つくる!宮城県議会議員渡辺勝幸のブログ【仙台市若林区】
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本日誕生日を迎え、46歳となりました!

2021年05月10日 00:03

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昭和50年5月10日に生まれた私は、
本日、誕生日、
46歳を迎えることができました。

生まれてから16,802日目です!


この世に生を受けたことに感謝し、
いままでの人生を振り返りながらも、

これからもよき人生となるよう、
さらに世のため人のために頑張っていきたいと思います。


いままで大きな病気もせず、
健康にここまで来ることができました。

また何度か死にかけたことはありましたが、
無事、46年間健康に生きてこられたことに感謝です。

だんだん健康であることのありがたさを
実感する年齢になってきました。

そしてうちの子供たちもしっかりしてきましたし、
人生後半戦に入ってきましたので、
「次の世代をつくる」ということも意識していかなければと思っています。



ちなみに六星占術でいうと、
私は水星の陰、今年は「停止」で、
大殺界の真ん中とのこと。

悪あがきしたくなるが、うまくいかない時期。
じっとしていることも大事という時期なのだとか。

占いなどはあまり信じない方ですが、
日々の戒めとして、こうしたものも、
自重するきっかけとしたいと思っています。

ちなみに私の前回の大殺界は
平成20年から22年で、
確かに大荒れの人生でした。

そして、東日本大震災のあった平成23年が「種子」。
物事を開始する時期でした。


実際はその後、落選期間の四年間を経たわけで、
震災後4年間も大殺界だったような気もしますが、

いずれにしても、
占いなどで厳しい知らせをいただいたら自重し反省し、
運気がよいと言われたら節制する、
そう考えるようにしています。

昨年からはじまる新型コロナウイルス感染症については、
全世界で大変な状況になり、

占いがいい人も悪い人も大変な年であったことと思いますが、
この三年間は自らを省みながら、
厳しいことがあっても耐えていきたいと思います。

目の前にある、やるべきことを、
一つ一つ、精一杯取り組んでいくしかありません。



いつも誕生日であるこの5月10日の前後は、
自分自身を変えていくための努力期間であるとして、
何かしら変化の時期ととらえています。

自分の誕生月だからというわけではありませんが、
私の地元仙台は一年のうち、
最もすてきな季節がこの5月だと思っています。

芽吹く緑がとてもいい季節です。


そして私は毎年、
誕生日を迎えたことに感謝しているのですが、

「生きているというだけで、
 決定的に誰かの役に立っている。」

そう考えるようにしています。


もし私がこの世からいなかったらどうなっているか。

私が単に生きているというただそれだけで
誰かの役に立っていると考えれば、

私がこの世にいなかっただけで、
誰かの人生が悲しいものになっていたり、
世のなかが暗くなっていると仮定できます。


これは私だけではなくどんな人でも、
すべての人が同様であり、

「生きているというだけで、
 決定的に誰かの役に立っているのだ」

と私は思うわけです。

どんな人であっても、その人生は、
誰かの人生に必ずよい影響を与えているんだと思う次第です。


いずれにしても私は今日をもって46歳、
50歳の大台が照準にはいってきましたが、

さらに一歩大人の男として、
この一年も頑張っていきたいと思います。



46歳で亡くなった有名人を調べてみると、


天智天皇、醍醐天皇、
スピノザ、月照、井伊直弼、
大村益次郎、山内容堂、二葉亭四迷、
ジョージ・オーウェル、ジョン・F・ケネディ、
三島由紀夫、引田天功(初代)、
江利チエミ、マーヴィン・ゲイ、たこ八郎



そうそうたる人物がたくさんいますが、
誰もが46年間、精一杯生きたのだと思います。

まだまだ天が与えた使命が私にあるのであれば、
引き続き全力で、46歳の一年も頑張っていきたいと思います。


この世に生を受けたことに心から感謝し、
そして46年間たくさんの人のお世話になりましたことにあらためて感謝し、
46歳らしい一年を過ごしたいと思います。

引き続きみなさまのご支援を賜りますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

代ゼミに通っていた自分の19歳を思い出す─英語富田、数学荻野など

2021年05月09日 14:49

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現在中学校のPTA会長をやって三年目ということもあり、
母校にしばしば行くことがあるわけですが、
懐かしの学び舎にも慣れてきて、
新たに中学生をやってもう一回思い出をつくっている感覚も出てくるものです。


また、私が卒業した高校も若林区内にありますので、
地元選挙区ということで身近にあり、
とてもありがたいなと思うところですが、

その後私は高校を卒業してから、
大学受験に失敗し浪人として一年間すごし、
代々木ゼミナール仙台校に通っていました。

履歴書に載らない一年間です。。。


場所は仙台駅東口、
今は東北福祉大学のキャンパスになってしまいましたが、
私の前後の世代は団塊ジュニアで人口ボリュームも大きかったこともあり、
たくさん予備校生がいました。
予備校全盛時代であったようにいまとなっては感じるところです。


