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日本の食をこんなに喜んで食べてもらえるのはうれしい─Momoka Japan「日本に来て1日目!初めて食べる日本食に感動が止まらない」

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YouTubeで発信される動画にはいろいろなものがありますが
勉強になるものもあれば、ただ眺めているだけでも素晴らしいものもあったり、
自分の関心に合わせていろいろな動画がオススメされます。


先日、偶然「Momoka Japan」というチャンネルの動画が出てきて、見ていました。

この動画は、オーストラリアから日本に遊びに来た若いカップルに
鰻屋でうな重をごちそうするというもので、
まあシンプルといえばシンプルなのですが、

外国から日本に来た方に、
日本の食を堪能してもらいその反応を動画にしているものです。


鰻を初めて食べたそのオーストラリアの方は、
最初は鰻のようなものを日本人は食べるのか、
と不審そうなまなざしでいたのですが、
うなぎの重箱を開けて口にしてからの反応がすばらしいものでした


日本人であれば鰻を食べるというのは当たり前で、
何か大事な日にはごちそうとして食べるものですが、

外国ではそんな文化はないようで、
そう考えると、確かに単なるぬるぬるした魚をこれだけの味にしたという、
わが国の先人の、食への工夫と努力に感謝したいなと思いました。

見ていて、ウナギを食べたくなりましたし、
そのほかにも日本の和食は、食材のすばらしさに加えて、
きめ細やかな工夫があることで、

世界各国から高い評価を得ており、
こういう動画も含めて、
日本食を世界に発信していきたいですね。


わが国には食をはじめとしてたくさんの強みがあり、
世界に評価されるものがあるということに誇りを持ちながら、

同時に日本に住みながら、
素晴らしい食があるということを忘れがちでもありますので、
もっと大切にしていきたいと思います。


すてきな動画ですので、
ぜひみなさんもご覧ください。



日本に来て1日目!初めて食べる日本食に感動が止まらない
⇒ https://youtu.be/RrQb2GP0rgg



伊勢雅臣さんのメルマガ「石原慎太郎 ~ 優しさが生んだ強さ」より

伊勢雅臣さんのメルマガ、
「国際派日本人養成講座」を愛読しています。

10年以上読んでいるでしょうか。

何度かこのメルマガでもご紹介をしたり、
御献本いただいた著書をご紹介してきました。

伊勢さんのメルマガに私をご紹介していただいたこともありました
ありがたいことです。


今日、このメルマガで書かれていた、
「石原慎太郎 ~ 優しさが生んだ強さ」を読んで、政治の世界には、

「優しさから生み出される強さ」

がなければならないと、あらためて感じましたので、
例によって伊勢さんのお許しをいただき、

メルマガ読者のみなさんに「全文引用」ご紹介したいと思います。


ぜひ伊勢さんのメルマガにつきましても、
下のリンクからご登録いただければと思います。

「国際派日本人養成講座」(伊勢雅臣)
⇒ http://blog.jog-net.jp/




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【「国際派日本人養成講座」引用ここから】


2022年02月13日

No.1254 石原慎太郎 ~ 優しさが生んだ強さ

 すでに人気作家の地位を築いていた石原氏が、なぜ政治の道に足を踏み入れたのか。

■転送歓迎■ R04.02.13 ■ 40,425 Copies ■ 7,723,168Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/


■1.強さと優しさと、どちらが本当の石原慎太郎氏なのか?

