Category[ パブリック・キュッカ ] - つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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仙台で無料レンタル傘「もやいがさ」プロジェクト始動-宮城大生が企画(仙台経済新聞)

2009年06月12日 22:47

仙台で無料レンタル傘「もやいがさ」プロジェクト始動-宮城大生が企画(仙台経済新聞)

http://sendai.keizai.biz/headline/472/



仙台で無料レンタル傘「もやいがさ」プロジェクト始動-宮城大生が企画
(2009年06月12日)


 宮城大学の学生によるサークル「アートスタンダード」が、無料レンタル傘「もやいがさプロジェクト」の準備を進めている。

 同グループは「アート・デザインで人々をつなぎ、心豊かな生活を生む」をコンセプトに活動。商業施設や蔵元と提携し、地域のコミュニケーションを促進させるプログラムの企画・運営を行っている。

 今回のプロジェクトの内容は、忘れ物として回収され、保管期限が切れて警察から返却された傘を補修・リメークし、仙台市泉区のファッションビル「セルバ」(仙台市泉区泉中央1)で貸し出すもの。レンタル料は無料で、施設利用者や地域住民であることを問わず誰でも利用可能。使用後に同施設へ返却すると、施設内で利用できる「セルバECOポイント」1ポイントがもらえる。企画名は、「共同で使用する・共有する」の意味を持つ「もやう」から名付けた。

 企画の発案者は同サークルのメンバーで、「筋金入りの雨男」だという金塚尚樹さん。コンビニのアルバイトを通して「にわか雨の時のビニール傘の売れ行きと、一方では数千本の『忘れ物傘』がゴミになっている現状」(同)を目の当たりにし、ビニール傘のリユースを思い付いたという。金塚さんは「捨てられる運命にあったビニール傘に新たな命を吹き込むプロジェクト。提供・協力してくれた方も、利用してくださる方も『ちょっといい気持ち』になってもらえれば」と話す。

 傘のレンタル開始は6月18日(予定)。最初に用意する「もやいがさ」は約100本で、7月末まで試行期間を設ける。金塚さんは「提供者が増え、リユースのサイクルが理想的に稼動すれば継続していきたい」と期待を寄せる。

「家庭ゴミ有料化望ましい83%」(循環経済新聞08/5/19)

2009年06月02日 21:08

「家庭ゴミ有料化望ましい83%/NPO法人集めて使うリサイクル協会/アンケート調査報告書を作成」(循環経済新聞08/5/19)


家庭ゴミ有料化に関する都道府県アンケート調査報告書と自治体事例集を作成

「基本的には各市町村が判断すべき問題だが、どちらかといえば有料化は望ましい」と考える都道府県が83.3%を占める

「北海道の市町村は有料化している市町村の割合が高く、多くの市町村で指定袋の単価設定が他の地域に較べて高い」

集めて使うリサイクル協会では、2006年度から(独)環境再生保全機構「地球環境基金」の助成を受け、「ごみ有料化を恒常的なごみ減量とリサイクル促進に結び付けるための調査と実践」と題するプロジェクトを実施。

「有料化が恒常的なごみ減量のための有力な手がかりの1つだが、それはあくまでも手がかりに過ぎない」

有料化の後、2割以上のごみ減量効果が10年経過しても継続している自治体がある一方で、2ヶ月でリバウンドが起こった自治体が存在することに関しては、「有料化と合わせてどんな施策を実施したか、その施策を続けられているか、有料化の理念的な意味を市民に実感としてわかりやすく伝えられているか」という点が数値に影響を与えている



集めて使うリサイクル協会
http://www.r-kyokai.org/

(独)環境再生保全機構
http://www.erca.go.jp/

志賀野桂一「パブリックアートを再考する」(『アートマネージメント研究』(8)2007)

2009年05月31日 01:38

志賀野桂一「パブリックアートを再考する」(『アートマネージメント研究』(8)2007)



東京ミッドタウンに設置された安田侃の現代彫刻《意心帰》

ミューザ川崎、川崎駅西口に設置された傾いた赤レンガ倉庫(産業遺跡の復元による土屋公雄の作品)

札幌モエレ沼公園「地球を彫刻する」というイサム・ノグチの遺作

「元気フィールド仙台」(スポーツ複合施設) 《スーパーフューチャー》となづけられたベンチを兼ねた木村浩一郎のアート作品と、時代の気分が封じ込められた大井小夜子の彫刻


今日のパブリックアート
→単に芸術作品を都市の公共空間に置くという次元を超えて、作品と都市、作品と生活者との間にどのような関係性を取り結ぶのかが重要になってきている。