時が過ぎ去り、私の上の子供も高3となりました。
早いものです。

自分が大学受験のときには、
高校時代応援団で熱中しすぎたことを取り返すべく、
高校3年、高校4年(代ゼミ)と、
受験勉強に多くの時間を費やしたことを思い出します。

今となってみれば、そのころ学んだことが
生きているものもあれば生きていないものもあるわけですが、

受験勉強に集中して取り組む姿勢というのは、
どんな仕事をするにあたっても大事なことではないかと、
40代になった今になって思うところです。


代ゼミ時代に教えていただいた講師陣には、
受験勉強だけでなくものの考え方の基礎のようなものを教わったなあと思います。

ただの予備校ではなく、受験テクニックを教わるだけではなく、
生き方の基本を、先生方の生き様を通じて、垣間見たんでしょう。


偶然、ネットでそのころ代ゼミ仙台校で数学を教わっていた、
荻野暢也先生の動画を見て、
「ああ、こんな感じだった!」となつかしく。


【代ゼミ講師】突然生徒をロックオンしてキレ散らかすww
これをどう感じるかは人それぞれww
⇒ http://jp.bogkbn.top/watch_d1FTaGhmcGthM3g5NktEV1V6OUFEdz09


いまは問題になってしまうので
このようなことはなかなかないのかもしれませんが、
約30年前は緊張感をもって予習して、
荻野先生の講義に出ていた記憶があります。


こうなってくると懐かしくなって、
ネットを探索すると現在の講義や先生のブログなども発見。

いまの荻野先生は還暦手前の御年齢ということで、
計算すればそりゃそうだとなるのですが、
あのときのパワーあふれる講義は今の私の年齢よりも十歳以上若いと知り、
当たり前ながら不思議な感覚に襲われました。


英語については、
木原太郎先生や西谷昇二先生の講義を受けていましたが、
その後の考え方に影響を受けたのは富田一彦先生の英語でした。

いまも講師をやっている先生方については、
代ゼミサテラインチャンネルで、講義の動画を見ることができます
久しぶりに富田先生の英語読解を学びました。

そして浪人生向けの毎年最終講義の話も録音していた方がいるようです。


富田一彦 最終講義での言葉:1年間よく頑張った!人生に意味はない
⇒ https://youtu.be/xPhN8zGn5Go


19歳のころを思い出しよく考えてみれば、
一年間の浪人生活で学んだことが基礎となり、
よく振り返ってみればこのおかげで、
30代になっての浪人生活も乗り越えられたのかもしれません。


荻野先生、富田先生はじめ代ゼミの講師の先生方は、
人生に影響を与えてくださった先生だと思いますし、
おかげで思考の土台を学び取ることができたことに感謝したいと思います。


もちろん大学にストレートで行けたら一番よかったのですが、
この浪人一年間は、私の人生の土台を組み立てる大きな一年であったと、
40代になってあらためて感じた次第です。

ありがとうございました。



※画像は平成7年3月2日の河北新報朝刊より

つくる仙台オンライン創業スクール、第1期第1講オンラインセミナーを開催しました!

2021年05月06日 23:28

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4月25日、Zoomウェビナー方式で、
つくる仙台オンライン創業スクール第1期第1講オンラインセミナーを開催しました。

第1回目のオンラインセミナーは、

「起業に必要なものは何か?起業家体験談を聞こう」

ということで、私渡辺のお話と、
株式会社IDENTITY代表取締役の野地数正さんに講演をいただきました。

オンラインで起業家・起業志望者に積極的にご参加いただき、
ありがとうございました。

終了後は、Zoomミーティング方式で、
野地さんを交えて積極的な質疑応答もあり、
起業に向けた具体的な意見交換をしたところです。

野地さんの起業以前のお話から、家事代行事業立ち上げの過程、
そして最近新たに、
施設ではなく「生涯在宅」で人生を楽しむ方のための
新たな事業を立ち上げているというお話もいただきました。

訪問介護の在り方、そして社会や公益について考えたビジネスモデルを実践し、
起業家として常に挑戦し続けている姿を感じたところです。


生涯在宅コンシェルジュ「フリケア」
⇒ https://free-care.jp/



以下、参加者の感想を取り上げます。
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【Aさんの感想】

実際に起業されている方(IDENTITY:野地さん)のお話を聞くことで
起業する背景などをリアルにうかがうことや、
当時のお気持ちなどを伺うことができ、
タイミングと志が重なったときの「決断」が重要であることを感じました。
我々も一定程度の決断は日々行っているのでしょうが、
組織にいると他責になりがちな部分や、全体での意思決定の機会も多く、
今後は改めて個人での身近な決断を意識して考えてみるようにます