 石原慎太郎氏が逝去されました。石原氏の足跡で、強く心に残っていることが二つあります。

 一つは、2012年に尖閣列島を東京都が購入すると発表して、寄付金を募り、賛同する国民から10万件以上、15億円近い寄付を集めたこと。

 その2年前に中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりしたのを国民からひた隠しにし、なおかつその船長を釈放してしまう、という民主党政権の法も国際常識も、そして一国の体面も無視したやり方[JOG(701)]に比べて、石原氏の強いリーダーシップを感じました。同じように感じた人が多かったので、これだけの寄付が集まったのでしょう。

 もう一つは、東日本大震災で福島第1原発冷却のための放水作業を行って無事帰還した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員139名の面前で深々と頭を下げ、涙声で「本当にありがとうございました。この国の運命を決めてくださった」と語った姿です。[TOKYO MX]

 当時、隊員らに出動を命じた消防総監はこう証言しています。「知事は決して『やれ』とは命令しなかった。『本当に大丈夫か、できるならやってくれ。頼む』と。隊員への気遣いを感じた」[産経、R040201]

 この時には、菅直人氏にまつわる舞台裏も語られています。

__________
だが、実は石原氏は首相官邸からの隊派遣要請をいったん断っている。菅氏に隊員を預けると、どんな危険で無謀な任務を強いられるか分からないと判断していたのだった。

このときは結局、菅政権では物事を動かせないとの事務方の相談を受けた安倍晋三元首相が、石原氏の長男である自民党の石原伸晃幹事長(当時)を介して説得し、石原氏も最終的に派遣要請を受け入れた。[産経、R040203]
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 こういう点にも、石原氏の消防隊員たちを思う優しさを感じます。しかし、尖閣諸島を寄付金を募って東京都で買ってしまおうという強さと、隊員たちを心配する優しさとが、同じ人間のなかでどのように同居しているのか、が、もう一つ、ピンと来ませんでした。どちらが本当の石原氏なのか、と。


■2.「殺された若い警官に世間の同情が向かぬという風潮は狂っている」

『国家なる幻影 わが政治への反幻想』には、もう一つ、石原氏の優しさがよくわかるエピソードが語られていました。昭和44(1969)年の学園紛争の頃です。

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日大での騒動で殉職した西条という若い巡査部長は建物と建物の間のわずか五十センチの通路を走り抜ける時、五階の屋上から落とされた、花壇を壊して作った煉瓦のついたままの重さ十キロのコンクリートブロックを、躓(つまづ)いて倒れた部下を助け起こそうと盾を外してかがんだ頭に受けて亡くなった。

 その近くの教室の黒板には、石の礫(つぶて)を警官に命中させた者には煙草一本、怪我させた者には五本、殺した者には一箱と書いてあったそうな。

 ある記事でそれを読んだ私には、新婚間もなく幼い乳飲み子を残して殺された若い警官に世間の同情が向かぬという風潮は狂っているとしか思えなかった。そこで当時警視庁にいた友人の佐々淳行氏に諮って、仲間の志も集め私が代表して西条巡査部長のお宅を見舞い、残された未亡人と幼い遺児の写真を添えて週刊誌の『女性自身』のグラビアとして掲載してもらった。

 当然世間の耳目は遺族たちに集まり同情の声も高まり、それが他の機動隊員の励みにもなった。そしてそれが引き金にもなって民間企業の有志たちが醵金(きょきん)し合っての『機動隊を励ます会』が発足し今日まで続いている。[石原H13、1497]
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 10キロのコンクリートブロックを警官の頭上に落とす過激派学生の冷酷さは、「どんな危険で無謀な任務を強いられるか分からない」菅直人元首相の非情さと、根は一緒です。左翼思想が人間に対する思いやりを失わせる、というのは、世界の共産主義国で例外なく起こっている人民虐殺からも明らかです。

「新婚間もなく幼い乳飲み子を残して殺された若い警官に世間の同情が向かぬという風潮」も、それだけ世の中が左翼思想に染まっていたからでしょう。

国家なる幻影(上) わが政治への反回想 (文春文庫) - 石原 慎太郎
国家なる幻影(上) わが政治への反回想 (文春文庫) - 石原 慎太郎

■3.「働いている人間たちの努力を、国家のためなのだから使い捨てにしてもいい」!?