その土地の価値を再構成する意義が多様に含まれている

=パブリックアートのソーシャルアート化

パブリックアートの歴史を考察する上で欠かせない
=ルーズベルトのニューディール政策
 →第二期ニューディール政策の重要な柱が芸術文化の振興であった
  =「フェデラル・ワン」(芸術家救済制度)
   →パブリックアートの始まり

1959フィラデルフィア市制定のパーセント・フォー・アート条例
=全米に波及し、60~70年代におけるパブリック・アートの一時代をつくる

80年代以降、political correctness問題や多文化主義が強く意識される

2001年以降は、新レイシズム(人種・民族差別主義)が台頭、パブリックアートに新たな影を落とし始めている


西欧=都市の物語、米国=極めて社会政策的意図のもとに生まれ発展



わが国におけるパブリックアートは、地方自治体が主導するかたちで独自の歩みをみせた

仙台市の「彫刻のあるまちづくり事業(1977年~)」は、全国パブリックアートの魁とされ先駆的事例のひとつとして評価された

=現地オーダーメイド方式(仙台方式)

一義的には「美術館の外で一般市民が純粋芸術作品を享受できる」
=きわめて古典的なパブリックアート論に依拠

結果としてこの事業は、都市の風景に溶け込み、「光のページェント」や「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」などの市民の祭りと調和し都市の風物詩となってきた

市民ボランティアの「彫刻のあるまちづくり応援隊」が組織され、彫刻作品の清掃活動などが継続されており、アートと市民の理想的な関係を作ってきたと言える


筆者のかかわった事例
「元気フィールド仙台」(仙台市東部のスポーツ施設、153億円)
=パーセント・フォー・アートに倣えば、1.5億円ほどのアート作品を導入してもよい施設

木村浩一郎の《スーパーフューチャー》
=単一機能のスポーツ施設にアート(異物)を持ち込むことで、アートを媒介とした市民との論議を含め地域や人々の潜在力を開拓する



作品と公共空間の関係性
カトリーヌ・グルー(1953~)
公共空間における「美術作品は二つのエネルギーと関係を持っている。一つは作品以前から存在し、作品の限界を超越していく美術そのもの。もう一つは、互いに知り合う可能性もあれば、未知のままでいることもある個人相互の結びつきと交流の場としての公共空間である」

リチャード・セラの事例
=芸術作品と公共空間(都市)との関係性において、アートの本質的意味と公共空間におけるPC問題が提起されるきっかけ

ニューヨーク市フェデラルプラザに設置された《傾いた孤》
=世界中で起きている〈壁〉のメタファー?

フェミニズム運動の台頭の中で裸婦像は女性の姿態を晒すということで大きな議論を巻き起こす


公共空間とは?
カトリーヌ・グルーは、公共空間・広場の歴史的意味におよび古代アゴラにその源流を求めている
←→そもそも日本には西欧的公共広場の概念が歴史的にも成立していないのではないか?

日本の公共広場概念=鵺的な空間ではないか
         =「道」または「路」が常に転用され広場ともなる
          広小路や路地、街道などが市場・屋台・高札・大道芸の場へと変換する

日本において公共広場は、都市の余白

しかし公園は、「庭」の延長としてその美意識を含め極めてリアリティーのある中で成立している=自然のメタファー、願望の表現



ソーシャルアート
=アーティストだけが一方的にアートを創造するのではなく、社会全体としてアートの創出を担うという概念のフェーズ


パブリックアートを考察する上で重要な三つの潮流

①アーツ&クラフト運動とバウハウス
 生活とアートの統合、良質なデザインを求めた「生活の芸術化」
 バウハウス
 =1919年、ワルター・グロピウスのはじめた学校。建築・絵画・彫刻の啓蒙的統合

②ダダ、未来派、表現主義、ロシア・アバンギャルド、シュルレアリズム、フルクサス
 ジョージ・マチューナスが1961年からはじめたといわれる芸術運動
 =「生活から離れ商品化したアートに反発して、芸術と日常の壁を取り払い、専門家と一般人の区別なく共に芸術体験をしよう」

③ボイスの自由国際大学の運動
ヨーゼフ・ボイス
万人が創造性を持つことができるといった「拡張された芸術概念としての社会彫刻」
「優れた芸術は常に社会的だった」
アート作品における「アートと非アートの境界」、アート作家の「プロと素人の境界」をなくす作用を加速させた