【Bさんの感想】

お2人の起業家の方の、講義を続けて拝聴出来る企画は、
共通点に加え、違う視点が学べるのはとても良かったです。
また講義終了後に、ZOOMミーティングで直接質問出来る点も、理解が深まりました。
ありがとうございます。次回以降も、宜しくお願い致します。

【Cさんの感想】

野地さんが丁寧に質疑応答に応えていただき、
本気で10年向き合ってきた起業家だからこそ言える回答をいただき、非常にクリアになりました。
こんな素晴らしいアドバイスをほとんど無料でいただけたのはお得というどころではありません。

【Dさんの感想】

野地先生が一見ニッチな分野で事業を拡大させているお話を聞いて
お客さまや社会のニーズをきちんと把握していることが分かりました。
野地先生がお客さまに対して誠実であるからこそ、
こうしたニーズに応えていけることも分かりました。
大変勉強になるお話を聞かせていただき、有難うございました。

【Eさんの感想】

起業家の考え方と、起業家ではない人の考え方の違いを意識して聞いていました。
最初の印象としては、「何のために事業をやるのか」という志は大切だと感じて聞いていたのですが、
実は、それは最初から論理的に出来上がっているのではなく、
「まず動き出してしまった」というところに起業家の特徴があるのではないかと思いました。
特に野地先生の講義からは、その行動力を社会的な使命と結び付け
バージョンアップしていく姿を感じました。

【Fさんの感想】

やりたいことの社会的意義を問い直したいと思いました。
「利」と「理」だけではない企業の根源を持ちたいと思います。



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【ご案内】令和3年4月より
「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」を本格開講します

株式会社つくる仙台は、令和3年4月より

「起業集団つくる仙台オンライン創業スクール」

を本格開講します。

会社設立、
お店の開業、
副業、
地域団体の立ち上げ、
NPO等社会活動の起業など、
近い将来事業を立ち上げたいという方のための学びの場、交流の場
オンライン上で構築していきます。

過去に中小企業庁からの委託を受け創業スクールを実施していた
ノウハウ、そこから巣立ち活躍している起業家の先輩の力もいただきながら、
起業のコミュニティを活性化させていきたいと考えています。

未来の起業家のみなさんとの出会いを楽しみにしています。


【こんな人は、ぜひつくる仙台のオンライン創業スクールにご参加ください】

●一年後に起業することを決めている
●いずれ起業したいと考えているので、経営の基礎を学びたい
●起業直後だけれどもう一度基礎を学びたい(創業後3期目まで)
●起業に関心があるが、何から始めればよいかわからない
●会社設立を考えている
●お店の開業を考えている
●副業としてネットでちいさな事業を立ち上げたい
●地域団体やイベントを立ち上げたい
●NPO等社会活動の起業を考えている

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【第1期第2講以降のカリキュラム予定】

第2講     5月23日(日)        経営理念と事業計画をつくる(会社設立・開業までの流れ、法務、届出等)
第3講     6月      売上をどのようにつくるか(マーケティング・集客の基礎知識)
第4講     7月      会計の基礎を身につける。営業・販売戦略をつくる。
第5講     8月      会社のファイナンス(財務計画)をつくる(融資計画・資金繰りなど金融機関との付き合い方)
第6講     9月      ビジネスは問題から生まれるー問題把握、現状分析と客観視
第7講     10月     受講生がつくる事業計画の個別相談【グループコンサル形式】
第8講     11月     どの会社にも必ず起業家がいるー起業家の歴史
第9講     12月     値決めは経営・ビジネスの基礎、人事管理ー起業がうまくいくチームは『桃太郎』
第10講    令和4年1月  公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)
第11講    令和4年2月  プレゼンを学ぶ
第12講    令和4年3月  ビジネスプランプレゼンテーションー受講生がつくる事業計画の発表会【グループコンサル形式】

──────────────────────

●講義はすべてオンライン、Zoomウェビナー方式で行われます
終了後の質疑応答・グループコンサルはZoomミーティング方式です。

●講義に参加することができない場合には、期間限定で動画で視聴することが可能です。

●スクール受講生は、メンバー限定のFacebookグループに入っていただき、
連絡・告知・情報交換等をしていただきます。

●このほか不定期に、つくる仙台創業スクール卒業生を中心とする
起業家のセミナーや懇親の場をオンラインでお届けしますのでぜひご参加ください。

●一年を通して、ご自身の事業計画を磨き上げ、
実際に起業することが第一の目標です。

●このオンライン創業スクールでは、会社設立、お店の開業、副業
地域団体の立ち上げ、NPO等社会活動の起業など様々なニーズにお応えすることが可能です。



GWに読むオススメの本その3(終)ー令和3年版

2021年05月04日 23:59

ゴールデンウィーク、
みなさんはどのように過ごされていますでしょうか。

今年はこのコロナ対応により、ステイホーム、
本を読みたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コロナ収束後に動くための準備として、
読書をし、自分の糧をつくっておくことは大事なことと思います。