 このエピドードには、続きがあります。

__________
・・・ある時佐藤総理にそれら(伊勢注: 上記の警官へのお見舞い)の報告も兼ねて、見れば総理の代沢の私邸から官邸までの途中の淡島通り脇に、殉職した西条巡査部長の所属とは違うが第三機動隊の本部があるのだから、一度是非立ち寄って簡単でいいから国を代表して彼等を激励されてはどうかと献言してみた。

 前にも記したが総理は立ちどころにうなずいて、ついでに、「そんなことをなんで今まで誰もいってこなかったのだ」、むしろ急に不興そうだった。

 翌日すぐに佐藤総理は往路第三機動隊に立ち寄って隊員たちを激励感謝してくれた。すぐ後に佐々氏から電話が入り、
「あれはあなたからの献言と聞いたが、お陰で他の機動隊をももの凄く勇気づけました。心から感謝します」
 ということだった。[石原H13、1508]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 優しい心を持っているからこそ、こういう事も気がつくのでしょう。このエピソードを、石原氏は次の言葉で締めくくっています。

__________
 機動隊員に限らず働いている人間たちの努力を、国家のためなのだから使い捨てにしてもいいというような認識がもしあるとするなら、それにのっとったいかなる手段方法も人間として生きている国民のどんな共感を得ることもありはしまい。[石原H13、1518]
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「働いている人間たちの努力を、国家のためなのだから使い捨てにしてもいい」どころか、反革命分子は殺してもよいとするのが、左翼思想の非人間性です。人情に厚い石原氏は、そういう思想、風潮を「狂っているとしか思えなかった」のです。


■4.「自分の国家と民族の未来についての無関心さにショックを受けた」

 石原氏の政治家としての自伝とも言うべき『国家なる幻影』は、昭和41(1966)年当時、すでに「日本で一番高い原稿料を貰って流行作家」だった氏が、なぜ政治家の道に足を踏み入れたのたかを語るところから始まっています。

__________
 その年の暮れに、読売新聞からの依頼で、クリスマス休戦時のベトナムに取材に行くことになりました。「いずれにせよあの時あのベトナム行きの申し出を引き受けたことこそが、私にとってのことの始まりだった」[石原H13、68]
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 石原氏は、クリスマス休戦に入る前に、米軍のヘリで前線に出ました。まだ戦闘中で、石原氏の乗ったヘリも地上からの銃撃を受けましたが、無事でした。ヘリが目的地の町に近づくと、そこで思いがけない光景が見えてきました。

__________
鉄条網の張り巡らされた陣地のすぐ隣の小学校の庭で、女の先生の指揮で子供たちがバスケットボールに興じていた。ヘリの爆音に加えてすぐ脇からは殷々(いんいん)たる銃声が響いているのに、その一つ隣の校庭には一見平和で楽しい学園風景があるのだった。

 ヘリは子供たちの頭上をかすめるようにして舞い降りていったが、子供たちの誰も振り仰きもしなかった。・・・
ひとことにしていえばそれは、南ベトナムの大方の大衆国民のあの戦争に対する無関心さだった。[石原H13、125]
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 この無関心さは大衆国民だけでなく、迫り来る共産主義の非人間性を察知している知識人たちも共有していました。

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しかしそんな彼等の、何より大切なはずの自分の国家と民族の未来についての、もはや慨嘆を超えて強く装われた無関心さに私はショックを受けた。そしてこの国は近く間違いなく北側との戦いに敗れて共産化され、ベトナムとしては滅びるだろうと確信していた。[石原H13、266]
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 この確信は7年後の1973年、米軍の撤退により、現実のものとなりました。その結果、共産軍の支配を逃れようと、30万人とも言われるベトナム人がボートピープルとなって南シナ海に逃げ出し、その多くが海の藻屑となってしまいました。


■5.「自分の国家と民族の未来についての無関心さ」は他人事ではなかった

 石原氏がベトナム人に見た「自分の国家と民族の未来についての無関心さ」は他人事ではありませんでした。「私はそこに私の故国日本との強い類似を見た気がした」のです。

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日本の現況に明らかに存在はしている瑕瑾(かきん)を声高に咎(とが)めて止まない手合いの数がますます増えて行った時、さらに下手をすればこの国が案外にもろくも躓いてしまう可能性は決してないとはいえないかも知れない、という気がしてならなかった。[石原H13、266]
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 そう思って過去を振り返ると、石原氏には思い当たることが多々ありました。たとえば、1960年の安保改訂のおりです。