ランド・アート
ロバート・スミッソン、グレートソルト湖岸に石と土で作られた長さ457メートルの渦巻き状の堤防《螺旋状の突堤》

インスタレーション
=設置芸術
クリスト&ジャン・クロード
ドイツ旧帝国国会議事堂を丸ごと梱包する作品《梱包されたライヒスターク》
《傘》プロジェクト、《門》プロジェクト


エコ・ミュゼ
長谷川栄
生態系を意識した有機的な都市づくりヴィジョンと都市全体の美術館化を提唱



都市づくりとアート三つの視点が今後重要に

①インタラクティブ 
=相互に作用しあう、または対話

イサム・ノグチの機能彫刻《ブラックマントラ》
=滑り台でもあるこの作品に対し、「この彫刻は子どもたちのお尻で磨かれて完成する」

ロバート・インディアナの新宿LOVE彫刻
=新しい都市の神話を生みだした事例
=「カップルがVとEの間を通り抜けることができればその恋は成就する」

②インタミディアリー
=媒介、中間に

アルベルト・ガルッティの照明を使ったインスタレーション
=新生児が病院で生まれると、そのシグナルが公園やボスポラス海峡の橋にしつらえられた照明が連動して一瞬明るくなるという仕掛け

③インターディシプリナリー
=多くの学問分野にまたがる、異分野提携の
→アートを通した街づくりそのものということに近い

かつてローマ皇帝は街道を作るとき「丈夫に、機能的に、そして美しく!」と指示

「20世紀になって細分化された職業区分、都市計画家、建築家、技術者などを、芸術家はその先見性と都市に対する感受性によって再統合する役割がある」(フランス文化省造形美術担当参事官のモニック・フォー女史)



アートのニューディール政策
「ファーレ立川」=ドラスティックなアートの導入事例、唯一の成功モデル

これまでのアート作品を都市空間に設置するというだけではなく、都市計画そのものや、公共土木工事などの都市基盤整備に広範にアーティストを招くなど、困難は承知の上であるが、、都市づくりにアーティスト(プロデューサーなどの関係者)の参画を是認する環境づくりが重要ではないかと思うのである。

「企業・自治体が『アートを買う』ということ」(『美術手帖』2008.3)

2009年05月25日 23:58

パブリック・キュッカでは、みんながワクワクする、たのしくなる企画を、みんなのために実現する、ということを考えています。 公共政策の事例を研究するだけではなく、実現をする、そのために汗を流してみるわけです。





「企業・自治体が『アートを買う』ということ」(『美術手帖』2008.3)
パブリックアートの現在 清水敏男インタビュー


都市における本格的なパブリックアートが日本でスタートしてから10数年。

清水敏男氏は六本木の東京ミッドタウンなどのパブリックアートを手掛けている。

フランスで学んでいたころ、アートは身近であり、パブリックアートも当たり前に街中にある光景を見ていた。

92年水戸芸術館に着任、現代の中で生きた場所である都市の中にこそ美術が必要なのではないか。

蔡国強やダニエル・ビュレンヌ


2001年にスタートした

「いわて県民情報交流センター」
http://www.aiina.jp/

以降、都市の再開発に伴い、建築や広場にアートを入れるプロジェクトを手がける。


東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html

のエレベーターホールにある中西夏之さんの作品。美術館やギャラリーで芸術鑑賞として凝視されるのではなく、毎日いろいろな人がチラッと断片的に見る、その瞬間の積み重ねが人々の精神に影響を及ぼすこともあるのではないかと。


大田区では、日本の水族館のアクリルケースやCDジャケットのプリントなど、その業界で多くのシェアを占める、高い技術をもった工場が多いが、完成品はメーカーでつくられるので、あまりその事実は知られていない。

「多摩川アートラインプロジェクト」
http://www.tamagawa-art-line.jp/

では、渡辺元佳と鋳物工場とのコラボをはじめ、様々な技術提携を行っている。


「名古屋ルーセントタワー」
http://www.lucent-tower.jp/


企業・自治体のメリットとは?
企業の社会的責任(CSR)。
商品や企業の付加価値を高め、イメージアップを図るために、アートを取り入れる傾向が増えている。
社員の資質を高める。
インドのタタ・ファウンデーションも、広大な芝生の敷地に美しい建物、社内にもアートが数多くある。
自治体においても、都市のアート化は競争力を向上させる、住人を定着させるなど、さまざまな効果が期待される。
学校において、子どもに想像力を育ませるような良い環境づくり
→多摩川アートラインプロジェクト。地域の学校を視野に入れている。




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