このメルマガでは毎年恒例のことですが、

お休みの合間に私渡辺が読んでみようかなと思っている本、
積ん読になっている本、すでに読んでいる本、
そして周囲からおすすめされている本を、
複数回にわたってお伝えしています。

この中から早速Amazonや近所の書店などで購入していただき
この時期に英知を養っていただければ幸いです。





【1、林真理子著『小説8050』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4103631112/cuccakatsu-22/ref=nosim

ベストセラーとなっているこの小説。

タイトルになっている「8050」とは、
50代になったひきこもりの子供を年金生活者の80代の親が面倒を見ているという社会現象を指しています。

この小説は8050になるちょっと前の世代を描いていますが、
本質は変わりません。

政治が取り組まなければならない課題ではありますが、
家族の実態を調査することは難しいこともあり、
今後力を入れていかなければならないテーマであると思っています

ひきこもりから社会へどう入っていくべきか、
タイムラグがあった後にどのように雇用システムを構築していくか

小説ではありますが、
まさにこの時代を描いているテーマであり、
そして解決していかなければならないテーマでもあります。


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【引用ここから】

一気読み必至のストーリーに、各界から絶賛コメント続々

三浦友和さん(俳優)
「息子や妻を本当に理解できているのか?自分を重ねてのめり込んだ」
大島美幸さん(森三中)
「ただただ苦しい。自分の中学時代とリンクし、記憶が蘇る。悔し涙が止まらない」
尾木直樹さん(尾木ママ/教育評論家)
「強烈な写実(リアル)に心震え、希望に涙。林文学の真骨頂!」
このままでは我が子を手にかけ、自分も死ぬしかない──。
従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、七年間も部屋に引きこもったままなのだ。夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊される──。
「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。

出版社からのコメント
「週刊新潮」連載時から話題沸騰!
「はたから見れば恵まれていても、実は問題だらけ──。これぞ、家族の『ニュー・ノーマル』」(40代・女性)
「主人公である父親の悔恨に胸を打たれ、10年ぶりに息子に謝ることが出来ました」(60代・男性)
「わが家も、『まだ間に合う』かもしれない」(50代・男性)
「ラストの息子のセリフに感動。自分の子供と重なって、ぬぐってもぬぐっても涙が止まりませんでした。真理子先生、ありがとう! 」(50代女性)

【引用ここまで】
────────────────────────────────────





【2、宮崎栄一著『決算書から「経営の打ち手」がわかる本
 会社が「利益体質」に変わる数字の読み方・使い方』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4534058438/cuccakatsu-22/ref=nosim

ここ数年、決算書の読み込みに力を入れていたこともあり、
この種の本を何十冊と読んでいます。

内容は基本的なことがほとんどなので共通する部分も多いのですが
やはりそれぞれの著者の経験もあり、
この本ならではの情報というものがあり、
数年たってあのときのことか!と思い返したりもするので、
やはり決算書から見えてくるものはたくさんあるなと感じるところです。


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【引用ここから】

会社の損益や資金の状態を把握する、数字の読み方はもちろん、
「儲けの構造」や「儲けた利益がどこに消えたか」、また「財務体質」などがわかる。
そして「現状の把握」だけなく、「未来」をシミュレートして
企業戦略の策定や分析にも活用できる数字の使い方までカバーします。
月次決算書から「どこに手を打てば利益が出るか」?が見えてくる
経営会議に参加する経営者、幹部、経理、会計士・税理士、必読の1冊

出版社からのコメント
◎経営会議に参加する経営者、幹部、経理、会計士・税理士必読の1冊


◎数字が苦手な経営者も、
これで月次決算書から「どこに手を打てば利益が出るか」が見えてくる

会計士や税理士は顧問先の経営会議に出ると、その会社のさまざまな問題を目の当たりにします。
しかし、一般的な「制度会計の決算書」は非常にわかりにくく、
数字のプロである会計士や税理士でも、経営者に「うちの経営状況はどうなっていますか?」
と聞かれると説明しにくいと言います。
そこで本書の著者は、過去の成績表として扱われがちな決算書を、
未来の打ち手を見出すために、図や表を使って、ポイントを浮き彫りにしていくメソッドを編み出しました。
それが本書で紹介する「未来デザイン決算書」です。

「会社の損益」や「資金の状態」を把握するための数字の読み方はもちろん、
従来の月次決算書の数字を並べ替えるだけで
「儲けの構造」「資金繰り」「財務体質」「儲けた利益がどこに消えたか」などもわかります。 