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日本の代表的な作家たちが構成している文芸家協会の総会だか理事会で、当時の理事長の丹羽文雄丹羽文雄氏がその日の協議案件がすべて終わってしまったので、
「世間もあのことでいろいろ騒がしいようですから、我々もついでにここで安保反対の決議をしておきますか」
 ともちかけ、出席していた尾崎士郎氏と林房雄氏に反論され提案の論拠も説明出来ずに恥をさらして引っこめたなどという滑稽譚が他にいくつもあった。[石原H13、345]
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 こういう経験を振り返ると、ベトナムのように日本が「案外にもろくも躓いてしまう可能性」が胸を占めていきました。そして石原氏はこう思ったのです。

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そんな心配をするのならばそれを防ぐ手だてを自ら何も尽くさずにいられるものなのか、と自分を問いつめるように私は思うようになっていったのだ。[石原H13、420]
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 これが、政治の世界に足を踏み入れたきっかけでした。


■6.子孫の運命への切実な情があるからこそ、卓越した戦略性も生み出されてくる

 日本人の「自分の国家と民族の未来についての無関心さ」の典型が、占領軍によって制定された日本国憲法をいつまでもそのまま抱いていた事だったでしょう。

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なぜこの国、そして日本人はここまでおかしくなってしまったか。それは根本的なこと、もっとも肝心な問題から目を逸らし続けてきたからです。
 その最たるものが、占領軍によって押し付けられた、醜い日本語で綴られた日本国憲法にほかならない。[石原H30、1362]
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「醜い日本語で綴られた日本国憲法」とは、こういうことです。

__________
例えば多くの問題を含む九条を導き出すための前文『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』という文言の「公正と信義に信頼して」の一行の助詞の『に』だがこれは日本語としての慣用からすればあくまで『を』でなくてはならず誰かに高額の金を貸す時に君に信頼して貸そうとは言わず君を信頼してのはずだろう。
さらに後段の『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ』云々の『から』なる助詞は『から』ではなしに慣用としては「恐怖『を』免かれ」のはずだが英語の原文の前置詞がfromとなっているために『から』とされたに違いない。[石原H30、2186]
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 憲法と言えば、一国を運営していくための国民が取り決めた政治の根基です。そして、その精神を述べたのが前文です。その前文が外国人に書かれた外国語の訳文として、おかしな文章になっている。これをほとんどの人が気がつかない、気づいても問題にしない。ということは、誰も憲法など、真剣に読んでおらず、信じてもいない、ということでしょう。


■7.日本の弱さは、子孫に対する切実な優しさがないから

 これこそ「自分の国家と民族の未来についての無関心さ」の現れです。こういう状態では、自国の戦争をアメリカ人任せにしてしまって滅びた南ベトナムと同様、「この国が案外にもろくも躓いてしまう可能性」も否定できません。

 自分たちの子孫に亡国の憂き目を見せてよいものか、という石原氏の優しさからくる切実な思いが、尖閣購入という捨て身のアイデアを生んだのでしょう。こう考えると、国民を切実に思う優しさがあるからこそ、行動面の強さも生み出されてくるのです。

 これをひっくり返すと、現在の対中外交などでの弱さは、我々自身の子孫への切実な優しさがないから、ということになります。我々の子孫に、ウイグルやチベットの人々の悲劇を味あわてはならない、という切実な思いこそ、現在の日本人に必要なものではないでしょうか。
(文責 伊勢雅臣)


■リンク■

・JOG(701)ある海上保安官の「報国」
「一人の日本人が日本のために、当たり前のことをやるだけ」と一色正春・海上保安官は尖閣ビデオ公開を決意した。
http://blog.jog-net.jp/201106/article_1.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

