発揮)は80.5%、
ワークライフバランスは51.6%、事業からの収入は30.2%となっている。

○ 今後の方針は、売上高を「拡大したい」が85.1%、
商圏を「拡大したい」が57.4%となっている。


7 新型コロナウイルス感染症の影響

~7割以上の開業者がマイナスの影響が「ある」と回答~

○ 新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」開業者の割合は、
調査時点で75.7%となった。

○ マイナスの影響が「ある」割合を業種別にみると、
「飲食店・宿泊業」(96.4%)と「運輸業」(95.1%)で特に高い。

○ マイナスの影響の内容は、
「国内の一般消費者の需要が減っている」が44.7%と最も多く、
次いで「原材料・商品が手に入りにくくなっている(仕入価格の上昇を含む)」が39.5%となっている。



【三 まとめ】 

○ 女性開業者の割合は調査開始以来最高
開業者に占める女性の割合は、24.5%と1991年度の調査開始以降で最も高くなった。

○ 開業費用が「250万円未満」の開業者が2割以上
開業費用の分布をみると、「250万円未満」の割合は21.7%、
「250万~500万円未満」は21.4%となった。
「250万円未満」で開業する割合は増加傾向にある。

○ 売り上げが「増加傾向」である開業者が半数を超える
現在の売上状況が「増加傾向」の割合は52.4%と半数を超えている。
「減少傾向」は10.5%となった。
現在の採算状況は、「黒字基調」の割合が64.5%、
「赤字基調」の割合が35.5%となっている。

○「資金繰り、資金調達」や「顧客・販路の開拓」などが課題
開業時に苦労したことは、「資金繰り、資金調達」(57.1%)、
「顧客・販路の開拓」(47.4%)、
「財務・税務・法務に関する知識の不足」(31.0%)などとなっている。
現在苦労していることは、「顧客・販路の開拓」(47.7%)、
「資金繰り、資金調達」(35.9%)、「従業員の確保」(27.5%)の順に多い。

○ 7割以上が開業に「満足」している
開業の総合的な満足度では「かなり満足」が29.7%、「やや満足」が44.1%と、
73.8%が開業に「満足」している。
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた「満足」の割合を項目別にみると、
仕事のやりがい(自分の能力の発揮)で80.5%と特に高く、
ワークライフバランスは51.6%、事業からの収入は30.2%となっている。

○ 新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」開業者が7割以上
新型コロナウイルス感染症によるマイナスの影響が「ある」との回答割合は、
調査時点で75.7%となった。
業種別にみると、「飲食店・宿泊業」(96.4%)と「運輸業」(95.1%)で9割を超える。


【引用ここまで】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この資料を読むことで、これから起業しようと思っている人や、
起業直後に日本政策金融公庫から創業融資を受けるという、
オーソドックスな取組をされる起業家の方には、
非常に分析のしがいのあるデータであると思います。

公庫が創業融資の支援をしている事業者の、
自己資金割合の平均が21.3%というデータがありました。

詳しくみてみると、

開業時の資金調達額の平均は1,274万円
自己資金の平均額は271万円

ということで、

「必要な資金調達額のおよそ5分の1を自己資金としている」、

とわかります。

こういうデータはなかなか出てこないので、非常にわかりやすいですね。
自分が創業融資を受ける際の参考になります。


起業志望の方、
起業したばかりの方、
そして経営者になってまだこれからという方は、

この日本政策金融公庫のデータも
ぜひ参考にしていただければと思います。


【開業時の年齢は「40歳代」「30歳代」で約7割を占める
~日本政策金融公庫総合研究所『2022年度新規開業実態調査』】
(2022年11月30日)
⇒ https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_221130_1.pdf






令和5年3月まで!
「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」無料体験講座!
⇒ https://forms.gle/LKm2kmjb4yk9mNkQ7

【R5年度第3期生募集は近日中にFBページでご案内します】
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ご支援御礼(令和元年10月)

渡辺勝幸は令和元年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,273票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に二回目の当選を果たしました。今後ともふるさと宮城の復興完遂のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(令和元年10月27日執行・投票率28.18%)
当 渡辺勝幸    自民現  10,273
当 三浦奈名美   立民新 7,634
当 福島一恵    共産現 7,047
次 高橋克也    自民新 6,486

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ご支援御礼(平成27年10月)

渡辺勝幸は平成27年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,041票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に初当選しました。今後ともふるさと宮城に強い経済をつくるために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(平成27年10月25日執行・投票率31.28%)
当 渡辺勝幸    自民新  10,041
当 福島かずえ   共産新 9,433
当 細川雄一    自民現 7,490
次 千葉あさこ   民主新 5,849

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ご支援御礼

渡辺勝幸は平成23年11月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、5,042票という貴重な票をいただきましたが、落選いたしました。残念な結果ではありましたが、今後ともふるさと宮城の復興のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(平成23年11月13日執行・投票率34.65%)
当 細川雄一    自民現 7,728
当 本多祐一朗   社民現 6,536
当 千葉達     自民現 6,031
  福島かずえ   共産新 6,000
  渡辺勝幸    無新  5,042
  菊地ゆきお   み新 2,903
  小野寺かずたか 無新 978


120216 gaitorokuchonomeAkXOfoVCMAAmJYo 早朝街頭を続けています。平成24年1月撮影。

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