経営安全率、労働分配率、損益分岐点売上高……など、
当たり前が当たり前でなくなった今だからこそ、
どんな時代でも重要な数字もチェックできます。

そして次のような内容をはじめ、

・経営会議は「問題発見」のためのもの
・「黒字が続く会社」と「赤字が続く会社」のたった1つの違い
・損益計算書から3つの数字を拾うだけで「儲けの構造」がわかる
・小さな会社だからできる「資金繰り」と「お金の残し方」
・「節税するとお金が増える」は大間違い

「現状の把握」だけなく、「未来」をシミュレートして
企業戦略の策定や分析にも活用できる数字の使い方までカバーできます。

数字が苦手な経営者も、月次決算書から「どこに手を打てば利益が出るか?」が見えてきます。
経営会議に参加する経営者、幹部、経理、会計士・税理士、必読の1冊です。

著者について
宮崎 栄一(みやざき えいいち)
公認会計士宮崎会計事務所所長。税理士法人創明コンサルティング・ブレイン代表社員会長。
株式会社創明コンサルティング・ブレイン代表取締役。一般社団法人未来会計マスター協会代表理事。
1968年岡山市生まれ。中央大学3年次に、当時最年少で公認会計士2次試験に合格。
監査法人トーマツで10年間、上場企業監査、株式上場支援の経験を積む。
1998年宮崎会計事務所を開業。社会福祉法人会計基準に精通し「社福経営サポートクラブ」を主宰するほか、
合同会社Trust&Wealth Consulting代表社員として「顧客資産の最適化と最大化」にも取り組む。
著書に『未来決算書で会社は儲かる!』(こう書房 ※現在はオンデマンド版のみ)がある。


【引用ここまで】
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【3、リチャード・J・サミュエルズ著、小谷賢訳
『特務(スペシャル・デューティー) 日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史』
 (日本経済新聞出版) 】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B08QTVDDX1/cuccakatsu-22/ref=nosim

今後、米中関係が厳しい時代になっていくことは間違いない、
そんななかでインテリジェンスの分野は、
政治家が果たす役割は大きいものがあります。

本書に指摘されるように、
縦割り主義の弊害が国益を損ない、
ただでさえ厳しい国際情勢の中で、
わが国のプレゼンスに影響を及ぼすような事態になっては、
歴史は繰り返されるという言葉では済まされないのではないかと思うところです。


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【引用ここから】

●日本は日米同盟を深化させ、「ファイブ・アイズ」加盟への道を進むのか。
●「自主防衛」を選び、インテリジェンス・コミュニティを完全に再構築するのか。
●あるいは中国との協調関係を選び、中国が反対するレーダーシステムや衛星の導入を抑制し、
米国よりも中国と情報協力するのか。
* * *
冷戦終結後、日本の安全保障戦略家たちは日本のインテリジェンス改革に取りかかり、
日本の安保組織を再構築しはじめた。
第二次世界大戦の完全な敗北、アメリカへの服従、国民の軍部不信といった
戦後日本のインテリジェンス・コミュニティへの足枷が、
どのようにして「新しい世界秩序」のなかで外され、
2013年の特定秘密保護法と国家安全保障会議(NSC)創設に至ったのか。
戦前から現在まで、日本の100年におよぶインテリジェンス・コミュニティの歴史を、
インテリジェンスの6要素──収集、分析、伝達、保全、秘密工作、監視──に焦点を合わせて考察する。
そして直近の改革が日本の安全保障にどのような結果をもたらし得るのか、
過去の改革がどのような帰結だったのかを明らかにしていく。

内容(「BOOK」データベースより)
日米同盟を深化させ、「ファイブ・アイズ」加盟へ突き進むのか。
「自主防衛」を選び、インテリジェンス・コミュニティを完全に再構築するのか。
中国との協調関係を選び、中国が反対するレーダーシステムや衛星の導入を抑制し、
米国よりも中国と情報協力するのか。
明治から敗戦までの拡張期、冷戦時代のアメリカ従属期、冷戦後の再構築期という
日本の100年におよぶインテリジェンス・コミュニティの歴史を
インテリジェンスの6要素(収集、分析、伝達、保全、秘密工作、監視)に焦点を合わせて考察。
過去の改革の帰結を振り返り、直近の改革が日本の安全保障にどのような結果をもたらし得るのかを明らかにする。
 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サミュエルズ,リチャード・J.
マサチューセッツ工科大学(MIT)フォードインターナショナル教授、
MIT国際研究センター所長、MIT‐日本プログラム所長。
1980年MIT政治学部より博士号を取得。同学産業連携プログラム学部顧問、政治学部準教授などを経て、
89年政治学部副部長、92年政治学部学部長。
81年よりMIT‐日本プログラム創設所長、92年よりMIT政治学・フォードインターナショナル教授、
2000年よりMIT国際研究センター所長、2001年~2008年、日米友好基金理事長。
2011年、旭日重光章受章。1988年に第4回大平正芳記念賞を受賞したほか、
著書に対してアメリカ政治学会、アジア研究協会、アメリカ大学出版協会などから図書賞を贈られている