・TOKYO MX「東日本大震災 都知事、東京消防庁隊員らの活動たたえる」
https://youtu.be/J8stjJypbgI

・石原慎太郎『わが政治への反回想 国家なる幻影 上』★★、文春文庫(kindle版)、H13
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B00AEKDZRG/japanontheg01-22/

・石原慎太郎『日本よ、完全自立を』★★★、文春新書(kindle版)、H30
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B07JK8X1KW/japanontheg01-22/

・産経新聞、R040201「リーダーシップの裏の繊細さ、純粋さ 石原氏死去」
https://www.sankei.com/article/20220201-P4UYN6JZENJW3P7BC2DD2WMUIU/?428448

・産経新聞、R040203「福島苦しめる菅直人氏ら5元首相」
https://www.sankei.com/article/20220203-YGDSMWHHKJMIZGOSKQLSAILESU/?705276&KAKINMODAL=1


【「国際派日本人養成講座」引用ここまで】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




石原慎太郎が政治へ足を踏み入れたきっかけ。

私たちが、

「自分の国家と民族の未来について」

どれだけ強い思いを持てるか、
そして子孫にどれだけ思いをつなげることができるか、
常に真剣勝負でなければならないとあらためて感じました。


伊勢雅臣さんのメルマガは、
ぜひ多くの人に読んでもらいたいメルマガです。
ぜひごらんください。

「国際派日本人養成講座」(伊勢雅臣)
⇒ http://blog.jog-net.jp/

言葉には霊が宿っている

「言霊」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「言葉」ではなく「言霊」。
「霊」が宿っているわけです。

これはわが国独自の文化であり、
言葉には霊が宿っており、
その霊の持つ力が働いて、
言葉に表したことは現実になる。

そのような考え方です。


日本では古来、
言葉には力があると信じられていて、

良い言葉を発すれば良いことが起こり、
悪い言葉を発すれば悪いことが起こる。

そう言われてきました。


祝詞奏上などは絶対に間違えてはならず、
結婚式などで言ってはいけないとされる忌み言葉も、
言霊という考え方によるものですし、

私たちの生活の隅々に実は、
言霊という考え方が残っているんですね。


大和言葉では、

言うも「こと」ですし、
事も「こと」と読みます。

漢字は後から入ってきたので、
そう考えると両者ともに同じものだったと言えるでしょう。


言霊があると考えれば、
口癖が人の性格を決定づけるでしょうし、
そこから降りかかってくる事象も決まっていくことでしょう。

すてきなことばを使ったり、
プラスの言葉を投げかけ合えば、
幸せが訪れる、そうとも言えますね。


言葉遣いは大事です。


数年前から、YouTubeで「THE FIRST TAKE」というチャンネルがあり、
よく聴いているのですが、これは、
いま旬のアーティストが、「一発撮り」で歌うという動画です。

本当にすごい歌手から発せられる歌声に乗っている歌詞も、
胸を打つものがあるのは、言霊があるからなのだろうなと感じます。




いろんなアーティストが歌っていますが、
最近はMISIAの歌がすごかったです。


言葉や歌声からは素晴らしいものが、
私たちの心に届けられるものですが、

しかし一方で、人を傷つけたり、
人を呪うような言葉を使うことは、
やはりどんな状況に陥っても使わないようにしたいですね。


日頃から使う言葉が人生に跳ね返ってくると考えれば、
言葉というものが非常に大切なので、
しっかりと身につけていかなければいけないなとあらためて感じます。

日々、気をつけたいですね。


わが国の国語は奥が深いので、
言霊とともにしっかりと学んでいきたいと思います。

成人式となかなか縁のない私がオススメする動画

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私は20歳のとき、あまりよく覚えてはいないのですが、
浪人中であったこともあり、成人式には出席しませんでした。