小谷/賢
日本大学危機管理学部教授。1973年京都府生まれ。
立命館大学国際関係学部卒業後、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院戦争学研究科修士課程修了。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。
2004年から防衛庁(現・防衛省)防衛研究所戦史部教官。
英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官、
防衛大学校兼任講師などを経て2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

【引用ここまで】
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【4、ギュスターヴ・ル・ボン著、桜井成夫訳
『群衆心理 (講談社学術文庫) 』】
⇒ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4822289931/cuccakatsu-22/ref=nosim

学生時代にフランク・キャプラ監督の映画を研究したことがありました。
戦前は戦意高揚映画、戦後はコメディを中心に撮影した監督でしたが、
「群衆」という映画も撮影しています。

これは1941年制作のアメリカ映画で、
民主主義とは何か、「群衆」はどのように動くのか、
考えさせられた記憶があります。

現在、民主主義社会が最良の政治体制であると私は思っていますが
中国や北朝鮮など一党独裁体制の政治からは、
民主主義の弊害、失敗を指摘されています。

民主主義の中心である「群衆」とは、どのようなものか。
19世紀も21世紀も変わらぬものがあるとしたら、
それは何か。

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【引用ここから】

民主主義が進展し、「群衆」が歴史をうごかす時代となった19世紀末、
フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、
心理学の視点に立って群衆の心理を解明しようと試みた。

フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群衆心理」の特徴とその功罪を鋭く分析し、
付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発した。
今日の社会心理学の研究発展への道を開いた古典的名著である。

内容(「BOOK」データベースより)
民主主義が進展し、「群集」が歴史をうごかす時代となった十九世紀末、
フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、
心理学の視点に立って群集の心理を解明しようと試みた。
フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群集心理」の特徴とその功罪を鋭く分析、
付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発した。
今日の社会心理学研究発展への道を開いた古典的名著。

著者について
【ギュスターヴ・ル・ボン】
1841~1931。フランスの社会心理学者。
医学を修めた後、心理学や人類学、物理学など学問的関心は多方面に及ぶ。
群集心理を論じ、社会心理学の道を開く。
主な著書に『印度の文明』『物理の進化』『民族進化の心理法則』『フランス大革命と革命の心理』など多数ある。

【櫻井成夫】
1907年東京生まれ。早稲田大学仏文科卒業。元早稲田大学教授。主な訳書に『孤独』(エストニエ)『若き日の夢』(ラマルチーヌ)『フローベル初期作品集』などがある。1993年2月没。

【引用ここまで】
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おもしろそうな本がいっぱいあります。

オススメの本がありましたら、
ぜひみなさん教えてください。


憲法改正がなぜ必要と考えるかー緊急事態条項について

2021年05月03日 16:40

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今日は5月3日、憲法記念日です。

毎年、憲法改正に賛成、反対の議論がこの日交わされるわけですが
今年も昨年来の新型コロナウイルス感染症との闘い最優先、
というまさに「緊急事態」の状況です。


さて、3月9日から4月15日に読売新聞社が実施した、
全国の有権者3000人を対象とした世論調査では、

憲法を「改正する方がよい」は56%となり、
前回昨年3~4月調査の49%から上昇、
郵送方式となった15年以降で最高となりました。

「改正しない方がよい」は、前回から8ポイント低下の40%。
近年は憲法改正賛成派と反対派が5割前後で拮抗していましたが、
今回は差が16ポイントに広がりました。


そして、大災害や感染症の拡大など緊急事態における
政府の責務や権限のあり方について、
憲法を改正して条文に明記することを支持する人も59%と半数超え。

憲法を改正せず「個別の法律で対応する」は37%。

新型コロナウイルスの感染拡大で、
政府が緊急事態により強い権限で対応できるよう、
憲法改正が必要だという意識が高まっている、
との数字が出ています。


さらには、中国公船が沖縄県の尖閣諸島沖で領海侵入を繰り返していることを、
日本の安全保障上の脅威だと「感じる」は、

「大いに」66%と「多少は」29%を合わせて95%に達しました。

これは想像以上に大きい数字ですし、
新聞やテレビの報道とは違う印象がここにあるように感じます。

中国への警戒感は、
私だけでなく多くの国民が感じているのですね。


そして、施行から5年たった「安全保障関連法」を、
「評価する」も53%(前回46%)に上昇し、
「評価しない」の41%(同50%)と逆転しました。


平成27年の宮城県議選のときには、
この法律制定に反対する方々から、厳しい言葉を投げかけられたり
街頭でも突然罵声を浴びせられたりしたものですが、
5年たって「評価する」が上昇していることに感慨深いものがあります。


また、毎日新聞の最新の世論調査においても、
憲法改正について「賛成」が48%と「反対」の31%を上回ったとのことです。

そして9条を改正して自衛隊の存在を明記することに
「賛成」は51%で「反対」の30%を上回ったということで、
世論の大きな変化を感じます。



憲法の規定する緊急事態については、
昨年来、世界各国においても新型コロナウイルス感染症の拡大を
国家の危機と受け止め、ロックダウンなど強権を発動しています。

スペインやイタリアはじめ多くの国々で、
憲法に基づく非常事態を宣言し、
国民の外出や経済活動を制限しました。


しかしわが国においては憲法で「緊急事態」が定められていません

ちなみに1990年以降、憲法を新たに制定した国は、
世界で104カ国あるそうなのですが、

「それらの国はすべて緊急事態条項を定めている」

そうです。

国によっては時代の変化に合わせて、
緊急事態の対象をテロや自然災害に広げる改正もなされています。


憲法を守る。
国家権力を縛るための立憲主義。

それぞれなるほどと思う主張ですが、
日本国憲法96条には改正の条文があります。

憲法を守るという主張する方の中には、
改正を考えることだけで戦争への道、と主張される方がいますし、
私もこのように罵声をよく浴びせられますが、

改正することを悪とするのではなく、
どう改正するのか、中身の議論をするべきだと思います。

法律の改正で一字一句もしてはいけないとなったら大変なことになるわけですが、
憲法は一字一句も改正せず74年。

数多くの弊害が出ているにもかかわらず、
国会の憲法調査会は開催することすらできない開店休業状態が続いていました。

ちなみに平和条項を憲法に書いている国は、
世界で164か国あるそうで、
いわゆる「憲法9条」は、日本だけのものでは決してありません。



そしてついに新型コロナウイルス感染症で、
その弊害は大きくあらわれたと感じます。


感染症対策も含めた緊急事態を想定するためには、
制度上の事前準備が必要です。

「おそれがある」ことを憲法だけではなく法律に書くことを
反対する国会議員が多くいたために、
事前準備が不十分であったことは否定できません。

「おそれがある」ことを想定することを否定してきた方ほど、
「コロナに乗じて」云々と発言されていますが、
想定することを制度として取り入れなければ対策が後手に回ってしまうのです。



このコロナ禍においては、国民投票を考えると、
憲法改正の活動はなかなか難しい状況ではありますが、

しかしやはりことが起こってから法律で対処するというのではなく
事前に起こりうる想定をしておくことが重要だと思うところです。


平成26年に私が記しました、

「憲法改正がなぜ必要なのか、緊急事態条項について」。

7年前の記事になりますが、
あらためてご覧いただければと思います。




─────────────────────────
【以下再録】

憲法改正の議論が今年は活発化するのではないかと思っています。

私渡辺は、改正すべきと思っているのですが、
なぜ日本国憲法を改正すべきか、

何回かにわたって掘り下げていきたいと思います。



私が憲法改正が必要と考える理由はいくつかありますが、
その一つとして前回、

「大規模災害のような緊急事態に対処できない」

から、ということを書きました。。


今回は、


なぜ緊急事態(法学的に言えば「国家緊急権」)が日本国憲法にはないのか?

諸外国の憲法に緊急事態はどのように規定されているのか?


について簡単に書いていきたいと思います。


緊急事態、すなわち法学的にいう「国家緊急権」とは、

「緊急事態において、国家が、
 平常時とは異なる権力行使を行う権限」

とされています。



【なぜ緊急事態(法学的に言えば「国家緊急権」)が日本国憲法にはないのか?】

日本国憲法は、明治憲法とは異なり、
国家緊急権に関する規定を置いていません。



それはなぜなのか?


昭和21年に開かれた第90回帝国議会において、
若干の審議がなされています。

当時の金森国務大臣による政府答弁では、

1 行政権の自由判断の余地をできるだけ少なくするため、
憲法に緊急権規定を置かない

しかし、
2 非常事態においては、国民の基本的権利は、
公共の福祉の枠内でのみ保障され、それが妥当かどうかは、最高裁判所が決定する

と考えていたようです。


そしてなぜ緊急権が現行憲法にないのかは、
憲法学者の学説の議論もさかんです。

学説の議論は次回に紹介したいと思います。




【諸外国の憲法に緊急事態はどのように規定されているのか?】


日本国憲法にはない、「緊急事態」。
諸外国ではどうなっているのでしょうか?