いつ成人したのかもよく分からない感じでしたが、
おじさんから成人の祝電をいただいたことは覚えています。


一人前とは言えないかもしれませんが大人になり、
働くようになって、成人式の存在は、
この季節によくニュースで見たものですが、

政治家になっても成人式には招かれないので、
結局、この年になるまで、いまだに成人式は遠い存在です。


今年、成人年齢が18歳になるので、
私の娘も成人になることになります。

しかし仙台市では成人式は20歳に開催するということなので、
またもや実感はわかないですが、
月日の経つのは早いものだなということは感じるものです。



今年、20歳を迎える人口は120万人。

成人を迎えたみなさま、おめでとうございます。

希望に満ちた未来に、心よりお祝いを申し上げます。

次の時代をつくる皆様のさらなるご活躍に期待をせずにはいられません。



20年生きるということはとても素晴らしいことであると、
最近しみじみ感じますし、本当におめでたいことであるとあらためて感じます。

さらにその倍以上生きた自分は、本当にありがたいことです。


2040年の新成人は84万人と予測されており、
さらに人口減少が加速化していくわけですが、

それでも生れてから20年健やかに生きていくということは、
ありがたいことですね。


私自身は成人式とはなかなか縁のない人生ではありますが、
この成人式における動画は、
心を揺さぶられますし、やはり20歳になるということは、
おめでたい、ありがたいことなのだなとあらためて感じるところです。


静まる成人式 山田宏 杉並区長時代の「英霊の遺書」講演
259万回再生動画字幕付き

令和4年天皇陛下のご感想(新年に当たり)

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新年に当たり、毎年、
宮内庁から天皇陛下のご感想が発表されています。

毎年このご感想を読んでいますが、
今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、
一般参賀が中止となり、このご感想もビデオメッセージという形式となっています。


天皇陛下令和4年の新年のご感想です。
みなさんにシェアしたいと思います。

⇒ https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/90

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天皇陛下のご感想(新年に当たり)
天皇陛下のおことば
新年ビデオメッセージ(令和4年1月1日)


天皇陛下
新年おめでとうございます。


皇后陛下
おめでとうございます。


天皇陛下
今年も,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,
一般参賀で皆さんに直接お話をすることが残念ながらできません。
そこで,昨年と同じようにビデオで御挨拶をしようと思います。

この1年も新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい,
国の内外で多くの方が感染し,亡くなりました。
亡くなられた方々に,深く哀悼の意を表しますとともに,
大切な方を亡くされた多くの方々に,心からお見舞いを申し上げます。
また,これまで,献身的に治療に当たってこられた
医療従事者の皆さんの並々ならぬ御尽力に改めて敬意と感謝の意を表します。

我が国では,幸いにしてワクチン接種が行き渡ってきたことや,
国民の皆さんのたゆみない努力などにより,
新型コロナウイルスの感染者の数が一時に比べて大きく減少し,
随分と落ち着きを見せています。
また,新型コロナウイルス感染症により重症化する方や亡くなる方
確実に少なくなってきており,明るい兆しが見えてきたようにも思われます。
同時に,今,私たちは,オミクロン株という,新たな変異ウイルスの脅威にも直面しています。

海外に目を向けると,感染者数が増加している国も多く,
中には,ワクチンが手に入らなかったり,必要な治療が受けられない人々も大勢おり,
このような状況が早く改善することを願っています。

国内にあっては,この新型コロナウイルス感染症の影響により,
仕事を失ったり,苦しい生活状況に陥る方も多く,心が痛みます。
助けを必要としている方々のところに,
多くの温かい手が差し伸べられることを願ってやみません。

国民の皆さんのこれまでの御苦労もいかばかりかと思いますが,
今一度,私たち皆が,これまでの経験に学び,感染症の対策のための努力を続けつつ,
人と人とのつながりを一層大切にしながら,痛みを分かち合い,
支え合って,この困難な状況を乗り越えていくことを心から願っています。

そして,新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まり,
皆さんと再び直接お会いできる日が来ることを心待ちにしています

昨年は,東日本大震災の発生から10年を迎えた年でした。
人々のたゆみない努力により,一歩一歩復興が進んできていますが
その一方で,多くの方々が,困難な状況の中で今なお苦労を重ねておられることを案じています。
また,昨年も台風や大雨により,多くの方が被害に遭われ,
亡くなられたことに胸が痛みます。
これからも被災地の方々に心を寄せていきたいと思います。