見ていきたいと思います。


(1)イギリス

イギリスでは、憲法上、国家緊急権に関する制度はありません。
もともと、イギリスには成文憲法典がないわけです。

しかしイギリスでは、古くから、

「マーシャル・ローの法理」

というものがありました。

これは、どういうものかというと、

政府は、非常事態が発生した場合、
平常時においては違法として許されないような非常手段(違法の権力行使)をもって
対処することが許容され、

その違法措置は、
事後に、議会の免責法により合法化されうる、

というものです。

1914年の国土防衛法、
1920年の国家緊急権法は、
1964年緊急権法によって改正され、現在も効力を有しています


(2)アメリカ

アメリカ合衆国憲法にも、
国家緊急権に関する明示的な規定はありません。

イギリスとアメリカは似ていますね。

しかしアメリカもイギリスと同じように、
実際のところはちがいます。

実際には、アメリカ大統領は、
国家的な危機の際、各々緊急事態への対応について
主導的な役割を果たしてきたという伝統があります。

こうした大統領が有する権限の憲法上の根拠としては、

執行権が大統領に帰属すること、
大統領が軍の総指揮官であること、
大統領が法の忠実な執行に留意すること

があります。

非常事態に対処するために大統領がとる具体的措置としては、

アメリカでもまた、マーシャル・ローのほか、

大統領独自の裁量による緊急権の行使があります。

南北戦争時、リンカーン大統領が、
議会閉会中に、州兵の招集、歳出予算によらない国庫からの支出、
人身保護令状の発給停止を行ったこと等がありました。

第一次大戦以降は、危機に際して、大統領は、
国家緊急事態宣言を布告するという手続をとるようになります。

第二次世界大戦後は、1970年代のベトナム戦争やウォーターゲート事件を背景にして、
大統領権限を抑制する動きが本格化し、

米国軍隊を海外の戦争に投入するための手続法としての戦争権限法(1973年)や
国家緊急事態の宣言に関する手続法としての国家緊急事態法(1976年)が制定されています。



英米では、憲法に明文規定がないものの、
実質的には国家緊急権が確立しており、
法律による規定がなされているようです。



(3)フランス

フランスにおける本格的な国家緊急権制度は、

1814年の憲章第14条

で、国王は「法律の執行及び国家の安全のために、必要な規則又は命令を発する」と規定し、
国王が国家の安全のために緊急命令を発しうるとしたことに始まります。



(4)ドイツ

ドイツにおける国家緊急権は、
プロイセン憲法第111条に基づく、
1851年の戒厳に関する法律があります。

そして1919年に制定されたワイマール憲法においての規定が、
国家緊急権史上最も問題性をはらむ規定とされたものでした。

それはすなわち第48条で、

公共の安全・秩序に重大な障害が生じた、
又は「その虞があるとき」、

大統領は、必要な場合には、武力兵力を用いて緊急措置をとることができ、
同時に、この目的のために、人身の自由、住居の不可侵、信書・郵便・電信電話の秘密、意見表明の自由
等の7か条の基本権の全部又は一部を一時的に停止しうるとするもの。

この規定は、ワイマール共和国下の不断の社会的不安の中で乱用され、
ナチスの支配に道を開くこととなったとされています。


しかしそのドイツでも、
現在緊急権制度は規定されています。

その大部分は1968年の第17次基本法改正により導入されたもの。

この制度の特徴は、ワイマール憲法時代の反省に立って、

緊急命令の乱用によって政府の独裁を許さないよう、
いかなる事態においても、政府の措置を立法・司法のコントロールの下に置くようにしたこと、

また、緊急事態の程度と性格に応じて、防衛事態、緊迫事態、同意事態及び同盟事態等に区分し、
段階的な対処方法を規定していることとされています。



ドイツやフランスは、
憲法上に緊急権を明記しているわけですね。



(5)大韓民国

韓国にも緊急事態は憲法上の規定として明示されています。

想定されている事態としては「戒厳」で、

これは戦時、事変またはこれに準ずる国家非常事態に際し、
兵力をもって軍事上の必要に応じ、又は公共の安寧秩序を維持する必要があるとき

とされています。

この宣言は、閣議を経て大統領による戒厳の宣布によってなされ、
遅滞なく国会へ通告することとされています。



(6)中国

中国では、
2004年の憲法改正により緊急事態の規定が憲法に設けられ、

突発事件への各級政府の対応を定めた「突発事件対応法」が、
2007年に制定、施行されました。





そして最後に現在の緊急権の潮流ですが、
1990年から一昨年(2012年)までに憲法を新たに制定した国が100カ国あるそうなのですが、

それらの国は「すべて」緊急事態条項を定めているそうです。


つまり憲法上、国家には必ずおくべき条項であると
ほとんどの国々が考えているということができるのではないでしょうか。



次回以降は、


日本の憲法学者の「緊急事態」に対する学説の議論はどうなっているのか?

各政党は「緊急事態」についてどのように考えているのか?


これらを紹介していきたいと思います。



(第1223号 平成26年1月19日(日)発行)






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