私たちの前には,まだ様々な困難が横たわっていますが,そのような中にあって,
昨年夏に行われた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は,
選手や関係者の努力により,多くの人々に勇気と希望を与えるものとなったことと思います。

本年が,皆さんにとって,
明るい希望と夢を持って歩みを進めていくことのできる良い年となることを,
心から願っています。
新年に当たり,我が国,そして世界の人々の幸せと平和を祈ります


皇后陛下
昨年も,多くの方にとって御苦労の多い年だったのではないかと思います。
また,年の暮れからの寒波で大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
どうぞ皆様くれぐれもお体を大切にお過ごしいただきますように。

今年が,皆様にとって少しでも穏やかで,実り豊かな年となりますよう,
心からお祈りしております。

────────────────────────


令和の新しい御代も令和4年を迎えることになりました。

天皇皇后両陛下のご健康と
皇室の末永いご繁栄を心からお祈り申し上げます。



「令和3年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(R3/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2813.html

「令和2年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(R2/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2708.html

「天皇皇后両陛下のお歌(平成30年から)(平成31年1月1日発表)」(H31/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2575.html

「天皇皇后両陛下のお歌(平成29年から)(平成30年1月1日発表)」(H30/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2428.html

「天皇皇后両陛下のお歌(平成28年から)(平成29年1月1日発表)」(H29/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2265.html

「平成28年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(H28/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2056.html

「平成27年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(H27/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1661.html

「平成26年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(H26/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1282.html

「平成25年天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(H25/1/2)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-917.html

「天皇陛下のご感想(新年に当たり)」(H24/1/3)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-537.html


ご支援御礼(令和元年10月)

渡辺勝幸は令和元年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,273票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に二回目の当選を果たしました。今後ともふるさと宮城の復興完遂のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(令和元年10月27日執行・投票率28.18%)
当 渡辺勝幸    自民現  10,273
当 三浦奈名美   立民新 7,634
当 福島一恵    共産現 7,047
次 高橋克也    自民新 6,486

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【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,300日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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ご支援御礼(平成27年10月)

渡辺勝幸は平成27年10月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、10,041票という貴重な票をいただき、宮城県議会議員に初当選しました。今後ともふるさと宮城に強い経済をつくるために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(平成27年10月25日執行・投票率31.28%)
当 渡辺勝幸    自民新  10,041
当 福島かずえ   共産新 9,433
当 細川雄一    自民現 7,490
次 千葉あさこ   民主新 5,849

渡辺勝幸後援会事務所

渡辺勝幸後援会事務所
984-0816 仙台市若林区河原町1-7-29-101
TEL 022-398-6266 FAX 022-398-6269

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ご支援御礼

渡辺勝幸は平成23年11月に行われた宮城県議選に若林選挙区から立候補し、5,042票という貴重な票をいただきましたが、落選いたしました。残念な結果ではありましたが、今後ともふるさと宮城の復興のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮城県議選若林選挙区(平成23年11月13日執行・投票率34.65%)
当 細川雄一    自民現 7,728
当 本多祐一朗   社民現 6,536
当 千葉達     自民現 6,031
  福島かずえ   共産新 6,000
  渡辺勝幸    無新  5,042
  菊地ゆきお   み新 2,903
  小野寺かずたか 無新 978


120216 gaitorokuchonomeAkXOfoVCMAAmJYo 早朝街頭を続けています。平成24年1月撮影。

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このブログは、渡辺勝幸が3,300日以上毎日書いているメルマガ「日本一元気になるビジネスマガジン」の過去記事を中心に構成しています。メルマガでは、ブログに書けない話なども書いていますので関心のある方はぜひどうぞ。メルマガ登録はこちらから。

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【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。 9年以上、3,300日以上連続でメルマガを書いています。 政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、 意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。 1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。 失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。 著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。 起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。

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